体の歪みと細胞の寿命

札幌整体治療院 谷井治療室 赤血球画像人の細胞は日々生まれ変わっています。私も学校などで「ヒトの細胞数は、60兆個あります」と教えられてきましたし、あん摩・マッサージ・指圧師の試験でもこのような問題が出ていて、正解は60兆個と答えていたと思います。

ところが、『人体生物学紀要』(Annals of Human Biology)という雑誌の2013年11・12月号に、「人体の細胞数の推定」という論文が載り、今までの定説を覆しました。これによると人体を構成する細胞数は37兆個になるそうです。

60兆個から37兆個になったからといって、それがどうしたの?・・・と言ってしまえばそれまでのことで、確かにどちらの数でも普段の生活にあまり関係ないし、どちらの数字も大変多いので、ピンとこないのは仕方が無いことでしょう。

60兆個から37兆個に減ったとしても、驚きが減ったということではありません。37兆個といえば、仮に動物の細胞の大きさの平均を10ミクロン位だとして、これを一列にならべれば地球を9周以上も回る膨大な距離に相当します。

もともと一個の受精卵から出発し、2倍、4倍、8倍・・・と自然の摂理の中でその数を増やし、最終的にこの数まで増えるのだから、まさしく人体は小宇宙であるし、これは驚嘆に値するものです。

「昔常識、今非常識」と言いますが、この様に定説が覆ることはよくあることですし、いつかはこの37兆個という数字も覆るかもしれません。

人の寿命は、ほとんどが100歳未満です。稀に100歳を超える長寿者もいますが、その人数は圧倒的に少なくなります。因みに現在生存している方で世界最長寿者は、イタリアのエマ・モラノ=マーティヌッジィさんで、117歳、日本人では鹿児島県の田島 ナビさんで、116歳です。凄いですね!

どんな長寿者も、37兆個の細胞が日々新陳代謝してバトンリレーをしながら肉体を維持しています。心臓の心筋細胞や、神経細胞は再生しないと学校で習いましたので、これら一部の細胞を除いて、人の細胞にはそれぞれの寿命があり、古くなった細胞は死んで、新しい細胞に切り替わっていきます。

個々の細胞の寿命には諸説ありますが、以下にそれぞれの細胞の寿命を記します。

  • 消化器上皮細胞 1日
  • 白血球(色々) 2~200日
  • 皮膚細胞    20~30日
  • 肝臓細胞    20日
  • 赤血球     120日
  • 筋肉細胞    6~12ヶ月
  • 頭髪      4~6年
  • 骨細胞      7年

これら細胞の寿命を見ると、いろいろなことが分かります。消化器の上皮細胞はたった1日の寿命しかないということは、消化管の粘膜上皮はそれだけ環境が厳しく重労働だということになります。確かに食べたり飲んだりしたものが次々と消化管に送り込まれて来ますので、それらの飲食物との摩擦や消化液の影響など細胞の寿命を短くする要因がたくさんあります。

最長寿の骨細胞でも約7年の寿命しかありませんので、肉体的には7年前の自分はもう存在しないということになります。

体の歪みと細胞の新生

人の体は様々な理由で歪みます。ある人は、上半身が右に傾き、またある人は左に傾きます。その他にも前後の傾きや左右への捻じれなどがあり、実際には様々な方向の歪みが複合しています。

カイロプラクティックやオステオパシー、MTS療法、整体治療などでは、これらの歪みを矯正します。歪みのある部分は、一部が縮んだ状態になっており、その反対側は引き伸ばされたようになっていることが多いです。

縮んだ側にも、引き伸ばされた側にも、関節包や靭帯、腱、筋肉などがあり、それぞれが無数の細胞でできています。

そして、その一つ一つの細胞は縮んでいる側では圧縮され潰されており、引き伸ばされている側には引っ張りの張力がかかっています。ここに重要な問題が潜んでいます。この歪みは細胞がその寿命を迎え新しい細胞に代わっても残り続けるのです。体の癖は癖として残ったまま細胞だけが新陳代謝していくので、細胞が新しいものに切り替わったからと言って、歪みまで治ってしまうということは決してありません。

この様に歪みのある部位は、血液やリンパ液の循環も悪くなりますので、せっかく新陳代謝で新しい細胞に生まれ変わっても、その細胞が置かれる環境は劣悪な環境になるのです。その結果これらの細胞は活力を失い、これらの細胞が集まって構成される、腱や靭帯、筋肉なども劣化した質の悪いものになってしまいます。

これがまた更なる歪み固定化の要因となり、病気慢性化の原因となります。慢性化した肩こりや腰痛の患者様の筋肉を触診すると、古タイヤのゴムの様に硬くなっており、明らかにその質の低下がうかがわれます。この様になってしまうと、いくら整体治療などで矯正しても、なかなか改善されないか良くなるとしても時間のかかる場合が多いのです。

筋肉細胞の寿命が6~12か月ということを考えると、カイロプラクティックやオステオパシーなどで段階的に歪みを整えていったとしても、全ての筋肉細胞が新しいものに切り替わるのに半年から1年はかかるので、仮に治るための条件が全て十全に整ったとしても、改善までにこれくらいの期間はかかるという計算になります。

体の歪みは諸病の原因になります。病院の入院病棟に行くと分かりますが、重病の人ほど背骨の歪みが酷いのに気づかされます。背骨が歪むと内臓も機能低下を起こしますので、免疫力も低下し病気に罹りやすくなってしまうのです。

この様に身体の歪みを慢性化させないために、谷井治療室ではMTS療法、カイロプラクティック、オステオパシー、整体治療などを独自に統合させることで、関節の歪みや機能不全の改善に対応しています。

せっかく生まれ変わってくる新しい細胞を、正しく整った身体という良い環境で迎え入れてあげようではありませんか。

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誰が一番偉いのか

新年あけましておめでとうございます。今年も皆様のお役に立てます様努力してまいりますのでどうぞよろしくお願いいたします。

今年初めのブログのテーマは、みんなが仲良くなれればいいなという思いを込めてまとめました。

誰が数えたのか、人間の細胞は60兆個あるといわれています。それらの細胞が集まって上皮組織、支持組織、筋組織、神経組織などをつくり、これらの組織が組み合わさり心臓や肝臓、腎臓、胃、腸、筋肉などの器官ができます。

そして、同じ様な働きをする器官が集まり運動器系、消化器系、呼吸器系、循環器系、神経系などの器官系をつくります。

このように私たちの体は、それぞれの器官系が互いに絶妙に助け合いながら、働いてくれているためいつも元気で生活できるのです。

私たち人間一人一人も、個人が家族をつくり、それぞれが地域や社会をつくり、それが集まって国家をつくり、それぞれの国と国とが集まって世界ができています。

人間の細胞一つ一つはどれも優劣がなく、内臓も心臓のほうが腎臓より偉いとか、肝臓のほうが胃よりも大切だとかはありません。

私たち一人一人も、だれが大切で、だれが大切でないとかは無く、国家もどの国が偉くて、どの国は大切ではないなど無いと思います。

世界には様々な価値観や文化、宗教がありますが、どれが一番正しくてどれが一番偉いのでしょうか。

聖書にもイエス様の弟子達が、この中で誰が一番偉いのかとイエス様に質問するくだりがあります。

そのとき、弟子たちがイエスのところに来て言った。「それでは、天の御国では、だれが一番偉いのでしょうか。」そこで、イエスは小さい子どもを呼び寄せ、彼らの真中に立たせて、言われた。「まことに、あなたがたに告げます。あなたがたも悔い改めて子どもたちのようにならない限り、決して天の御国には、はいれません。だから、この子どものように、自分を低くする者が、天の御国で一番偉い人です。

(マタイによる福音書18章1~5節)

弟子たちの間でもこの様に誰が一番偉いのかなどという愚かなことが起きていたとは驚きです。

ここでさすがだと思ったのは、イエス様は弟子たちに悔い改めよと言い放ったところです。これは大変重い言葉で、今までの考え方を180度変えよと戒めたことになります。この出来事はそれほど愚かなことだったのです。

キリスト教の中で、それも直弟子でさえこのような過ちを起こしてしまったのです。それから2000年以上たった現在の状況はどうでしょうか。キリスト教はカトリックとプロテスタント、正教会などに分かれ、更に各宗派に分裂しました。恐らくそれぞれが正しさを主張していると思います。そして、お互いに相いれない部分もあるでしょう。

ということは、他の宗派などに対しては受け入れない姿勢を見せることもあるでしょうし、ましてやキリスト教以外の他宗教に対してはかなり厳しい状況となるのではないでしょうか。

一人一人の人間がお互いを認め合い仲良くするには、時として清濁併せ呑むという姿勢が大切だと思います。

水清ければ魚棲まずとも言いますが、あまりに純粋さを追及して厳しくすると自分以外の者には不寛容になってしまいます。純粋すぎるとかえって毒になるのです。

例えば塩でも砂糖でも純粋さを追及し、純度を上げれば上げるほど人体にはよくない部分も強くなってしまいます。

また、アレルギーという疾患がありますが、これはなぜ起きるのでしょうか。アレルギーやリウマチなどの膠原病も自分の免疫細胞が、同じく自分の細胞を誤って攻撃してしまう疾患なのです。

60兆個ある自分の細胞は、それぞれが相互に協調して健康が保たれているのです。しかしアレルギー疾患は、この協調と調和が崩れてしまっているのです。それぞれの細胞が仲良しならこうはならなかったかもしれません。

「箱根山、駕籠(かご)に乗る人、担ぐ人、そのまた草鞋(わらじ)を作る人」という短歌があります。落語「白子屋(しろこや)政談」に登場する短歌ですが、私が尊敬する中村天風師もよく例え話に使っていました。

この意味は駕籠に乗る人は駕籠を担いでくれる人がいるお蔭で駕籠に乗ることができる。駕籠を担いで人を運ぶ職業の駕籠かきの人も、駕籠に乗ってくれるお客様がいるから生活の糧を得ることができる。

また駕籠かきは険しく長い道のりを歩むのに履物である草鞋が必要ですが、この草鞋を作ってくれる人がいるから無事に山道を歩ける。草鞋を作る人もそれを買ってくれる人がいるから生活が成り立つということです。

この様に世の中には職業や階級が様々あって、同じ人間でありながらその境遇に差がありますが、それぞれがお互いに助け合い、それぞれの人がその役割を全うすることで、うまく社会が構成されているのです。

人の体の場合でも心臓も肝臓も胃も神経もそれぞれが相互に協調し、その役割を全うすることで健康が保たれているのです。

人の細胞も、人間社会も共にお互いの協調が大切です。

でもよく考えると、人の細胞も、人類もどちらも元は一つだったのです。人の体は単細胞の卵子が受精した結果、細胞分裂を繰り返し60兆個の細胞になったのです。

人類の起源も諸説ありますが、アフリカ起源だとしても元は誰かにたどり着きます。

また、旧約聖書の創成期の様にアダムとイブが最初の人類だったとしても、ここが原点になり、現在の70億を超える人口になったという事になります。

元は一つなのだから共に協調して仲良くやれない訳がないと思います。誰が偉いとか、誰が正しいとか、誰が本物だとかの基準で争うのは、やはり愚かなことではないでしょうか。

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