皮膚と腰痛の関係

むかし何かのCMで「男は背中で語る」という言葉がありました。整体治療師の立場で言えることは、男だけでなく女の人も、背中は雄弁にその人の人生を語っているということです。

今回は、日々の臨床から見えてくる背中のお話しです。

次の写真を見てください。

【出典:ビブレボーテ】

 

この写真で、すぐに異常に気づいた人は、なかなか大したものです。何も気が付かなかった方は、腰部の白い横線が見えますか? この線は、一般的に肉割れと呼ばれるものです。専門的には、線状皮膚萎縮症(せんじょうひふいしゅくしょう)と呼ばれるそうです。(私も初めて知りました)

この様に肉割れが起きるのは、急激に太ったとか、妊娠した時、急に身長が伸びた時など、短期間に皮膚が引き伸ばされたことが原因となりますが、上の写真の様に腰部にできる肉割れは、本当にその様な理由だけで起きるのでしょうか?

実は、今まで一度も太ったこともない痩せた人でも、このような肉割れが起こるのです。

私が書生時代にお世話になっていた治療院では、※ニモ・レセプター・テクニックという施術をとり入れていましたので、男性は上半身裸で、女性も施術中は背中が開くガウンを着て、直接背中の施術をしていました。そのお蔭で、相当数の背中の観察をすることができたのです。

※ニモ・レセプター・テクニックは、日頃使いすぎで疲れの溜まった筋肉や筋膜の痛みが出ているところにジェルや、ローションを塗り、筋肉全体を押さえながら指や肘で滑らして伸ばしたり、持続した押圧を加えることで、筋肉の緊張を取り除き、元の柔らかく動きのいい筋肉を取り戻します。 ニモ・テクニックはカイロプラクティックの手技の中でも筋肉の症状を緩和させるのにとても有効なテクニックのひとつと言えます。また、どの年齢層でも使用する事ができる万能なテクニックです。

肉割れ発生の原因は諸説あります。しかし、上記写真の様な腰部の白い横線発生の原因は、私個人の意見としては、体質が最大の要因だと思っています。

皮膚断面図

出典:【ウィキペディア】

 

上図の様に、皮膚は表皮、真皮、皮下組織から成り、表皮はある程度は伸びることができますが、真皮や皮下組織の一部は伸びにくいのです。この張力に耐えらなくなると、弾性線維に亀裂が生じ、肉割れが発生すると考えられています。

皮膚が引っ張られることは誰でも起こりえることです。では、どうして肉割れになる人と、ならない人がいるのでしょうか?

それは、皮膚の強度に個人差があるからだと思います。すなわち、肉割れが出来てしまう人は、皮膚が弱いということです。

そして、皮膚が弱いということは、その皮膚の下にある、筋膜や筋肉、靭帯、腱、椎間板などの軟部組織全般も同様に弱いと推測します。

私がこの様な考えに至った理由は、修行時代に多くの患者様の背中を施術しながら観察してきたことです。その時気づいたことは、ぎっくり腰や、腰椎椎間板ヘルニアなどの腰痛疾患の患者様に、この様な腰部の肉割れ現象が頻発していたということです。

また、腰椎分離症を患う患者様にも、この様な皮膚の横線がよく見られますので、軟部組織だけでなく骨も弱いのかもしれません。

また、肉割れ線に並び、腰痛の患者様に多いのが、腰に濃い体毛が生えていることです。人間の身体は大切な部分や、弱い部分に毛が生えます。頭部、顔面部、脇の下、陰部などがそれです。その他にも組織的に弱くなった部分を守ろうとして、腰やその他の部分に太い体毛が生えることがあります。

私の個人的な体験ですが、私は6~7年前に左の肩を痛めてしまいました。その後しばらくしてから、その部分に太い体毛が生えるようになったのです。これも体に備わる防御反応の一つなのだと、実体験から学びました。

現在の私の治療形態では、背中を大きく露出させることはありませんが、腰痛を主訴としたり、ぎっくり腰や、腰椎椎間板ヘルニアなどの患者様の場合は、参考のために、お背中を拝見させていただくことがあります。

すうると、症状が重い人ほど、肉割れ発生の頻度が上がるのです。やはり皮膚は体の中の状態を、鏡の様に映し出しているのです。

本来は、私も一人一人の患者様の背中の状態をチェックするのがベストだとは思いますが、時間的な制約があり、現在それはかないません。しかし、本当に背中からは、様々な情報を読み取ることができるのです。

残念ながら、皮膚にできた白い横線と、腰の組織的な脆弱さは、一生消えることはありませんが、整体治療でバランスを取れば、腰痛やぎっくり腰、腰部椎間板ヘルニアなどを起こすリスクはかなり減ります。

逆にこの様な人は、バランスを取らないでいると、かなりの確率で腰痛持ちになってしまいます。

皆様! ご自身の腰にこの様な線が無いか、どうぞお確かめください。

もし、腰に肉割れの線や不自然な太い体毛が生えていたら、腰痛予防のためにも整体治療をおすすめいたします。弱点も、それを知ってうまく管理すれば怖くはないのです。

================================

肩こり・腰痛・坐骨神経痛・椎間板ヘルニア・ぎっくり腰・めまい・頭痛・脊柱管狭窄症・自律神経失調症・五十肩・膝の痛み、股関節の痛み等、様々な症状の根本原因を改善する整体治療院 「札幌 キネシオロジーの谷井治療室」です。

札幌市営地下鉄大通駅から徒歩3分と好アクセスです。

ご予約は 011-261-7866 にお電話下さい。

札幌市のキネシオロジーの谷井治療室のホームページ

北海道札幌市中央区南2条西5丁目6-1ロジェ札幌25-901

このリンク↓をクリックしていただけると嬉しいです!


健康と医療 ブログランキングへ

にほんブログ村 健康ブログへ
にほんブログ村

坐骨神経痛と整体治療

坐骨神経痛札幌整体坐骨神経痛治療院 谷井治療室イラストとは片側または、両側の坐骨神経に沿って痛みを生じる疾患の総称で病名ではありません。その原因は椎間板ヘルニアや梨状筋症候群などが代表的なもので、坐骨神経が圧迫や絞扼されることによって痛みを生じるものです。

坐骨神経痛という名前が付いていますが、痛みではなく痺れや突っ張り感として症状が出ることもあり、ひどくなると筋力低下をはじめ感覚や運動の麻痺を伴うこともあります。

坐骨神経は人体の中で最大の直径と、長さも一番長い神経です。背が高く足の長い人ほど坐骨神経も長くなります。平均的な身長の人で末梢までの長さは1メートル以上もあります。

坐骨神経痛の具体的な症状の出現部位は、臀部から太ももの裏側、ふくらはぎや足先まで坐骨神経の走行に沿って痛みが生じます。ただ坐骨神経痛は痛い所が悪いとは限りません。坐骨神経の走行を川の流れに例えると、腰椎や仙骨の神経の出口を川上とすると、足先の末梢神経が川下となります。

坐骨神経は、第4腰椎と第5腰椎、第5腰椎と仙骨の間、そして仙骨の前に開いている仙骨孔(穴)の上から3つ目までから出た脊髄神経によってできています。(第4、第5腰神経と第1~第3仙骨神経)

この様に骨盤内で構成された坐骨神経が、お尻の穴の横付近にある、椅子に座った時にゴリゴリ当たる部分の骨である坐骨の内側を抜けて、骨盤の外に出てきます。この様に坐骨のそばを通るので坐骨神経と呼びます。

この坐骨神経は、腿の後ろの皮膚や下腿・足の甲や裏の皮膚に分布し、膝を曲げる筋肉や、足首や足の指の曲げ伸ばしを行う筋肉などを支配しています。そのため、この坐骨神経が椎間板ヘルニアや梨状筋症候群、脊柱管狭窄症などで圧迫や絞扼されると、様々な症状が現れます。

症状の現れ方は千差万別で、激痛の場合もあれば、鈍痛や引きつった感じのもの、しびれ、感覚の麻痺、脚に力が入らないなどがあります。

また、悪い側の脚の筋肉が萎縮して細くなったり、血行不良で冷えていたりすることもあります。

主な原因疾患としては、椎間板ヘルニア、腰椎分離・すべり症、梨状筋症候群、脊柱管狭窄症などがあります。また骨盤や腰椎の歪みなどによって坐骨神経痛が生じることもあります。

椎間板ヘルニアによる坐骨神経痛の場合、ラセーグテスト陽性を示します。健全な坐骨神経は脚を上に上げたり、前屈したりした際に椎間孔の部分を最大で12mm位移動しますが、椎間板ヘルニアによって坐骨神経が圧迫されていると、この移動ができなくなり、足上げテスト(ラセーグテストまたはSLRテスト)で痛みが誘発されるのです。

坐骨神経痛の整体治療は、整形外科的な理学検査であるラセーグテストによりヘルニアによるもなのか、それ以外のものかをまず判別し、同じくKボンネットテストで、梨状筋症候群などがあるかをある程度判断しておきます。(坐骨神経痛に関する情報は多いほど良いです!)

その後に、坐骨神経痛を加味して全身バランスをとりますが、ピンポイントで、その時に必要なところを調整いたします。坐骨神経痛は大変辛い症状を呈するものが多々ありますが、整体治療でバランスが整って、治るための環境が整えば、ウソのように症状が消えてしまうこともあるのです。

坐骨神経痛のお辛い症状でお悩みの方、まずはご相談ください。

================================

肩こり・腰痛・坐骨神経痛・椎間板ヘルニア・ぎっくり腰・めまい・頭痛・脊柱管狭窄症・自律神経失調症等、様々な症状の根本原因を改善する整体治療院 「札幌 キネシオロジーの谷井治療室」です。

札幌市営地下鉄大通駅から徒歩3分と好アクセスです。

ご予約は 011-261-7866 にお電話下さい。

札幌市のキネシオロジーの谷井治療室のホームページ

北海道札幌市中央区南2条西5丁目6-1ロジェ札幌25-901

このリンク↓をクリックしていただけると嬉しいです!


健康と医療 ブログランキングへ

にほんブログ村 健康ブログへ
にほんブログ村