治療院業界の徒弟制度

私が治療師の業界に入った当時は、どこかの治療院に弟子入りして、お世話になりながら治療技術やその他の関連する業務を覚えるというのが当たり前でした。いわゆる、徒弟制度というものです。

さすがに今の時代では丁稚奉公というものはありませんでしたが、それに近い体系はありました。

私も、何件かの治療院にお世話になり、徒弟制度の中で学ばせていただきました。この様な制度が当たり前の世代である私は古い世代になったようで、今の時代には徒弟制度はそぐわないという風潮が主流になっているようです。

徒弟制度や丁稚奉公と、昨今話題になっているブラック企業を、同列に扱っているものもありますが、私はそれは違うと思います。

ブラック企業は、従業員をボロボロになるまで働かせるだけで、そこで仕事の能力を磨いて将来は独立することができるという様な希望が全くありません。

しかし、徒弟制度や丁稚奉公というのは、頑張って努力精進すれば、将来は独立することも夢ではないという希望があります。

治療業界の様に、職人技の世界では、その技術の伝承や習得には、徒弟制度という形態が合っていると思います。治療の業界以外でも、落語や歌舞伎の世界でもそうですし、大工や左官などの職人も徒弟制度の中で、技術を習得していきます。

ただし、ここで重要なことは、良い師匠に出会えるかということです。ここで言う良き師とは、生き方を教えてくれる師のことです。よく言う例えに、「10年悪い師に仕えるよりも、10年かけて良い師を探しなさい」というものです。

確かに、職人として将来生きていくためには、全人格的成長が必要になるため、良き師に出会えるか否かは、大変重要なこととなります。

こればかりは、運というか、ご縁というか、自分ではどうしようもない要素もあるかもしれませんが、それでも志をもって歩み続ければ、きっとそのような良き師に出会うことができると信じています。

教育者の森 信三先生は、以下のような言葉を残しています。

人間は一生のうち 逢うべき人には必ず逢える。 しかも一瞬早過ぎず、 一瞬遅すぎない時に。

森先生の言葉を借りれば、会うべき師には必ず会えるということになります。そのためにも自分を高め、良き師を求めることが肝要かと思います。

徒弟制度には、複雑な技術の習得や、師と仰ぐ人物からその生きざまを直接学ぶことができるという良さもありますが、師弟関係は上下関係なので、主従の関係であり、封建的な側面も持っていますので、当然として負の部分も現れやすいと思います。

石の上にも三年といいますが、大体どこの治療院でも慣例として、3年が最低の修行期間となっています。3年の根拠には、それなりの技術を習得するには、最低でも3年位はかかるということですが、これは雇い主側の理論でもあります。

雇い主は、一度雇った弟子が早く辞めてしまったのでは、いろいろと困るので、技を教えるのにも小出しにしていく傾向があるのです。もっと酷いケースでは、全く教えもしないで、「技は見て盗め」と言わんばかりの先生もいます。

私の先輩の柔道整復師から聞いた話ですが、昔の接骨院では、脱臼の患者が来たら、院長がその技術を盗まれたくないため、弟子にタバコを買いに行かせたそうです。その反面、住み込みで働いているため、直接的には治療と関係がない炊事、洗濯、掃除や、院長の車の洗車までさせられたりと何でもしなくてはいけなかったそうです。

殴る蹴るは当たり前の先生もいますし、勤務時間に対しても労働基準法なんて概念は全く存在しないのが当たり前でした。

今の世の中の尺度で考えれば、不条理極まりないものですが、昔は当たり前のことでした。長時間労働や暴力的指導を擁護するつもりはありませんし、あってはならないことだと思いますが、この厳しさは、後の開業に向けて自分を育てる為の大きな力にもなるのです。

徒弟制度の功罪を考える時に、確かに負の側面もありますが、良いこともありますし、このシステム自体はうまく機能すれば、大変良いものだと思います。ある程度の年数をかけて、あえて厳しい環境に自分を置くことはとても大切です。

味噌づくりをしたことのある方ならわかると思いますが、一年寝かせた味噌と、三年間寝かせた味噌とでは、その味わいや風味がまるで違うのです。

人間も同じで、治療の修行も短期養成コースなどですぐに開業してしまう先生と、何年も下積みを重ねてきた先生とでは、治療技術もさることながら、その醸し出す人間力が全く違うのです。

先程、一見治療とは関係のない雑事をさせられるということも書きましたが、これとて自分が独立開業をしたら、全部自分でやらなくてはいけない事ばかりなのです。

そういった意味では、OJT(On-the-Job Training、オン・ザ・ジョブ・トレーニング)の観点からも、徒弟制度は優れた制度だと思います。

独立開業している先生方ならこの意味がたぶんわかると思います。確かに徒弟制度における修業時代の辛さや苦しさは大変なものです。

しかし、独立開業したらもっと辛い事が待っているのです。独立開業ということは、治療家として施術だけをしていればよいのではなく、経営者としての学びや実践も必要になってきます。

弟子時代の様に叱り飛ばしてくれる人もいないので、よほど自分に厳しくないと、ついつい怠惰な方に流されてしまいます。その結果の責任は全て自分が取らなくてはなりません。

独立開業してからの苦しさを考えたら、修行時代の苦しさなど、まだまだ甘いものです。それを痛いほど分かっている師匠が、弟子を厳しく育てるのには、その様な意味があるのです。

これをブラックだとか、封建的だとか非難する人もいますが、自分が経営者として矢面に立っていない人には、この心境は分からないことだと思います。それ位、経営者とそうでない人とは立場が違うのです。

パナソニックの創業者である松下幸之助は少年時代、大阪の船場などで丁稚奉公をして、火鉢店や自転車店で仕事を手伝っていた時期があります。

本田技研工業の創業者である本田宗一郎は少年時代、東京の自動車修理工場に丁稚奉公として働き、修理技術を磨いていました。

何でも簡単に便利に手に入る時代になりましたが、この徒弟制度がもっと見直されても良いのではないかと思っています。

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プロレスラーの頸椎損傷に思うこと

先日、インターネットニュースを見ていたら、プロレスラーの高山善廣さんが、頸髄損傷で首から下が全く動かない状態であるとのことで、私も大変ショックを受けました。子供の頃からプロレスや格闘技は好きで、よく観ていたこともあり、高山さんは好きなレスラーでした。

以前にもプロレスラーの三沢光晴さんがバックドロップという技を受けた後、頚髄離断という事故に見舞われ、お亡くなりになりました。本当に残念なことです。レスリングや柔道、相撲などの格闘技や、ラグビーやアメフトなどのコンタクトスポーツも頸椎を痛めやすいスポーツです。

私も、書生時代にアマレスの選手で頸椎損傷を起こし、腕にしびれと痛みが出て、尚且つ筋力低下もともなっていた方を見たことがあります。そこの治療院は、男性患者は上半身裸にならなくてはいけなかったので、そのアマレス選手も裸になってもらったのですが、筋骨隆々としたヘラクレスの様な体にびっくりしたものです。

しかし、こんなにも頑強な体をした選手でも、その首は様々なストレスにさらされ、破壊されていたのです。頸部の筋肉はブリッジなどで鍛えることができますが、その他の部位である頚椎椎間板や椎間関節、靭帯などは基本的に鍛えることはできません。逆に激しいトレーニングや、スパーリングなどで、靭帯や椎間板、関節包などの軟部組織は、消耗し微細な損傷を繰り返していきます。

その結果、頚椎の退化病が進行し、変形性頚椎症などの退行変性疾患にかかってしまうのです。こうなってしまうと、骨棘などの頚椎の変形も進み、脊髄神経や末梢神経を痛めやすくなってしまいます。

私が以前カイロプラクティックを学ばせていただきました、シオカワ・スクール・オブ・カイロプラクティックの塩川満章先生におうかがいしたお話で、今でも印象的に覚えているものがあります。それは、角界のプリンスと言われた、先代の大関貴ノ花のことです。

塩川先生の治療室に貴乃花が訪れたときには、首を痛めていて、手に力が入らず、指の間に挟んだ紙を引き抜くと、力なく簡単に抜けてしまったそうです。相撲に怪我はつきものですが、やはり相当に疲労や損傷が蓄積していたのでしょう。

レスラーや力士など激しく体を鍛えている人でも、他の部位と比べ、首だけは脆弱なのです。

ギリシャ神話に登場するアキレスの話は有名です。無双の強さを誇ったアキレスですが、唯一の弱点である踵(アキレス腱)を射られ死んでしまいます。この神話にちなんで、アキレス腱を弱点としたり、弱い部分を形容する際にアキレス腱が例え話に出ることがあります。

確かにアキレス腱は、断裂しやすい部位だと思います。ただ、アキレス腱が切れたとしても、命に別状があるわけではありませんし、手術をして繋ぐことも可能です。

しかし首の場合はその複雑さからそう簡単にはいきませんし、生命にかかわる部分でもあります。首は頭を支えていますし、最大の中枢である脳からの神経が細い首の中に集約されているのです。頸髄の太さは小指の太さくらいで、直径は約1cm前後です。これだけ細い部分に、脳から全身へ、全身から脳へと様々な情報が集まっているため、一度問題が生じると重篤な症状に陥ることもあるのです。

身体には手首、足首などと、の付く部位がありますが、これらも痛めやすい部位です。やはり細くなっている部分は力学的に弱いのです。

頸椎はそれ程弱い部分で、どなたもでも痛める可能性があるのです。有名な方でも首を痛めた方は沢山います。

皇后美智子様の頸椎症性神経根症。THE BOOMのボーカル宮沢和史さんも、頸椎症性神経根症。盗塁王5度の阪神の赤星憲広外野手は、中心性頸髄損傷。韓流スターのヨン様こと、ペ・ヨンジュンさんも、頸椎椎間板ヘルニアになっています。ロックバンド・X JAPANのYOSHIKIさんは、頸椎椎間孔狭窄症と頸椎椎間板ヘルニアの手術をしました。

冒頭に示した、プロレスラーや力士以外でも、様々な形で首に無理がかかり、変形性頸椎症と呼ばれる退化病や、椎間板ヘルニアなどを発症し、その結果としての神経障害に苦しんでいます。

以前のブログ「頚椎椎間板ヘルニアと肩こり」でもご紹介しましたが、スマホの長時間の使用は、首に大変ストレスをかけますので、本当に注意しなくてはなりません。

日常のちょっとした負担の積み重ねにより、徐々に頸椎に変形や損傷が起こり、かなり悪くなってから初めて症状として表面化するのです。

この様な状況になる前に頸椎や骨盤などのバランスを整えることは、大変有効な予防法になると思います。機械でも動きの悪い所は錆び付き、アライメントの悪い所は摩耗が激しくなりします。

これは肉体も同じです。整体治療を通して頸椎の機能を正常に保ち続けることと、日常生活の中で、首に無理をかけないことが肝要だと思います。

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頚椎椎間板ヘルニアと肩こり

肩こり、首こりや、首・肩の痛みを訴える患者数は、日本中でどの位いるのでしょうか。平成25年の国民生活基礎調査によると、以下のような数字になっています。

男性

  • 1位:腰痛(人口1000人あたり92.2人)
  • 2位:肩こり(人口1000人あたり60.2人)
  • 3位:鼻水・鼻づまり(人口1000人あたり50.9人)
  • 4位:「せき」や 「たん」(人口1000人あたり50.4人)
  • 5位:手足の関節の痛み(人口1000人あたり41.8人)

女性

  • 1位:肩こり(人口1000人あたり125人)
  • 2位:腰痛(人口1000人あたり118.2人)
  • 3位:手足の関節の痛み(人口1000人あたり70.3人)
  • 4位:鼻水・鼻づまり(人口1000人あたり59.1人)
  • 5位:体のだるさ(人口1000人あたり54.4人)

男性よりも女性に肩こりが多いのは、女性は男性よりも、首や肩の筋肉量が少ないからとか、女性に冷えから来る血流の悪さがあるなどの説があります。

また、現在通院している病気やケガ(1000人あたりの人数) のデータを以下に示します。

男性

  • 1位:高血圧(114人)
  • 2位:糖尿病(54.1人)
  • 3位:歯の病気(43.9人)
  • 4位:腰痛(42.2人)
  • 5位:目の病気(39.3人)

女性

  • 1位:高血圧(114.6人)
  • 2位:腰痛(58.4人)
  • 3位:目の病気(56.7人)
  • 4位:高脂血症・高コレステロール血症等(53.8人)
  • 5位:歯の病気(52.5人)

これを見ると、肩こりを訴えている患者数は、男性で2位、女性では1位であったのに、実際に病院に通院している患者数データの1位~5位の中には入っていないのです。ということは、「肩こり」では病院にかかるまでもないと判断して、それ以外の改善方法を試みているか、我慢しているかのどちらかということになります。

肩こりで病院に行っても、飲み薬や湿布などの対症療法しかないので、病院にはいかないという方も多いと思います。もし私自身も同じ状況であったなら、病院には行かないと思います。

現代社会はスマートフォンやパソコンの普及で、以前に比べ頸部に対するストレスは相当なものだと思います。20代30代の方でも頚椎椎間板ヘルニアに罹っている方が増えているという情報もあります。これも原因として一番に考えられるのは、スマホやパソコン使用時の無理な姿勢であると思います。

首の角度と頭の重さのイラスト

上の図は、首の角度と頭の重さの関係を表したものです。人の頭の重さは、4.5~7kg位あります。首にかかる重さは、頭の位置によって変わり、45度で22kgの重さが首にかかります。それが60度になると、27kgもの重さを首で支えなければなりません。

私も経験がありますが、電車の中などで居眠りをして、目覚めたときには首がとても痛かったということがあります。これも首の角度が60度位で、長い時間、頭の重さを支えていたために起きた現象です。1回の居眠りでこれだけダメージを受けるのですから、スマホやパソコンなどで毎日負荷がかかったらどうなるかは、論をまちません。

椎骨の間には椎間板と呼ばれるクッションがあります。この椎間板は、中心部に髄核と呼ばれるゲル状の部分があり、その周囲を繊維状の軟骨が何層にも重なっている構造です。椎間板画像

不良姿勢などで繰り返し首に無理な力がかかると、頚椎椎間板の繊維輪に亀裂が入ってしまいます。あたかも金属疲労の様にです。こうなると、中心部の髄核が繊維輪の亀裂に沿って外側に飛び出してきます。これが頚椎椎間板ヘルニアの発生機序です。(頚椎ヘルニア、首のヘルニア、頚部ヘルニアも同意語です)

始めは、軽い肩こり、首こりだったものが、頭痛やめまいなどを伴う様になり、やがて手の痺れや筋力低下などの症状へと広がっていきます。そして病院でMRIなどで検査をしたら、頚椎椎間板ヘルニアと診断されたということが多々あります。

腰痛もそうですが、初めは軽い腰痛だったものが、徐々に腰痛が強くなり、やがて、ぎっくり腰を繰り返すようになったりして悪化の一途をたどり、最終的には腰椎椎間板ヘルニアに移行するというケースも少なくありません。

たかが肩こりされど肩こり、侮るなかれです。

「体の痛みの9割は首で治せる!」という書籍に、首の故障度チェックリストがありましたので、ここにご紹介いたします。

  • 最近洋服のボタンを留めるのに苦労したり、ボタンが上手く留められないことがある。
  • 硬貨など小さいものを指でつまもうとしても、なかなかつまめない。(★)
  • 手に力が入らない。
  • 昔の様に字がうまく書けなくなった。
  • 食事のとき箸が持ちにくい、またはうまく持てない気がする。(★)
  • 手すりにつかまらないと階段の昇り降りができない。(★★)
  • 歩いているとき、何となくふらつく感じがある。
  • 皮膚に触った時の感覚が鈍くなったような気がする。(★)
  • 首が痛くて夜寝られない。(★)
  • 無理をせず安静にしていても、首の痛みが4日以上とれない。
  • 手足がしびれている感覚が続いている。(★★)

★のついている症状は、症状が重く、特に★★のついている症状は、すぐに整形外科で検査をするようにとの記載があります。

頚椎ヘルニアの主な症状は様々で、ヘルニアの発生する部位によって、出てくる症状が変わります。首、肩、上腕、肩甲部の痛みやしびれ、脱力感が多く、その他に頭痛やめまい、歩行障害、尿失禁など様々です。また、首を後ろに反らすと肩甲骨や手指に痛みやしびれが走ることもあります。

これだけ重篤な症状が出る前に、体は様々なサインを発しています。その中でも「肩こり」というありふれた症状が、頚椎ヘルニアと大きな関連があるのです。パソコンやスマホなどの姿勢に気を付けることと、肩こりを放置しないことが大切で、根本的な体の歪みを調整することをお勧めいたします。

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整体治療業界歴と自分の成長

私も整体治療の世界に入って早いもので、27年目になりました。新米の整体師の頃は、患者様に治療をさせていただくのに、相当の勇気と覚悟が必要でした。元来内気で、コミュニケーション能力も低く、話下手な私にとって、患者様の訴えを聞いて、施術をさせていただき、その後に施術の説明をするといったことが、大変なプレッシャーになってたのです。

専門書を読んだり、お世話になっている治療院の先輩や院長先生に聞いたり、その施術を見て真似をしながら、知識と経験の不足を補い、不安を減らそうと努力しました。そして、いつの日か、自信を持って施術できる自分になりたいと願っていました。

それから、27年が経過し、オステオパシー、カイロプラクティック、整体治療の施術者として、自分は成長したか、と振り返ったとき、残念ですが、胸を張って「イエス」とは答えられないことに気づきます。

確かに以前では対応できなかった難しい症例に対しても、施術の幅は広がりましたが、どうしてもよくならない患者様を目の前にして、自分の無力さを痛切に思いしらされる事もしばしばです。

私が治療業界に入ったきっかけは、カイロプラクティックでした。何故カイロプラクティックなのかと、そのいきさつをお話するとすこしながくなるのですが、その訳をご説明いたします。

その当時の私は、趣味でウェートトレーニングを自宅で行っていました。それまでの私は、「骨川筋衛門」とか「ブリキの湯たんぽ」などと形容されるような典型的な虚弱体形でした。よく少年ジャンプなどに下の様な宣伝が乗っていて、自分もこんな風に逞しくなりたいなと夢を抱いていました。

そして、『月間ボディービルディング』というかなりマニアックな雑誌をひょんなことから購入し、そこに乗っていた通販のNEダンベル20kgセットなる物を注文して、ひそかに自宅でトレーニングを始めたのです。ダンベルだけでは飽き足らず、エキスパンダーも購入し、ボディービルダーのような体になる事を夢見て日夜トレーニングに明け暮れていました。

月間ボディービルディング誌とともに、もう一冊「マッスル&フィットネス」というアメリカの雑誌が翻訳されていました。実はこちらの雑誌の中に、たびたびカイロプラクティックが紹介されていたのです。

それまで、カイロプラクティックという言葉すら知らなかったのですが、この雑誌によると、アメリカではポピュラーな治療法で、アスリートの方々も良く利用しているようでした。

早速、書店の健康コーナーに行くと、村上整体カイロプラクティック関連の書籍が出ていましたので、購入して読んでみると、東京の大塚に専門学校があると紹介されていたのです。

すぐにその学校へ願書をもらいに行くことに決めました。町田から約1時間かけて大塚駅に到着。程なくして学校を発見するも、白衣姿で、茶髪やリーゼントの学生数名が、玄関の前でうんこ座りをしながら煙草をふかしていました。この姿を見た瞬間、あまりの品の悪さに、この学校はやめようと思いました。しかし、せっかく来たので、願書だけはもらって帰りましたが・・・

数日後、ターニングポイントが訪れます。書店で「病苦を断つ カイロプラクティック」というタイトルの本を見つけたのです。こちらの本は、かなり専門的にカイロプラクティックについて書かれており、本当にカイロプラクティックというものを勉強してみたくなりました。

著者の塩川満章先生は、戦後としては初めて、アメリカのパーマー大学を卒業された方で、本物のカイロプラクターでした。私も実際に、塩川先生のカイロプラクティックを受けてみたくなり、何度か塩川先生の治療室にも通いました。

結局、塩川先生の主催する「シオカワ・スクール・オブ・カイロプラクティック(塩川スクール)」に、お世話になる事に決めたのです。

話しはだいぶ長くなってしまいましたが、この様な経緯で今の自分に繋がるのです。

カイロプラクティックの3つの要素に、「哲学」「科学」「芸術」という考えがあります。その中でも、様々な治療のテクニックとアジャストの芸術性に、当時の私はとても憧れました。塩川先生や諸先輩方の惚れ惚れする様なアジャストを目の当たりにして、どうしたら自分にもあのようなカッコイイ治療ができるのかと、そればかり考えていました。

そして、弁慶の七つ道具の様に、様々な治療テクニックを身につけることが、優秀な治療家としての条件だと思っていたのです。この様な考えのもとに、専門書を読みあさり、様々な勉強会に顔を出し、いくつもの治療院へ弟子入りをし、技術の習得に努めてまいりました。

27年の間に、技術の方は多少なりとも上達したものもあり、なんとか自分の型というものも出来てきました。ただこれは自己満足の領域の話で、本当の意味で腰痛や肩こりなどでお困りの患者様に、満足や感動を与えることができているのか、と問われたら、大きな声で「はい!」とは答えられないのです。

治療の中の、アジャスト技術の重要性は、確かにかなりのウェートを占めますが、それ以外の要素の方が、実はもっと大きいと思います。

身だしなみ、手指や爪の手入れ、手の温かさ、立ち居振る舞い、姿勢、挨拶、表情、言葉づかい、謙虚さ、素直さ、柔和さ、寛容さ、自信、電話の応対、予約の取り方、初診の患者様に対する治療室までの交通案内の仕方、問診の取り方、治療の説明、お会計、治療室の整理整頓や清掃状態、自分自身の体調管理(食事、睡眠、休養、運動など)・・・

この様に、治療技術以外の要素を上げたらきりがありません。自分の事は分かっている様で、実は一番分かっていません。自分の顔に飯粒が付いていても気づかないのが人間というものです。

27年という歳月を経ても、なお至らないところだらけの私です。それでも、患者様に対し今持てる全てを与え、最高の施術が施せますよう、視座を高め、努力精進してまいります。

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整体治療と病院の診断の違い

今回のテーマは、「診断」についてです。日々の臨床の中で、腰痛、肩こり、手足の痛みや痺れなど、様々な症状の患者様の施術に当たらなければなりません。

医師以外には、診断権がありませんので、私達の様な、あん摩・マッサージ・指圧師や、鍼灸師、柔道整復師などの国家資格を所持している者でも、椎間板ヘルニアです!とか、脊柱管狭窄症です!などと診断を下すことはできません。

医師ですら、X線撮影装置やCT、MRI、超音波診断装置などの画像診断装置が無ければ、もはや正確な鑑別診断を行えないのが現状です。

この様な診断機器が普及していなかった一昔前では、X線撮影装置以外は徒手検査法や打腱器などの簡単な器具を使った検査が主でした。あとは医師の技能によるところが大きかったと思います。

今時の医師は、内科医でも聴診や打診、触診などの検査もほとんど行わないように思います。CTやMRIなど、これだけ素晴らしい検査機器が普及してしまうと、当然の結果だと思いますが、なんだか人間として扱われていないような気もします。

現実問題としては、大病院では一人の医師が受け持つ外来の患者数が多すぎて、ゆっくり診察している時間がとれないということと、高度な検査機器による診療報酬も病院経営上必要になるので、しかたがないのかもしれません。

あとは、聴診や打診などで直接検査すると、セクハラと勘違いされてしまうという、難しい時代でもあるようです。これも昔の様に聴診器を当てて検査をするのが当たり前であったならば、今でもセクハラとは言われなかったでしょうが、問診をとったらすぐ機械による検査に回される時代では、変に勘繰られてしまうのかもしれません。

アメリカなどでは、カイロプラクティックでも、オステオパシーでもレントゲンの撮影が許されていますので、それをもとにした診断がなされるのが通常ですが、日本ではカイロプラクティックもオステオパシーも医療として法制化されていませんので、レントゲンなどの診断は許されません。

それでは、医師以外の者で施術を生業とする、あん摩・マッサージ・指圧師、鍼灸師、柔道整復師、整体、カイロプラクティック、オステオパシーなどの施術者はどのように診断というものを捉えているのでしょうか。

我々の診断の第一義は病名を付けることではないということです。どこをどのように施術をするのかということを調べるのが、私達の診断の主な目的です。要するに、施術の見立てをすることが一番の目的で、これが診断即治療へとつながるのです。

もう一つの検査の目的は、目の前の患者様が施術の適応範囲なのか、それとも、我々の施術の適応外で、専門医療機関への受診を、おすすめしなくてはいけないのかの判別に、諸々の診断技法が用いられるのです。

腰痛や肩こり頭痛、めまいなどで、私の治療室を訪れる患者様の中には、病院でレントゲンやMRIなどの検査をすでに受けている方もいます。今は便利な時代で、自分のレントゲンやMRI画像をスマホで撮影し、それを私に見せて下さる患者様もおります。

これを診ますと、確かに頸椎の椎間が狭くなっていたり、腰椎の椎間板がヘルニアになっていたり、脊柱管が狭窄していたりと、その画像から様々な情報を得ることができます。本当に便利な時代です。

先日ある理学療法士の方がこんなことを言っていました。「昔の臨床の現場は、技術優先であったが、今は画像優先に変わった」とハッキリ述べていました。これだけ体の内部が、手に取る様に映像として見ることができる様になると、経験や勘に頼っていた旧来の診断法が、なんだかレベルの低いものに感じられてしまうのも無理はありません。

ここで面白いデータがあります。腰痛の85%は、原因不明で、レントゲンやMRIなどの検査で、医学的に因果関係のハッキリしている腰痛は、たったの15%だというのです。(厚生労働省

もう少し詳しく説明しますと、MRIなどの検査で、明らかに腰痛の原因となる病変が見つかることが、腰痛全体の15%で、残りの85%は、レントゲンやMRI、CTなどの検査を行っても、原因の特定に至らないということなのです。

さらに面白いのは、画像上、明らかに椎間板ヘルニアなどの病変があるにもかかわらず、全く腰痛の症状が無い人も多くいるのです。

レントゲンやCT、MRIなどの検査機器は、確かに診断の決め手となる大変な働きをしていると思いますが、これとて万能ではないのです。まずこれらの撮影には技術的な様々な問題がありますし、たとえきれいに目的の部位の撮影が行われたとしても、それを読影する能力には個人差もあるし、名医と言われる先生でも、100%間違いのない画像診断を行うことは不可能だと言われています。

基本的にこれらの画像は2次元の静止画像であるため、病変や構造は映し出しますが、その機能までは分からないのです。仮に動画を撮影したとしても、関節の細かい機能を視覚だけを頼りに診断するのは無理だと思います。

現代医療は、画像や検査データのみで原因を突き止めようとしていますが、これはある意味視覚化されたデータにばかり頼っている手抜きだと思いますし、データは見るが、目の前の患者は見ないという、おかしな現象が起きていると思います。

視覚偏重の結果、85%もの腰痛患者の原因がわからないままなのです。人間の持てる能力を最大限活用して、心の通った検査を行えば、もう少し取りこぼしは減るのではないかと思っております。

整体やカイロプラクティック、オステオパシーなどの施術を行う私たちは、高価な画像診断装置は使えませんが、そのぶん人間の能力を向上させて、温かみのある検査や施術を行うことができるのです。私も初心に帰って、これらの事を真摯に受け止め、日々の臨床に取り組みたいと思っています。

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治療の間隔と身体のバイブレーション

治療の間隔

今回のテーマは、治療の間隔についてです。一度治療をして、次回の治療までの間隔をどのくらい空けるとよいのかということですが、これは個々の患者様の状態によって様々です。

しかし、概ねの期間はわかります。初診でいらした方は、次回までの間隔はそれ程空けません。何故かというと、体の癖が強く、基本的なバランスがとれていないからです。

この基本的なバランス(基礎工事)の期間は間隔を詰めて施術をし、その後は患者様それぞれの状況に合わせて決めてゆきます。

何事も基礎が大切で、ここがしっかりしていないと、振出しに戻ってしまうか、最悪の場合、かえって悪化することもあるのです。

谷井治療室では、腰痛や肩こりなどの症状に関わらず、この基礎的な整体治療の回数をだいたい3回とみています。過去の臨床経験から、まず3回、整体治療でバランスを整えると、ほとんどの方の身体の基礎が出来てきます。

その後の治療は、患者様の条件が悪ければ、整体治療の間隔を詰めて施術しますし、条件が良ければ、間隔を空けていきます。その条件とは、以下のことを含みます。

年齢、性別、体型、職業、ストレスの度合い、どの様な症状か、それはいつから続いているのか、過去の手術の有無、交通事故や転倒などの事故歴、スポーツ歴、食事の内容、睡眠時間、酒・タバコはどうか、コーヒーなどカフェインの強いものの摂取があるか、お菓子など甘いものの過剰はあるか、どの様な薬を飲んでいるのか、一日どのくらい歩くのかなどなど、患者様の状況は千差万別です。

これらの条件に、更に患者様、個々の体の強さを加味して、整体治療のサイクルを考えていきます。最終的には、キネシオロジーでテストをして判断します。

初診から3回目までの施術を、基礎を作る段階とし、その後ある程度の間隔を決めて、施術する段階を治療の段階としています。

そして、ある程度のバランスが整い、症状の改善も見られ、状態が安定してからは、施術の間隔を更に空け予防のサイクルに入ります。

では予防のサイクルとはいったい何なのでしょうか。これは、過去26年以上の臨床の中で導き出したもので、現時点での最適な施術間隔を言います。

現在の谷井治療室での通常の予防サイクルは、1ヶ月に1回の施術となります。この間隔であれば、ある程度の現状維持が可能なサイクルとなります。

では、この現状維持の施術間隔は、どこまで伸ばすことができるのでしょうか。今までの最高は約6ヶ月です。それを超えると、ほぼ100%崩れてしまいます。

皆さん、唐突ですが、皿回しの芸をご存知でしょうか? 

先端が尖った細い棒の先に、皿を乗せて回すものですが、バランスよく棒の先端に、皿の中心が乗り、尚且つ、皿に回転する力を与えたら、皿はきれいに回ります。

軸がズレていたり、回転力が弱いと皿はうまく回りません。

きれいに回っている皿は、しばらくの間は、慣性の法則により回り続けますが、様々な抵抗が働き、回転のスピードが落ち、最終的には皿の回転は止まります。

人の体も同じで、骨盤や脊柱のバランスが良く、中心軸がしっかりしていると、無理なく、無駄なく体の機能が働きます。

逆に、骨盤や脊椎に歪みがあると、中心軸がずれ、身体は正常な機能を発揮できません。カイロプラクティックやオステオパシー、整体治療はこれら、骨格バランスを調整することを、治療の主眼にしています。

これさえしっかり調整されていれば、皿回しの皿がきれいに回る様に、身体の構造も機能も正常になり、無駄なエネルギーを使わなくて済むようになります。

ただ、いくらバランスよく骨盤や脊椎を整えたとしても、様々な負荷がかかり、やがて体はバランスを崩してしまいます。

ここで一つお断りしておきたいことは、私が指摘しているバランスとは、私の治療の中での判断基準によるもので、このバランスが崩れたからと言って、すぐに腰痛や肩こりなどの症状が出たり、病気になったりする、というものではありません。ただし、バランスが悪いと、腰痛や肩こりなどの不調が圧倒的に発生しやすく、病気の温床にもなってしまいます。

良い条件の方は6か月位バランスを保っている方もいますが、早い人では2か月くらいで崩れてしまう場合もあるのです。

過労、ストレス、寝不足、食生活の乱れ、タバコ、過度な運動または運動不足など、様々な負荷がかかり体はバランスを崩していきます。この負荷が大きければ、早くバランスが崩れますし、負荷が小さければ、良いバランスを長く保つことができます。

この治療の戻りを考慮して、予防のサイクルを患者様にお伝えさせて頂きます。

身体のバイブレーション

人間の身体は、骨盤も椎骨も頭蓋骨も、それぞれ固有のバイブレーションで振動しています。

キネシオロジーでテストして、異常の反応が出るポイントは、このバイブレーションが下がっている部位になります。

オーケストラに例えると、弦楽器、管楽器、打楽器などそれぞれの音色がありますが、これらも、バイブレーションです。それぞれの楽器が良いバイブレーションであるならば、オーケストラの演奏は素晴らしいものとなるでしょう。

しかし、どれかの楽器の音(バイブレーション)が外れていたら、オーケストラ全体としての演奏は、台無しになってしまいます。

身体も同じで、骨盤や椎骨、頭蓋骨などのどこか一つでもそのバイブレーション崩れてしまうと、身体全体としての調和が崩れてしまいます。

我々治療家は、楽器の調律師の様なもので、身体が本来の機能を発揮できるように、バランスを調整する職人であると思います。

身体のバイブレーションを落とす要因は、先程述べたように、過労、ストレス、寝不足、食生活の乱れ、タバコ、過度な運動または運動不足などですが、最も気を付けなければいけないものがあります。

それは言葉と心の使い方です。言葉と心がネガティブまたはマイナスであればあるほど、身体のバイブレーションは確実に低下します。これを繰り返していると病気や体の不調を招くのは間違いありません。

整体治療で良いバイブレーションに整えることは大切ですが、自らのバイブレーションを落とさないよう、言葉と心の使い方には気を付けたいものです。(私はこの点は全くと言っていいほど出来ていません)

それでは今日はこの辺で失礼いたします。

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肩こり・腰痛・坐骨神経痛・椎間板ヘルニア・ぎっくり腰・めまい・頭痛・脊柱管狭窄症・自律神経失調症・五十肩・膝の痛み、股関節の痛み等、様々な症状の根本原因を改善する整体治療院 「札幌 キネシオロジーの谷井治療室」です。

札幌市営地下鉄大通駅から徒歩3分と好アクセスです。

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ストレートネックと整体治療

寝違え、ぎっくり首、首が回らない、など、首の痛みの表現はいろいろあります。首は生命にかかわる大切な部位のため特に感覚的にも敏感になっています。

通常は、首のこりや痛みと、肩こりはセットになっており、随伴症状として頭痛、吐き気、めまい、耳鳴りなども伴うことがあります。

現代は、パソコンやスマートフォンの普及で、不自然な姿勢を強いられることが多くなりました。その結果、ストレートネック(ミリタリーネック)の状態になり、これがさらなる諸症状の悪化を招きます。

ストレートネックの動画

 

正常な頸椎は、前腕のカーブをもっていますが、これがクッションの働きをして、脳への衝撃を吸収しています。これがストレートネックになると、歩行や運動時の衝撃が、まともに脳へ伝達されてしまいます。

ストレートネックの症状
  • 頭痛
  • 首の痛み、首が回らない
  • 肩こり
  • 頸椎症、頸椎椎間板症、頸椎椎間板ヘルニア
  • 頸部脊柱管狭窄症
  • 吐き気
  • めまい
  • 耳鳴り
  • 手や腕の痺れ
  • 寝違いを起こしやすい
  • 枕が合わない
  • 自律神経失調症
  • うつ、パニック障害
ストレートネックの原因と治療

ストレートネックになる原因の第一は、不良姿勢です。スマホの操作の様に、首を下に向けた状態での長時間の作業がストレートネックの一番の原因になります。

この状態が慢性化すると、頸部の筋肉の緊張が持続し、頸椎を後方に引っ張る力がかかります。これが更なるストレートネックの原因になってゆきます。

ストレートネックは、決して元に戻せない不可逆的変化ではありませんが、この状態が長く続いていたり、年齢的に頸椎や椎間板に変性が起こり、構造的に変形が起きてしまうと、難治性になってしまいます。

谷井治療室の整体治療では、ストレートネックに対して、頸椎の治療だけでなく、骨盤や鎖骨、肋骨、頭蓋骨、内臓マニュピュレーションなどを行い、総合的に全身を調整いたします。

ストレートネックで頸椎の構造と機能に異常が生じると、その影響が、胸椎、腰椎、骨盤、頭蓋骨などと、全身へ波及します。これは、それぞれの椎骨やその他の器官が相関関係にあり、相補的に繋がりを持っているからです。

身体は一ヶ所悪い所があると、他の部位でそれを補おうとします。これは、ホメオスタシス(恒常性維持機能)といって、身体を常に一定の状態に保とうとする機能があるからです。

例えば、クラスに勉強の苦手な落ちこぼれの子がいるとします。すると、皆でその子をサポートするというイメージです。これが自然界の摂理であり法則だとすると、人間社会にも同じことが当てはまると思います。弱者切り捨てではなく、相互扶助なのです。

わかりやすく学校での話をしましたが、これは家族でも会社でも、全ての集団に当てはまります。私とあなただけでなく、その環境を取り巻く全ての関係者の間で「Win-Win」(私とあなた双方に得のある良好な関係、私も勝って、あなたも勝つ)の関係を作らなければ、真の相乗効果を発揮することはできないと思います。

身体の場合は、「Win-Win」の関係を更に広げて、「Total Win」の関係になっています。全身の器官、組織、細胞が相補的に繋がり合っているのです。

この様な理由から、ストレートネックになると、首だけでなく、全身あらゆるところに、その悪影響の症状が現れます。これらの影響を逆に捉えると、ストレートネックだからと言って、首だけを治しても結果が出ずらいことが分かります。

頸椎の安定には、骨盤の安定は欠かせません。どんな建物でも、基礎がしっかりしていないといけません。

仏教の喩話に、次のようなものがあります。

三階だけを求めた男

ある愚かな金持が、友人の三階建ての家を訪ねた。

その眺めの良さにすっかり魅せられて自分も三階建ての家を造ろ
 
うと思い、大工に依頼した。しばらくして現場に行くと、やっと基礎
 
が出来たところ。またしばらくして行くと、一階部分が出来たば
 
かりである。金持ちが催促すると、大工は三階建てにはそれだけ
 
基礎と、一、二階をしっかりと造る必要性を説明した。
 
もうそろそろ完成しただろうと思ってある日、建築現場に行ってみた。まだ二階部分ができかけの
状態。

金持ちは怒って「一階や二階はどうでもいい。とりあえず三階を先に造れ!」と言ったという。

この寓話の様に、基礎の無い建物は無く、逆に基礎がしっかりしていれば、建物も安定します。頸椎の安定には、骨盤やその他の部位の安定も欠かせないのです。

東洋医学と頸部の痛みの関係

東洋医学的に首の痛みを考察すると、消化器系に関係の深い「脾経」と「胃経」が強く関わっていることが分かります。

下の経絡図のようにその経絡の流れ(流注:るちゅう)は、頸部に関連しています。

札幌整体治療院 谷井治療室 脾経の図

【脾経の図】

札幌整体治療院 谷井治療室 胃経の図

【胃経の図】

実際に、臨床の現場で出くわすのは、首の痛みや寝違えとこれらの経絡との関係です。脾経と胃経は、消化器系に関連し、臓器では膵臓と胃に当たります。消化器系の疲れが、この経絡の流れを悪くし、頸部筋肉の異常緊張を招きます。

これにより、首に痛みや可動制限が起き、ひどい寝違えを起こすこともあります。特に寝際に砂糖のいっぱい入った甘いものを食べると、その傾向が強くなります。寝際の砂糖菓子にはご注意ください!

首は、4.5kg~7kgもの重さの頭を支えています。不良姿勢になると、この何倍もの重さが首にかかることになります。首・肩こり、ストレートネックの予防と改善のためには、正しい姿勢とともに、定期的な整体治療が有効です。

ストレートネックや、首のズレは、たかが首こり、肩こりと、バカには出来ません。良い首の状態が、全身の良い健康状態と深い関係にあります。皆様もどうぞ首を大切にしてください!

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歯の治療と整体

札幌整体治療院 谷井治療室 歯科治療イラストこのブログを読んでくださっている皆様のほとんどは、今までに最低一度は虫歯の治療をしたことがあると思います。(お恥ずかしながら、私は何度も痛い目に合っております)

虫歯の治療では、レジンやパラジウム、筋合金、セラミックなどの詰め物や、かぶせ物をしますが、これらが合わなくて違和感を感じた方はいませんでしょうか?

高さが高く感じるようになったり、詰め物が歯の穴よりも大きくて、きつく感じたり、舌や頬っぺたの内側を噛みやすくなったりといろいろな不具合があります。

この微妙な変化は、通常違和感として感じられ、体はそれに反応して筋肉の緊張などが起こります。

人間の感覚は自覚症状としては、数十ミクロンの差でも感じます。卑近な例を挙げれば歯の間に食べ物が挟まった時など、とても嫌な感じがしますが、この詰まった異物の厚さは1ミリもありません。恐らく10ミクロンとか20ミクロン位ではないでしょうか。こんなに薄いものでも体は異物として感じるようにできているとは、あらためてすごいなと思います。この感覚は、虫歯予防にも役立ちますので、歯の健康には大変重要な感覚です。

実は、キネシオロジーでチェックすると、コピー用紙やラップの厚みでも筋力低下を起こします。因みにコピー用紙の厚さが約0.09mm、ラップの厚さが約0.011mmだそうです。

人間の脳は1ミクロンの厚さでも感じていると言われています。さすがに1ミクロン位だと歯の異物感としては自覚できないかもしれませんが、敏感な人ですと、なんだか変?、噛み合わせの左右差が違う、嚙んでいると顎が疲れやすい、などの変化として歯そのものの違和感というよりも、その歯による悪影響の結果としての変化を感じることが多いと思います。

整体の立場から厳密に言うと、1ミクロンでも噛み合わせがズレると、脳はそれを感知し咀嚼筋や頸部の筋群などに異常な緊張が発生し体は歪みます。それぐらい噛み合わせは全身に影響を与えるのです。

人間の頭部には大切な脳が納まっています。この脳は精密がゆえに衝撃や不良姿勢により頭部の位置が変わることを嫌います。下顎骨は頭部(脳)が、常に正しい位置にあるように働きます。側頭骨にぶら下がっている形で下顎骨は存在し、頭部の位置を安定させるバランサーの役割をしています。

噛み合わせが狂い、下顎骨の位置が変わると、全身のバランスが崩れ、頭部(脳)の位置が変わります。これにより脳神経の働きが悪くなり、頭痛、めまい、吐き気、耳鳴り、首こり、肩こりなど様々な不調を発生させます。

虫歯の治療で噛み合わせが変わると、骨格的なバランスが必ずズレてきます。そのため元のかみ合わせを保つのはとても大切なのです。

しかし、歯科治療でここまでの精度を出して完璧に嚙み合わせを調整するのは、至難の業だと思います。1ミクロン単位で調整できればいいですが、実質的には無理ではないでしょうか。門外漢の私がこんなことを書くと、「ふざけるんじゃね~!俺はそのくらいの精度で調整できるぞ!」と言われてしまうかもしれません。もしこのような先生がいましたら、素直に謝りますのでどうぞお許しください。

ただ歯を削るということは、削った部分は元に戻せないということで、「ヤバイ削り過ぎちゃった!」というようなことが起きた場合、どうなっちゃうのでしょうか?

また、何本もの歯を次々と治療するようなケースでは、元の咬合は完全に失われます。先日も谷井治療室にご来院下さった患者様で、歯の治療をしてから顎が外れるようになったという方がいました。これなどは、明らかに医原病です。噛み合わせはこれぐらい重要なのです。

しかし、人間には個人個人に、生理的な許容範囲というものが存在し、多少の誤差は吸収してしまうのです。この生理的許容範囲はかなり個人差が大きく、ほんの少し嚙み合わせがズレただけでも、首こり、肩こり、頭痛、めまい、吐き気などの症状が出る人もいれば、噛み合わせが大きくズレていても、何の問題もなく日常を送っている人もいます。

この差はなぜ起きるのでしょうか。その答えは、上顎骨、下顎骨、などが頑丈に出来ているのか、きゃしゃなのかで決まるのです。もともと上顎骨も下顎骨もしっかりと発達していて、歯並びも良く頑丈な骨格をしている人は、歯科治療などで噛み合わせが多少変わっても、その許容範囲が大きいため首こり、肩こりなどへの影響も少ないのです。

逆に、上顎骨や下顎骨の発達が悪く、きゃしゃな骨格の人は生理的許容範囲が狭いので、僅かな噛み合わせの変化でも、首のこりや肩こり、頭痛、目まい、などが酷くなり自律神経のバランスも崩しがちになります。

小さな虫歯でしたら、1~2回の歯科治療で治ってしまいますが、虫歯が大きく根の治療をする場合などは回数がかかるため、その間の噛み合わせの変化が大きくなります。このような場合に首や肩のこりが強くなり、体調を崩す方がいます。

整体治療でバランスを取りなおすと、歯科治療中の噛み合わせの変化に対応できます。歯はとても敏感な部位なので、歯科治療と並行して整体治療で全身のバランスを取ると、頭痛、めまい、吐き気などの不快な症状も発生しずらくなります。

歯医者さんで虫歯の治療後に噛み合わせを診る際に、咬合紙や咬合フィルムでチェックしますが、診療台に乗ったまま調べるのが普通です。整体の立場から言えば、咬合のチェックは立位で行うべきです。診療台に乗ったままの姿勢と、立位では骨盤や脊柱の位置が変わり、顎関節の位置も変わります。

もし診療台に乗った姿勢で咬合を合わせてしまうと、立った状態では噛み合わせが変わってしまうのです。骨盤や背骨と顎関節は相関関係にありますので、これはとても大切なことなのです。

逆に身体のバランスがもともと悪いと、いくら歯の治療をしても全身のバランスは治まりません。整体治療と歯科治療も実は相関関係にあるので、歯科治療とセットで整体治療を行うことは全身のバランスを整える上では大切なことなのです。

それと虫歯にならないことも大切ですが・・・。

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交通事故の外傷と整体治療

交通事故でむち打ちになり、その後遺症で苦しんでいる方は一体どの位いるのでしょうか。私の住む北海道も交通事故の多い地域で、地元札幌でも時々事故車両を見かけます。

むち打ち症は、受傷後、数週間で急性症状は治まり、ほとんどの方は痛みやコリなどの消失を実感します。

しかし、内部の歪みは通常は残ったままです。これが時間と共にいろいろと悪さをします。これはスポーツでも同じで、柔道、空手、レスリング、サッカー、バスケットボール、ラグビーなどコンタクトスポーツでは衝突などで、むち打ちが起きやすい。

むち打ちは急性期を過ぎて頭痛・めまい・首こり・肩こりなどの症状が楽になっても、数ヶ月後に後遺症に苦しむということが実際にあります。谷井治療室にもそのような患者様が時々ご来院します。

むち打ちの後遺症はなぜ起きるのでしょうか。それは強い外力によって関節に歪みが生じ、急性症状が消えても歪みだけが残った結果、後遺症に発展するのです。

歪んだ部分は細胞レベルでは細胞が潰されたり、引き伸ばされたりしてストレスがかかっています。エネルギーレベルでは、そこにエネルギーの滞りが起きている状態で、エネルギー不足か、または行き場のないエネルギーが溜まっている状態です。この状態はとても不安定で、いずれは後遺症として何らかの症状が出現します。

自転車を例にすると分かりやすいと思います。

自転車のリムが外力で変形したとします。このままでも何とか走り続けることができるでしょうが、リムが変形しているのでタイヤもそれに伴い変形し、きれいな回転運動をしなくなります。

すると、走っていてもガタン、ガタンと振動が出るようになり、まっすぐ走らなくなります。

この振動によりビスやナットなどの締め付け部分が緩んできます。タイヤも片減りが起き、部分的な摩耗が生じます。

そのまま走り続けるとやがて、どこかのビスやナットが外れます。それでも外れた場所によっては、走行に問題が無い場合もあります。

しかし、一ヶ所のビスが外れると、ブレや振動がさらに大きくなってきます。

更にそのまま走り続けると、二か所、三か所とネジが外れ、部品が脱落し、とうとう自転車は動かなくなります。(その前にタイヤがパンクすることも考えられます)

何の問題も無い自転車でも、長年乗っていると自然にネジが緩むことがあります。

私は以前、エレベーターやエスカレーターのメンテナンスをする仕事をしていました。有ってはならないことですが、経年的にネジが緩み脱落したものを何度も目にしたことがあります。これを防止するために、我々はビスやナットの増し締めをします。大きなナットならハンマーで叩くだけで緩んでいるかどうかがすぐに判ります。しっかり締まっている時は、カンカンときれいな高い音が出ますが、少しでも緩みがあると、鈍い音に変わるのですぐに判別できます。

話しが少し脇道にそれてしまいましたので、もう一度自転車の話に戻しますと、下に示すような変化を辿ったことが分かります。

  1. リムの変形
  2. ネジが緩む
  3. ネジが外れる
  4. ガタが大きくなる
  5. 第2、第3のネジの脱落
  6. 部品の脱落
  7. 自転車は走らなくなる

これを人の体に置きかえると以下のようになります。

  1. むち打ちになる
  2. 急性の症状は治まる
  3. 関節の歪みは残る
  4. 歪みにより徐々にバランスが崩れる
  5. 後遺症が出る

どうでしょうか。むち打ちなどの外傷は意外と怖いものなのです。

この様にむち打ちは、一見治ったかに見えて内部では悪い状態がくすぶっており、徐々に悪化していくのです。なんか時限爆弾を仕掛けられているみたいですね。

この様な状態にならないためにも、プライマリーケアーとしての整体治療は大切です!

交通事故やスポーツ、日常生活など人生ではいろいろなことが起こります。私の住む札幌でも雪や氷で滑って転倒などということもめずらしくありません。この様な時にすぐに整体治療しておくと体の歪みが治り、悪い影響を最小限に抑えられます。

しかし、これを放置して慢性化させてしまうと、組織に不可逆的な変化を生じ、元の状態に戻れなくなります。

札幌整体治療院 谷井治療室 ワイヤー画像

【ワイヤーロープのキンク】

ワイヤーロープなどで「キンク」という現象があります。ワイヤーロープに癖がついてしまい、元の状態に戻せなくなることです。

魚釣りをする方なら、一度ならず何度かは「おまつり」(糸がこんがらがること)を、起こしたことがあると思います。これをうまくほどいても、糸に癖が残ってしまうことがあります。これがキンクです。

人の身体も慢性的に悪い状態が続くと、筋肉や筋膜、腱、靭帯、関節包などの軟部組織にキンクと同じ癖が残り、元に戻れなくなります。

交通事故やスポーツでのケガ、日常での転倒、転落事故などの受傷後から体調を崩すことがあります。この様な体調不良が続く場合は体に歪みが残っているのです。

繰り返しますが、交通事故などの受傷後はできるだけ早い段階で全身のバランスを整えることが大切です。通常の生活での歪みとは違い、事故のダメージは思わぬところに出ることがあります。このような場合は、キネシオロジーによる専門的な診断と、MTS療法などの高度なバランス調整が、後遺症の予防に有効に働くことは、私の治験からも自信をもってお伝えできます。

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背中の痛みと整体治療

背中の痛みとか背中の張りを主訴として、谷井治療室にご来院してくださる患者様は多くいます。実は背中の痛みはかなりの割合で発生している症状なのですが、首こり、肩こりや腰痛に紛れてしまい、あまり注目されない部位になっているというのが現状です。

背中は位置的に首と腰に挟まれた間の部分なので、背中の上の方のコリや痛みは肩こりと一緒にされ、背中の下の方のコリや痛みは腰痛と一緒に扱われてしまうちょっと影の薄い部分なのです。

背中のこりや痛みは以下のように様々な要因で発生します。

  • 首、肩こりの延長線として発生するもの
  • 腰痛の延長線として発生するもの
  • 肩甲骨とその周囲の筋肉の問題
  • 肋骨の問題
  • 胸椎の問題
  • 内臓の反射
  • 自律神経の問題
  • 経絡的な問題

実はこれだけいろいろな問題が現れる大切な部分なのですが、自分で手が届きずらく目視で確認もしづらい場所なので他の部位に比べると、背中の症状は漠然とした感じになりがちです。

よく「男は背中で語る」とか、「自分の後姿を見せる」などの表現がありますが、臨床の現場でも背中ほど雄弁に全身の状態を語る部位は無いと思います。

背中は面積としてかなり広い部位ですので、その情報量も多く触診において様々なヒントを与えてくれます。

まず背中の皮膚の色つやの状態で大まかな健康状態が分かります。健康な皮膚は適度に湿り気を帯び皮膚の色も均一です。逆に背中の一部または全体に皮膚が乾燥していたり、あざ、シミがあったり、血色の悪いところなどがあるのは何らかの異常を示していることがあります。

腰の悪い患者様に散見されるのが、腰部に太い毛が生えているものです。人間の身体は弱い所を守ろうとしてその部分に毛を生えさせるのですが背中に生える毛もそのような理由のものがあります。

触診で実際に皮膚や筋肉や椎骨に触れてみて感じることもたくさんあります。うつ伏せの患者様の脊柱の上を真下に押すと椎骨の可動性のあるなしが概ねわかりますし、背筋の場合もその発達具合や硬さ、左右差や部分的なコリまで触診で分かります。特に左右の肩甲骨の間の部分の緊張は寝不足や過度のストレスなど自律神経の緊張を表すことがあります。

また内臓の調子が悪いと、その関連部位の椎骨や筋肉に緊張が現れます。鍼灸の施術で用いる背部兪穴(はいぶゆけつ)も内臓や経絡との関連を表しています。

私は学生時代に胃を壊して入院したことがありますが、その時の症状は胃の不調もさることながら、胃の裏にあたる背中が痛くて、布団から起き上がる際にもゆっくりでないと起きられなかったことを思い出します。これなども内蔵体壁反射で胃の不調と背中の痛みが、お互い足の引っ張り合いをしていた状態なのです。

呼吸器系の疾患にも関連が深く、上背部の硬さと喘息や風邪の諸症状とも繋がっています。上部胸椎や肋骨を調整するとこれら呼吸器の症状が楽になることが多く、風邪などで長引く酷い咳も軽減することがあります。

私も30代の頃に酷い風邪をひいた時があり、咳が止まらなくなりました。その時、治療院の同僚に胸椎3番を治療してもらったら途端に呼吸がぐっと楽になり、咳の発生頻度がだいぶ少なくなったのを覚えています。治療中も咳が出てしまうので、患者様に対して全く説得力がなく困り果てていたので、この時ばかりは本当に感動しました。

肋骨の動きも重要で、左右で24本の肋骨それぞれが呼吸の際に、胸郭を広げたり狭めたりの動きに連動して動くのです。丁度バケツの取っ手が動くように上下に動きます。若いうちは肋骨の動きも柔軟性があるため、外から見ても呼吸の度に胸が広がるのが分かります。

しかし、高齢になると全身の関節の可動性が少なくなり、肋骨の動きも少なくなります。これにより高齢者の方の肺活量は少なくなります。深呼吸をしてもらっても胸郭は広がらず、肩で息をするようになります。呼吸は新鮮な空気を取り入れるとともに、体の中の老廃物を吐き出すための排泄機能でもあります。

この機能が落ちてくると、ガス交換の能率が落ち、疲れやすくなったり活力が出なくなったりします。深い呼吸には精神を安定させる作用もあるため、各種瞑想法やヨガ、禅宗の僧侶の座禅などの調息にも欠かせません。

若い人でも部分的に肋骨の動きがロックしているものが、かなりの頻度であります。この肋骨の可動性を調整しますと呼吸が深く楽になり、その周辺の筋肉も緩むので肩こりや首こり、五十肩などにも効果を発揮します。

最後に肩甲骨についてですが、肩甲骨と胸郭の間は本来の関節ではありませんが、機能的には関節と同じなため、この部分の可動性の低下は、四十肩・五十肩とも関連しますし、肩こりの治療に際しても重要な部位となります。肩甲骨周辺の筋筋膜性の拘縮があると、上肢帯の可動性の低下を招きます。四つ足動物であれば、肩甲骨が前足の骨盤に当たりますので、それだけ大切な部位になるのです。

この様に背中は、その範囲が広いので痛みの原因となる部位も多岐にわたります。頸椎や骨盤と比べ意外と軽視されやすい部位ですが、本当はとても大切なところなのです!

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