整体治療の広告について

本日のヤフーニュースに、以下のような記事が載っていました。

「ビフォー・アフター」原則禁止に=美容医療トラブルで広告規制―厚労省方針

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171025-00000066-jij-soci

 「プチ整形」や「脂肪吸引」といった美容医療サービスの誇大広告などをきっかけに消費者トラブルが相次ぐ事態を受け、厚生労働省は25日、医療機関の広告規制を見直し、「ビフォー・アフター」として効果をうたった術前術後の写真掲載を原則禁止する方針を固めた。

 学会などが掲載する写真は、消費者への誘引性がないとして規制の対象外とする。省令に新たな広告禁止事項として定め、来年6月までに適用したい考え。

 医療法は虚偽・誇大広告を禁じているが、術前術後の写真は加工や修正が施されていても、立証や見分けが難しい。写真を見て美容外科を受診し、トラブルになるケースが後を絶たないため、内閣府の消費者委員会が広告規制の見直しを求め、厚労省が有識者検討会で議論してきた。 

                                     出典:時事通信

このニュースで取り上げられているのは、美容整形の業界ですが、我々治療院の業界ともかぶるところが多いのではないかと思います。

巷の整体院、治療院、整骨院でも、「ビフォー・アフター」の写真を掲載しているホームページをよく見ることがあります。最近では写真だけでなく、You Tube の動画でも「ビフォー・アフター」の動画を見かける様になりました。

確かに、怪しげなお約束の写真や、動画があります。素人はダマせても、業界の人間が見ればすぐにわかります。

例えば、O脚矯正のビフォー・アフター写真では、はじめのO脚写真の時は、つま先を外側に開いた形で撮影し、O脚を強調します。

次にO脚矯正後の写真を撮る際は、つま先を閉じて撮影します。するとどうでしょう!あれほどひどかったO脚が奇麗に矯正されてしまうのです。これが映像のトリックで、百聞は一見に如かずとはいかないのです。

人が感覚器官を通じて、外界から受けるすべての情報の内、視覚を通じて得る情報量は、全体の87%と言われています。これほど多くを視覚に頼っている我々は、やはり写真などの画像を見せられると、何の疑いもなく信じてしまうのです。

また、映像のトリック以外の問題もあります。O脚矯正以外にも、バストアップ、ヒップアップ、小顔などの美容整体がありますが、これってホントなのでしょうか?

ホントかと疑問を呈した点は2つあります。1つは、これは長期的に矯正効果が安定して持続するのかということです。人間の身体はそんなに単純ではないので、矯正で無理やり形をそろえたとしても、すぐに元に戻ってしまうのです。

2つ目の疑問は、これらの矯正って健康にいいの?ということです。必要のない所を矯正してしまうと、その反作用は必ずどこかに現れます。見た目を繕うことをメインとした考えで、むやみに脊椎や骨盤、頭蓋骨を矯正してしまうと、後で取り返しがつかなくなることもあるのです。

時々テレビ番組などで、面白おかしく色物的に整体治療が取り上げられますが、危険で見ていられない程の矯正も多々あります。テレビは視聴率が全てですので、派手に意図的に、かなり無理をして矯正しているのではないかという感じがします。いわゆるテレビ受けしやすいようにです。

テレビははっきり言って、ヤラセですので、これを信じては絶対ダメです! 

そう考えると、世の中いかにうまく人を洗脳するのかということに、力が注がれているのが分かります。今回の美容整形のビフォー・アフター写真の問題は、氷山の一角で、どの業界でも広告宣伝となったら、大なり小なり似たような問題をはらんでいます。

ただ消費者の不利益になるような過剰な広告宣伝は、やはり問題ですが、これを見抜く目を養うことが消費者にも求められているのです。

昔、田中角栄が、「新聞で信頼できるものが三つある。死亡記事に株の値段、それにテレビの案内欄だ。この三つにウソはない」と言ったそうである。裏を返せば、それ以外の情報にはウソがあるということです。

新聞、テレビ、雑誌、ラジオなどのマスメディアから報じられる情報は、ある程度のバイアスがかかっているため、国民は本当の意味で真実を知ることはありません。

情報の取捨選択は、自己責任ですので、やはり何が真実で何が嘘かを見抜く思慮深さは必要ではないでしょうか。

美容整形での広告規制が、整体や治療院、整骨院などの広告規制へと広がりを見せないとも言えません。

あん摩・マッサージ・指圧師や鍼灸師、柔道整復師などは、チラシや看板などに広告の規制があります。

しかし、無資格の整体などにはそれらの規制が無いので、かなり過剰になっているものもあります。過剰な広告には注意が必要です。

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肩こり・腰痛・坐骨神経痛・椎間板ヘルニア・ぎっくり腰・めまい・頭痛・脊柱管狭窄症・自律神経失調症・五十肩・膝の痛み、股関節の痛み等、様々な症状の根本原因を改善する整体治療院 「札幌 キネシオロジーの谷井治療室」です。

札幌市営地下鉄大通駅から徒歩3分と好アクセスです。

ご予約は 011-261-7866 にお電話下さい。

札幌市のキネシオロジーの谷井治療室のホームページ

北海道札幌市中央区南2条西5丁目6-1ロジェ札幌25-901

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整体治療と保存的療法

札幌整体治療院 谷井治療室 バランス画像谷井治療室での施術法は、オステオパシー、カイロプラクティック、MTS療法、整体治療、などなどいわゆる保存的療法の範疇に入る施術を行っています。

保存的療法とは、当院にお越し下さる患者様の主な疾患である整形外科的疾患の範疇では、人体を傷付けず、また出血させずに治療する方法の総称です。出血させて治療する観血的療法とは対極に位置します。

観血的療法とは、いわゆる手術のことで、最終的な選択肢としての存在であり、できれば受けたくないのが本音ではないでしょうか。

当院にお越し下さる患者様の中にも、脊柱管狭窄症、腰椎椎間板ヘルニア、変形性股関節症、変形性膝関節症などで、病院で手術を勧められ困っている方々もご来院くださります。

当院では、保存的療法によって痛みやしびれの根本的な原因に対するアプローチを行い、手術をしなくても良い状態になることを目指し施術させていただいております。手術には様々な問題点があり、術後の後遺症に苦しむ場合もあります。

私がまだ独立開業する前に整形外科に勤めていたことがありました。そこでの忘れられない思い出があります。

60代の初老の男性の患者様が、坐骨神経痛でその整形外科に通院していました。この方にお話を伺うと、数年前に同様の症状があり、別の病院で手術を受けたそうです。

しかし、残念ながら症状は一向に改善されず現在に至ってしまったそうです。その方の発した言葉は今でも忘れられません。

「手術は成功したんだ! 今ある痛みは、また別の原因で起きているんだ!」

この方は、医者に勧められるままに手術に同意し、手術をしたら痛みから解放されると信じていたのです。その結果は前述の通りで、この方は期待を裏切られた結果になりました。

人は自分が信じて同意したものを、たとえ結果が良好でなくても信じ続け、決して期待が裏切られたとは認めたくないんだなと、その発言から感じました。その方の心中を察すると、私もただうなずくだけで何も言えませんでした。

もう一つのケースは70代男性で、変形性股関節症のため人工股関節手術を受けました。手術は成功したように見えましたが、手術をした右側の脚の長さが短くなり、左右の脚長差が4cm以上になってしまいました。それと、人工股関節の手術をした方によくある訴えなのですが、患部が大変冷えるとおっしゃっていました。脚長差が4センチ以上もあるため、歩行も不自然になり、尚且つ病院でのリハビリも画一的な筋力トレーニングのみで結局、不自然な歩行のまま病院のリハビリは終了してしまいました。

病院では、手術も無事に終了し、リハビリも終わったので、あとは自分で何とかしてくださいとのことでした。その後はアンバランスの状態での日常生活を強いられたため、骨盤と腰椎に強い変形を来たし今度は脊柱管狭窄症になってしまいました。下肢の痛みと痺れに耐えかねて、とうとう脊柱管狭窄症の手術を受けることになりました。

しかし、術後の経過は良くなく脊柱管狭窄症の症状は全く改善されず、鎮痛剤の服用と、座薬に頼る日々になってしまいました。

この様な事例では患者と医者の間に考えの相違が浮かび上がるのです。患者は手術をすれば元の様に全く痛みのなかった状態に戻れると思っているのです。

しかし、医者は手術後に無難に退院することを目標にしていることが多く、必ずしも手術によって患者の症状のすべてを取り除くことを確約しているわけではないのです。この様なことから、手術は成功しても、症状は改善しないということが起きてしまうのです。

また日本の現在の医療制度上、保存的療法に対する診療報酬の評価が低いので、病院側もそれに時間や労力を投入することができないのはわかります。

誤解をしてほしくないのは、私も手術を完全否定しているわけではありません。脊柱管狭窄症でも排尿障害があったり、股関節の問題でも大腿骨頭の崩壊が激しいものなど緊急に手術を要するものも多々あります。

しかしながら、手術をしなくても良いような患者を、急いで手術してしまうケースもあります。私はまずは保存的療法を十分に行っていけば手術しなくてもいいケースも多いと思います。

当院での保存的療法の考えは、まずは身体の前後左右などのバランスを整え、重力に対して無理のない身体をつくります。このバランスが取れていない状態で、筋トレを行っても効果が出ないばかりか、逆に体を壊してしまうこともあるのです。歩くのも、自転車に乗るのも、スキーやスケートもすべてバランスの上に成り立っています。

ウエートトレーニングを行った事がある方はわかると思いますが、100kgのバーベルでベンチプレスをするときに、左右のプレートの重さが均等であれば、スムーズに挙がりますが、間違って左右のプレートの重量が違うと、ものすごく挙げずらくなります。これは、バランスが均等の時には、バーを差上げることのみに、筋力を使えますが、重さに左右差があるとバランスをとることに筋力の何割かが使われ、残りの力でバーを差上げなくてはならないので、ものすごく重く感じるのです。

これらの事からもわかるように、まずは無理、無駄、ロスの無い様にバランスをとることが第一義となります。

そして次に、個々の関節や筋肉、靭帯などの拘縮などを調整いたします。これには段階的にそれぞれのステージがあるため、時間と回数がかかります。良いもので体を治そうとするときは時間がかかるのです。逆に壊れる時は一瞬です。

例えば、自然食やサプリメントで健康になろうとしても、それを始めてすぐに結果が出ることはありません。逆に農薬や劇薬を飲んでしまうと、急激に体調を崩し最悪死に至る場合もあります。健康の建設には時間がかかり、破壊は一瞬なのです。

また、患者様には低下した筋力の強化とストレッチなどを指導させていただきます。オステオパシーやカイロプラクティック、MTS療法などの施術は患者様にとっては、他力のものです。そこに筋トレやストレッチといった自力のものが加わると、それぞれが車の両輪の如く働き、治癒を加速していきます。

この様に保存的療法の価値と大切さをもう一度、見直す時期に来ていると思います。一生涯使い続けられる身体を目指し、お互いに歩んでゆけたらと思っております。

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肩こり・腰痛・坐骨神経痛・椎間板ヘルニア・ぎっくり腰・めまい・頭痛・脊柱管狭窄症・自律神経失調症等、様々な症状の根本原因を改善する整体治療院 「札幌 キネシオロジーの谷井治療室」です。

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