便秘の治し方

札幌整体治療院 谷井治療室 腸画像世の中には便秘に悩む多くの方がいます。先日読んだ本「腸はぜったい冷やすな!」 (松生恒夫著:光文社新書)に便秘改善の参考になる内容がいくつかありましたのでご紹介します。

まずはこの本のタイトル通り、腸(お腹)を冷やさないことです。古今東西、様々な健康法がありますが、お腹を冷やして健康になるというものに、私も未だかつて出会ったことがありません。だいいち、お腹を冷やすと気分や具合が悪くなったり、下痢をしたりしますが、お腹を温めると、とっても気持ちがいいので、この感覚的なことからも、腸は冷やさない方が絶対いいと感じます。

ちなみに腸を冷やす要因は、薄着や冷房などが原因の外から冷えるものと、飲食により体の中から冷えてしまうものの二通りの冷えがあります。

この本の著者の松生先生は、便秘改善にオリーブオイルを勧めています。ここで言うオリーブオイルとはエキストラバージン・オリーブオイルのことです。オリーブオイルの成分は、ほぼ100%が脂質で、オレイン酸が77%含まれています。

このオレイン酸にはコレステロール値の改善効果もありますし、オリーブオイルに含まれるポリフェノールの一種、オレウロペインの抗酸化作用が、欧州食品安全庁(EFSA)において、ヘルスクレーム(健康強調表示:ある食物が特定の病気に効くとパッケージに表示すること)を与えられました。

オリーブオイルは、紀元前から便秘改善に用いられ、現在でも、イタリアなどでは子供の便秘予防にティースプーン一杯のオリーブオイルを摂らせているそうです。

オリーブオイルは小腸で吸収されにくく、腸神経系を刺激し、腸管運動を促進させます。また食物残渣(しょくもつざんさ:残りかす)に混じることで腸内での便のすべりを良くします。

よく油を使わない料理ばかりを食べて、便秘になっている人がいますが、野菜などの繊維は食べているのに、どうも通じが悪いという方は、食事中の油脂が不足しているかもしれませんので、オリーブオイルはおススメです!

松生先生の調査では、下剤を継続的に使用していた慢性便秘の患者さん64人に、オリーブオイルを毎朝30ml摂取していただいたところ、何とほぼ全員の63人が下剤の使用を中止、または下剤の減量が可能になりました。

特に便が硬かった患者さんでは、普通の便になるまで改善できたそうで、松生先生はティースプーン2杯程度のオリーブオイルでも効果が期待されると述べています。また、白湯にオリーブオイルを入れて飲むと体が温まりさらに効果的だそうです。

逆に松生先生が注意している点があります。センナ、大黄、アロエ等のアントラキノン系の下剤の使用に対しては、服用を中止すると再び便秘になるため、どうしても継続使用しがちになり、やめては便が出なくなって更に薬を飲む、という悪循環で次第に服用量が増加する傾向があるといっています。

その結果、大腸メラノーシス(大腸黒皮症)が現れて腸管運動を妨げ、排便困難を更に増悪させることがわかっています。大腸メラノーシスとは、大腸粘膜下にメラニン様の色素が沈着し、腸神経系に障害を及ぼす病気です。

このような大腸メラノーシスを認めるような慢性便秘症の患者さんに、オリーブオイルを摂取してもらうと、症状が改善し、下剤服用量が減る患者さんが少なくなく、オリーブオイルは、腸神経系に対しても確実に作用しているとのことです。

便秘は万病のもと

厚生省から、「平成27年(2015)人口動態統計(確定数)」が発表され、日本人の死亡原因の第一位はガンで、男性は4番目に結腸がん、女性は2番目に結腸がんが死因に挙がっています。

これは食生活の欧米化が原因ではないでしょうか。特に赤身肉(豚や牛肉)は、大腸がんのリスク上昇因子になっています。(世界癌研究基金 / アメリカ癌研究財団「2007年」)

逆に、大腸がんのリスクを確実に減らす要因として、身体活動と野菜や果物などの食物繊維を含む食品や、ニンニクなどが上がっています。野菜ではタマネギ、ニンジン、キャベツが特にがんの予防に有効のようです。(世界癌研究基金 / アメリカ癌研究財団「2007年」)

腸は免疫にも深く関与しており、全身の免疫の半数以上が腸に関連しており、うつ病などの精神面にも腸が関係しているといわれています。

元プロレスラーのアントニオ猪木さんが以前言っていたことですが、プロレスラー志願の新弟子で、すぐに辞めてしまう人の特徴を次のように述べていました。

  • 猫背
  • お腹が硬い

この様に、「お腹が硬い=腸が悪い」人は何事も根気がなく長続きしないのです。また胆力という言葉がありますが、これは肚(はら)ができているということで、腸がしっかりして健全であれば、心も健全で、強い精神力を発揮できるというものです。

まさしく腸は脳と関連があるのです。

最後に松生先生おススメの「エキストラバージンオリーブ・ココア」をご紹介いたします。

[材料](1杯分)

  • 湯(沸かしたての熱いお湯)300ml
  • ココアパウダー 小さじ2
  • エキストラバージンオリーブオイル 小さじ2
  • オリゴ糖 小さじ2~3

[作り方]

  1. お湯にココアパウダーを入れて良くかき混ぜる。
  2. 1にオリゴ糖とエキストラバージンオリーブオイルを入れて、かき混ぜて飲む。

ココアパウダー5gには、食物繊維が1.4グラムも入っているのです。またオリゴ糖も腸内細菌の活力を高めます。

便秘解消と、体温上昇効果があるとのことですので、どうぞお試しください!

================================

肩こり・腰痛・坐骨神経痛・椎間板ヘルニア・ぎっくり腰・めまい・頭痛・脊柱管狭窄症・自律神経失調症・五十肩・膝の痛み、股関節の痛み等、様々な症状の根本原因を改善する整体治療院 「札幌 キネシオロジーの谷井治療室」です。

札幌市営地下鉄大通駅から徒歩3分と好アクセスです。

ご予約は 011-261-7866 にお電話下さい。

札幌市のキネシオロジーの谷井治療室のホームページ

北海道札幌市中央区南2条西5丁目6-1ロジェ札幌25-901

このリンク↓をクリックしていただけると嬉しいです!


健康と医療 ブログランキングへ

にほんブログ村 健康ブログへ
にほんブログ村

リーキーガット症候群

今回のテーマは、リーキーガット症候群(Leaky Gut Syndrome(LGS)): 腸管壁浸漏症候群です。

このリーキーガット症候群とは、あまり聞きなれない名前かと思いますが、平たく言えば腸の粘膜に穴が開いてしまい、本来吸収してはならないサイズの物質が体内(血中)に入り込んでしまう現象です。

現代社会の中で確実に患者数が増えている、各種アレルギー、アトピー、化学物質過敏症、電磁波過敏症、線維筋痛症、自閉症、うつ病、過敏性腸症候群、クローン病等の原因としても、このリーキーガット症候群が関与しているケースがかなりあるそうです。

リーキーガット症候群の原因はいったい何なのか。一般的には以下の要因が挙げられている。

1、 抗生物質
2、 アルコール類、カフェインなどの刺激物
3、 食品・・・精製小麦粉、乳製品、農薬・食品添加物、水道水の塩素
4、 酵素欠乏
5、化学薬品の乱用
6、 精製炭水化物食品に混入しているカビ、菌

これらを見ると、今の日本人が避けては通れないものが殆どではないでしょうか。

私もかねてより腸管の状態とアレルギーなどの問題は密接に係わっているのではないかと思い、臨床において小麦や乳製品のチェックをキネシオロジーテストで行っていました。

すると、アレルギーやアトピー、化学物質過敏症、線維筋痛症等の患者さんにかなりの頻度で、悪い反応のあるのが小麦と乳製品でした。またこれらの患者さんの食癖を聴いてみると、パンや麺類と乳製品が好きな人が多くいたのです。

そこで、除去食とまではいかないまでも、小麦粉を使った食品や乳製品の頻度を減らしてもらうように現在指導しております。これによりアレルギーなどの症状が、比較的良い状態で推移している方が何人もいますので、まんざらでもないのかなと思います。

ところで、パンや牛乳と聞いて真っ先に思い浮かぶものはなんでしょう。

私は学校給食です。特に私の世代は米飯給食など殆どなかったものですから、稀にご飯が出た時にはみんなで大喜びしていました。

確かに戦後の食糧難の頃の学校給食に対する評価は、功罪相半ばするという状態であったと思います。

しかし、今の日本人の米離れの原因を作ったのも、学校給食ではないでしょうか。かつて、慶應義塾大学医学部生理学教授の林髞(はやしたかし)氏は、「米を食べるとバカになる」と言って、パン食推奨のキャンペーンを張ってました。この方は、慶應義塾大学の教授にまでなった方ですから、きっと頭が良いのだと思います。その理由は子供の頃から米を食べずにパンを食べていたからなのでしょうか。

逆にリーキーガット症候群の症状からすると、パンを食べると腸が悪くなりバカになると言えます。現在の日本に流通している小麦粉には様々な問題があると言われています。品種や栽培方法、収穫後農薬(ポストハーベスト農薬)、遺伝子組み換え等本来の小麦とは全く違うものになってしまいました。

また、国内産の小麦にも問題が起きています。私の知人に埼玉県在住の方がおります。この方から先日聞いたお話ですが、埼玉県は昔から小麦の産地で、その小麦を粉にして、うどんをつくる食文化が今でも残っているそうです。

しかし、国の政策で平成26年産から小麦の主力品種を「農林61号」から「さとのそら」に転換してしまいました。「さとのそら」は「農林61号」と比べて収量が多い、草丈が低いため倒れにくい、縞萎縮病に強いなどの特徴を持つ<めん用>品種とのことですが、これでうどんをつくろうとすると、うまくできないそうです。

かといって、「農林61号」を作付けしても国からは一銭も補助金がもらえず、農協にも買い取ってもらえないそうです。地元の人は本当は「農林61号」の小麦粉で作ったうどんを食べたいのに、それが今ではできないそうなのです。これでは品種改良なのか、品種改悪なのか意見の分かれるところではないでしょうか。

この様に品種を変化させていく中で、米国産のものは遺伝子組み換え小麦のものも存在していると聞きます。こういったものは、人間の身体が初めて体験する食べ物なので、うまく消化吸収されないのではないでしょうか。その結果としてリーキーガット症候群も発生しているような気がしてなりません。

リーキーガット症候群を治すには、輸入小麦を使ったパンや乳製品を使った欧米食を改め、米を中心とした日本の伝統食に立ち返るのが先決ではないかと感じております。人類が今まで経験したことのない食べ物が、次から次へとつくられる今の世の中で、本当に自分の体にいい食べ物はいったい何かと考えると、その国の風土に根差した伝統食への回帰が必要なのではないでしょうか。

================================

肩こり・腰痛・坐骨神経痛・椎間板ヘルニア・ぎっくり腰・めまい・頭痛・脊柱管狭窄症・自律神経失調症等、様々な症状の根本原因を改善する整体治療院 「札幌 キネシオロジーの谷井治療室」です。

札幌市営地下鉄大通駅から徒歩3分と好アクセスです。

ご予約は 011-261-7866 にお電話下さい。

札幌市のキネシオロジーの谷井治療室のホームページ

北海道札幌市中央区南2条西5丁目6-1ロジェ札幌25-901

このリンク↓をクリックしていただけると嬉しいです!


健康と医療 ブログランキングへ

にほんブログ村 健康ブログへ
にほんブログ村