歯と姿勢

今回のテーマは姿勢についてです。腰痛、肩こり、頭痛、めまいなど様々な症状は普段の姿勢と関連がとても深いのです。

先日読んだ本に面白い内容がありましたので、その本を参考に姿勢について考えていきたいと思います。その書籍の名前は「背すじは伸ばすな」 山下久明著 光文社新書  という本です。

この本の著者は、歯科医でありますのでその方面からの造詣が深い内容となっておりました。この中で特に強調されていたことが、舌についてです。舌が口の中でどの位置にあるべきかということがまず問われています。

普通の状態で、舌が上あごに付いているのか、上あごから離れて下に落ちているのか、どちらのタイプかということが姿勢のみならず、全身の健康に深くかかわっているとのことです。皆様はどちらのタイプですか?

結論から申し上げると、舌は上あごに付いている状態が正常で、下に落ちていたら異常ということです。

人間は直立二足歩行をするため、頭を頸椎をはじめとした脊椎で支えています。その頭の中には大切な脳を治めています。そして、この脳が歩く、走るなどの日常動作の中で揺すられることはとても都合が悪いのです。

そこで、脳を振動から守るダンパー(衝撃吸収機構)の役目をするのが、舌ということです。著者はこれを舌ダンパー構造と説明したいます。舌は筋肉の塊でその舌が上あごにくっ付いていると、舌骨舌筋や、オトガイ舌骨筋、甲状軟骨(のど仏)などが連動して働き結果として頭の揺れを防ぎ、脳を振動から守っているというのです。

我々人類が属するホモサピエンスはこの舌ダンパー機構を強化したグループで、その特徴が下顎骨(下あご)のオトガイ部の発達と、額(前頭葉)の発達に現れているということです。

そこで疑問なのはなぜ舌が上あごに付いていない人がいるのかということです。その原因は食生活の乱れにより、特に離乳期に柔らかいものばかりを食べさせたため、歯も含めた口腔内の発達が悪くなったことが問題とされています。

著者の山下久明先生もこの本の中で取り上げている、プライス博士(Dr.W.Price)の研究を以下にご説明します。

「食生活と身体の退化」という本の抜粋です。歯科医師のウェストン・プライス博士(1870~1948)は、1930年代から世界14か国で、10数年にわたる現地調査を行い健康の秘訣を求めました。

調査対象として選んだのは、病気に苦しむ人々ではなく、健康な人々でした。博士が伝統的な自給食を摂っている人々に見たのは、完璧な歯列、ほとんど虫歯がなく、結核に対する強い免疫力、そして総合的に優れた健康体でした。

その彼らが、精白小麦、白砂糖、植物油、缶詰などの近代食品を摂りはじめると、退化の徴しがすぐさま現れ、虫歯、顎の変形、歯並びの乱れ、関節炎、そして結核に対する免疫力の低下が猛威を振るうのです。プライス博士は、「食生活と身体の退化」の中で200枚もの写真とともに、私たちの先祖の英知を明らかにしてくれました。

札幌整体治療院 谷井治療室 歯の写真札幌整体治療院 谷井治療室 歯の写真

上の写真は北アメリカ先住民の少女の写真です。左の少女は伝統的な食生活をしており、素晴らしい歯と歯列弓をもっている。右の少女は、近代化した食生活により、鼻孔の狭まった顔面骨と、歯列弓が著しく未発達で、歯並びも悪い。  

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上の写真は、サモア人の子供である。左の子は、健全な伝統食で育ち、歯や顔面骨の発達が素晴らしい。右の子供は、白人の持ち込んだ食生活により、歯も顔面骨も健全に発達できていない。

プライス博士は、その土地でとれたものを使った伝統食で育った人々は例外なく心身ともに健全であったが、白人が持ち込んだ文明食によって伝統食を捨てた人々は、心身ともに退化していることをつきとめました。

これは今から70~80年前の話です。 今日の日本の食生活も伝統食を捨て、欧米化してしまいました。そして現在、あらゆる病気が蔓延しています。

  旧約聖書に出てくるアダムとイブの食べた禁断の木の実の話は有名ですが、これをプライス博士の研究に当てはめると、エデンの園にいたアダムとイブ(未開の原住民)を、ヘビ(白人)がそそのかして、禁断の木の実(精製穀物・白砂糖・加工食品など)を食べさせた結果、人類は堕落してしまった・・・ と、なるような気がします。

札幌整体治療院 谷井治療室 アダムとイブ画像

プライス博士の残した言葉をここに記します。   

「生命があらゆる面で十全であるためには、この母なる大自然に従って生きなけらばならないのである。」

食生活の重要性がわかったところで、もう一度「背すじは伸ばすな」の話に戻ります。姿勢保持時にかかわる舌ダンパー機構を正常に働かせるために、まず大切なのは舌を上あごに付ける習慣をつけることです。そのための詳しい舌のトレーニングは、書籍をご覧になって頂くのが良いと思います。

もう一つ大切なことは、上下の歯と歯の間(安静空隙)を開けておくことです。正常な人は食事以外で一日に上下の歯が当たっている時間が17~20分というデータが出ています。

もし心当たりがある方は、歯を食いしばったり、上下の歯を合わせないように隙間を開けておきましょう。その他のポイントの詳細は下の書籍をご覧ください!

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頸椎の整体治療 札幌 谷井治療室

札幌肩こり整体治療院 谷井治療室 頸椎画像

Posted from Wikipedia

頭痛めまい、吐き気、耳鳴りなどの不快な症状の原因が、実は首の歪みにあったということが多々あります。

頸椎の歪みが原因で自律神経のバランスが崩れ、様々な不定愁訴に発展するのです。

ここでいう歪みとは、単に骨の歪みを指すのではなく、筋肉や靭帯などレントゲンには写らない軟部組織も含めた全体的な問題です。

レントゲン上では一見正常に見える頸椎でも、筋肉や靭帯などの軟部組織の機能不全が背後に隠れている場合があり、これらをみつけるのは、触診(スタティックパルペーションやモーションパルペーション)、整形外科テスト、キネシオロジーテストなど機械ではなく、人の感覚によるところが大きいのです。

また、レントゲンや CT、MRI などの映像からは、骨折や脱臼など構造的な問題はわかりますが、関節の可動性や柔軟性などはわかりません。

カイロプラクティックでは、頸椎のみの施術で全身を治療するターグルリコイルテクニック(H I O ホールインワン)、アトラスオーソゴナルテクニックなどがあることからもわかるとおり、頸椎の影響力は絶大です!

首の歪みが、全身の歪みに発展し、疲れがたまって体調が悪くなり、やがては様々な病態へと進みます。例えば交通事故のむち打ち症などで、後から体調を崩すのも、頸椎周囲の軟部組織の損傷から頸椎が歪み、全身のバランスが崩れるためです。

また、頸椎のバランスが悪いと、自律神経失調症に発展する場合もありますし、精神的にも不安定になります。
 
これらの悪循環を断ち切るには、歪んだ頸部を調整(アジャスト)して、自然治癒力の働きやすい環境に整えることです。

谷井治療室では、キネシオロジーテストにより、問題の頸椎を正しく診断します。

そして、MTS療法の手技を用いてソフトに頸椎を調整します。(骨をボキボキしません)

たかが首こり、肩こりとバカにしないで、早めのお手入れをお勧めいたします。

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