リーキーガット症候群

今回のテーマは、リーキーガット症候群(Leaky Gut Syndrome(LGS)): 腸管壁浸漏症候群です。

このリーキーガット症候群とは、あまり聞きなれない名前かと思いますが、平たく言えば腸の粘膜に穴が開いてしまい、本来吸収してはならないサイズの物質が体内(血中)に入り込んでしまう現象です。

現代社会の中で確実に患者数が増えている、各種アレルギー、アトピー、化学物質過敏症、電磁波過敏症、線維筋痛症、自閉症、うつ病、過敏性腸症候群、クローン病等の原因としても、このリーキーガット症候群が関与しているケースがかなりあるそうです。

リーキーガット症候群の原因はいったい何なのか。一般的には以下の要因が挙げられている。

1、 抗生物質
2、 アルコール類、カフェインなどの刺激物
3、 食品・・・精製小麦粉、乳製品、農薬・食品添加物、水道水の塩素
4、 酵素欠乏
5、化学薬品の乱用
6、 精製炭水化物食品に混入しているカビ、菌

これらを見ると、今の日本人が避けては通れないものが殆どではないでしょうか。

私もかねてより腸管の状態とアレルギーなどの問題は密接に係わっているのではないかと思い、臨床において小麦や乳製品のチェックをキネシオロジーテストで行っていました。

すると、アレルギーやアトピー、化学物質過敏症、線維筋痛症等の患者さんにかなりの頻度で、悪い反応のあるのが小麦と乳製品でした。またこれらの患者さんの食癖を聴いてみると、パンや麺類と乳製品が好きな人が多くいたのです。

そこで、除去食とまではいかないまでも、小麦粉を使った食品や乳製品の頻度を減らしてもらうように現在指導しております。これによりアレルギーなどの症状が、比較的良い状態で推移している方が何人もいますので、まんざらでもないのかなと思います。

ところで、パンや牛乳と聞いて真っ先に思い浮かぶものはなんでしょう。

私は学校給食です。特に私の世代は米飯給食など殆どなかったものですから、稀にご飯が出た時にはみんなで大喜びしていました。

確かに戦後の食糧難の頃の学校給食に対する評価は、功罪相半ばするという状態であったと思います。

しかし、今の日本人の米離れの原因を作ったのも、学校給食ではないでしょうか。かつて、慶應義塾大学医学部生理学教授の林髞(はやしたかし)氏は、「米を食べるとバカになる」と言って、パン食推奨のキャンペーンを張ってました。この方は、慶應義塾大学の教授にまでなった方ですから、きっと頭が良いのだと思います。その理由は子供の頃から米を食べずにパンを食べていたからなのでしょうか。

逆にリーキーガット症候群の症状からすると、パンを食べると腸が悪くなりバカになると言えます。現在の日本に流通している小麦粉には様々な問題があると言われています。品種や栽培方法、収穫後農薬(ポストハーベスト農薬)、遺伝子組み換え等本来の小麦とは全く違うものになってしまいました。

また、国内産の小麦にも問題が起きています。私の知人に埼玉県在住の方がおります。この方から先日聞いたお話ですが、埼玉県は昔から小麦の産地で、その小麦を粉にして、うどんをつくる食文化が今でも残っているそうです。

しかし、国の政策で平成26年産から小麦の主力品種を「農林61号」から「さとのそら」に転換してしまいました。「さとのそら」は「農林61号」と比べて収量が多い、草丈が低いため倒れにくい、縞萎縮病に強いなどの特徴を持つ<めん用>品種とのことですが、これでうどんをつくろうとすると、うまくできないそうです。

かといって、「農林61号」を作付けしても国からは一銭も補助金がもらえず、農協にも買い取ってもらえないそうです。地元の人は本当は「農林61号」の小麦粉で作ったうどんを食べたいのに、それが今ではできないそうなのです。これでは品種改良なのか、品種改悪なのか意見の分かれるところではないでしょうか。

この様に品種を変化させていく中で、米国産のものは遺伝子組み換え小麦のものも存在していると聞きます。こういったものは、人間の身体が初めて体験する食べ物なので、うまく消化吸収されないのではないでしょうか。その結果としてリーキーガット症候群も発生しているような気がしてなりません。

リーキーガット症候群を治すには、輸入小麦を使ったパンや乳製品を使った欧米食を改め、米を中心とした日本の伝統食に立ち返るのが先決ではないかと感じております。人類が今まで経験したことのない食べ物が、次から次へとつくられる今の世の中で、本当に自分の体にいい食べ物はいったい何かと考えると、その国の風土に根差した伝統食への回帰が必要なのではないでしょうか。

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