MTS療法という治療法

 MTS療法とはどんな治療?

MTSとは、Muscle(筋力) Testing (テスト)Socius(仲間、ラテン語)の頭文字をとったものです。MTS療法は、母子小指対立筋などのインジケーター筋を使って、徒手筋力テストを行いながら、問題の箇所を調べる治療法で、カイロプラクティックのAK(アプライドキネシオロジー)が、この検査法の原点になっています。

MTS療法を開発したのは、恩師である東京の浦野喬義先生と仰る方です。浦野先生にお聞きしたところによると、もともとは鍼灸師の資格を取得し、その後、オステオパシーの世界で学ばれたそうです。

そして、その当時アメリカから帰国して、日本でカイロプラクティックを普及しようとしていた、塩川満章先生にカイロプラクティックを学んだそうです。浦野先生は、塩川スクールの1期生で、私も同じ塩川スクールを卒業しております。ちなみに私は17期生ですので、浦野先生は大先輩に当たります。

その後は、独自の道を進み、現在のMTS療法に至ったということです。私もご縁あって、MTS療法にお世話にり、今年で22年になります。東京で4年、その後、私が札幌に引っ越したため、札幌で18年間、浦野先生のご指導を受けてまいりました。

北海道に来てからも、私がMTS療法を続けてこられたのには、大きく2つの理由があります。一つは北海道の先輩治療師の方々が、MTS療法の教育の場を整備してくださったことです。現在、MTS療法を学べる場所は、東京以外では北海道と九州のみです。それぞれの場所で、会場を用意したり事務手続きなどを行って下さる方の恩恵で、札幌の地でもMTS療法を学び続けることができるのです。

二つ目の理由は、浦野先生が毎年、北海道まで来てくださったことです。それも1年も休まずにです。浦野先生と私とでは、親子ほどの年の差があります。歳のことをいっては失礼ですが、よくあの御歳で毎年、北海道まで来てくださったと、ただ感謝あるのみです。

MTS療法を学ぶには、初級、中級、上級の基礎学習をそれぞれ1年づつかけて行うため、これだけでも3年(現在は2年に短縮)かかります。またその後に応用の学習が続きます。初級はカイロプラクティックの考えや各テクニックの概要などで、塩川スクールを卒業し、その在学中からスクール講師の治療院に弟子入りしていた私には、もう一度カイロプラクティックのおさらいをするような感じでした。

MTS療法、一年目の初級受講時に、私はちょっとした事件を起こしてしまいました。若気の至りで、初級担当講師の沽券を傷つけてしまったのです。その講師はMTS療法の中では、一目置かれていた先生らしく、再受講の先輩方もたくさん訪れていた程の、人気の高い先生でした。

その日は、カイロプラクティックのガンステッドテクニックの講義でした。担当講師が骨盤のレントゲンフィルムを手に、説明をしていたのです。ガンステッドテクニックのレントゲン分析には様々な法則がありますが、その講師は明らかに間違った説明をしていました。

私は、すかさずその間違いを指摘したのです。皆の前で恥をかかされたその講師の顔は、みるみる真っ赤になってゆき、険しい表情でこちらをにらみつけてきたのです。正直、マズイと思いました。

私は、塩川スクールを卒業していたので、ガンステッドテクニックは基本中の基本でした。学長の塩川満章先生が、最も得意とするテクニックが、ガンステッドテクニックだったため、塩川スクールにもその色が強く反映されていました。ガンステッドテクニックは、技術の習得にも時間がかかるため、2年間、毎週ガンステッドの授業があったほどです。

そしてまた、塩川スクール在学中から、ガンステッドテクニック講師の治療院に弟子入りしていたため、レントゲン分析には少々自信がありました。そこの治療院では、患者様に提携病院でレントゲンを撮ってもらうことが多々あり、その写真を分析しやすい様に線引きするのが、全て私の仕事になっていました。

皆様、シャーカステンをご存知でしょうか。今では何でも電子化されてしまい、レントゲン画像も、モニターにそのまま映し出すことができますが、以前は黒くて大きなフィルムに現像されていました。現像されたフィルムをシャーカステンに差して裏から光にかざして見るのです。私も患者様からお預かりしたレントゲンフィルムをシャーカステンに乗せ、ガンステッドパラレルルーラーという定規を使って、腸骨の歪みや、腰椎のローテーション、メジャー側の特定、ADの計算など、様々な作業を一人でこなしていました。

毎日ガンステッド漬けの日々だったので、お蔭様で、レントゲンを見れば、線引きをしなくても、おおよそのことが分かるようになっていました。

その様な中で、MTS療法の初級の授業でガンステッドの間違った講義を聞いてしまったため、思わず指摘してしまったのです。その後、この講師とは何となくギクシャクした関係になってしまいました。今ではこの講師も、MTS研究会を辞めてしまったため、もうお会いすることもないかと思いますが、申し訳ないことをしたと反省しています。

その当時、同じ志を持ってMTS療法を学ぶ同期の治療師は、20人以上いましたが、年々減少して行き、現在では数名を数えるのみという状況です。MTS療法を学ぶ治療師の先生は全国で100名以上いますが、過去に辞めて行った治療師の先生は、その10倍以上いるのではないでしょうか。

MTS療法は、1年目の治療師でも理屈は分かるが、30年以上の治療師でも、これを行うのは難しいという治療法です。理屈が分かるのと、それを体現できるのとは別問題なのです。

例えば、野球のイチロー選手に、バッティングの手解きを受け、その理論や理屈が分かったとしても、イチロー選手の様にバッティングをすることはできません。

MTS療法も同じで、浦野先生に治療を教えていただいても、すぐにMTS治療ができるわけではないのです。たゆまぬ反復練習を行って、自分の中に落とし込まなくては、できるというレベルにはならないのです。(たいして出来ていない自分が言っても説得力はありませんが・・・)

MTS療法に入門してきた治療師の中には、明日からすぐに使える治療技術を教えてほしいと、入会してくる先生もいると思います。この様な先生方は、単純な反復訓練の修行に耐えかねて、辞めて行ってしまうのではないでしょうか。辞めてしまう理由には、根が続かないということと、もう一つ理由があると思います。

MTS療法は、もともとカイロプラクティックなどで開業していた治療師の先生方が、「百尺竿頭に一歩を進む」の禅語の如く、治療の技術は、ある程度のレベルに達しているが、なおその上に一歩を進もうと志して、浦野先生に教えを乞う形でスタートしたものと聞きます。

この様な経緯から、一から十まで教えてもらおうと思って、MTS治療の門を叩くと、期待外れに終わってしまうのではないかと思います。

ただここで注意しなくてはいけないのは、何事にも「守」、「破」、「離」というものが存在する様に、MTS治療も浦野先生のコピーを目指すのではないと私は思っています。

MTS治療には、決まった型は無いのです。浦野先生も基本的なことは教えてくださいますが、全て自分と同じようにせよとは言いません。(言われても出来ないというのが本音ですが)

十人の治療家がいれば、十通りのMTS治療があってしかるべきなのです。カイロプラクティックの世界でも、B.Jパーマー、ガンステッド、トムソン、ピアーズ、ディジョネットなどの名だたるカイロプラクターは、それぞれ源流は同じでも、強烈な個性を放つ独自のテクニックを開発しました。また一流は一流を知るの如く、お互いをリスペクトしている点も素晴らしいと思います。

私が書生時代にお世話になっていた治療院は、ガンステッドテクニックを主に行っていました。そこの先生が次のような印象的な言葉を残しています。「日本では、ガンステッドテクニックを行う治療院は沢山あるが、ガンステッドシステムを行う治療院はない」というものです。

たしかに、始めから終わりまで、ガンステッドクリニックのシステムを導入することは、レントゲン撮影の問題などで、不可能です。しかし、それをクリアしたとしても、ガンステッドテクニックのみで治療を行うとなると様々な壁に突き当たると思います。

究極的には、治療テクニックやそのシステムは、目の前の患者様のためにあるものです。患者様をテクニックにはめ込むのではなく、テクニックが患者様に歩み寄ることが肝要だと思います。それはMTS治療でも同じです。

MTS療法と浦野テクニック

MTS療法も別の呼び方をすれば、「浦野テクニック」となります。浦野テクニックであるMTS治療は、浦野先生のものであり、いくらそれをまねしても、浦野先生にはなれないのです。

野球でも同じで、その昔、王 貞治選手の一本足打法を、まねようとした選手は何人もいましたが、結局、王選手以上の成績を残した人はいませんでした。

宗教も同じで、仏教の教祖はお釈迦様ですが、その分派である各宗派の宗祖がそれぞれ別に存在するのです。誰もがお釈迦様の様になりたいと修行をしていても、そこになかなか到達できません。

キリスト教も、教祖はイエス様ですが、その分派は無数にあり、皆がイエス様の様になりたいと目指していますが、結果は皆さまがご存知の通りです。

治療の業界は、浦野先生の真似だけで飯が食えるほど甘い世界ではありません。私も現在に至るまで、苦戦の連続です。北海道に来たばかりの頃は、浦野先生が心配してくださり、私に会うたびに「谷井君、食えているか?」と、よく声をかけてくださいました。浦野先生にご心配をかけるわけにもいかないので、かなり厳しい経営状況でも、その都度「はい!」と答えていました。今でも決して楽な状況ではありませんが、お蔭様で無事に生活させていただいています。

私のもう一人のMTS治療の師は、渋谷の山崎整骨院の山崎徹先生です。山崎先生のMTS治療に対する姿勢には、頭が下がる思いです。私生活全てがMTS治療に直結しているという生き様で、私には到底まねのできないことです。

MTS治療も技術優先ではなくて、人間性とか生き方などの部分が重要であるということを、山崎先生はその背中を通して教えてくださいました。

山崎整骨院の門下生は、通常はそこを卒業したら、浦野治療室のスタッフに入ることがほとんどでしたが、私は諸般の事情で北海道に住むことになったため、それはかなわなかったのです。

浦野先生の内弟子としてMTS治療を学んだわけではないですが、私はそのことに引け目を感じたことは一度もありません。逆に北海道で諸先輩方から、新たなる観点の治療に対するご指導を頂いたりと、感謝することばかりです。これらの事が自分の中のMTS治療と、良い意味での化学反応を起こして現在があると感謝しています。

お釈迦様の十大弟子の一人にアーナンダ(阿難)がいます。彼はお釈迦様の弟子の中で、一番悟りを開くのが遅かったと言われています。それは彼が美男子だったからだとか、いろいろと諸説ありますが、彼は釈迦族出身で、最も身近に、そして最も長くお釈迦様のそばにいたのです。お釈迦様の説教を最も多く聞き、よく記憶していたので、「多聞第一」と言われていました。最も身近にいたがゆえに、悟れなかったのは、恵まれすぎた環境であるためだったからではないでしょうか。

仮に私のMTS治療の修行環境が、浦野治療室のスタッフという恵まれすぎた環境であったなら、そのことに甘んじてしまい、アーナンダの様に、かえって成長が遅くなってしまったかもしれません。その点では、少し厳しく不自由な環境であったことが、怠け者の私にはよかったのではないかと思っています。

今まで、出来の悪い私を育ててくださった、皆様に感謝をし、これからの治療家人生も、MTS療法を基軸に、楽しんで精進して行けたらと思っています。

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交通事故の外傷と整体治療

交通事故でむち打ちになり、その後遺症で苦しんでいる方は一体どの位いるのでしょうか。私の住む北海道も交通事故の多い地域で、地元札幌でも時々事故車両を見かけます。

むち打ち症は、受傷後、数週間で急性症状は治まり、ほとんどの方は痛みやコリなどの消失を実感します。

しかし、内部の歪みは通常は残ったままです。これが時間と共にいろいろと悪さをします。これはスポーツでも同じで、柔道、空手、レスリング、サッカー、バスケットボール、ラグビーなどコンタクトスポーツでは衝突などで、むち打ちが起きやすい。

むち打ちは急性期を過ぎて頭痛・めまい・首こり・肩こりなどの症状が楽になっても、数ヶ月後に後遺症に苦しむということが実際にあります。谷井治療室にもそのような患者様が時々ご来院します。

むち打ちの後遺症はなぜ起きるのでしょうか。それは強い外力によって関節に歪みが生じ、急性症状が消えても歪みだけが残った結果、後遺症に発展するのです。

歪んだ部分は細胞レベルでは細胞が潰されたり、引き伸ばされたりしてストレスがかかっています。エネルギーレベルでは、そこにエネルギーの滞りが起きている状態で、エネルギー不足か、または行き場のないエネルギーが溜まっている状態です。この状態はとても不安定で、いずれは後遺症として何らかの症状が出現します。

自転車を例にすると分かりやすいと思います。

自転車のリムが外力で変形したとします。このままでも何とか走り続けることができるでしょうが、リムが変形しているのでタイヤもそれに伴い変形し、きれいな回転運動をしなくなります。

すると、走っていてもガタン、ガタンと振動が出るようになり、まっすぐ走らなくなります。

この振動によりビスやナットなどの締め付け部分が緩んできます。タイヤも片減りが起き、部分的な摩耗が生じます。

そのまま走り続けるとやがて、どこかのビスやナットが外れます。それでも外れた場所によっては、走行に問題が無い場合もあります。

しかし、一ヶ所のビスが外れると、ブレや振動がさらに大きくなってきます。

更にそのまま走り続けると、二か所、三か所とネジが外れ、部品が脱落し、とうとう自転車は動かなくなります。(その前にタイヤがパンクすることも考えられます)

何の問題も無い自転車でも、長年乗っていると自然にネジが緩むことがあります。

私は以前、エレベーターやエスカレーターのメンテナンスをする仕事をしていました。有ってはならないことですが、経年的にネジが緩み脱落したものを何度も目にしたことがあります。これを防止するために、我々はビスやナットの増し締めをします。大きなナットならハンマーで叩くだけで緩んでいるかどうかがすぐに判ります。しっかり締まっている時は、カンカンときれいな高い音が出ますが、少しでも緩みがあると、鈍い音に変わるのですぐに判別できます。

話しが少し脇道にそれてしまいましたので、もう一度自転車の話に戻しますと、下に示すような変化を辿ったことが分かります。

  1. リムの変形
  2. ネジが緩む
  3. ネジが外れる
  4. ガタが大きくなる
  5. 第2、第3のネジの脱落
  6. 部品の脱落
  7. 自転車は走らなくなる

これを人の体に置きかえると以下のようになります。

  1. むち打ちになる
  2. 急性の症状は治まる
  3. 関節の歪みは残る
  4. 歪みにより徐々にバランスが崩れる
  5. 後遺症が出る

どうでしょうか。むち打ちなどの外傷は意外と怖いものなのです。

この様にむち打ちは、一見治ったかに見えて内部では悪い状態がくすぶっており、徐々に悪化していくのです。なんか時限爆弾を仕掛けられているみたいですね。

この様な状態にならないためにも、プライマリーケアーとしての整体治療は大切です!

交通事故やスポーツ、日常生活など人生ではいろいろなことが起こります。私の住む札幌でも雪や氷で滑って転倒などということもめずらしくありません。この様な時にすぐに整体治療しておくと体の歪みが治り、悪い影響を最小限に抑えられます。

しかし、これを放置して慢性化させてしまうと、組織に不可逆的な変化を生じ、元の状態に戻れなくなります。

札幌整体治療院 谷井治療室 ワイヤー画像

【ワイヤーロープのキンク】

ワイヤーロープなどで「キンク」という現象があります。ワイヤーロープに癖がついてしまい、元の状態に戻せなくなることです。

魚釣りをする方なら、一度ならず何度かは「おまつり」(糸がこんがらがること)を、起こしたことがあると思います。これをうまくほどいても、糸に癖が残ってしまうことがあります。これがキンクです。

人の身体も慢性的に悪い状態が続くと、筋肉や筋膜、腱、靭帯、関節包などの軟部組織にキンクと同じ癖が残り、元に戻れなくなります。

交通事故やスポーツでのケガ、日常での転倒、転落事故などの受傷後から体調を崩すことがあります。この様な体調不良が続く場合は体に歪みが残っているのです。

繰り返しますが、交通事故などの受傷後はできるだけ早い段階で全身のバランスを整えることが大切です。通常の生活での歪みとは違い、事故のダメージは思わぬところに出ることがあります。このような場合は、キネシオロジーによる専門的な診断と、MTS療法などの高度なバランス調整が、後遺症の予防に有効に働くことは、私の治験からも自信をもってお伝えできます。

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不眠症の治療は体から

札幌整体治療院 谷井治療室 不眠症画像

谷井治療室にお越し下さる患者様の主訴は、腰痛や肩こり、ぎっくり腰などの筋骨格系の問題に由来すものが多いのですが、より細かく問診をしてみると、「最近あまり眠れていないのです」「なかなか寝付けない」「夜中に何度も目が覚める」「もう少し寝ていたいのに明け方に目が覚めてしまう」「寝ても疲れが取れない」「寝た気がしない」などと不眠症の症状を訴える方がいます。

日本人の成人の20%が慢性的な不眠を訴えており、日本人成人の15%が日中に過剰な眠気を感じているそうです。

厚生労働省の平成25年「国民健康・栄養調査」では、睡眠に関して以下のような特徴を示します。

睡眠の質の状況として、男女とも「日中、眠気を感じた」と回答した者の割合が最も高く、男性 37.7%、女性43.0%である。その他の項目では、「睡眠時間が足りなかった」と回答した者の割合が男性では 30 歳代、女性では 20 歳代および 40 歳代で約4割となっている。

情報ソース:平成25年「国民健康・栄養調査」の結果(厚生労働省)

また、最新のデータとなる平成27年「国民健康・栄養調査」では、調査結果のポイントとして、1日の平均睡眠時間が6時間未満の割合が増加ということが挙げられています。

睡眠の確保の妨げとなっていることについて、「特に困っていない」や「その他」を除くと、20~50歳代男性では「仕事」が最も高く、20 歳代31.6%、30 歳代39.3%、40 歳代40.5%、50 歳代32.2%である。

20 歳代女性では「就寝前に携帯電話、メール、ゲームなどに熱中すること」が33.3%と最
も高く、30 歳代女性では「育児」が32.7%、40 歳代女性では「家事」が27.9%と最も高い。

また、1日の平均睡眠時間別にみると、6時間未満の者では「特に困っていない」や「その他」を
除くと、男性では「仕事」「健康状態」、女性では「家事」「仕事」の順で高い。

睡眠の確保の妨げになっていることがある者のうち自分の睡眠の確保のために最も必要として
いることは、20~50 歳代の男性では「就労時間の短縮」、20 歳代の女性では「就寝前に携帯電
話、メール、ゲームなどに熱中しない」、40 歳代の女性では「家事のサポート」、60 歳以上の男女では「健康状態の改善」が最も高い。

平成27年「国民健康・栄養調査」の結果より

1日の平均睡眠時間が6時間未満の割合は、ここ数年で増加傾向にあり、睡眠の妨げになっていることは、男性では「仕事」、女性では「育児」「家事」が、睡眠不足の原因として挙がり、20~29歳の若者の睡眠不足の要因が、「就寝前に携帯電話、メール、ゲームなどに熱中すること」ということで、パソコン、携帯電話、スマートフォンの急速な普及による現代の世相を表しています。

1日の平均睡眠時間は、男女とも「6時間以上7時間未満」が最も高く、それぞれ33.9%、
34.2%である。1日の平均睡眠時間が6時間未満の者※の割合について、この10 年でみると、
平成19 年以降有意に増加している。

睡眠の質に関する項目については、1日の平均睡眠時間別にみると、6時間未満の者が、
男女とも全ての項目において有意に高い。6時間未満の者では、男女とも「日中、眠気を感じ
た」が最も高く、それぞれ44.5%、48.7%である。

※1日の平均睡眠時間が「6時間未満の者」とは、1日の平均睡眠時間が「5時間未満」又は「5時間以上6時間未満」と回答
した者である。

平成27年「国民健康・栄養調査」の結果より

この調査の対象は20歳以上の成人であるため、10代の中高生などのデータをとったら、「就寝前に携帯電話、メール、ゲームなどに熱中すること」という原因の睡眠不足がもっと増えるのではないでしょうか。

睡眠時間の不足と、不眠症が徐々にではあるが、確実に増えているのが現状で、眠らないという生活習慣から、眠れないという不眠症に移行しているものもあるのではないでしょうか。

不眠症を訴える患者様の身体をキネシオロジーや触診で調べますと、頸椎に特有の歪みを示します。この部分を段階的に調整していくと自律神経のバランスが整い睡眠に対する体の環境が整います。

パソコンや携帯、スマホ、などを扱っている姿勢は、どれも頸椎に不自然なストレスを与える姿勢で、ここから肩こりや首こりが恒常的になり、その結果として頸椎が歪み、最終的に自律神経のバランスを崩して不眠症になってしまうという構図がうかがえます。

風が吹けば桶屋が儲かるのことわざは、あまり関係のなさそうなものが繋がる因果関係を示していますが、パソコンやスマホと不眠症との関係はもっと信憑性が高いのです。

因みに風が吹けば桶屋が儲かるとは、以下の論法になります。(かなりのこじ付けです)

大風で土ほこりが立つ → 「土ぼこりが目に入って、盲人が増える 」→ 「盲人は三味線を買う(当時の盲人が就ける職業に由来)」→ 「三味線に使う猫皮が不足し、猫が殺される → 「ネコが減ればネズミが増える」→ 「ネズミは桶をかじる →「 桶の需要が増え桶屋が儲かる

不眠症と整体治療

不眠症の原因としての体の歪みへのアプローチは、その他の対策に先行してまず行うべきであります。重篤な不眠症の場合、自力でそのわだちから抜け出すのは容易ではありません。抜け出せないから不眠で苦しんでいるわけで、そういう時は頸椎を中心とした歪みの治療を考えることが不眠症回復への一番の近道になると思います。

身体が出来ていないと、意識や精神力もついてきません。カウンセリングなどで心の面から治そうとしても、体に歪みが強いと心にブレーキがかかってしまうのです。

例えば、インフルエンザに罹って高熱にうなされて寝ている時に、「さあ!気合を入れて仕事をしなさい」と言われても無理なことと同じで、まずは体なのです!

武道の世界などでよく「心」「技」「体」といいますが、本当はこの順番は間違っています。

正しくは、「体」「技」「心」もしくは、「体」「心」「技」が正しいのです。まずは体がしっかり整ってから出ないと、「心」も「技」もついてこないのです。

私の尊敬する中村天風師も、人間に必要な6つの力を以下の様に述べています。

  1. 体力
  2. 胆力
  3. 判断力
  4. 断行力
  5. 精力
  6. 能力

この様に先ずは「体力」=「体」なのです。不眠症も精神療法で治そうとしてもなかなか結果が芳しくないのは、そのためなのです。

体に歪みがあると、寝ていても力が抜けていないのです。患者様を診察台に寝かせ筋肉の硬さを触診すると、首や背中や腰の筋肉が硬く凝っていてカチカチの人がいます。ご本人様は仰向けに寝て力を抜いているつもりでも、歪みのため筋肉の凝り固まりが取れないのです。

これは、本人の意思とは無関係に力が入っているため、絶対に寝ていても力が抜けません。ということは、寝ていても筋肉は収縮という仕事をし続けているということです。

これでは、眠れないし、寝たと思っても疲れが取れないのも無理はありません。

しかし、頸椎や骨盤の歪みを矯正しますと、筋肉は無駄に凝る必要がなくなります。そして心身ともにリラックスした状態になるのです。

当院にお越しの不眠症でお悩みの患者様も、施術後はよく眠れるようになったと仰る方がたくさんいます。繰り返しになりますが、不眠症の治療は、まずは体のバランスをとることから始まります。

谷井治療室ではキネシオロジーで問題の箇所を調べ、オステオパシー、カイロプラクティック、MTS療法を軸とした独自の整体療法で、首こり、肩こりなどの原因を調整し全身のバランスを整えます。

病は気からといいますが、不眠症の治療は体からです!

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体の歪みと細胞の寿命

札幌整体治療院 谷井治療室 赤血球画像人の細胞は日々生まれ変わっています。私も学校などで「ヒトの細胞数は、60兆個あります」と教えられてきましたし、あん摩・マッサージ・指圧師の試験でもこのような問題が出ていて、正解は60兆個と答えていたと思います。

ところが、『人体生物学紀要』(Annals of Human Biology)という雑誌の2013年11・12月号に、「人体の細胞数の推定」という論文が載り、今までの定説を覆しました。これによると人体を構成する細胞数は37兆個になるそうです。

60兆個から37兆個になったからといって、それがどうしたの?・・・と言ってしまえばそれまでのことで、確かにどちらの数でも普段の生活にあまり関係ないし、どちらの数字も大変多いので、ピンとこないのは仕方が無いことでしょう。

60兆個から37兆個に減ったとしても、驚きが減ったということではありません。37兆個といえば、仮に動物の細胞の大きさの平均を10ミクロン位だとして、これを一列にならべれば地球を9周以上も回る膨大な距離に相当します。

もともと一個の受精卵から出発し、2倍、4倍、8倍・・・と自然の摂理の中でその数を増やし、最終的にこの数まで増えるのだから、まさしく人体は小宇宙であるし、これは驚嘆に値するものです。

「昔常識、今非常識」と言いますが、この様に定説が覆ることはよくあることですし、いつかはこの37兆個という数字も覆るかもしれません。

人の寿命は、ほとんどが100歳未満です。稀に100歳を超える長寿者もいますが、その人数は圧倒的に少なくなります。因みに現在生存している方で世界最長寿者は、イタリアのエマ・モラノ=マーティヌッジィさんで、117歳、日本人では鹿児島県の田島 ナビさんで、116歳です。凄いですね!

どんな長寿者も、37兆個の細胞が日々新陳代謝してバトンリレーをしながら肉体を維持しています。心臓の心筋細胞や、神経細胞は再生しないと学校で習いましたので、これら一部の細胞を除いて、人の細胞にはそれぞれの寿命があり、古くなった細胞は死んで、新しい細胞に切り替わっていきます。

個々の細胞の寿命には諸説ありますが、以下にそれぞれの細胞の寿命を記します。

  • 消化器上皮細胞 1日
  • 白血球(色々) 2~200日
  • 皮膚細胞    20~30日
  • 肝臓細胞    20日
  • 赤血球     120日
  • 筋肉細胞    6~12ヶ月
  • 頭髪      4~6年
  • 骨細胞      7年

これら細胞の寿命を見ると、いろいろなことが分かります。消化器の上皮細胞はたった1日の寿命しかないということは、消化管の粘膜上皮はそれだけ環境が厳しく重労働だということになります。確かに食べたり飲んだりしたものが次々と消化管に送り込まれて来ますので、それらの飲食物との摩擦や消化液の影響など細胞の寿命を短くする要因がたくさんあります。

最長寿の骨細胞でも約7年の寿命しかありませんので、肉体的には7年前の自分はもう存在しないということになります。

体の歪みと細胞の新生

人の体は様々な理由で歪みます。ある人は、上半身が右に傾き、またある人は左に傾きます。その他にも前後の傾きや左右への捻じれなどがあり、実際には様々な方向の歪みが複合しています。

カイロプラクティックやオステオパシー、MTS療法、整体治療などでは、これらの歪みを矯正します。歪みのある部分は、一部が縮んだ状態になっており、その反対側は引き伸ばされたようになっていることが多いです。

縮んだ側にも、引き伸ばされた側にも、関節包や靭帯、腱、筋肉などがあり、それぞれが無数の細胞でできています。

そして、その一つ一つの細胞は縮んでいる側では圧縮され潰されており、引き伸ばされている側には引っ張りの張力がかかっています。ここに重要な問題が潜んでいます。この歪みは細胞がその寿命を迎え新しい細胞に代わっても残り続けるのです。体の癖は癖として残ったまま細胞だけが新陳代謝していくので、細胞が新しいものに切り替わったからと言って、歪みまで治ってしまうということは決してありません。

この様に歪みのある部位は、血液やリンパ液の循環も悪くなりますので、せっかく新陳代謝で新しい細胞に生まれ変わっても、その細胞が置かれる環境は劣悪な環境になるのです。その結果これらの細胞は活力を失い、これらの細胞が集まって構成される、腱や靭帯、筋肉なども劣化した質の悪いものになってしまいます。

これがまた更なる歪み固定化の要因となり、病気慢性化の原因となります。慢性化した肩こりや腰痛の患者様の筋肉を触診すると、古タイヤのゴムの様に硬くなっており、明らかにその質の低下がうかがわれます。この様になってしまうと、いくら整体治療などで矯正しても、なかなか改善されないか良くなるとしても時間のかかる場合が多いのです。

筋肉細胞の寿命が6~12か月ということを考えると、カイロプラクティックやオステオパシーなどで段階的に歪みを整えていったとしても、全ての筋肉細胞が新しいものに切り替わるのに半年から1年はかかるので、仮に治るための条件が全て十全に整ったとしても、改善までにこれくらいの期間はかかるという計算になります。

体の歪みは諸病の原因になります。病院の入院病棟に行くと分かりますが、重病の人ほど背骨の歪みが酷いのに気づかされます。背骨が歪むと内臓も機能低下を起こしますので、免疫力も低下し病気に罹りやすくなってしまうのです。

この様に身体の歪みを慢性化させないために、谷井治療室ではMTS療法、カイロプラクティック、オステオパシー、整体治療などを独自に統合させることで、関節の歪みや機能不全の改善に対応しています。

せっかく生まれ変わってくる新しい細胞を、正しく整った身体という良い環境で迎え入れてあげようではありませんか。

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肩こり・腰痛・坐骨神経痛・椎間板ヘルニア・ぎっくり腰・めまい・頭痛・脊柱管狭窄症・自律神経失調症・五十肩・膝の痛み、股関節の痛み等、様々な症状の根本原因を改善する整体治療院 「札幌 キネシオロジーの谷井治療室」です。

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関節は動かさないと錆び付きます

札幌整体治療院 谷井治療室 錆びた南京錠画像私達人間は動物なので当然、動くことができます。そのために動くための様々な機能を与えられています。関節、筋肉、腱、靭帯などは、体を動かすためのパーツとなり、これらを使わないと確実に機能が低下していきます。

最も顕著な変化を示すのが筋肉です。廃用性萎縮(はいようせいいしゅく)といって、使わない筋肉はやせ細ってしまい、筋力低下を起こしてしまいます。

ドイツの発生学者のヴィルヘルム・ルー(Wilhelm Roux)は、ルーの法則を発表しました。

  • ●活動性肥大の原則
  • ●不活動性萎縮の法則
  • ●長期にわたる機能向上制限による器官の特殊な活動能力減退の法則
  • ●合目的的構造の機能的自己形成の原理

ちょっと難しい表現ですので、わかりやすい平易な表現で説明すると、筋肉は適度に使えば発達する。使わなければ衰える。使いすぎると機能低下するということです。

関節も使わないと、動きが悪くなります。極端な例を申せば、骨折などでギプス固定をすると、関節はカチカチに拘縮し固まってしまいます。よって術後のリハビリの目的は、この関節の拘縮をとり除くとともに落ちた筋力を回復させることにあります。

しかし、動かしているから大丈夫ということも当てはまらない場合があります。それは、特定の関節の拘縮、固着(フィクセーション)がある場合です。脊椎にも多くの関節がありますが、その全てが健全に可動性を保っていれば問題ありませんが、そのようなケースはほとんどといっていいほどありません。

背骨の関節のどれか一つでも動きが悪い所があると、そこから関節の錆び付きが始まります。一ヶ所動きの悪い関節があると、それを補おうとして、代償作用が起き、それ以外の関節がその部分よりも可動性が増えてしまう(カンパンセーション)ことがあります。これにより動かないところはますます動かないままになり、動き過ぎるところは、過可動性となり関節を痛めてしまいます。

関節内には滑液という潤滑液がありますが、関節を動かさないと、この滑液の回りが悪くなり、結果として関節が錆び付きを起こします。ドアの蝶番や、機械の歯車なども動かさなければ固まってしまいます。

人間は二十歳を過ぎる頃から老化が始まります。若いうちはその変化が緩やかなので、自分が老化していることに気づきませんが、40歳を過ぎてくるとそのスピードも速くなります。昔の化粧品会社のキャッチコピーに「25歳はお肌の曲がり角」というものがありましたが、25歳でも確実に老化が進行しているのです。

シニアの陸上競技の選手をしていた先輩から聞いた話では、シニア世代になると、どんなにトレーニングを積んでも、競技成績は毎年確実に落ちていくそうです。そして、トレーニングによってその落ちる程度をいかに少なくできるかが課題だと言っていました。

皆さんも思い当たることがあるのではないでしょうか。数年前にはできたのに、今はできなくなったことなど自分の体力、身体能力の低下を考えてみてください。

歩くスピードが遅くなったとか、階段の昇り降りがきつくなったとか、段差でつまずきやすくなったとかいろいろあると思います。

10年前と今の体力の変化は誰でもわかると思います。5年前、いや3年前でもわかるかもしれません。では昨日と今日とではどうでしょうか。実は、この変化は毎日起きているのです。当たり前のことですが、昨日より今日の方が1日分、細胞も老化しているのです。

人は毎日確実に老化しているのですが、その変化があまりにも微小なため、それに気づかないだけなのです。お肌の状態も、筋力も、柔軟性も、脳細胞も日々老化しているのです。

四苦八苦という言葉がありますが、私がお世話になっていた専門学校が仏教系の専門学校だったこともあり、仏教聖典をはじめ授業で私もこれらの事に触れる多くの機会をいただきました。

四苦八苦(しくはっく)とは、仏教における人の苦の分類で、 苦とは、「思うようにならない」ことを意味します。

根本的な苦を生・老・病・死の四苦とし、 根本的な四つの思うがままにならないことに加え、

  • 愛別離苦(あいべつりく) – 愛する者と別離すること
  • 怨憎会苦(おんぞうえく) – 怨み憎んでいる者に会うこと
  • 求不得苦(ぐふとくく) – 求める物が得られないこと
  • 五蘊盛苦(ごうんじょうく) – 五蘊(人間の肉体と精神)が思うがままにならないこと

の四つの苦(思うようにならないこと)を合わせて八苦と呼びます。

この様に、老いて病んで死んでゆくことは何人といえども避けられないことですが、その中でどのような心持で、しっかり生きていくかで心身の健康状態に大きな差が出ます。

よく健康長寿とか、ピンピンコロリといいますが、この様になるにはどうしたらいいのでしょうか。その答えは、自然に即した生き方をすればいいのです。こんなことを言うと身も蓋もないとお叱りを受けるかもしれませんがこれは真理であり、法則には逆らえないのでお許しください。

自然に即したとはどのような事かといいますと、楽をしないことです。筋肉も関節も動くためにつくられたものなので、一生涯、動かし続けることが大切です。ラマルクの用不用の法則がありますが、確かに使わないところは、その機能が衰えてしまうのです。筋肉も、脳も使わないと機能低下が著しくなります。

具体的にはどうしたらよいかといいますと、車などの乗り物に乗る機会を減らしてよく歩く、エレベーターやエスカレーターをやめて階段を使う、柔軟性の向上のためにストレッチ体操などを取り入れる。とにかく動かせるところを、動かすということです。

よく動かすとは別の表現をすれば、様々な刺激を与えるということです。筋トレも筋肉に対する負荷という刺激ですし、勉強は脳に対する刺激です。

この刺激を与えることには、ちょっとしたコツが必要です。人間の身体は同じ刺激に対しては順応(慣れ)ということが起きてしまい、ある時点からはその刺激に対しての反応が鈍くなってしまうのです。

例えば筋トレでも、同じ種目を同じ重量で、同じセット数、同じレップ数を繰り返していると、筋肉はそれに慣れてしまい、それ以上の筋力の向上は望めなくなります。これを回避するために、種目を変え、重量を増やし、セット数やレップ数に変化を付けることで慣れを防ぐのです。

また様々な刺激を体に与えるということの一つに、私の行っている整体治療もそれに該当します。神経伝達を整え、関節の可動域を改善し、筋膜の癒着を調整し、気の流れ、血液循環を改善することは、体にとって大変良い刺激になるのです。

整体、カイロプラクティック、オステオパシー、MTS療法にはそれぞれの関節の錆を落とす効果があります。

この様に、ケアをしながらトレーニングを続けることが最も効率が良い方法なのです。トレーニングとは、鍛えるということで、これはある意味では壊す作業でもあるのです。壊して再生して、また壊してと繰り返すのが筋トレの真の目的です。

そのためやり過ぎると壊れすぎてしまい、再生(リカバリー)が追い付かずケガをしてしまうのです。プロスポーツ選手なども、トレーニングとともにマッサージや整体治療なども取り入れているのはそのためです。

厳密にいうと、微細なレベルでは日々の活動で、僅かづつ細胞は壊れているのです。

健康な生活のために、怠惰にならずによく体を動かし様々な刺激を与え、整体治療などで時々、全身のバランスを調整してあげるといつまでも元気でいれると思います。

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肩こり・腰痛・坐骨神経痛・椎間板ヘルニア・ぎっくり腰・めまい・頭痛・脊柱管狭窄症・自律神経失調症・五十肩・膝の痛み、股関節の痛み等、様々な症状の根本原因を改善する整体治療院 「札幌 キネシオロジーの谷井治療室」です。

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キネシオロジーという診断法とは

札幌 キネシオロジーの谷井治療室

札幌整体治療院 谷井治療室 キネシオロジーテスト画像

【キネシオロジーテスト】

札幌 キネシオロジーの谷井治療室で、皆様に提供させていただいているMTS療法に欠かせない診断法が、キネシオロジーテストです。 キネシオロジーは、筋肉反射テストとか単に筋力テストと呼ばれることもあり、その原点はアメリカのカイロプラクティックのドクターであるジョージ・グッドハート(George Joseph Goodheart, Jr., D.C. 1918 ~2008)により、1964年に発表された検査法です。 

ジョージ・グッドハートは、AK(Applied Kinesiology.アプライドキネシオロジー:応用運動機能学)を発表し、AKから様々なキネシオロジーが派生し、TFH(タッチフォーヘルス)やOリングテスト、FT(フィンガーテスト)、筋診断法、胸鎖乳突筋検査法など多くの検査法が開発されましたが、その原理は同じです。 谷井治療室の治療の根幹であるMTS療法も、このアプライドキネシオロジーの原理を応用して診断しています。

キネシオロジーの原理を、今の科学で説明することは不可能です。そこには、気の概念や潜在意識のことなどの事柄が介在するため、現代科学の枠を超えてしまうのです。  

ブルースリーの「燃えよドラゴン」という映画の中で、彼が少年に稽古をつけるシーンがあります。彼は、いきなり少年に「蹴ってみろ」と言い、少年は怪訝な顔をするが、とりあえず、リーに向かって一発蹴りを入れる。  

リーは軽くかわし、「なんだそれは?見せ物か?集中しろ」と、もう一度蹴らせる。少年が蹴ると、再び軽くよけて「怒りではないぞ、気合いを入れろ」と言う。また少年が二発三発と蹴ると、リーは「そうだ!何か感じたか?」

少年が”Let me think…”(え~と…)と頭をかしげると、リーは少年の頭をひっぱたいて、 ”Don’t think.FEEL!” (考えるな!感じるんだ!)と諭す有名なシーンがあります。  

キネシオロジーの世界も、それを言葉や文字で理解することより、術者がどう「感じるか」が大切です。  

「畳上の水練(じょうじょうのすいれん)」という言葉があります。畳の上でいくら泳ぎ方について学んでも、実際に泳げるようにはならない。すなわち、理論だけではなく、実践が大切ということです。

何をどう感じるかは、人それぞれ違いますが、先ずは感じることが大切です。そして、そこから何かを学ぶのです。これまでの私の治療も、自分で実際に行動し、そこから何かを感じ、そして学び取る。この繰り返しであったと思います。  

何かを観察するとき、どんな目的意識で行うかで結果が大きく異なります。 例えば、同じ月を見ても、天文学者は月の位置や、クレーターなどを意識し、音楽家は旋律を感じ、文学者は恋の物語を創作し、小さな子供は、うさぎさんを見つけるかもしれません。

治療に於いても、目の前の患者さんから、どんな情報を読み取るかは、術者の目的意識によって変わります。 それから、キネシオロジーでは、術者が診断をすれば、何らかの答えが必ず出てきます。ただ、その答えが正しいのか、間違っているのかは、なかなか判断の難しいところです。

一つ言える事は、正しい心の状態で診断した場合、結果は正しいことが多いと思います。 西遊記の中に出てくる孫悟空は、数々の神通力をもっていますが、それを悪いことに使おうとすると、頭に付けている金の輪がしまって、たちまち神通力を失ってしまいます。 キネシオロジーでも、心が乱れた状態ですと、「正しく感じる」という力を失ってしまうのです。

MTS治療においては診断が命。その診断の核となるのがキネシオロジー( 筋力テスト、筋肉反射テスト)です。このテストの判別には、検査に使う筋肉(検査筋)に力が入るか入らないかのどちらかで判断します。すなわち「YES」か「NO」または「ON」か「OFF」または「白」か「黒」かの二者択一のデジタル的な判断になります。

キネシオロジーを診断に使っていると、この「白」か「黒」かの二者択一のデジタル的な答え以外に「白」でも「黒」でもない「グレーゾーン」のアナログ的な答えに出くわすことがあります。

通常のキネシオロジーでは、実際にはアナログ的な存在であるエネルギーを、術者が便宜上「YES」か「NO」かのデジタル的な答えしか出ないように設定しているので、その設定やその他の条件が明確であればあるほど、二者択一のデジタル的な答えが導き出されてくるのです。

しかし、そのデジタル的な答えの中にも、実際にはアナログ的な無限の変化が含まれているのです。通常の検査では、このアナログ的な変化は「YES」か「NO」かのデジタル的な答えの範疇には入らないので無視されるか、潜在意識内の設定に於けるフィルターにかかって表面上は問題にされません。

皆さん「フーチ」をご存知でしょうか。フーチ(振り子を使った検査法)では、キネシオロジーテストよりも明確に、アナログ的な答えが判ります。フーチでは初期設定として「YES」なら右回り、「NO」なら左回りと決めます。ここまでは二者択一のデジタル的判別です。

次いで、回りだした振り子の描く円の大きさや形によって、アナログ的な変化を読み取ります。これは振り子の振れ方が実際に目で見て判るので、とても理解しやすいのです。具体的には、右回りでも左回りでもエネルギーが強いほど大きく回ります。

キネシオロジーもフーチも同じものを検査しているのですが、それぞれの検査法によって答えの表現が変わり、とても面白いのです。 キネシオロジーもフーチも一長一短はありますが、この二つの方法を知ることで検査の幅も深さも格段にアップします。

キネシオロジーの精度

キネシオロジーを治療に取り入れてから25年以上、東京から札幌に移り住んで18年の月日が経ちますが、キネシオロジーの正確さには常に研究の余地があり、これで良いということはないと考えています。 どんなにベテランのキネシオロジストでも、誤診を絶対にしない人はいません。

誤診は思い込みや勘違い、質問の曖昧さなどのほか、術者自身の心とからだのブレも大きな要因になります。 天体観測を例にすると、ある星を望遠鏡で観測するとします。そのためには星座速見盤などでその方角や位置をしっかり確認して、そこに望遠鏡を向け倍率や焦点を合わせる必要があります。 キネシオロジーでも、「何を調べたいのか?」ということが大切で、目標がより明確な方が診断精度が上がります。

また、その事柄に対する知識や理解度もイメージングの明確さには欠かせませんので、知識も大切です。 しかし、これだけではまだまだ精度が甘いので、キネシオロジーをしている術者の心と身体が、正しい常態かどうかが最も大切な条件となります。結論から申せば、心もからだもニュートラルな状態が一番精度が高い状態なのです。

しかし、 ここに大きな落とし穴があるのですが、人は自分は正しいと思いがちだということです。そして、診断中に間違いがあっても、その時には自分が間違っていることにすら気づけないのです。己を知ることの難しさを、痛感させられます。

仏教でも、お釈迦様が中道の大切さを説いておられますが、キネシオロジーでも同じです。術者の心とからだに濁りやブレ、偏りやこだわり、とらわれなどがあるとそれに比例して精度が落ちてきます。よく無邪気といいますが、この邪気のない状態が望ましい状態です。

ここまで来るとキネシオロジーも単なる診断のツールの枠を超え『キネシオロジー道』となってきます。

治療において人間をどのように捉えるか、その見方「人間観」の違いによって、キネシオロジーにおける結果の出方も変わってしまいます。  

西洋医学は「心身二元論」、東洋医学は心と身体は一つとの見方。そもそも東洋医学は「気」の医学であり、そこには「気」の診断が不可欠となります。キネシオロジーは「気」を診断する検査法なので、東洋医学にはとても相性がよいのです。  

カイロプラクティックやオステオパシーもアメリカからのものですが、その考え方は東洋医学的な宇宙観と人間観が元になっています。今の医療の様々な問題点が、この人間観の違いから出ているような気がしてなりません。これからの時代、今まで白眼視されていた代替療法が一条の光となって世に輝く時だと思います。  

キネシオロジー(筋力テスト・筋肉反射テスト)は潜在意識に働きかけ必要な答えを得る方法の一つで、相手の気や微弱エネルギーの変化を五感以外の感覚作用(第六感)により感じ取ることができるものです。

キネシオロジーに関しては、治療を受けている患者さんもいつも驚いていますが、今までの学校教育や科学の知識だけではなかなか理解できないので、「これは、誰でもできることなんですか?」と、あたかも超能力者か何か特殊な修行でもしないとできないものと勘違いされるのです。

私は「誰にでもその能力は備わっていますよ!」とお答えしております。 生きとし生けるものは全てこの能力が与えられており、動物が身を守ったり、水や食べ物を探す際にもこの能力が使われているといわれています。

2004年のスマトラ沖地震では、象などの動物たちが津波が来るのを事前に察知し逃げたという事実が有名です。 その他にも、サメが海底ケーブルから出る微弱エネルギーにより、ケーブルを餌と間違えて噛み切ってしまう事故や、バクテリアでさえもこのような能力を持っていることがわかっています。

身近なところでは、飼い犬が何十キロも離れた主人の帰宅を感じ取り、玄関のところで待っていることもあるのです。 植物にも心や感情があることが、クレープ・バクスターによる「バクスター効果」というもので知られています。 これらの能力は、人間を含め生きるための基本的能力のひとつなのです。

この能力を健康のために応用しているのが、キネシオロジー(筋力テスト・筋肉反射テスト)です。

私は、キネシオロジーを診断の軸に使っていますが、これを覚えたての頃は何でもかんでもこのテストを使いまくっていました。その結果はというと、今では考えられないくらい不安定なものでした。 今は、逆に必要最低限のみの使用にとどめています。

治療を山登りにたとえると、その装備や技術を過信して無茶をすると、けもの道に迷い込んでしまい、運が悪ければ遭難してしまいます。 治療もキネシオロジーを過信しすぎて、自分の力量以上の診断を繰り返していると、必ず道から外れてしまいます。

診断においても大事なことは、今の自分の居場所(現在地)と、ゴール地点をしっかりと把握しておくことです。 「今の自分の居場所」とは、自分の治療感や、治療の概念やその方向性、技術力、など自分のスタンスのことです。迷ったときには、すぐにここに戻れることが大切です。

実際の臨床は、道なき道を進まなくてはならない、とても孤独な作業です。だからこそ慎重に慎重を重ねた診断が大切になります。私の尊敬する治療家の先輩が、「 99人治しても、1人壊してしまってはダメだ!」とよくおっしゃっていました。私も同感です。 技は使いすぎず、けれども、いざという時には、スパッと切れるように磨いてゆきたいと思います。

キネシオロジーにおいて、誤診が起きやすい条件には、以下のようなものがあります。

  • 術者または患者さんがスイッチング(エネルギーの逆転や混乱のような状態)を起こしている。  
  • 術者の思い込みや、強い先入観がある。  
  • 術者の体調不良(疲労、低血糖状態、脱水状態、風邪をひいている・・・など)  
  • 診断の際の距離が近すぎる。  

「 診断の際の距離 」とは、術者と患者さんとの間の物理的な距離ではなくて、術者の意識の距離のことです。キネシオロジーを行う際に、調べようという意識が強く働いてしまうため、検査対象に対して、前のめりになり、自分の意識が近づき過ぎてしまうのです。すると、正しい診断ができなくなってしまいます。私は、この意識の距離を一定に保つために、自分以外に、もう一人の自分を外に置き、そこを介して答えを聞く、という方法をとっています。結局は、自分で診断していることになるのですが、こうすることで、第三者的に客観的に、一歩引いた状態で検査できるので、検査結果が安定して得られます。 常に、自分自身を失わずに、平常心で、自分自身と対話ができることが大切だと思います。  

キネシオロジーには、いろいろなやり方があります。 手の指の筋肉を使う、O(オー)リングテストや、相手の腕を押し下げ、肩の三角筋を介してテストするものなどが最もポピュラーな方法です。その他、私が知っているだけでも、かなりの方法があります。

しかし、実際に臨床の場で使うのは、そのうちの、一つか二つの方法です。これはどんな臨床家でもそうだと思います。どうしても、いつも使っている慣れた方法になってしまうのです。 臨床の場では、検査の正確さはもちろんのこと、さらにスピードも要求されます。短時間にどれだけの情報量を正確に診断できるかが鍵です。 そこで、自分に合った検査法を一つ選び、徹底的に磨きをかけるということが、キネシオロジーの上達法だと思います。

キネシオロジーの応用

キネシオロジーによる健康食品などの相性チェックについてですが、健康食品などのメーカー側のチラシをみると、もっともらしい効果や、体験談が書かれています。 果たしてこれは自分に合うのか、合わないのかと悩んでいる方も多いと思います。私の治療室にも様々なサプリメントが持ち込まれ、相性を調べてほしいとの依頼があります。 このような場合、キネシオロジーを使ってチェックすると色々な事が見えてきます。

まず、どんなサプリメントでも、万人に合うというものは無いということです。 そして、今現在あるサプリメントとの相性がよくても、その後に変化することもあります。つまり人間は一人一人違う個性を持っており、体調や、ストレス、生理学的変化など日々刻々と変わっているので、サプリメントとの相性や必要量なども変化しますし、それが自然なのです。 ということで、私も患者さんには、「時々チェックしますので、また持ってきて下さい。」 と伝えるようにしています。

キネシオロジーを診断に使うようになってから25年以上経ち、その中で分かったことは、分からないことがあまりにも多いということです。

よく患者さんに、キネシオロジーで、恋愛や就職、運勢など様々な占い的要素の判断を依頼されますが、分からないことは分からないとお答えしています。

一寸先は闇と申しますが、人生先が分からないからこそ面白いのではないでしょうか。大抵の人は、失敗や苦難、苦労は出来るだけ回避したい事として忌み嫌っています。

しかし、人は失敗や苦難を通して、耕され、磨かれ、成長してゆくのではないでしょうか。何事にもチャレンジ精神で、失敗を恐れず、たとえ転んでも、ただでは起きないという思いが大切ではないかと思っています。

パソコンやスマホなどのバーチャルな世界はあくまでも疑似体験であり、実体験ではありません。占いで人に判断をゆだねることは楽ですが、それはあくまで他人まかせの判断です。本当の智慧は、実体験の中でしか学べません。

一歩踏み出す勇気が大切です!

剣の教えの中に、次のような言葉があります。

「切り結ぶ太刀の下こそ地獄なれ身を捨ててこそ浮かぶ瀬もあれ」

キネシオロジーを使って診断をし、施術箇所を調べて行くと、ある程度のパターンや、傾向が出てきます。このパターンがしばらく続くとある日突然ガラッと変わることがあるのです。

それは、ちょっとした「ひらめき」などから始まることもあれば、何かに導かれるように変化してゆくこともあります。 いずれにせよ、何か大いなる存在に教えていただいているという思いになります。感謝!感謝!の思いです。

人は、その物事を理解し処理できる準備ができたとき、その人に合ったものを与えられるのだと思います。 そのためにも、少しでも進歩できることを何よりの喜びとして準備をして行きたいと思います。

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ホリスティック医学とオステオパシー|カイロプラクティック

全人的医療(holistic medicine)というスローガンが掲げられて久しいですが、私が普段の臨床で用いているオステオパシーやカイロプラクティック、MTS療法などとこれらとの関係はどうなっているのでしょうか。

「ホリスティック」という言葉は、全体を意味するギリシャ語のホロスに由来しますが、それが英語のwhole(全体の)、health(健康)、holy(神聖な)などの語源であるのは納得できるところで、「健康」や「神聖」と人間本来の根源的な部分とは不可分であり、ホリスティックとは、これらをすべて内包する概念になります。

WHO (世界保健機関)の定めた健康の定義は、1.身体的the body 2.精神的mentally 3.社会 経済的social and the economyであるということでしたが、1998年以降、4.「霊的(魂)spiritualが採択されました。

この中の、スピリチュアルという言葉は日本ではもうお馴染みになりましたが、昨今のスピリチュアルブームの安易な捉え方ではなく、もっと深い部分の人間の持つ根源的な部分を言っていると思います。祈りなどもその一つだと思います。

高名な外科医ほど、手術前にその成功を祈っていると聞きます。またホメオパシーのレメディーを希釈する際にも、バイブルの上でその容器を振盪させると聞きます。

日本でも密教の加持祈祷や神道のお祓い、その他各宗教の病気平癒の祈りの儀式なども、このスピリチュアルに含まれてくると思います。

これらのものは全て、人が本来持っているもので、宗教以前からある霊的な感覚なので、なんでもっと早く健康の定義に入れなかったのか不思議なくらいです。

オステオパシーやカイロプラクティック、MTS療法も人間を部分ではなく全体として捉える点ではホリスティック医学の範疇のに入ると思いますし、ホメオパシーやアーユルベーダ、鍼灸などの中国医学なども同じくホリスティック医学に含まれると思います。

19世紀初頭まで、医学には5大流派があり、相補的に助け合いながらお互いが存在していました。 その5大流派とは、ナチュロパシー(自然療法)、オステオパシー(整体療法)、サイコオパシー(心理療法)、ホメオパシー(自然療法)、アロパシー(薬物療法)です。

  • ナチュロパシー・・・自然医学(ナチュロパシー)は、身体が本来持っている自然治癒力を使って健康を保ち、病気を治そうとする医学です。 「ナチュロパシー」と言う言葉は、19世紀の末、米国に移住したドイツ出身の医師、ベネディクト・ルスト(1872年~1945年)がニューヨーク市に「アメリカ・ナチュロパシー・スクール」を開設してから広まりました。食事療法や温熱療法などもこれに含まれます。
  • オステオパシー・・・オステオパシー とは1874年にアメリカミズーリ州のカークスビル在住の医師アンドリュー・テイラー・スティル によって創始された治療概念およびその治療法で、オステオパシーはギリシア語のOsteon(骨)とPathos(病理、治療)の2つを語源とします筋骨格や、内臓、血液・リンパ液の循環などを整え自然治癒力を働かせる療法です。(カイロプラクティックもこの範疇に入ると思います)
  • ホメオパシー・・・ホメオパシーは、今から約200年前にドイツの医師ハーネマンが確立させた自己治癒力を使う同種同族療法です。ギリシャ語で「同じ」という意味の「ホメオエ(homeoeo)」と「病気」を意味する「パシー(pathy)」を合わせた言葉で、近代西洋医学(アロパシー)のように、症状を抑え込む療法とは正反対の、「症状には同じような症状を出すものを希釈振盪して与える」という「同種の法則」に基づいています。今の症状は体にしろ、心にしろ、必要があって表出しているのであり、同種同族療法によって症状を出し切ることが治癒につながるという考え方です。
  • サイコオパシー・・・(心理療法)音楽、色彩、催眠、対話療法、笑い療法、瞑想療法、グループセラピーなど心身相関、心身一如の概念から健康に導く療法。
  • アロパシー・・・ドイツの医師 S.ハーネマンが自分の創造した医学概念ホメオパシー homeopathyに対して,従来の臨床医療観をアロパシーと名づけた。 allo=other (異物) ,pathos=disease (病気) の意であるから,強いて訳せば「逆症療法」となろう。(ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説より)

5大療法の内、アロパシーを除く療法に共通するのは、人間をホリスティックにみているところです。本来はアロパシーにもこのような観点が存在していたと思いますが、現代西洋医学ではこの点が最も乖離しているのではないでしょうか。これらのアンチテーゼとしてホリスティック医学が見直されてきたとも言えます。

オステオパシーもカイロプラクティックも物質である筋肉や骨など以外に、目に見えないエネルギーを調整することも、その療法の中に含まれます。今でこそこれらエネルギー療法も受け入れられていますが、昔はそうではなかったのです。

オステオパシーはその草創期に、アメリカの医師会との間でトラブルにならない様に、現代西洋医学にはとても受け入れられないであろうエネルギー療法を地下に潜らせました。

カイロプラクティックは残念ながら、医師会と対立してしまい、創始者のD.Dパーマーは投獄されてしまいました。

いくら良いものでも、それが世に受け入れられるには「時」があり、オステオパシーもカイロプラクティックも、その受難を乗り越えて現在があるのです。

ホメオパシーなどはいまだに認められていない部分も多く、かなり世間の風当たりがきつい状況にあります。オステオパシーもカイロプラクティックもまだまだその本来の部分は認められているとは言えない状況です。

日本国内でも国民医療費が年間40兆円を超えた現状や、癌の増加などアロパシー一辺倒での弊害も露呈しています。これらも含め、これからは徐々にホリスティック医学が重要度を増してゆくと思います。人間を物質の集まりとして捉えるのではなく、霊的な存在としても受け入れられる時代に入ってきたと思います。この流れがさらに加速して、それぞれの療法が、人々の健康増進に寄与できたらと思っております。

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メジャー治療とマイナー治療

谷井治療室では、日々の臨床においてメジャー治療を追究しています。メジャー治療とは病気の本質の根本的な原因を施術することです。当院で行っているMTS療法は特にこのメジャー治療の最たるものです。

カイロプラクティックの世界にもメジャー治療とマイナー治療という概念がありまして、私がご指導いただいたシオカワスクール オブ カイロプラクティックの塩川満章D.Cは、アイオワ州のパーマー大学を卒業し、メジャー治療を基本としたパーマー系のカイロプラクティックを中心に学ばれた方で、このパーマー系カイロプラクティックを私もご教授いただきました。

東洋医学でも、本治(ほんち)と標治(ひょうち)という考え方があり、本治とは病気の本質を治療することで、標治とは病気の表面的な症状に対して治療をすることです。

東洋医学では「急なれば即ちその標を治し、緩なれば即ちその本を治す」と言い、治療を急ぐ時には標治を施し、急がないときには本治を施しなさいとされています。

実際の治療の場合、例えば膝や肩の関節が激しく痛み、この痛みが主訴で患者さんが苦痛に耐えられない状態とか、この痛みにより二次的に全身のバランスを崩してしまいかねないものには、まずその症状に対して標治を施しなさいということです。

そしてまた肩や膝の関節が痛くても、日常生活に支障のないレベルで、これによる二次的な他への影響も少ないものに対しては、本治を行いなさいということになります。

標治の場合は、表面的な症状は抑えられたとしても、根本的な原因は残っていますので、時が来ればまた症状が再発してしまいます。東洋医学においては「病を治すには必ず本を求む」と言いまして、最終的には必ず本治を行わなければいけないと言っています。

では実際の臨床ではどうかと言いますと、「標本同治」となることが現実的で、患者さんの訴えている症状に対しての標治と、その症状の背景にある本質的な根本原因を施術する本治を同時に行うということです。

メジャー治療(本治)は、治療師であれば誰しもが極めたい部分であり、これが決まった時にはとても気分がよく、治療家としてのやりがいを強く感じます。

カイロプラクティックでいえば、One Adjust (一ヶ所のみの調整)で、辛い症状はもとより、全身のバランスも改善されるものが、メージャー治療としてあります。

鍼治療であれば一穴のみで結果を出すことになります。

この様に書くと魔法の様な治療法ですが、キネシオロジーテストで患者様の体の声を聴きながら検査していくとメジャーとなるポイントに辿り着きます。

東洋医学でも、四診(ししん)である望・聞・問・切により正しく証をたてれば、本治は可能となります。

ここで問題なのは、キネシオロジーテストで診断しても、それが本当にメジャー治療に対する正しいポイントなのかということです。キネシオロジーテストは絶対的なものではないのです。同じく中医学の脈診もまた然りです。そのため、導き出された結果が正しいかどうかの多角的な検証が必要になります。

キネシオロジーテストも脈診も十人の先生がいれば十通りの診断結果が出ますので、その様なものだと理解し謙虚に、かつ自信をもって使っていくことが大切です。

メジャー治療の問題点を上げれば、治療形態がシステム的になってしまい、一つの型が確立してしまっているため、その型に患者様を当てはめて施術するようになります。これにより型にはまった患者様の場合には効果を発揮しやすいのですが、そうでない時には治療結果は芳しくありません。

一つの例を挙げれば、四十肩・五十肩で痛みと可動制限を訴える患者様に、頸椎のみのアジャストで対処しようとする場合です。カイロプラクティックの考えの中に、イネイトインテリジェンス(先天的知能、先天的治癒力)というものがあります。これが脳から脊髄神経を通り、全身の末梢神経を廻っていると考えられています。

この経路の中の問題の箇所をアジャストすることで、様々な問題が改善すると考えられ施術されています。この考えから、四十肩・五十肩の場合でも頸椎をアジャストすればイネイトという治癒力が肩関節にも働き、結果的に治癒するということです。

ただ実際の臨床ではこのようなケースは稀で、メジャー治療だけで結果を出そうとするのには少々無理があります。そもそもこのようなケースでのメジャーとは、いったい何かという根本的な問題もありますし、言葉は悪いですが馬鹿の一つ覚えの様に、どんな患者様にも同じような施術を繰り返していてよいのかという疑問も残ります。

メジャー治療を追究する治療家の落とし穴は、自分本位、自己満足の治療にややもすると流れやすく、自分のテクニックに患者様を無理やりはめ込もうとしてしまうことです。

またこれで良い結果が出てしまうと、自分のテクニックに酔いしれ悦に入り、結果としてさらに治療がワンパターン化しやすくなってしまうということです。

自分の治療の形態を確立し、専門性を高めることは大切ですが、多種多様な患者様が訪れる日々の臨床において、自分で専門という枠をつくり過ぎると、目の前の患者様に対応できなくなってしまう場合もあるのです。木を見て森を見ずに陥らないために、大局的な診断が必要になります。

私もこの様に専門性の追求とともに、その対応幅を広げることができればと思っています。

富士山はなぜ高いのですか? それは裾野が広いからです!

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肩こり・腰痛・坐骨神経痛・椎間板ヘルニア・ぎっくり腰・めまい・頭痛・脊柱管狭窄症・自律神経失調症等、様々な症状の根本原因を改善する整体治療院 「札幌 キネシオロジーの谷井治療室」です。

札幌市営地下鉄大通駅から徒歩3分と好アクセスです。

ご予約は 011-261-7866 にお電話下さい。

札幌市のキネシオロジーの谷井治療室のホームページ

北海道札幌市中央区南2条西5丁目6-1ロジェ札幌25-901

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日本人と肩こり

札幌肩こり専門整体治療院 谷井治療室 肩こりイラスト札幌で肩こりなどの整体治療を行う谷井治療室の谷井昌幸です。今回のテーマは日本人と肩こりについてです。

肩こりは、当院にご来院の患者様の中でも最も多い症状の一つです。よく英語には肩こりという言葉がないといわれますが、日本人が考える肩こりに相当する英語は、「stiff shoulder」になるそうです。しかし、これは正確な表現ではないようです。「stiff shoulder」だと、肩関節や肩甲骨周囲のこりというニュアンスが強くなります。

しかし、日本人の言う肩こりは、主に首から肩上部にかけての僧帽筋の上部のこりを指しますので、「stiff neck」の方がいいのかもしれませんが、これも我々日本人の肩こりとはちょっと違うような気がします。もともと日本人よりも欧米人の方が肩こりが少ないようですが、昨今のパソコンやスマートフォンなどの普及により、欧米人にも肩こりが増えているようで、「neck tension」(直訳すると首の張り)という言葉も出てきたそうです。(この言葉が定着するかは不明ですが)

ところで、「肩が凝る」という表現を日本で初めて使ったのは、夏目漱石だと言われています。明治期の終わりに書いた小説『門』に出てくるのですが、肩が張るという表現は、それ以前からあったそうです。

日々の臨床で患者様の肩こりを診させていただく中で、体型と肩こりは関連が深いと思っています。「なで肩」と、「いかり肩」とでは、圧倒的になで肩の方が肩こりになりやすいのです。そこで欧米人と日本人の体型を見ても日本人の方が、なで肩が多いのではないでしょうか?(特に女性にその傾向が強いと思います)

また肩こりは筋肉の量にも関係していると思います。日本人よりも筋量の多い欧米人の方が、肩こりが少ないようで、筋量が多い分姿勢を保持する能力にも長けているようです。

また、日本人は正しい姿勢を無理に取ろうとして、かえって筋疲労を強めているのではないでしょうか。背筋を伸ばして美しい姿勢を保持しつづけることは、短時間ならまだしも長時間になると僧帽筋をはじめとした筋肉にかなりの負担を強いることになります。そもそも、関節や筋肉は動くための構造物なので、同じ姿勢で動かさないようにしていること自体に無理がかかってしまうのです。

つまるところ、日本人に肩こりが多いのは、体型や筋量の問題と習慣的な姿勢の問題に加え、同じ姿勢での長時間労働をも厭わない勤勉さが関係していると思います。

最近の臨床で感じることは、肩こりの重症化による頭痛、吐き気、めまい、耳鳴り、首や肩から手までの痛みやしびれなどの神経症状、自律神経失調症などが原因の不定愁訴が急増していることです。これらの原因は、パソコン病ともスマホ病ともゲーム病とも言われる現代生活の歪みが主たる原因ではないかと思っています。

松井孝嘉先生の提唱している、頸性神経筋症候群(CNMS) は首こり、肩こりが原因で次のような17の症状が起きるとされていますが全くその通りだと思います。

緊張型頭痛、めまい、自律神経失調症、うつ、パニック障害、ムチウチ、更年期障害、慢性疲労症候群、ドライアイ、多汗症、不眠症、機能性胃腸症、過敏性腸症候群、機能性食道嚥下障害、血圧不安定症、VDT症候群、ドライマウス

上記のような症状で、根本的な原因の首こり、肩こりを治療しないで、病院を受診し間違った薬物療法を受け続けていると、症状が複雑化し本当のうつ病などになってしまう場合もあると松井先生は警鐘を鳴らしています。

確かに様々な不定愁訴が、全身のバランスをとることで解消することが、私の臨床においてもみられますので、やはり原因としての首こり、肩こりをしっかり治すことが第一義的に必要であると私も感じています。

日本人の勤勉さが仇となり、さらに昨今のパソコンなどの普及と相まって急増している首こり、肩こりですが、重症化しない様に全身のバランスを調整することを強くお勧めいたします。

そのために当院で行う整体治療である、カイロプラクティックやオステオパシー、MTS療法は、有効な手段の一つであると自負しております。

たかが肩こり、されど肩こりです!

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実践の大切さ

札幌整体治療院 谷井治療室 中村天風画像

【中村天風】

キネシオロジーテストを診断の一つとして使うようになり20年以上の歳月が流れました。

その中で分かったことは、キネシオロジーテストで分からないことが、あまりにも多いということです。

よく患者さんに、キネシオロジーテストで、恋愛や就職、運勢など様々な占い的要素の判断を依頼されますが、分からないことは分からないとお答えしています。

谷井治療室での実際の臨床現場では、カイロプラクティックやオステオパシー、MTS療法、解剖学、生理学など、自分の学んだ範囲内での知識を基にしたキネシオロジーテストの診断となります。よって、それ以外の目的でのキネシオロジーテストは、診断精度が落ちますので、一切使用しておりません。
 
よく一寸先は闇と申しますが、人生先がわからないからこそ面白いのではないでしょうか。

大抵の人は、失敗や苦難、苦労は出来るだけ回避したい事として忌み嫌っています。

しかし、人は失敗や苦難を通して、耕され、磨かれ、成長してゆくのではないでしょうか。

何事にもチャレンジ精神で、失敗を恐れず、たとえ転んでも、ただでは起きないという思いが大切ではないかと思っています。

テレビやパソコン、スマホなどのバーチャルな世界はあくまでも疑似体験であり、実体験ではありません。

畳の上の水練の如く、理論や理屈はわかっていても実践が無ければ、全く使い物にはなりません。

また、「百聞は一見にしかず、されど百見は一行(実行)にしかず」 (客家の教え)

との言葉の様に、見るだけでなく、実際に実行せよということが大切なのです。

実践の重要性を次の言葉からも学ぶことができます。

「知って行わざれば、知らざるに同じ」  (貝原益軒)

養生訓で名高い貝原益軒らしい言葉です。

そして、占いなどで人に判断をゆだねることは楽ですが、それはあくまでも他人まかせの判断ですし、その結果に対する責任も占い師のせいにできるので、自分で責任をとらなくて済み、都合がよいのです。

「易を知るもの占わず」とか「君子、占わず」とも言う通り、真の実践者は本当の法則を知っているので結局、占わなくてもよくなります。

本当の智慧は、実体験の中でしか学べないのです。

以前、中村天風(なかむらてんぷう)師の本の中にこんなエピソードが出ておりました。

中村天風は中国に偵察として潜入していました。中村天風の仲間に、道場ではめっぽう剣術が強い男がいました。彼は武田家の兵法を学んでいると周りの仲間に常々自慢していましたので、周囲の者からは武田様と言われていたそうです。

ある時、中国の平原を移動中に中村天風達は、馬賊の集団に遭遇します。相手の馬賊たちは大きな青竜刀をぐるぐると回してこちらを威嚇していました。

中村天風一行は、馬賊と対峙していました。すると、どこからともなく仲間内から「武田様、お願いします!」との声が上がりました。そうです、あの道場ではめっぽう強い武田様にみんなが期待をしておりました。中村天風も武田様の日頃からの道場での強さを知っていたので、ここはひとつお手並み拝見といったところでした。

しかし、武田様は刀を構えたまま中々相手に向かっていきません。その間も馬賊は大きな声を上げ、青竜刀でこちらを威嚇し続けています。中村天風は、なにか様子がおかしいので、武田様の方を見ると、なんと彼は顔面蒼白で、全身が硬直し、構えた刀はぶるぶると震えていたそうです。

真剣による実践経験の無い武田様は、恐怖心で体が動かなくなっており、完全に相手にのまれている状態だったのです。

これはいかん!と思った百戦錬磨の中村天風が、相手の馬賊に切り込み、そのほかの仲間たちもそれに続きました。馬賊たちは、たちまち逃げてしまったそうです。こうして難を逃れたという逸話です。

こんな時は、机上の空論は全く通用しません。竹刀や木刀を使った道場の稽古でいくら強くても、こんな状況では、実戦で培った経験だけがものを言うのです。
  
実戦と同時に何事も一歩踏み出す勇気が大切です!

剣の教えの中に、次のような言葉があります。

「切り結ぶ太刀の下こそ地獄なれ、身を捨ててこそ浮かぶ瀬もあれ」

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