薬を使わない膣カンジダの治し方

カンジダとは、カンジダ菌という真菌のことで、健康な人の皮膚や粘膜にも常在している菌です。

このカンジダ真菌が引き起こす疾患に膣カンジダ症があります。何らかの原因によって、膣内のカンジダ菌が異常に増殖してしまった場合に、膣カンジダを発症します。

寝不足、過労、冷え、風邪、高温多湿(運動での発汗も含む)、ストレス、ホルモンバランス(生理前)、糖尿病、ステロイドの使用など免疫力の低下を来たす要因は沢山ありますが、中でも最も免疫力を落とす原因が、「抗生物質」の服用なのです! 抗生物質を服用すると、常在菌のバランスに変化が起こり、健康な時には、他の常在菌によってその活動が抑制されていたカンジダ真菌が、急激に大量増殖し膣カンジダが発症してしまうのです。

膣内は乳酸菌によって酸性に保たれているため本来であればカンジダ菌は繁殖しずらい環境になっています。

膣カンジダは、女性のデリケートゾーンの疾患では比較的多い疾患で、約2割の女性がこの疾患に罹ったことがあるといわれています。

膣カンジダの症状は、外陰部のかゆみと多量のおりものです。かゆみは非常に強く、カンジダ真菌の活動が活発な時は、炎症も起きかゆみと同時に痛みを感じることもあります。

おりものについては、カッテージチーズ、ヨーグルトの様に白濁しています。また、外陰部の浮腫や発赤もともなうことがあり、これによる性交痛を訴える場合もあります。

膣カンジダは、もともと常在菌であるカンジダ真菌によって発症するものであるため、再発しやすい疾患です。約4割の方が再発の経験があるとの報告もあります。

女性にとって、膣カンジダと関係の深い疾患に膀胱炎があります。女性は男性に比べて構造上、膀胱炎になりやすいといわれています。そして、膀胱炎で病院に行けば必ずと言って良いほど抗生物質が処方されます。

この抗生物質は、確かに悪い菌も駆逐してくれますが、逆に良い菌もやっつけてしまうのです。もともと常在菌には善玉と悪玉とその中間のタイプがいて、これらの細菌叢が絶妙なバランスでいることで健康が保たれています。

しかし、抗生物質の服用で無差別、無選別にすべての常在菌がダメージを受けると、膣内のpHが変化してしまい、カンジダ菌の繁殖しやすい環境になってしまうのです。これが抗生物質服用による膣カンジダの発症機序になります。

膣カンジダの治療には腸が決め手

それでは、ひとたび発症してしまった膣カンジダを、どのようにして治したらよいのでしょうか?

病院や市販薬などのお世話になる方法が一般的ですが、自分の免疫力を上げて自力で治す方法があるのです!

免疫力の向上には、腸がカギを握っています。人間の免疫力には腸がその70%関わっているといわれています。では、腸の何が免疫と関わるのでしょうか?

それは腸内細菌なのです。腸内には腸内細菌という微生物が住み着いていて、腸内細菌は小腸から大腸にかけて存在し、酸性、アルカリ性など、それぞれの環境に適した約100種類の細菌が、約100兆個も住んでいるといわれています。

人間の細胞の数が約60兆個といわれていますから、その数より、はるかに多い細菌が私たちの腸内で暮らしていることになります。この常在菌たちのお蔭で私たちは日々健康に過ごすことができているのです。

腸内細菌には、乳酸菌やビフィズス菌などの善玉菌と、ウェルシュ菌や大腸菌などの悪玉菌があります。

膣カンジダを治すには、抗生物質によって一度失われてしまった、腸内細菌叢(腸内フローラ)の状態を速やかに改善しなくてはいけません。そのために、私たちの身体は善玉菌の手助けを必要としています。

乳酸菌やビフィズス菌、酪酸菌など様々な善玉菌がありますが、どんなものをとればいいのでしょうか?

アシドフィルス菌

私が一押しでおすすめするのが、アシドフィルス菌です!この菌を大量に摂取すると、腸内細菌叢の修復を促し、免疫力が向上します。その結果として、膣カンジダも治ってしまうのです。

そのためのおすすめのサプリメントを下に掲載します!

  • メーカー名 NOW社
  • 内容量 120カプセル
  • 成分内容(1カプセル中) ラクトバシルスアシドフィルス4.0bil ビフィズス菌3.2bil ビフィズス菌.8bil 最小微生物8.0bil

NOW社のこのサプリメントには、腸内細菌叢の立て直しに必要なアシドフィルス菌に加え、ビフィズス菌も入っているため効果抜群で、私は食事とともに一回1カプセルを、一日3回服用して数日で膣カンジダが完治しました。

このサプリは、腸内細菌のバランスを整えますので、便秘や下痢などの腸の症状にも効果的です。カンジダ膣炎でお困りの方は、一度試してみる価値はありますよ!

                                     (文責 谷井ゆか)

 

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身体記憶

  • このグラフは、有名なエビングハウスの忘却曲線です。人が一旦記憶したものは、時間と共に忘れていってしまうのですが、赤い線がその記憶と時間を表しています。

この忘却曲線では、何かを覚えた場合、初めのうちが一番忘れる量が多く、たった20分で42%もの内容を忘れてしまうのです。そして、1時間で58%と半分以上のことを忘れてしまいます。

その後、24時間経つと、なんと74%もの内容を忘れてしまうというのです。

その後は、記憶力減衰のカーブは緩やかになり、1週間後と1ヶ月後とはあまり差がありません。

20分後 42%忘却し、58%を覚えていた。

1時間後 56%忘却し、44%を覚えていた。

1日後 74%忘却し、26%覚えていた。

1週間後 77%忘却し、23%を覚えていた。

1ヶ月後 79%忘却し、21%を覚えていた。

この曲線からわかることは、人間は忘れる生き物だということです。この実験でわかったことは、一度覚えたことは、たとえ忘れたとしても、もう一度勉強しなおすと以前よりも早く覚えられるという特徴があるのです。

この事からも、物事を記憶させるには反復の復習が大切になってくることが分かります。

筋肉の記憶マッスルメモリー

実はこの事は、筋肉にも言えることで、例えば筋トレで筋肉を鍛えたとします。そして逞しい身体を手に入れたとしましょう。しかし、その後に何もしないでいたらどうなると思いますか? 当然の結果として、筋肉は衰え元の状態に戻ってしまいます。

上の写真は、かつてプロのボディービルダーであった米国のポール・ディレット氏です。彼はプロボディービルコンテストの最高峰であるミスターオリンピアに出場したこともあるトップビルダーでした。私はこのボディービルダーを直接目の前で見たことがありますが、すさまじいデカさに、ブッたまげたことがあります。

私が東京にいた頃、同じ治療院の兄弟子がボディービルをやっていて、ミスター神奈川&ミスター関東という大会に出場することとなり、その応援に行った時のことです。

ゲストポーザーとして訪れたのが、アメリカから来日したポール・ディレット氏でした。プリンスの曲に乗ってステージ上に現れたその姿は今でも忘れられない程のインパクトがありました。下の写真が全盛時のものです。フロントポーズだけなら、ミスターオリンピア大会チャンピオンの写真右のドリアン・イエーツに勝るとも劣らないものがあります。はっきり言って同じ人間とは思えないデカさがありました。

たまたまポールの引退後の写真を見つけたので、ビフォーアフター写真としてブログ上部に張り付けましたが、引退後の身体は全盛時と比べてかなり変わってしまいました。

その最大の理由は、ステロイドなどを使っていた現役時代から、引退後は脱ステロイドとなったからだと推測しますが、トレーニングの質の低下もあるのです。

脳も筋肉も使わなければ衰えるのです。

しかし、先程の記憶のところでもお話したように、一度覚えたものは再度訓練すると以前よりも早く回復するのです。このことを、かつてのミスターオリンピアチャンピオンのフランク・ゼーン氏がマッスルメモリーとして語っていました。

彼は、ある時期2年間も満足にトレーニングができない状況になりました。そして筋肉も筋力も落ちてしまったそうです。ところが再びトレーニングを再開したところ、驚くほど速く筋量と筋力が回復したというのです。

彼曰く、筋肉には以前の記憶が残っていて、たとえブランクがあっても適切なトレーニングを再開すれば、速やかな回復がなされるというのです。

脳の記憶も同じで、全く初めてのことを覚えるのに要した時間よりも、一度覚えたが忘れてしまったものを、もう一度学習した時の方が短い時間で覚えられるというのです。

整体治療という教育法

整体治療の効果にも似たものがあります。私は整体治療の目的とは、脳や身体への教育と考えています。教育である以上、脳や身体に健康で良い状態という情報を覚えてもらわなくてはいけません。

そのためには、やはり繰り返しの施術が必要になってきます。肩こりや腰痛の患者様には、その人なりの体の癖という記憶が残っているのです。

よく、「病気治しは癖治し」といいますが、肩こりや腰痛に至った癖を、良い情報で上書きする必要があります。その作業を整体治療を通して行うのです。

治療と治療の適切な間隔は、人それぞれで、1週間に2回の施術を必要とする患者様もいれば、1ヶ月に1回の施術でよい方もいます。

現時点での私の治療では、治療のサイクルとして、症状の改善を目的とする場合は、週に1~2回の整体治療を必要とします。この中で体の癖を正しい状態に再教育していくのです。

そして、症状が改善し治療のサイクルから予防のサイクルへとステージが上がった患者様は、1ヶ月に1回の施術をおすすめしています。何故かというと、1ヶ月に1回の施術を行っていれば、ほぼ良い状態を維持できるからです。

しかし、この間隔が伸びて、3ヶ月になると、何割かの患者様は大きくバランスを崩してしまいます。そして、6ヶ月以上経過するとほぼ100%の患者様が、バランスを崩してしまい、基本的な調整を再度取り直さなくてはなりません。

脳も筋肉もその他の身体細胞も、良い状態を記憶させるためには、繰り返しの教育が必要なのです。整体治療が健康維持のための教育として、皆様のお役に立てれば幸いです。

 

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健康と機会損失

皆様、「機会費用」や「機会損失」という言葉をご存知でしょうか? 経済学で使われる言葉ですが、健康とお金や時間を考える上で非常に大切な考えになりますので、今回はこの事をテーマにしてみたいと思います。

「機会費用」とは、人間がある行動を選ぶことによって「失われてしまう」他の選択可能な行動のうち、「最大の利益」を示す概念です。

すなわち、人が数ある選択肢のうち、何か一つを自分の意思で選択し、行動に移したとします。この時に選択しなかった他の選択肢は当然、実現されないのが分かります。

もし、この選択しなかった行動を行っていたら、仮に得られていたであろう利益を損失してしまっていることになります。

人間には、体は一つで、1日は24時間という制約があります。体も時間も有限ですので、その中で、全ての選択肢を実際の行動に移すことは不可能です。

人生は選択の連続ですので、自分の意志で何を選択するのかがその後の人生を大きく左右します。

例えば、働くための健康な肉体を持っていて、社会的にも多くの求人に恵まれていたとしても、当の本人に働く意思が全くなければ、本来であれば得ていたであろう収入面での「機会費用」を失っているということになり「機会損失」になります。

肥満と損失

健康面でも、どの様な生活習慣を選択するかで、健康な人生を送れるのか、病気で悩み苦しむのか結果が大きく異なることがあります。

例えば、アメリカの国立健康統計センターによれば、アメリカ人の3分の2が基準の体重を超えているか、肥満であるという結果が出ています。

さらにはアメリカ人の4人に3人は2020年までに体重過多か、肥満になるという予測すらあります。それでもアメリカは世界の肥満率から言えば24位なので、上には上がいるのですが…

ちなみに日本の肥満率は、4.5%で、世界で166位になります。これは世界平均の18.9%を大きく下回っていますが、肥満は人種的な問題もあるのでこの数字だけでは疾病と関連付けるのは難しいと思います。

話しをアメリカの肥満に戻すと、一生のうちで、肥満男性は年間にして約4800ドル、女性は2600ドルも余計にお金がかかるそうです。

日本円にすると、男性で約「55万円」、女性で約「30万円」もの年間費用がかかっているということになります。日本とアメリカの健康保険制度や医療費の制度が違いますので、比較が難しいのですが、肥満は明らかに損失になります。

肥満によって健康を損なった結果、短くなる「命」の費用はどの位でしょうか? これもアメリカで調査されております。先程の数字に加算すると、男性で年間約8400ドル、女性では約6500ドルにもなるそうです。

日本円にすると男性は年間92~93万円、女性では71~72万円にもなります。肥満はこれほどまでに「機会損失」を出してしまっているのです。

整体治療と機会損失

肥満だけでなく、腰椎椎間板ヘルニアや、脊柱管狭窄症、ぎっくり腰など整形外科的な領域でも同じで、様々な「機会損失」が発生します。

仮に腰椎椎間板ヘルニアで、手術をするとなると、最低でも1週間の入院は余儀なくされますし、完全復帰までは、リハビリをしても3か月くらいはかかります。

もっと軽い、ぎっくり腰でも完治までに、1週間位はかかるのが普通で、特に発症3日くらいは、強い痛みで動けないこともあります。

その他に頭痛、肩こり、めまいなどでも、作業に対する集中力は確実に低下しますので、そうでない場合と比べると、様々な機会損失が発生するのです。

当院にも、これらの症状を訴えご来院する方がたくさんいますが、目先の症状を何とかしてほしいというのが先決で、機会損失のことは頭にない方がほとんどです。

そのため、「喉元過ぎれば熱さ忘れる」の例え通り、いったん楽になってしまうと、治療を受けに来なくなり、しばらくぶりに連絡がきたと思うと、また再発ということが多いのです。

人間はよっぽどのことがないかぎり、自らを変革させようと行動に移すことをしません。そのために、食生活をはじめとした生活習慣は変えずに日々暮らしています。

以前に悪くなった状況から、良くなりたければ、以前の悪癖・悪習慣は断ち切らなければならないのですが、それができないためにまた再発を繰り返すのです。

これでは悪癖・悪習慣による「機会損失」は増すばかりです。腰痛や肩こりも決してバカに出来ない症状で、整体治療で定期的にバランスを取っておくことで、かなりの「機会損失」を未然に防ぐことができるのです。

「時間」は「命」と同じです。よく「時は金なり」と言いますが、厳密には時とお金は全く別物と言ってもいいのです。お金は失っても働けばまた入ってきます。しかし、時間だけは一度失ったものは二度と取り戻せないのです。そして、命の時間は有限です。

腰痛や肩こりなどで貴重な時間を失う前に、定期的に、そして予防的に整体治療を受けることをお勧めいたします。

 

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治療効果

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上のグラフは、整体治療の効果と施術回数の関係を表した治癒曲線です。腰痛でも肩こりでも、だいたい同じような推移で治療効果が現れることが多いのです。

特に慢性の腰痛や肩こりなどは、治療効果が表れるのに時間がかかることがあります。腰痛でも肩こりでも、長い間悪い状態が固定化しているものは、やはり治るのにも同様に時間がかかるものです。

逆に急性の腰痛である、ぎっくり腰や、急性の首の寝違えなどは、比較的早く治ります。急性症状の場合は、患部の組織が変形や瘢痕化や癒着していることが少なく、元に戻りやすいのです。

ただここで注意しなくてはいけないのは、急性と思っても、実はその奥に慢性的な悪さが潜んでいたというときです。この様なケースでは、症状の改善までにある程度の時間がかかるケースがあります。

あとは、整体治療と言えども、正直言って万能ではありませんので、どうしても改善しないものも多いのです。不可逆的変化と言いまして、元に戻れないような組織的変化を起こしているものは、整体治療でいくらバランスを取っても、症状の改善には至らないものもあります。

では、どのような症状が整体治療で良くなり、どの様な症状が良くならないのでしょうか?

結論から申し上げますと、こればかりはやってみなければ分からないのです。整体治療でバランスを取り、その後の変化を体に委ね、次回の施術時に、またその時の状況に合わせてバランスを取る、という具合で、治療を繰り返しながら、その変化を見てゆかなくてはならないのです。

私の治療体系の中で、10回治療して何の変化も改善もなされなかったなら、私の施術の適応外と考えています。実際には10回も施術をしなくてもわかりますが、最長で引っ張って10回と言ったところになります。

余談になりますが、宮本武蔵は、『五輪書』において、13歳で初めて新当流の有馬喜兵衛と決闘し勝利し、16歳で但馬国の秋山という強力の兵法者に勝利し、以来29歳までに60余回の勝負を行い、すべてに勝利したと記述されています。

真剣勝負で、60戦無敗とは恐れ入ります。

一説によると宮本武蔵は、勝てる相手と勝負していたと言われます。これは卑怯だとかという話ではなく、相手の力量を見抜く眼力がずば抜けていたということだと思います。

相手の力量、武器の種類、戦場の地形などを総合的に判断して、勝敗を判断していたのでしょう。戦国時代に、剣の道で生き残るためには、ただ腕っぷしが強いだけでは無理です。

ある計算によると、真剣勝負で60戦全勝する確率は、0.25%になるそうです。宮本武蔵は本当に驚異的な確率で生き抜いてきたのです。

孫氏の兵法でも、彼(か)を知り己(おのれ)を知れば、百戦して殆(あや)うからず。とあります。自分と相手の力量を知ることがどれほど大切かがわかります。

少々話が脱線してしまいましたが、整体治療の場合でも、治る人と治らない人を見分ける能力が必要です。ただ、実際の臨床の場では、明らかに自分の治療の適応外のものを除いて、それ以外の患者様に対しては、治療してみないと分からないのです。

自分の力量では、難しいのでは、と思われる患者様でも、意外と簡単に治ってしまうこともあるし、逆にこれなら何とかなるのでは、と思った患者様が、なかなか治らなかったりすることも多々あります。

物事の結果が出るのには、自分の力と、それ以外の別の力が合わさって成果が出るので、自分の力だけではいくら頑張っても、全体の50%までしか達成できません。残りの50%は、自分以外の様々な要因が働かないと達成できないのです。

この様なことから、治療の結果は自分ではコントロールすることはできません。人事を尽くしてて天命を待つといいますが、自分の持てる能力のすべてを出し切り、あとは天にまかせるしかありません。

治療効果を上げるには、睡眠不足、食生活、運動不足など患者様の悪習慣の改善も必要となります。

また、患者様が抱えている精神的なストレスの度合いも、治療効果に大変影響を与えるのです。

治療で効果を出すのはそれくらい難しい事なのです。患者様は、早期の改善を望みますが、実際の治療効果が出るまでには、臨界点を超えるまでは目立った変化は現れません。

これは、コップの水に例えることができます。コップに水を入れていくと、徐々に水かさが上がり、水がコップの縁を超えたとき、はじめてあふれます。

整体治療でも、施術回数を重ねるごとに、見えないところで、その効果が積みあがっていき、それがいっぱいになったところで、大きな変化として成果が出てくるのです。

腰痛でも肩こりでも、その悪さ(器の大きさ)は人それぞれで、何回で良くなるとか、何回で効果が出ますという様な画一的な回答はできません。当然、理想と現実の差ができます。

患者様は治療効果が出るまでの間は忍耐が必要になってきます。我々施術者は、その我慢の時期に、いかに患者様に希望を与えることができるかが問われています。

どんなに名人と言われる治療家でも100%の治療効果を出すことはできません。高名な先生でも、治した患者様の数を上回る程の、治せなかった患者様の屍の上に立っているといってもいいのです。

私も100%の結果を出すことは不可能ですが、そのぶん少しでも患者様の気持ちに、寄り添えたらと思っています。

 

 

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頚椎症性神経根症の整体治療

首の痛みや背中や肩から腕にかけての痛み、しびれを呈する疾患で、まず思いつくのが、頚椎ヘルニアです。そして次に思いつくのが、頚椎症性神経根症(けいついしょうせいしんけいこんしょう)です。

今回お伝えするテーマは、後者の頚椎症性神経根症(ちょっと舌を噛みそうな名前ですね!)についてです。

この疾患に対する当院の患者数の割合は、かなり高いように思います。年齢層としては、中年以降の方が大半です。頚椎症性神経根症は、加齢変化による頚椎症(椎間板の膨隆・骨のとげの形成)が、原因となっていることが多いので、この様な年齢層の方々に多くなるのです。

症状としては、痛みやしびれが、軽度のものから耐え難いほどの強い症状になるものまで様々です。

一般的に首を後ろへそらせると痛みが強くなりますので、上方を見ることや、うがいをすることが不自由になったり、枕を高くしないと寝られなかったりします。女性の方は、美容室でのシャンプー時に仰向けになることが多いため、この姿勢が非常にきつくなります。

頚椎を後ろに反らせると、脊髄から枝分かれした末梢神経の根元である神経根にストレスがかかり、痛みや痺れが強くなるのです。

頚椎症性神経根症を調べる整形外科テストとして、以下のようなテスト法があります。

【スパーリングテスト】 スパーリングテストは頚部の神経根刺激症状を見る検査です。頚椎を患側へ後側屈させ頭部に軸圧を加えると椎間孔が狭窄され、痛みやしびれが症状側の上肢や背部に誘発されたら、このテストの陽性所見とする。

【ジャクソンテスト】 ジャクソンテストは神経根刺激症状をみる検査です。頚椎をやや後屈位にし、頭部を下方に圧迫すると椎間孔が狭窄され、患側の上肢や背部に痛みやしびれが誘発されたらこのテストの陽性所見とする。

これらのテストで、おおよその診断を付けておき、細かい所は触診や、キネシオロジーテストで調べていきます。

当院を受診する前に、整形外科などを受診されている患者様がかなりの頻度でいらっしゃるので、その方々はレントゲンやMRIなどで、すでに画像上の診断がついています。そのため頚椎椎間板ヘルニアの有無などもわかっている場合があります。

よほど変形が強くなければ、ほとんどのケースで施術に対する反応は良好で、比較的予後はよいものです。

頚椎症性神経根症の患者様は、初診時に立位の姿勢をみますと、頚部から背部にかけて大きな歪みを持っている方が多く、ぱっと見ですぐにわかる特徴的な姿勢をしていることが多いのです。

頚椎症性神経根症の様な退化病は、いわゆる体の錆び付きがその背景にあるため、この錆び付きと関連の深い、身体の硬さと大きな歪みが特徴的です。

治療は、基本的に頚椎の調整と骨盤部の調整が効果的です。頚椎はそこだけが勝手に悪くなるのではなく、その首を下支えしている骨盤の状態も大変重要になってくるのです。そのため当院では、首からの原因でも、必ず骨盤の調整も行います。

細胞の老化にともない、日常の無理な姿勢や作業も、頚椎症性神経根症の発症を助長していると思われます。近年の傾向として、パソコン作業の増加と、スマホの普及による無理な姿勢の長時間化が、頚椎症性神経根症や、頚椎ヘルニアの増加を加速させていると推測します。

過度な飲酒や喫煙、食生活の乱れ、睡眠不足などは、身体の酸化を増加させ、その結果として、退化病である頚椎症性神経根症の発症を増加させる下地をつくってしまうと思います。

勤勉な国民性の日本人には、特にこれらの症状が多いのではないでしょうか?インターネットの普及で大変に便利な世の中になりましたが、その反作用として、人はパソコンの前に1日中縛り付けられるようになりました。ある意味これは拷問のようなものです。日本人は勤勉がゆえに、その拷問に耐えてしまうのです。その他の疾患で、後縦靭帯骨化症や黄色靭帯骨化症が日本人に多いのも同じような理由からだと考えられます。

頚椎症性神経根症の患者様にとって、長時間のパソコン作業は大変な負荷になります。情報化社会により、これから益々この様な作業が増えてくるのは間違いないので、この疾患が増加することが予想されます。

皇后陛下美智子さまの頚椎症性神経根症による痛みの報道は、皆様も良くご存知だと思います。頚椎症性神経根症は、誰しも罹る可能性のある疾患です。では、どんな人が発祥のリスクが高いかと言えば、ストレートネックで肩や首のこりが慢性化している方です。

首の骨は7個あり、椎間板も含めてそれらの老化は20歳を過ぎたら始まります。この老化のスピードを速める要素として、連続して30分以上のデスクワーク、スマホ、ゲーム、などの不良姿勢が考えられます。

この様に、生活の変化に人間の首がついていけない状況になっているのです。

当院の施術では、首や肩のこりを解消するだけでなく、頚椎の関節の動きを改善し、神経根へのストレスを取り除きます。

頚椎症性神経根症の治療と予防に、整体治療で身体のバランスを整えることを皆様に強くおすすめいたします。

 

 

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波動ブームと遠隔治療

札幌でカイロプラクティック、オステオパシー、整体治療、MTS療法を自分なりにカスタマイズしてオンリーワン治療を日々進化向上させています。

それと並行して、自分なりに遠隔治療の研究も行ってきました。私がまだ東京に住んでいたころ、波動ブームというものがありました。波動ブームとは、江本勝氏がMRAという波動測定器を開発者のロナルド・ウェインストックから教えられ、その体験から「波動時代への序幕」という本を出版して起きたものです。

その後も、MRAをもとにして、LFT、MAX、BICS、QRS、MIRSなどの国産波動測定器が開発されました。また同時期に、ドイツの測定器として、Dr.フォルのEAVが紹介されたりもしていました。

私も東京晴海の健康博覧会にて、江本勝氏に直接お会いし波動測定のデモを見せていただきました。また、同じ会場に、Dr.フォルも来ていて、EAVのデモを行っていたことを覚えています。

波動ブームは、どちらかというと純粋に波動の研究という面よりも、ビジネス面が先行していたと思います。MRAという機器の初代器はMRAオリジナルと呼ばれるもので、日本には16台しか存在しないという代物でした。当時私がお世話になっていた銀座治療院の院長先生がその1台を所有していたのです。

その治療院には、MRAオリジナルの後継機であるMRAスペシャルも1台ありました。そこに在籍中に、関係各所に取材に行かせていただき、MAXやBICS、LFT、QRSなどの波動測定器を実際に見ることができ、それぞれの関係者にいろいろとお話を聞かせていただくこともできたのは、今思うと大変貴重な経験だったと思います。

ビジネス目的の波動ブームはその後下火となり、火付け役の江本勝氏もお亡くなりになった今、一体あの時のブームは何だったのだろうと思うことが良くあります。確かにいかがわしい人たちが、お金儲けのために、かなりいい加減な方法で波動測定器を販売していたのも事実です。

MRAも私が知っている当時の販売価格は、1250万円でした。今では考えられない価格です。その後価格が急落して、700~800万円台にまで下がりましたが、それでもなお考えられない値段です。

MRAのを分解して内部を調べた人は、その値段とはかけ離れた内部構造の粗末さに驚いたそうです。

このMRAという波動測定器は、ラジオニクスという波動測定器のデジタル版というもので、実際には機械が能動的に何か目に見えない波動を測定してくれるものではなく、オペレーターの感性によるところが大きいものなのです。

それを知らずに、夢の波動機器だと勘違いした人たちが、自分が購入したMRAを使いこなせず、単なる高い玩具を買ってしまったということになったのです。

大枚をはたいて購入した人たちは、騙され感が強くなり、販売元に抗議しましたが、販売側は使えないのは機械のせいではなく、購入者の測定技術が悪からだということで、議論は平行線のままでした。

こんなこともあり、波動測定器や波動ブームは結局インチキだったという結論になってしまったのです。

確かにある面ではインチキだと私も思います。売る側も買う側も、これで一儲けしようとの意図が見え見えでしたので、こんなインチキな人たちが起こしたブームは、インチキという結果に終ることが、当然の帰結だったと思います。

グレシャムの法則である、悪貨は良貨を駆逐するの例えでは、悪貨が流通した際には、良貨は仕舞い込まれてしまいますが、波動ブームも一時は儲け主義の人たちがはびこりました。

流行ものは廃りものといいますが、この様なブームも過ぎ去り、金儲けを目論んでいた人たちも姿を消していきました。

そして純粋に波動や氣の研究をする人たちだけが残ったのです。悪貨が去り、ようやく良貨の時代になったともいえるのです。

私は決して良貨ではありませんが、悪貨でもないかなと思っています。まあ、そんなことよりも、この波動ブームの時に私が興味をもったのが、MRAのルーツであるラジオニクスなのです。

カイロプラクティックのテクニックの一つであるキネシオロジーとラジオニクスの操作法はとても共通項があるのです。もっというと、カイロプラクティックとラジオニクスは、とっても近い間柄なのです。

カイロプラクティックの創始者であるD.D.パーマー(D. D.Palmer 、1845~1913)は、ラジオニクスの開発者であるアルバート・エイブラムス(Dr. Albert Abrams 、1863~1924)と親交が深く、パーマーはエイブラムスのことを『エレクトロニック・カイロプラクティック』と呼んでいたほどなのです。

そして、エイブラムスの弟子であるルース・ベイマー・ドラウン女史(Ruth Beymer Drown 、1892~1963)は、実はカイロプラクターなのです。このドラウン女史の開発したラジオニクスは、“ホモ・ヴィブラ・レイ・インストゥルメント” とよばれるもので、検出部分にゴム製のスティックパッドが付いており、そこを擦ることで、その抵抗感により測定をしていたのです。

何だか専門的な話になってしまって、これ以上ディープな世界に行ってしまうと、わけが分からなくなってしまうので、この辺でやめておきますが、とにかくこのラジオニクスが、私の遠隔治療の研究に大変役に立ったのです。

腰痛も肩こりも単に筋肉のコリと片付けることもできますが、波動の世界から見るとまた別の世界が見えてきます。カイロプラクティックだけでなくオステオパシーの世界でも、様々なエネルギーワークがありますが、波動や氣の概念が無いと理解できないものもあるのです。

人間を肉体だけでなく、氣という存在として捉えないと、キネシオロジーテストも成り立ちませんので、今後もこの方面の研究を続けられたらと思っています。

 

 

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上部頚椎の整体治療

アトラス画像

【アトラス】

カイロプラクティックなどにおいて、頚椎は大変重要な治療箇所です。頸椎は機能的にも頭を支えており、脳から全身へ、全身から脳へと伝達される神経が集まっている要所になります。

また、首は前後左右と様々な方向に動かすことができるかなり自由度の高い部位です。その反面、弱い部分もあり、頚椎ヘルニアや頚椎症性神経根症、むち打ち(頚部捻挫)、頚部脊柱管狭窄症など障害の出やすい部位でもあります。

さて、治療においてメジャーポイントとなる部位は、どの様なところになるかというと、その部位が全身にどの程度の影響力を及ぼしているかということになります。影響力の大きい所は、その部分が変われば、その影響下にあるその他の部分全てにも連鎖的に影響が伝播し、改善が期待できます。

逆にあまり影響力の無い部位では、そこが変わっても他への影響が少ないため、全身状態の改善には至らないことになります。この様なポイントをマイナーポイントと呼びます。

カイロプラクティックの世界では、上部頸椎を施術するテクニックが、私の知っている範囲ですが、いくつか存在します。カイロプラクティックの創始者であるD.D.パーマーの息子、B.J.パーマーによって開発された、HIO(Hole in one、またの名をターグルリコイル)テクニックがその代表です。

このテクニックは、メジャーポイントを頚椎1番ないし2番と定めアジャストするテクニックで、これにより全身を調整しようと考えられたテクニックです。B.J.パーマーは、人間の根源的な生命エネルギー(イネイト・インテリジェンス)の宿る場所は、脳幹部だと考えていました。

その脳幹に一番近い脊椎が、頚椎1番ということで、ここを治療すれば最も効果的にイネイト・インテリジェンスが働くと考えたのです。頚椎は下の画像の様に最上部の1番(C1)から、最下部の7番(C7)までの7つの椎骨によって構成されています。

【ウィキペディアより】

頚椎一番は、上から見ると環状の形をしているため環椎とも呼ばれ、頚椎2番は、歯突起という軸状の部分が特徴的なので、またの名を軸椎と呼びます。火葬場で骨上げの際、喉仏(のどぼとけ)と呼ばれるのは、この頚椎2番です。正面から見ると、仏様が坐禅をしている姿に似ているところからその様な呼び名が付きました。

この頚椎1番と2番の間には正中環軸関節(せいちゅうかんじくかんせつ)という、ほかの頚椎にはない特殊な形状の関節が存在します。この頚椎1番と2番の二つで、首の回旋運動の約50%を担っているのです。

この回旋の可動域の大きさだけを考えても、この上部頚椎の重要性が分かると思います。

頚椎1番のことをアトラスと呼びます。アトラスとはギリシャ神話に出てくる神様のことで、巨躯を以て知られ、両腕と頭で天の蒼穹を支えるとされる神様で、冒頭の図がそれになります。

頭を下から支える頚椎1番をアトラスになぞらえて、その様に呼んでいるのです。因みに頚椎2番は軸椎の名の通り、アクシス【axis】と呼ばれ、アクシスは軸という意味なので、軸椎はそのままの意味になっています。

ここまで、上部頚椎について構造と機能についてお伝えしましたが、頚椎1番は、後頭骨と環椎後頭関節(かんついこうとうかんせつ)と呼ばれる関節で結ばれています。頚椎1番が歪むと、首の上に頭が正しく乗らなくなります。頭部には脳や目、耳、鼻などの感覚器官も存在するため、頭の位置が定まらないと大変な不都合が生じます。

この様な状態になると、身体は防御反応として筋肉を緊張させます。その結果、肩こり、めまい、頭痛、吐き気、耳鳴りなどの症状が出るようになるのです。この時の頚椎1番の歪みは小さすぎてレントゲンやMRI、CTなどでは判別できません。

人間は数十ミクロンの歪みも、感じ取っているのです。例えば歯と歯の間に、何か食べ物が挟まると、大変不快に感じます。この時歯の間に挟まったものの厚みは、数十ミクロンなのです。

頚椎も同じで、たった数十ミクロンの歪みが発生しただけでも、身体はそれを不快だと判断し、筋緊張が起きます。

これを、肩や首がこっているからと、単にマッサージをして筋肉だけを緩めようとしても、根本の頚椎の歪みが残ったままでは、すぐに筋肉は固まってしまいます。やはり、なぜ肩や首がこったのか?という根本的な原因を調べ、その部位を治療する必要があるのです。

そのために、谷井治療室では、キネシオロジーテストと触診を重要視しております。これによりメジャーポイントの特定がかなりの精度でできます。その際メジャーポイントとして特定される個所に、頚椎1番などの上部頚椎が含まれることが多いのです。

頚椎1番には、あまたの治療法が存在しますが、当院では患者様に負担の少ない、安全な、独自の施術法を採用しております。頚椎1番を正確に矯正することは、その影響力から考えると、全身の治療をすることと同じであるとも考えられます。頚椎1番は、それ位大切な部位なのです。

実際の臨床では、その他の部位の調整も絡めていきますが、メジャーポイントとしての頚椎1番がしっかり調整されていると、その他の調整箇所が少なくて済みますし、劇的に症状の改善が起きることも少なくありません。

以前、技は1ミリずれたら効かないと言った人がいました。人間である以上、完璧ということはできませんが、少しでもその精度を高める努力をこれからも続けていきたいと思っています。

 

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治療院業界の徒弟制度

私が治療師の業界に入った当時は、どこかの治療院に弟子入りして、お世話になりながら治療技術やその他の関連する業務を覚えるというのが当たり前でした。いわゆる、徒弟制度というものです。

さすがに今の時代では丁稚奉公というものはありませんでしたが、それに近い体系はありました。

私も、何件かの治療院にお世話になり、徒弟制度の中で学ばせていただきました。この様な制度が当たり前の世代である私は古い世代になったようで、今の時代には徒弟制度はそぐわないという風潮が主流になっているようです。

徒弟制度や丁稚奉公と、昨今話題になっているブラック企業を、同列に扱っているものもありますが、私はそれは違うと思います。

ブラック企業は、従業員をボロボロになるまで働かせるだけで、そこで仕事の能力を磨いて将来は独立することができるという様な希望が全くありません。

しかし、徒弟制度や丁稚奉公というのは、頑張って努力精進すれば、将来は独立することも夢ではないという希望があります。

治療業界の様に、職人技の世界では、その技術の伝承や習得には、徒弟制度という形態が合っていると思います。治療の業界以外でも、落語や歌舞伎の世界でもそうですし、大工や左官などの職人も徒弟制度の中で、技術を習得していきます。

ただし、ここで重要なことは、良い師匠に出会えるかということです。ここで言う良き師とは、生き方を教えてくれる師のことです。よく言う例えに、「10年悪い師に仕えるよりも、10年かけて良い師を探しなさい」というものです。

確かに、職人として将来生きていくためには、全人格的成長が必要になるため、良き師に出会えるか否かは、大変重要なこととなります。

こればかりは、運というか、ご縁というか、自分ではどうしようもない要素もあるかもしれませんが、それでも志をもって歩み続ければ、きっとそのような良き師に出会うことができると信じています。

教育者の森 信三先生は、以下のような言葉を残しています。

人間は一生のうち 逢うべき人には必ず逢える。 しかも一瞬早過ぎず、 一瞬遅すぎない時に。

森先生の言葉を借りれば、会うべき師には必ず会えるということになります。そのためにも自分を高め、良き師を求めることが肝要かと思います。

徒弟制度には、複雑な技術の習得や、師と仰ぐ人物からその生きざまを直接学ぶことができるという良さもありますが、師弟関係は上下関係なので、主従の関係であり、封建的な側面も持っていますので、当然として負の部分も現れやすいと思います。

石の上にも三年といいますが、大体どこの治療院でも慣例として、3年が最低の修行期間となっています。3年の根拠には、それなりの技術を習得するには、最低でも3年位はかかるということですが、これは雇い主側の理論でもあります。

雇い主は、一度雇った弟子が早く辞めてしまったのでは、いろいろと困るので、技を教えるのにも小出しにしていく傾向があるのです。もっと酷いケースでは、全く教えもしないで、「技は見て盗め」と言わんばかりの先生もいます。

私の先輩の柔道整復師から聞いた話ですが、昔の接骨院では、脱臼の患者が来たら、院長がその技術を盗まれたくないため、弟子にタバコを買いに行かせたそうです。その反面、住み込みで働いているため、直接的には治療と関係がない炊事、洗濯、掃除や、院長の車の洗車までさせられたりと何でもしなくてはいけなかったそうです。

殴る蹴るは当たり前の先生もいますし、勤務時間に対しても労働基準法なんて概念は全く存在しないのが当たり前でした。

今の世の中の尺度で考えれば、不条理極まりないものですが、昔は当たり前のことでした。長時間労働や暴力的指導を擁護するつもりはありませんし、あってはならないことだと思いますが、この厳しさは、後の開業に向けて自分を育てる為の大きな力にもなるのです。

徒弟制度の功罪を考える時に、確かに負の側面もありますが、良いこともありますし、このシステム自体はうまく機能すれば、大変良いものだと思います。ある程度の年数をかけて、あえて厳しい環境に自分を置くことはとても大切です。

味噌づくりをしたことのある方ならわかると思いますが、一年寝かせた味噌と、三年間寝かせた味噌とでは、その味わいや風味がまるで違うのです。

人間も同じで、治療の修行も短期養成コースなどですぐに開業してしまう先生と、何年も下積みを重ねてきた先生とでは、治療技術もさることながら、その醸し出す人間力が全く違うのです。

先程、一見治療とは関係のない雑事をさせられるということも書きましたが、これとて自分が独立開業をしたら、全部自分でやらなくてはいけない事ばかりなのです。

そういった意味では、OJT(On-the-Job Training、オン・ザ・ジョブ・トレーニング)の観点からも、徒弟制度は優れた制度だと思います。

独立開業している先生方ならこの意味がたぶんわかると思います。確かに徒弟制度における修業時代の辛さや苦しさは大変なものです。

しかし、独立開業したらもっと辛い事が待っているのです。独立開業ということは、治療家として施術だけをしていればよいのではなく、経営者としての学びや実践も必要になってきます。

弟子時代の様に叱り飛ばしてくれる人もいないので、よほど自分に厳しくないと、ついつい怠惰な方に流されてしまいます。その結果の責任は全て自分が取らなくてはなりません。

独立開業してからの苦しさを考えたら、修行時代の苦しさなど、まだまだ甘いものです。それを痛いほど分かっている師匠が、弟子を厳しく育てるのには、その様な意味があるのです。

これをブラックだとか、封建的だとか非難する人もいますが、自分が経営者として矢面に立っていない人には、この心境は分からないことだと思います。それ位、経営者とそうでない人とは立場が違うのです。

パナソニックの創業者である松下幸之助は少年時代、大阪の船場などで丁稚奉公をして、火鉢店や自転車店で仕事を手伝っていた時期があります。

本田技研工業の創業者である本田宗一郎は少年時代、東京の自動車修理工場に丁稚奉公として働き、修理技術を磨いていました。

何でも簡単に便利に手に入る時代になりましたが、この徒弟制度がもっと見直されても良いのではないかと思っています。

 

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プロレスラーの頸椎損傷に思うこと

先日、インターネットニュースを見ていたら、プロレスラーの高山善廣さんが、頸髄損傷で首から下が全く動かない状態であるとのことで、私も大変ショックを受けました。子供の頃からプロレスや格闘技は好きで、よく観ていたこともあり、高山さんは好きなレスラーでした。

以前にもプロレスラーの三沢光晴さんがバックドロップという技を受けた後、頚髄離断という事故に見舞われ、お亡くなりになりました。本当に残念なことです。レスリングや柔道、相撲などの格闘技や、ラグビーやアメフトなどのコンタクトスポーツも頸椎を痛めやすいスポーツです。

私も、書生時代にアマレスの選手で頸椎損傷を起こし、腕にしびれと痛みが出て、尚且つ筋力低下もともなっていた方を見たことがあります。そこの治療院は、男性患者は上半身裸にならなくてはいけなかったので、そのアマレス選手も裸になってもらったのですが、筋骨隆々としたヘラクレスの様な体にびっくりしたものです。

しかし、こんなにも頑強な体をした選手でも、その首は様々なストレスにさらされ、破壊されていたのです。頸部の筋肉はブリッジなどで鍛えることができますが、その他の部位である頚椎椎間板や椎間関節、靭帯などは基本的に鍛えることはできません。逆に激しいトレーニングや、スパーリングなどで、靭帯や椎間板、関節包などの軟部組織は、消耗し微細な損傷を繰り返していきます。

その結果、頚椎の退化病が進行し、変形性頚椎症などの退行変性疾患にかかってしまうのです。こうなってしまうと、骨棘などの頚椎の変形も進み、脊髄神経や末梢神経を痛めやすくなってしまいます。

私が以前カイロプラクティックを学ばせていただきました、シオカワ・スクール・オブ・カイロプラクティックの塩川満章先生におうかがいしたお話で、今でも印象的に覚えているものがあります。それは、角界のプリンスと言われた、先代の大関貴ノ花のことです。

塩川先生の治療室に貴乃花が訪れたときには、首を痛めていて、手に力が入らず、指の間に挟んだ紙を引き抜くと、力なく簡単に抜けてしまったそうです。相撲に怪我はつきものですが、やはり相当に疲労や損傷が蓄積していたのでしょう。

レスラーや力士など激しく体を鍛えている人でも、他の部位と比べ、首だけは脆弱なのです。

ギリシャ神話に登場するアキレスの話は有名です。無双の強さを誇ったアキレスですが、唯一の弱点である踵(アキレス腱)を射られ死んでしまいます。この神話にちなんで、アキレス腱を弱点としたり、弱い部分を形容する際にアキレス腱が例え話に出ることがあります。

確かにアキレス腱は、断裂しやすい部位だと思います。ただ、アキレス腱が切れたとしても、命に別状があるわけではありませんし、手術をして繋ぐことも可能です。

しかし首の場合はその複雑さからそう簡単にはいきませんし、生命にかかわる部分でもあります。首は頭を支えていますし、最大の中枢である脳からの神経が細い首の中に集約されているのです。頸髄の太さは小指の太さくらいで、直径は約1cm前後です。これだけ細い部分に、脳から全身へ、全身から脳へと様々な情報が集まっているため、一度問題が生じると重篤な症状に陥ることもあるのです。

身体には手首、足首などと、の付く部位がありますが、これらも痛めやすい部位です。やはり細くなっている部分は力学的に弱いのです。

頸椎はそれ程弱い部分で、どなたもでも痛める可能性があるのです。有名な方でも首を痛めた方は沢山います。

皇后美智子様の頸椎症性神経根症。THE BOOMのボーカル宮沢和史さんも、頸椎症性神経根症。盗塁王5度の阪神の赤星憲広外野手は、中心性頸髄損傷。韓流スターのヨン様こと、ペ・ヨンジュンさんも、頸椎椎間板ヘルニアになっています。ロックバンド・X JAPANのYOSHIKIさんは、頸椎椎間孔狭窄症と頸椎椎間板ヘルニアの手術をしました。

冒頭に示した、プロレスラーや力士以外でも、様々な形で首に無理がかかり、変形性頸椎症と呼ばれる退化病や、椎間板ヘルニアなどを発症し、その結果としての神経障害に苦しんでいます。

以前のブログ「頚椎椎間板ヘルニアと肩こり」でもご紹介しましたが、スマホの長時間の使用は、首に大変ストレスをかけますので、本当に注意しなくてはなりません。

日常のちょっとした負担の積み重ねにより、徐々に頸椎に変形や損傷が起こり、かなり悪くなってから初めて症状として表面化するのです。

この様な状況になる前に頸椎や骨盤などのバランスを整えることは、大変有効な予防法になると思います。機械でも動きの悪い所は錆び付き、アライメントの悪い所は摩耗が激しくなりします。

これは肉体も同じです。整体治療を通して頸椎の機能を正常に保ち続けることと、日常生活の中で、首に無理をかけないことが肝要だと思います。

 

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頚椎椎間板ヘルニアと肩こり

肩こり、首こりや、首・肩の痛みを訴える患者数は、日本中でどの位いるのでしょうか。平成25年の国民生活基礎調査によると、以下のような数字になっています。

男性

  • 1位:腰痛(人口1000人あたり92.2人)
  • 2位:肩こり(人口1000人あたり60.2人)
  • 3位:鼻水・鼻づまり(人口1000人あたり50.9人)
  • 4位:「せき」や 「たん」(人口1000人あたり50.4人)
  • 5位:手足の関節の痛み(人口1000人あたり41.8人)

女性

  • 1位:肩こり(人口1000人あたり125人)
  • 2位:腰痛(人口1000人あたり118.2人)
  • 3位:手足の関節の痛み(人口1000人あたり70.3人)
  • 4位:鼻水・鼻づまり(人口1000人あたり59.1人)
  • 5位:体のだるさ(人口1000人あたり54.4人)

男性よりも女性に肩こりが多いのは、女性は男性よりも、首や肩の筋肉量が少ないからとか、女性に冷えから来る血流の悪さがあるなどの説があります。

また、現在通院している病気やケガ(1000人あたりの人数) のデータを以下に示します。

男性

  • 1位:高血圧(114人)
  • 2位:糖尿病(54.1人)
  • 3位:歯の病気(43.9人)
  • 4位:腰痛(42.2人)
  • 5位:目の病気(39.3人)

女性

  • 1位:高血圧(114.6人)
  • 2位:腰痛(58.4人)
  • 3位:目の病気(56.7人)
  • 4位:高脂血症・高コレステロール血症等(53.8人)
  • 5位:歯の病気(52.5人)

これを見ると、肩こりを訴えている患者数は、男性で2位、女性では1位であったのに、実際に病院に通院している患者数データの1位~5位の中には入っていないのです。ということは、「肩こり」では病院にかかるまでもないと判断して、それ以外の改善方法を試みているか、我慢しているかのどちらかということになります。

肩こりで病院に行っても、飲み薬や湿布などの対症療法しかないので、病院にはいかないという方も多いと思います。もし私自身も同じ状況であったなら、病院には行かないと思います。

現代社会はスマートフォンやパソコンの普及で、以前に比べ頸部に対するストレスは相当なものだと思います。20代30代の方でも頚椎椎間板ヘルニアに罹っている方が増えているという情報もあります。これも原因として一番に考えられるのは、スマホやパソコン使用時の無理な姿勢であると思います。

首の角度と頭の重さのイラスト

上の図は、首の角度と頭の重さの関係を表したものです。人の頭の重さは、4.5~7kg位あります。首にかかる重さは、頭の位置によって変わり、45度で22kgの重さが首にかかります。それが60度になると、27kgもの重さを首で支えなければなりません。

私も経験がありますが、電車の中などで居眠りをして、目覚めたときには首がとても痛かったということがあります。これも首の角度が60度位で、長い時間、頭の重さを支えていたために起きた現象です。1回の居眠りでこれだけダメージを受けるのですから、スマホやパソコンなどで毎日負荷がかかったらどうなるかは、論をまちません。

椎骨の間には椎間板と呼ばれるクッションがあります。この椎間板は、中心部に髄核と呼ばれるゲル状の部分があり、その周囲を繊維状の軟骨が何層にも重なっている構造です。椎間板画像

不良姿勢などで繰り返し首に無理な力がかかると、頚椎椎間板の繊維輪に亀裂が入ってしまいます。あたかも金属疲労の様にです。こうなると、中心部の髄核が繊維輪の亀裂に沿って外側に飛び出してきます。これが頚椎椎間板ヘルニアの発生機序です。(頚椎ヘルニア、首のヘルニア、頚部ヘルニアも同意語です)

始めは、軽い肩こり、首こりだったものが、頭痛やめまいなどを伴う様になり、やがて手の痺れや筋力低下などの症状へと広がっていきます。そして病院でMRIなどで検査をしたら、頚椎椎間板ヘルニアと診断されたということが多々あります。

腰痛もそうですが、初めは軽い腰痛だったものが、徐々に腰痛が強くなり、やがて、ぎっくり腰を繰り返すようになったりして悪化の一途をたどり、最終的には腰椎椎間板ヘルニアに移行するというケースも少なくありません。

たかが肩こりされど肩こり、侮るなかれです。

「体の痛みの9割は首で治せる!」という書籍に、首の故障度チェックリストがありましたので、ここにご紹介いたします。

  • 最近洋服のボタンを留めるのに苦労したり、ボタンが上手く留められないことがある。
  • 硬貨など小さいものを指でつまもうとしても、なかなかつまめない。(★)
  • 手に力が入らない。
  • 昔の様に字がうまく書けなくなった。
  • 食事のとき箸が持ちにくい、またはうまく持てない気がする。(★)
  • 手すりにつかまらないと階段の昇り降りができない。(★★)
  • 歩いているとき、何となくふらつく感じがある。
  • 皮膚に触った時の感覚が鈍くなったような気がする。(★)
  • 首が痛くて夜寝られない。(★)
  • 無理をせず安静にしていても、首の痛みが4日以上とれない。
  • 手足がしびれている感覚が続いている。(★★)

★のついている症状は、症状が重く、特に★★のついている症状は、すぐに整形外科で検査をするようにとの記載があります。

頚椎ヘルニアの主な症状は様々で、ヘルニアの発生する部位によって、出てくる症状が変わります。首、肩、上腕、肩甲部の痛みやしびれ、脱力感が多く、その他に頭痛やめまい、歩行障害、尿失禁など様々です。また、首を後ろに反らすと肩甲骨や手指に痛みやしびれが走ることもあります。

これだけ重篤な症状が出る前に、体は様々なサインを発しています。その中でも「肩こり」というありふれた症状が、頚椎ヘルニアと大きな関連があるのです。パソコンやスマホなどの姿勢に気を付けることと、肩こりを放置しないことが大切で、根本的な体の歪みを調整することをお勧めいたします。

 

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