腰痛と食事

今回のテーマは、腰痛と食生活の関連です。先日谷井治療室に来た患者さんのお話をさせていただきます。

20代の男性の方で、主訴は右腰から大腿外側の痛みと痺れです。

発症の経緯は、7月から2ヵ月間会社の研修で地方に行き、その間、会社から支給された食事は、なんと!3食ともコンビニ弁当だったそうです。

研修を終え、自宅に帰ってきてから体調を崩し、今回の腰から脚の痛みと痺れを発症し、座ることも歩くこともままならず、とうとう会社を休職してしまったそうです。

発症の最大の原因は、研修のストレスと栄養的に粗悪なコンビニ弁当を1日3食2か月間毎日食べさせられたことが考えられます。

ではなぜコンビニ弁当がいけないのでしょうか?

その理由は、コンビニなどのお弁当には人間の生命活動に必要な栄養素が不足していることと、防腐剤など多くの食品添加物が使用されているためです。

この様な食生活をしていたら、腰痛以外にも様々な病気を発症してもおかしくありません。

ここで疑問なのは、コンビニ弁当が身体に良くないのは分かったが、それと腰痛はどう結び付くのかということですが、病気や痛みの真の原因となるのは、血液の質なのです。赤血球や白血球が健全な状態で、サラサラ流れる血液であれば健康な状態ですが、食生活が悪くなると血液が汚れ、流れが悪くなり細胞レベルで体が悪くなるのです。

血液の汚れが起きると、筋肉は固くなり骨格は歪みます。骨格が歪むとその部位はますます血液循環が悪くなり、筋肉は古タイヤの様に劣化し、更に歪みが強くなるという悪循環に陥ります。

そして、最終的に痛みや痺れが出るのです。

三食しっかり食べているのに栄養失調になることを「新型栄養失調」とよびます。下記の書籍はとても参考になるので、おすすめいたします。

新型栄養失調

小若 順一/国光美佳 食品と暮らしの安全基金 著
出版:三五館  発売 2010年12月17日   ■B6判 ■210頁  価格 1,470円

「食事のミネラル不足が一目でわかるので、すばらしい本です」 生命科学振興会理事長 渡邊 昌 (前・国立健康・栄養研究所理事長)
「食品成分表による調査は根本的な見直しを迫られる」 東京都立立川短期大学名誉教授 吉田 勉
「発達障害の予防と治療ができるようになった」 日本福祉大学客員教授 大和田 孝士
「この本はジャーナリストに衝撃を与える」 NHKスペシャル「人体」制作者 林 勝彦
「うつ病は本当に食事でよくなる」 湯島清水坂クリニック院長 宮島 賢

今、一人暮らしの若者やお年寄りを中心として新型栄養失調が急増しています。先日、札幌の大手スーパーマーケットに勤務している患者様とお話をする機会がありました。私が「最近のスーパーはお総菜コーナーが充実していますね!」と聞いたところ、出来合いのものを買うのは、若者やお年寄りのお客様が一番多と言っていました。

確かに便利ではありますが、栄養価の問題を考えるとちょっと心配になります。これは料理をしない人が増えているということです。作らないのか、作れないのかはわかりませんが、血液や細胞をつくるのは食事からの栄養なのです。

東京の小児科医の真弓貞夫先生は、最近は「おふくろの味」が「袋の味」に変わってしまったと言っていました。

ある大学の先生は、クローン病という腸の病気が増えているそうで、その患者様の特徴として次の3つのものをよく食べているという共通項があると言っています。

  • カップ麺
  • スナック菓子
  • コンビニ弁当

これらの食べものは、どれも多くの食品添加物が入っているということで、これがクローン病の原因になっているのではないかと言っていました。

因果関係はわかりませんが、体にはよくないと思いますし、キネシオロジーテストでこれらの食品をチェックすると、どれもが体にとってエネルギーを落としてしまう反応が出てきます。栄養価が低くて、さらに体にとって不必要であり有害な食品添加物を日々摂り続けることは、自分の身体で人体実験をしているようなもので、どんな症状や、病気が出るのかは全く分からないのです。

私も経験があるのですが、お漬物なども市販のものは一回目に食べたときはそれなりに美味しく感じるのですが、二度三度となると、体が受け付けなくなり、食べたくなくなるのです。逆に手作りのお漬物の場合は、その様なことはありません。体は本来、健康に良いものと悪いものを見分ける能力を持っているのですが、悪い食生活を長年続けるとそれが麻痺してしまうと思います。

腰痛や肩こりは大病への序章にすぎません。取り返しがつかなくなる前に、根本的な食生活の改善をすることが急務だと思います。

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肩こり・腰痛・坐骨神経痛・椎間板ヘルニア・ぎっくり腰・めまい・頭痛・脊柱管狭窄症・自律神経失調症等、様々な症状の根本原因を改善する整体治療院 「札幌 キネシオロジーの谷井治療室」です。

札幌市営地下鉄大通駅から徒歩3分と好アクセスです。

ご予約は 011-261-7866 にお電話下さい。

札幌市のキネシオロジーの谷井治療室のホームページ

北海道札幌市中央区南2条西5丁目6-1ロジェ札幌25-901

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何を慎むか

札幌整体治療院 谷井治療室 暴飲暴食イラスト一利を興すは一害を除くに若かず(いちりをおこすはいちがいをのぞくにしかず) (「十八史略」 南宋 )

良い事を何か一つプラスするよりも、悪いこと、マイナスな事を取り除いたほうがよいという教えです。つまり足し算よりも引き算が大切ということです。

これは健康問題にも当てはまると思います。

健康のために薬やサプリメントを追い求めるよりも、暴飲暴食やタバコなどの悪習慣を改めた方がよいのではないでしょうか。

ほとんどの人が、自分の悪習慣について自覚があると思います。

「これさえ止めれば健康に良いのだけれど・・・」

「判ってはいるけど、止められないんだよな・・」

などなど。

何かを止めるには痛みが伴います。

何かを得たければそれに集中して、それ以外の無駄なものは手放すことが大切な時もあると思います。

でも、人間は欲深いので、酒もタバコも、美味しいご馳走も、そして健康もすべて手放したくはないのです。そしてこのままの状態を続けると、「口は天国、体は疑獄」となってしまいます。

また、中国のことわざに「病は口より入り、禍は口より出ず」というものがあります。

(やまいはくちよりいり、わざわいはくちよりいず)~ 病気の原因は口から入ることが多い。また、不幸や災難は口から出た失言から起こることが多いのです。口へ入る食べ物も、口から出る言葉も十分注意が必要です。

食事が原因の病気がやはり多いと思いますし、昔の中国も同じだったのですね。

ヒポクラテスの名言にも以下のように食と健康の言葉があります。

  • 「汝の食事を薬とし、汝の薬は食事とせよ」
  • 「食べ物で治せない病気は、医者でも治せない」
  • 「人間は誰でも体の中に百人の名医を持ってる」
  • 「人間がありのままの自然体で自然の中で生活をすれば120歳まで生きられる」   
  • 「病人に食べさせると、病気を養う事になる。一方、食事を与えなければ、病気は早く治る」
  • 「病気は、人間が自らの力をもって自然に治すものであり、医者はこれを手助けするものである。」
  • 「食べ物について知らない人が、どうして人の病気について理解できようか。」

洋の東西を問わず、食と健康については密接な関係があったのですね。それも、ヒポクラテスと言えば、 紀元前460年ごろ ~紀元前370年ごろの古代ギリシャの医者とのことですから、こんな昔から食が乱れていたということが、彼の言葉からわかるのは貴重であり、また驚きでもあります。

話しがちょっと脱線しますが、ローマ帝国が滅亡したのも、美食飽食の豊かさゆえに滅びたといわれています。

脱線ついでに、先程「禍は口より出ず」と書きましたが、似たような言葉に、「雉も鳴かずば撃たれまい」というものがあります。この言葉の由来は諸説ありますが、「まんが日本昔ばなし」の中に次のようなお話があります。

あらすじ・・・ 犀川という川のほとりに、小さな村があった。この川は毎年秋の大雨になると氾濫し、村人を困らせていた。

この村に弥平という父親とお千代という娘が二人で暮らしていた。お千代の母親も先の洪水で亡くなってしまっていた。

ある年の秋、お千代は重い病にかかるが、貧乏な家なので医者も呼ぶことができない。お千代はかつて一度だけたべたことのあるあずきまんまが食べたいと言う。

小豆を買うお金のない弥平は、地主の倉から米と小豆を盗んで、お千代に食べさせてやった。その甲斐あってか、お千代はすっかり良くなった。

お千代は父親が畑仕事に出かけているあいだに、手まり歌で「あずきまんまたべた」と歌ってしまう。

その夜からまた雨が激しくなり、村人たちは咎人を人柱にしようと相談しあった。そこでお千代の手まり歌を聞いた者が、弥平が地主の倉から盗みを働いたことを話すと、弥平は役人にひったてられて、人柱として川のほとりに埋められてしまった。

お千代は何日も何日も泣き続けたが、ある日ぴたりと泣きやみ、それ以後一言も口を聞かなくなってしまった。

それから何年もの年月が流れた。猟師がキジの鳴く声を聞いて鉄砲で撃ち落とした。キジの落ちたところに向かうとお千代がキジを抱いており、「雉よ、おまえも鳴かなければ撃たれないですんだものを」とつぶやく。

お千代は自分が手まり歌を歌ったばっかりに父親を殺されてしまったことをキジに重ねてそう言ったのだ。それ以後、お千代の姿を見た者はいない。(出典:まんが日本昔ばなしデーターベース)

食事も言葉も慎むことは大切であるが、私も全くできていません。というよりも、今までこれでずいぶん失敗してきたものです。

「病は口より入り、禍は口より出ず」

私も気を付けていけたらと思っております。

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肩こり・腰痛・坐骨神経痛・椎間板ヘルニア・ぎっくり腰・めまい・頭痛・脊柱管狭窄症・自律神経失調症等、様々な症状の根本原因を改善する整体治療院 「札幌 キネシオロジーの谷井治療室」です。

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2016年11月25日 | カテゴリー : 食事 | タグ : | 投稿者 : mts