整体治療と保存的療法

札幌整体治療院 谷井治療室 バランス画像谷井治療室での施術法は、オステオパシー、カイロプラクティック、MTS療法、整体治療、などなどいわゆる保存的療法の範疇に入る施術を行っています。

保存的療法とは、当院にお越し下さる患者様の主な疾患である整形外科的疾患の範疇では、人体を傷付けず、また出血させずに治療する方法の総称です。出血させて治療する観血的療法とは対極に位置します。

観血的療法とは、いわゆる手術のことで、最終的な選択肢としての存在であり、できれば受けたくないのが本音ではないでしょうか。

当院にお越し下さる患者様の中にも、脊柱管狭窄症、腰椎椎間板ヘルニア、変形性股関節症、変形性膝関節症などで、病院で手術を勧められ困っている方々もご来院くださります。

当院では、保存的療法によって痛みやしびれの根本的な原因に対するアプローチを行い、手術をしなくても良い状態になることを目指し施術させていただいております。手術には様々な問題点があり、術後の後遺症に苦しむ場合もあります。

私がまだ独立開業する前に整形外科に勤めていたことがありました。そこでの忘れられない思い出があります。

60代の初老の男性の患者様が、坐骨神経痛でその整形外科に通院していました。この方にお話を伺うと、数年前に同様の症状があり、別の病院で手術を受けたそうです。

しかし、残念ながら症状は一向に改善されず現在に至ってしまったそうです。その方の発した言葉は今でも忘れられません。

「手術は成功したんだ! 今ある痛みは、また別の原因で起きているんだ!」

この方は、医者に勧められるままに手術に同意し、手術をしたら痛みから解放されると信じていたのです。その結果は前述の通りで、この方は期待を裏切られた結果になりました。

人は自分が信じて同意したものを、たとえ結果が良好でなくても信じ続け、決して期待が裏切られたとは認めたくないんだなと、その発言から感じました。その方の心中を察すると、私もただうなずくだけで何も言えませんでした。

もう一つのケースは70代男性で、変形性股関節症のため人工股関節手術を受けました。手術は成功したように見えましたが、手術をした右側の脚の長さが短くなり、左右の脚長差が4cm以上になってしまいました。それと、人工股関節の手術をした方によくある訴えなのですが、患部が大変冷えるとおっしゃっていました。脚長差が4センチ以上もあるため、歩行も不自然になり、尚且つ病院でのリハビリも画一的な筋力トレーニングのみで結局、不自然な歩行のまま病院のリハビリは終了してしまいました。

病院では、手術も無事に終了し、リハビリも終わったので、あとは自分で何とかしてくださいとのことでした。その後はアンバランスの状態での日常生活を強いられたため、骨盤と腰椎に強い変形を来たし今度は脊柱管狭窄症になってしまいました。下肢の痛みと痺れに耐えかねて、とうとう脊柱管狭窄症の手術を受けることになりました。

しかし、術後の経過は良くなく脊柱管狭窄症の症状は全く改善されず、鎮痛剤の服用と、座薬に頼る日々になってしまいました。

この様な事例では患者と医者の間に考えの相違が浮かび上がるのです。患者は手術をすれば元の様に全く痛みのなかった状態に戻れると思っているのです。

しかし、医者は手術後に無難に退院することを目標にしていることが多く、必ずしも手術によって患者の症状のすべてを取り除くことを確約しているわけではないのです。この様なことから、手術は成功しても、症状は改善しないということが起きてしまうのです。

また日本の現在の医療制度上、保存的療法に対する診療報酬の評価が低いので、病院側もそれに時間や労力を投入することができないのはわかります。

誤解をしてほしくないのは、私も手術を完全否定しているわけではありません。脊柱管狭窄症でも排尿障害があったり、股関節の問題でも大腿骨頭の崩壊が激しいものなど緊急に手術を要するものも多々あります。

しかしながら、手術をしなくても良いような患者を、急いで手術してしまうケースもあります。私はまずは保存的療法を十分に行っていけば手術しなくてもいいケースも多いと思います。

当院での保存的療法の考えは、まずは身体の前後左右などのバランスを整え、重力に対して無理のない身体をつくります。このバランスが取れていない状態で、筋トレを行っても効果が出ないばかりか、逆に体を壊してしまうこともあるのです。歩くのも、自転車に乗るのも、スキーやスケートもすべてバランスの上に成り立っています。

ウエートトレーニングを行った事がある方はわかると思いますが、100kgのバーベルでベンチプレスをするときに、左右のプレートの重さが均等であれば、スムーズに挙がりますが、間違って左右のプレートの重量が違うと、ものすごく挙げずらくなります。これは、バランスが均等の時には、バーを差上げることのみに、筋力を使えますが、重さに左右差があるとバランスをとることに筋力の何割かが使われ、残りの力でバーを差上げなくてはならないので、ものすごく重く感じるのです。

これらの事からもわかるように、まずは無理、無駄、ロスの無い様にバランスをとることが第一義となります。

そして次に、個々の関節や筋肉、靭帯などの拘縮などを調整いたします。これには段階的にそれぞれのステージがあるため、時間と回数がかかります。良いもので体を治そうとするときは時間がかかるのです。逆に壊れる時は一瞬です。

例えば、自然食やサプリメントで健康になろうとしても、それを始めてすぐに結果が出ることはありません。逆に農薬や劇薬を飲んでしまうと、急激に体調を崩し最悪死に至る場合もあります。健康の建設には時間がかかり、破壊は一瞬なのです。

また、患者様には低下した筋力の強化とストレッチなどを指導させていただきます。オステオパシーやカイロプラクティック、MTS療法などの施術は患者様にとっては、他力のものです。そこに筋トレやストレッチといった自力のものが加わると、それぞれが車の両輪の如く働き、治癒を加速していきます。

この様に保存的療法の価値と大切さをもう一度、見直す時期に来ていると思います。一生涯使い続けられる身体を目指し、お互いに歩んでゆけたらと思っております。

================================

肩こり・腰痛・坐骨神経痛・椎間板ヘルニア・ぎっくり腰・めまい・頭痛・脊柱管狭窄症・自律神経失調症等、様々な症状の根本原因を改善する整体治療院 「札幌 キネシオロジーの谷井治療室」です。

札幌市営地下鉄大通駅から徒歩3分と好アクセスです。

ご予約は 011-261-7866 にお電話下さい。

札幌市のキネシオロジーの谷井治療室のホームページ

北海道札幌市中央区南2条西5丁目6-1ロジェ札幌25-901

このリンク↓をクリックしていただけると嬉しいです!


健康と医療 ブログランキングへ

にほんブログ村 健康ブログへ
にほんブログ村