胃がんは「ピロリ菌除菌」でなくせる

胃がんや、胃・十二指腸潰瘍の主な原因が実はピロリ菌だったと知ってましたか?

今回ご紹介する書籍は、『胃がんは「ピロリ菌除菌」でなくせる』浅香正博・秋野公造 著 潮新書 です。

今回何故このテーマを選んだかと言いますと、実はこの私がピロリ菌感染者で、現在ピロリ菌の1次除菌中だからです。

2018年11月にたまたま受けた血液検査でヘリコバクター・ピロリ抗体の値が100U/mL以上で、ピロリ菌感染の判定は(+)と出てしまったのです。

それとペプシノゲンという数値から萎縮性胃炎があるとの結果も出ました。

下の写真は、私の今回の内視鏡検査の画像です。右上が十二指腸で左斜め上にファーター乳頭が写っています。左上が胃の入り口の噴門部(ふんもんぶ)になります。そして左下が胃の出口の幽門部(ゆうもんぶ)です。最後に右下が胃体部の画像ですが、ここにポリープが写っています。現在、生検をして結果待ちの状態です。

EPSON MFP image


それではピロリ菌とはいったい何なのでしょうか? ピロリ菌は胃の粘膜に生息しているらせん形をした細菌です。

正式名はヘリコバクターピロリといい、「ヘリコ」らせん形(ヘリコイド helicoid)から命名されており、ヘリコプターの「ヘリコ」と同じ意味です。

一方の端に鞭毛と呼ばれる毛が4~8本付いていて、活発に運動することが出来ます。

Yutaka Tsutsumi, M.D.ProfessorDepartment of PathologyFujita Health University School of Medicine [Copyrighted free use], ウィキメディア・コモンズ経由で

胃には強い酸(胃酸)があるため、昔から細菌はいないと考えられていました。

1982年にオーストラリアのワレンとマーシャルという医師が胃の粘膜から培養に成功し、ピロリ菌が胃の中に生息していることを報告しました。

その後の様々な研究から、ピロリ菌が胃炎や胃潰瘍、胃がんなど胃の病気に深く関わっていることが明らかになったのです。

ピロリ菌はウレアーゼという酵素を持っていて、自分の周囲をアルカリ性の環境にすることが出来るので、胃酸を中和することが出来ます。ピロリ菌は胃酸の影響をほとんど受けない胃の粘膜の表面か粘液の中に生息しているのです。

下のグラフは、年代と年齢別のピロリ菌感染率を示すものです。ピロリ菌の感染は飲料水などの衛生環境などと関係があると考えられ、年代が古いほど感染率が高くなっています。

私は1965年生まれの53歳で、同世代では35~40%位はピロリ菌感染があるという結果が出ています。

出典:ピロリ菌除菌療法を受ける患者さんのためのQ&Aより

ピロリ菌に感染するのは、胃酸が少ない5歳未満で、大人は胃酸が強いので感染しないといわれています。

私も恐らく物心の付かないうちに感染していたのでしょう。ということは50年位ピロリ菌と共に生きてきたことになります。

私はもともと胃腸が弱く、高校生の時には胃を壊して入院しています。その後も胃腸の調子はよくなく、お酒やコーヒー、刺激の強い食べ物などが苦手です。

「ちびまる子ちゃん」に出てくる山根 強(やまねつよし)というキャラクターをご存知でしょうか? 彼は胃腸がとても弱いのです。アニメの中の彼を見ていると、私とダブるところが多くてとても共感してしまいます。

私が胃腸が弱いのは生まれつきだと思っていたので、まさかピロリ菌による慢性胃炎のせいだとは考えもしませんでした。

次にピロリ菌感染胃炎により引き起こされる疾患について下の図表に示します。

この様にピロリ菌による慢性胃炎から様々な疾患に繋がることが分かっています。特に胃がんとの関係が注目されており、2013年2月21日より、ヘリコバクターピロリ感染胃炎に対しピロリ菌除菌が保険適用となりました。

そこで気になるピロリ菌除菌による効果ですが、20代~30代までに除菌をすれば、男女ともにほぼ100%胃がんは抑えられると考えられています。

胃がん抑制効果は、40代で90%、50代で70%、60~70代では30~40%です。何歳であってもピロリ菌があれば除菌を行った方がよいと著者は述べています。

除菌治療の方法は、胃酸を抑える薬と、2種類の抗生物質を一日2回、一週間飲みます。この一次除菌の効果は80%と言われています。

除菌を失敗した残りの20%の人は、二次除菌へと進みます。二次除菌では抗生物質の種類を変えます。この二次除菌までが保険の適用となります。

一次除菌と二次除菌を組み合わせれば、95%の成功率と言われています。

現在、胃がんや胃潰瘍の原因のほとんどが、ピロリ菌の感染症であることが判明しました。胃がんはその99%がピロリ菌による感染症だといわれています。

そして、毎年5万人もの方が、胃がんで命を落としています。

私も現在は一次除菌中であり、今後どの様な結果になるかは分かりませんが、まずは多くの皆様、特に感染率の高い私より上の世代の方々に、是非ともピロリ菌の検査を受けてもらいたいと思い、今回のブログのテーマといたしました。

本来であれば自分の結果を待ってから皆様にお伝えしようとも考えたのですが、その間の時間がもったいないく、一刻も早く、一人でも多くの人が救われてほしいと思いまして、個人的に時期尚早を承知の上でお伝えさせていただきました。

一人でも多くの方が、ピロリ菌感染による病苦から救われることをお祈りしております。

健康な胃袋は生きる喜びの源である!

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2018年12月17日 | カテゴリー : 肩こり | 投稿者 : mts