自然治癒力は自分の内にある

自然治癒力を発動させれば、奇跡は起こる!

今回ご紹介する書籍は、「内なるドクター」 ダラディス・テイラー・マクギャレイ、  ジェス・スターン共著 太陽出版です。

医者には症状をとりのぞく、抑える、緩和するといった治療はできても、真の治癒をもたらすことはできない。

聖書から読み解く輪廻

聖書

著者のマクギャレイはクリスチャンで、聖書から人の生まれ変わりととれる聖句を示しています。

イエスは弟子にこう聞いた。

「人の子である私を、人々は誰だというのか」

弟子たちは答えた。「あなたは洗礼者ヨハネの再来だと言う者がいる。またある者は、エリヤの再来だと、またある者はエレミヤの再来だという」

イエスは答えた。「汝に告ぐ。エリヤはすでに来た。そして彼らはその人がエリヤだと知らずに、彼を殺した。人の子も彼らによって、同じように苦しめられるだろう」

弟子たちはその時、イエスが洗礼者ヨハネについて話していることに気づいた。

                             マタイ17:10

※エリヤに働かれた御霊が同じようにバプテスマのヨハネに働かれたのだと、教会では教えられています。

この様に、洗礼者ヨハネはエリヤの生まれ変わりと聖書から読み取ることもできるのです。

多くの日本人は、仏教の影響を受けていますので、輪廻とか生まれ変わりなどを信じている人も多いと思いますが、クリスチャンは基本的に輪廻思想を否定しています。

しかし先ほどの御言葉をみますと、輪廻とも受け取れるような解釈もできるのです。

自然治癒力

患者が自らを癒せるように手助けすることで、医者自身も癒されるのです。 

よく心と魂が建設者であって、身体はその結果に過ぎないといわれます。 

治療の原則は、治癒のプロセスに本人を参加させることなので、私も臨床において、たとえ腰痛や肩こりでも患者さんの協力がなければ真の意味での改善は望めないと確信しています。

患者さんが自ら心の力を使って、病気の治癒へ向けて行うことにプラスになる以下の様な訓練があります。

夢や瞑想の活用・・・ユングの言う無数の遺伝子を通じて受け継がれた民族の心身の記憶=集合的無意識。私たちの記憶の深い部分には記憶の宝庫があり、その記憶は夢や瞑想を通じて、魂を呼び起こす必要がある時に現れてくる。

・・・ノートとペン、ビタミンB6数百ミリグラム摂ると、夢を覚えておくのに役立つ。逆に薬、特に睡眠薬を飲むと、夢を思い出すのが困難になる。

過度なアルコールもダメ。あとは覚えておこうという意思が大切。

私たちは無限の宇宙において、果てしなく、計り知れないほど大きな存在。「あなたは誰ですか?」の答えに正確には答えられない。

私たち治療師は、病人が自らに治癒をもたらすための、サポートを行う。しかしいくらサポートを行っても、最終的に本人の意思に勝るものはない。

病気になった時、自分と病気を同一視してしまうと、人は本当の自分を忘れてしまう。「私はガンだ」「私はガンの犠牲者だ」「私は多発性硬化症患者である」「私はエリテマトーデス(膠原病の一種)なんだ」と言う時、その人は自分が言うところのものになっている。

身体・心・魂という全体性と取り組まない限り、患者に真の治癒は起こりえない。

医者を神聖化し「病気は専門家の医者に任せるもの」と思い込んでいる患者は、自分で自分に責任を持つことが大切。まずは簡単な瞑想から始めるとよい。

そうすると潜在意識が開いて、補足すべき他の治療法を瞑想中に知ることも可能になる。瞑想することによって、人は自分が今苦しんでいる病気から離れ、自己の本質を悟ることができる。これこそ、私たちが生きている生命であり、宇宙だと知ることができるのだ。私たちはこの大いなる宇宙の一部なのだ。

今までは身体の領域は医者に、心の領域は心理学者に、魂の領域は教会に委ねられていた。これは人間が勝手に作った境界で、もともと存在しない。私たちは、身体、心、魂が一体となった存在。

痛みは内なるドクターからのサインです。ぎっくり腰椎間板ヘルニアなどで腰や下肢に激しい痛みや痺れがあるのも、究極的には何か生き方が間違っているよという体からのお知らせなのです。

カイロプラクティックオステオパシー、整体治療などはどちらかといえば肉体方面の治療に重きを置いていますが、やはり身体と心と魂の全てが癒されなければ、頭痛やめまい、腰痛などの症状も改善しずらいのです。

現代医学に最も欠けている点は「忍耐」。すぐに結果を出そうとして、濃厚な投薬治療や外科手術を行ってしまう。私も施術を行う上で心掛けているのは、基礎から段階的にバランスを整え、身体が自ら良くなっていく時間を与え待つことなのです。

そのために、カイロプラクティックの検査法の一つである、キネシオロジーという診断法を用い、患者さんの内なる声を正しく聞くことが大切になってくるのです。

人を助けることこそ自らを助ける。まずは患者さんの自然治癒力を引き出すことが、医者や施術者の責務である。私も患者さんから「お蔭様で腰痛が楽になりました!」などと言っていただくと、心も体も晴れ晴れとなるのです。

良く臨床の現場で見かけるケースが、腰痛などがひどく自暴自棄になっている患者さんがいることです。

泣きたくなるほど辛く、心が折れそうになることは誰にでもあります。そこで、病人だって人の役に立てるという考えをもつことも大切である。そこに生きる希望や自己有用感が芽生え、結果として免疫力や自然治癒力が働きやすくなるのです。

私も腰椎椎間板ヘルニアからくる強い坐骨神経痛などで苦しむ多くの患者さんを診てきましたが、良く治る人は心が素直で前向きな人です。

ノーマン・カズンズは著書「病気の分析」の中で、「プラシーボとは内なるドクターのことだ」と言っています。

私たちの肉体は、自分が思うよりもずっと強い。人間は進化の最終形なのです。

健全な肉体・精神・魂を維持するための10の指針

  • 生きがいをもつ
  • 自分を愛する
  • 人を許す
  • 人生のバランスを保つ
  • 瞑想と祈りの時間を持つ
  • 身体のメッセージに耳を傾ける
  • どんな時でも、ユーモアと喜びを見出す
  • 深い呼吸をする
  • 夢でアドバイスを受け取る
  • 癒しは自分の内側からやってくると知る

私が普段施術で行う行為も内なるドクターを働かせるためのものです。命には別条のない腰痛や肩こりなども、バカにはできません。これらの症状がひどくなると、坐骨神経痛が強くなったり、ぎっくり腰になったり、首や腕に痛みや痺れが出たりと、QOL(生活の質)が著しく低下してしまいます。

谷井治療室で行う施術の中心となるのが、オステオパシーとカイロプラクティックになります。これらの治療法の共通点は自然治癒力が活発になるように、そのための障害となっている部位を矯正することです。

ただしいくら施術者が頑張っても、患者さんの心が治癒をブロックしていたら、望ましい結果が出ないのです。

患者さんも、自分の中に自分を治す力が内在しているということを深く信じることから治療はスタートするのです。私も日々の臨床からこの意識が治癒へ向けて最も大切だと感じるのです。

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肩こり・腰痛・坐骨神経痛・椎間板ヘルニア・ぎっくり腰・めまい・頭痛・脊柱管狭窄症・自律神経失調症・五十肩・膝の痛み、股関節の痛み等、様々な症状の根本原因を施術する整体治療院 。あん摩・マッサージ・指圧師の国家資格取得者「札幌 キネシオロジーの谷井治療室」です。

全国どこでも遠隔施術も承ります。https://www.taniithiryousitu.com/distant-healing/
札幌市営地下鉄中島公園駅から徒歩1分と好アクセスです。

ご予約は TEL: 011-211-4857 にお電話下さい。

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