体の名前の慣用句と整体師の考え

体の名前が付く慣用句は沢山あります。それらの意味と、整体師からの独断と偏見でまとめてみました。

頭が上がらない
(あたまがあがらない)
意味:相手に引け目を感じて対等な関係に立てない。

整体的解釈:相手より自分の方が劣ると思うと、自分の気が沈みます。気が落ち込むと背中が丸くなり、頭が下がった姿勢になって頭が上がらなくなります。

頭が固い
(あたまがかたい)
意味:状況の変化に合わせて考え方を変えることができない。態度や考えが一辺倒であり改まる気配りのないさま。

整体的解釈:頭蓋骨は15種23個の骨で出来ています。それぞれに動きがありますが、これらの動きが悪くなると、脳の働きも悪くなるので、思考が硬直化しやすくなる。頭(頭蓋骨)が硬くなると、脳の働きも硬くなります。

頭が痛い
(あたまがいたい)
意味:心配事に悩む様子。

整体的解釈:心配や不安、悩み事があると交感神経が過剰に働き、頸部から頭部の筋緊張が増します。これによって、緊張性の頭痛が発生します。偏頭痛なども首や肩のこりが背景にあることが多いのです。

頭を冷やす
(あたまをひやす)
意味:落ち着きを取りもどす。興奮した気持ちをおさえる。気持ちを冷静にする。

整体的解釈:興奮すると気が頭にのぼります。気の流れは血液循環とイコールなので、同時に血も頭にのぼります。頭を冷やすと、血管が収縮し過剰なうっ血も収まるためこれらが落ち着き、心も落ち着きます。

合わせる顔がない
(あわせるかおがない)
意味:申しわけなくて、その人と顔を合わせるのがつらい。

整体的解釈:顔には30種類以上の表情筋があります。表情筋は感情の働きを表しますが、これらは皮膚に付着しているため皮膚の張り、艶、たるみなどにすぐ現れます。よって、申し訳ない状況の表情は人に見せられない人相になります。

大きな顔をする
(おおきなかおをする)
意味:えらそうな態度をする。

整体的解釈:自分に自信がある時、顔の筋肉の緊張がほぐれ、実際に顔が大きく見えます。逆に苦悶の表情や、萎縮した表情は顔が中心に集まり小さく見えます。ムンクの「叫び」のような表情もそうです。

顔色をうかがう
(かおいろをうかがう)
意味:相手の表情から機嫌(きげん)を読み取ろうとする。

整体的解釈:顔色は感情によって赤くなったり、青くなったりします。自律神経が関与し血管の拡張と弛緩をコントロールしているのと、血圧の上下も顔色に出ます。中国の皇帝も【冕冠】べんかんというものをかぶり、素顔から心の中を読み取られない様にしていました。日本でも殿様(大名)の顔や姿が直接見えない様に、御簾(みす)というものがありました。

札幌整体治療院 谷井治療室 冕冠画像

【冕冠をかぶる蜀の劉備】

顔が利く
(かおがきく)
意味:信用や力があり、無理を通すことができる。

整体的解釈:権力や権限のある人は顔にその力が現れています。物事に動じない顔には自分の要求を押し通す迫力がある。一般人はこう言う人に弱い。

顔がつぶれる
(かおがつぶれる)
意味:名誉(めいよ)が傷つけられ、はじをかかされる。

整体的解釈:失敗したり、信用を失墜した時の顔は、つぶれた表情になる。これも交感神経と表情筋のなせる業である。不祥事で頭を下げているお偉方の表情を見ればわかる。

顔が広い
(かおがひろい)
意味:知り合いが多いこと。

整体的解釈:友人知人が多いと、心に余裕が生まれ表情筋が緩み、顔の面積が大きく見える。

血眼になる
(ちまなこになる)
意味:他のすべてを忘れて一つの事に熱中すること。

整体的解釈:一つの事に集中するとは、その事に凝り固まるということです。そうすると体にもコリが強くなり、血液循環が悪くなる。その結果、うっ血した目の血管が血走る状態になる。

目がくらむ
(めがくらむ)
意味:心をうばわれて正しい判断ができなくなる。

整体的解釈:心が奪われる状態とはすなわち、心臓の脈拍も変化し血圧も変わる。すると脳の一時的な虚血状態が起き、その結果、軽いめまいが起きる。

鼻息があらい
(はないきがあらい)
意味:やる気まんまんで強気である。

整体的解釈:やる気満々の時は、エネルギーを大量に消費し、酸素負債が発生する。これを補うために鼻息を荒くして呼吸を増やしている。それと、興奮して熱くなった頭を、鼻息を荒くして冷やす作用もある。鼻の奥の副鼻腔は脳の冷却機関でもある。

鼻が高い
(はながたかい)
意味:得意がる。じまんに思う。

整体的解釈:自分に自信が無い時は、頸椎が屈曲して頭を下げる。これは生物学的に防衛本能上大切なことで、危険から脳を守るためにも、頭を下げるという反応が起きる。逆に、自身がある時や得意になっている時は、頸椎が伸展し頭を高くする。すると鼻も高い位置になります。ただこの態勢は顎が上がった無防備な体制でもあるため、油断していると鼻をへし折られることもありますのでご注意を!

聞き耳を立てる
(ききみみをたてる)
意味:注意してよく聞こうとする。耳を澄ます。

整体的解釈:前耳介筋(ぜんじかいきん)・上耳介筋(じょうじかいきん)・後耳介筋(こうじかいきん)という筋肉をご存知でしょうか?これらの筋肉が耳を動かす筋肉になります。もともと外敵から身を守るために発達した機能で、馬や牛などの動物は良く働きますが、人はほとんど機能しません。でも聞き耳を立てる時にはちょっとは働いているのかもしれません。

札幌整体治療院 谷井治療室 耳介筋

【耳介筋】

今回はこの辺で、この続きはまた次の機会に発表します。

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