ヒポクラテスの誓い

古代ギリシャの医師ヒポクラテス(B.C.460頃~370頃)は、医学の始祖として世界中でその名を知らぬ者がいないほど有名な実在した人物です。因みにこの頃の日本は、縄文時代~弥生時代なので西洋の文化は医学も含め随分と進んでいたのです。

ヒポクラテス医学は、科学性と同時に、倫理性を大切にしていました。ここに「ヒポクラテスの誓い 」を掲載します。

                       誓い

医神アポロン、アスクレビオス、ヒュギエイア、パナケイア、および全ての男神・女神たちの御照覧をあおぎ、つぎの誓いと師弟誓約書の履行を、私は自分の能力と判断の及ぶかぎり全うすることを誓います。

この術を私に授けていただいた先生に対するときは、両親に対すると同様にし、共同生活者となり、何かが必要であれば私のものを分け、また先生の子息たちは兄弟同様に扱い、彼らが学習することを望むならば、報酬も師弟誓約書もとることなく教えます。また医師の心得、講義そのほかすべての学習事項を伝授する対象は、私の息子と、先生の息子と、医師の掟に従い師弟誓約書を書き誓いを立てた門下生に限ることにし、彼ら以外の誰にも伝授いたしません。

養生治療を施すにあたっては、能力と判断の及ぶかぎり患者の利益になることを考え、危害を加えたり不正を行う目的で治療することはいたしません。

また求められても、致死薬を与えることはせず、そういう助言もいたしません。同様に婦人に対し堕胎用のペッサリーを与えることもいたしません。私の生活と術とともに清浄かつ敬虔に守りとおします。

結石患者に対しては、決して切開手術は行わず、それを専門の業とする人にまかせます。(*当時のギリシャでは結石の治療を専門とする技術者がいた。)

また、どの家に入っていくにせよ、すべては患者の利益になることを考え、どんな意図的不正も害悪も加えません。とくに、男と女、自由人と奴隷のいかんをとわず、彼らの肉体に対して情欲をみたすことはいたしません。

治療のとき、または治療しないときも、人々の生活に関して見聞きすることで、およそ口外すべきでないものは、秘密事項と考え、口を閉ざすことにいたします。

以上の誓いを私が全うしこれを犯すことがないならば、すべての人々から永く名声を博し、生活と術のうえでの実りが得られますように。しかし誓いから道を踏みはずし偽誓などをすることがあれば、逆の報いを受けますように。

医学の父ヒポクラテスの名言

  • 満腹が原因の病気は空腹によって治る。
  •  汝の食事を薬とし、汝の薬は食事とせよ。
  •  食べ物で治せない病気は、医者でも治せない。
  •  人間は誰でも体の中に百人の名医を持っている。
  •  人間がありのままの自然体で、自然の中で生活をすれば120歳まで生きられる。
  •  病人に食べさせると、病気を養う事になる。一方、食事を与えなければ、病気は早く治る。
  • 火食は過食に通ず。
  • 月に一度断食をすれば病気にならない。
  • 人は自然から遠ざかるほど病気に近づく。
  • 賢者は健康が最大の人間の喜びだと考えるべきだ。
  • 病人の概念は存在しても、病気の概念は存在しない。
  • 健全なる体を心掛ける者は完全なる排泄を心掛けねばならない。
  • 食べ物について知らない人が、どうして人の病気について理解できようか。
  •  病気は、人間が自らの力をもって自然に治すものであり、医者は、これを手助けするにすぎない。
  • その人間のもつ疾病に興味をもつことよりも、その病む人間がどのような人間かに興味をもつことのほうが重要である。
  • 好機は去りやすく、経験は過ち多し。
  • 生命は短く、学術は永し。
  • 老人は若者より病気は少ないけれども、彼らの病気は彼らから去らず。
  • 極度にはげしい疾患には、極度にはげしい治療が最も有効である。
  • 医者には三つの武器がある。
    第一に言葉、第二に薬草、第三にメスである。
  • 言葉は暗示として、人間の身体に備わっている自然治癒力を促進させる効果がある。
  • 歩くと頭が軽くなる。
  • 幸運は大胆な人たちに笑いかける。
  • 経る時の中に機会は含まれている。しかし機会は長い時を含んではいない。
  • 賢い人ならば、人間にとって一番の宝は健康であること、そして病気の場合は、病気から学べるような意識を持つ事がなにより大切だと考えるべきである。
  • 我々が体の内に持っている、自然治癒力こそ、治癒するための最高のエネルギーなのである。
  • 何でも、やりすぎ、多すぎは、自然の摂理に反する。
  • 体の各部位を、適度に動かし、運動すれば、健康でいられるし、ゆっくりと老化する。しかし、使われていない部分は調子を悪くしがちになり、成長にも影響が見られ、老化が早く進む。
  • 病気は適切な食事療法と適度な運動によって安全に治療できる。
  • 病気は神が治し、恩恵は人が受け取る。

いかがでしたでしょうか。今から2000年以上前の言葉ですが、今の世の中にも通じる内容だと思います。聖書や仏典などもそうですが、真理について語られたものは、いつの世も変わらないものなのですね。

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全てに時がある

札幌整体治療院 谷井治療室 時計イラスト全号のブログでもお伝えしたように、私も患者様に一日でも早く良くなってほしいという気持ちがあるからこそ、言いたくないことでも言わなくてはならないときがあります。しかし私も患者様も一生懸命に治療に取り組んでも、なかなか結果の出ないときがあります。

症状の改善する時期には一つの法則があるように思います。急性症状や軽い症状などは、治療をする度に右肩上がりで症状の改善がなされることが殆どですが、慢性化したものや、重度のものは時間がかかることが多々あります。

ただし、時間がかかると言えども、治療の度に何かが変わっているのは長年この仕事をしていると感じるものです。今の私の治療は、人間の体を肉体として扱う以上に、エネルギー体として捉えているところが多く、こうした人体のエネルギー治療がその骨子になっています。

治療をすると、まずエネルギー体に変化が現れて、それが治療の回を重ねるごとに積算的に積みあがり、ある一定量を超えたときに、肉体への変化が起き、症状の改善がなされます。まるでコップの中に溜まった水が溢れるが如くにです。

医聖ヒポクラテスも病気の治るべき時期を重視しており、その時期が来なければ、無理に病気をねじ伏せようとしても、徒労に終わると説いています。

また、旧約聖書の中の伝道の書、第三章1~11節に以下の聖句があります。

天が下のすべて事には季節があり、すべてのわざには時がある。
生まるるに時があり、死ぬるに時があり、
植えるに時があり、植えたものを抜くに時があり、
殺すに時があり、いやすに時があり、
こわすに時があり、建てるに時があり、
泣くに時があり、笑うに時があり、
悲しむに時があり、踊るに時があり、
石を投げるに時があり、石を集めるに時があり、
抱くに時があり、抱くことをやめるに時があり、
捜すに時があり、失うに時があり、
保つに時があり、捨てるに時があり、
裂くに時があり、縫うに時があり、
黙るに時があり、語るに時があり、
愛するに時があり、憎むに時があり、
戦うに時があり、和らぐに時がある。
働く者はその労することにより、なんの益を得るか。
わたしは神が人の子らに与えて、ほねおらせられる仕事を見た。神のなされることは皆その時にかなって美しい。神はまた人の心に永遠を思う思いを授けられた。それでもなお、人は神のなされるわざを初めから終わりまで見きわめることはできない。

私もこの聖句に出会ったときには、体の中に衝撃が走ったような感覚になりました。何でも自分の力や努力で無理やりにでも結果を出そうともがいていた自分に気づいたのです。

それまでの私は、「鳴かぬなら、鳴くまで待とうホトトギス」という心境にはとてもなれなかったのです。どんな事にも時があり、それは早すぎもせず、遅すぎもせずにおとずれます。

治るのにも「時」があるのです。治療をしていて、残念なのは、良くなる見込みがあるのに、途中で治療を中断してしまう方がいることです。その場の症状を手っ取り早く解消したい!とお考えになるのも分からなくはありません。ただ、何事にも、物事が成就するには、それなりの時間と回数が必要です。 「 ローマは一日にして成らず 」 とも言いますが、全くその通りなのです。

また、時々患者さんに聞かれることは、「何回で良くなりますか? 」との質問です。愚問と言っては失礼ですが、このような質問に対しては、はっきりした回数などは答えようがありません。まずは、ご自身が治りたいという意思を強く持つことと、自分の中の自然治癒力を信じ、絶対に良くなるという信念を持つことが大切です。

私自身の経験からも言えることですが、病気やケガなどには、何かの意味があり、痛みやしびれなどの症状は身体かのメッセージではないかと思います。このメッセージをうまく受け取り、生活習慣や心の使い方など、改めるところは改めるという前向きな心で生きていくと、いずれその「時」がおとずれるのではないでしょうか。好むと好まざるとにかかわらず、時は向こうからやってくるものなのです。

私も、「 点滴岩をも穿つ 」の信念で、一回一回の治療に常にベストを尽くす意気込みで臨床に当たって参りますので、どうぞよろしくお願いいたします。

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