オステオパシーVSカイロプラクティック

世の中には様々な治療法がありますが、その中で手技療法として世界的に有名なものは、オステオパシーとカイロプラクティックです。

どちらもアメリカ発祥の手技療法で、日本での認知度は、カイロプラクティックに分があるのではないでしょうか。

オステオパシーは1874年にA.Tスティルによって発表されました。遅れること21年、D.Dパーマーによって、カイロプラクティックが産声を上げたのです。

この当時のアメリカの時代背景を調べてみると、ある共通項があることに気が付きました。それは、経済恐慌です。

まずオステオパシーが生まれた1874年の1年前には「1873年恐慌」が起きています。

1873年恐慌

第四ナショナル銀行の取付騒動、ニューヨーク市ナッソー通り20、「フランク・レスリーの挿絵新聞」1873年10月4日版より

 

1873年恐慌は、1873年から1879年までヨーロッパと北アメリカで不況を生じさせた金融危機で、これには様々な要因がからんでいますが、結果的に1873年から1896年にわたる世界的な構造不況(大不況)につながるのです。

次にカイロプラクティックが発表されたのが、1895年で、その2年前にはアメリカで「1893年恐慌」が起こっているのです。

1893年恐慌

1893年5月5日に逆上した株式仲買人、フランク・レスリーのイラスト入り新聞より

これを見ると、1873年恐慌は、アメリカの大不況の幕開けで、1893年恐慌がそのクライマックスととらえることができます。

この様に、経済的大混乱の時代に、オステオパシーもカイロプラクティックも世の中に出てきました。また、この様な混乱期だからこそ、このような新たな治療法が出てこれたとも言えます。

究極的には、オステオパシーもカイロプラクティックも時代によって選ばれた治療法で、時の運があったのだと思います。

どんなにすばらしい発明発見でも、その時代に合わなければ日の目を見ることができないので、どちらにも天の導きがあったといってよいでしょう。

下の写真が、オステオパシーの創始者のA.T.スティルです。彼は医師であり、。南北戦争には、北軍の従軍医師として参加しました。

オステオパシー創始者 スティル

南北戦争の後、彼は3人の息子(2人が実子、1人は養子)を脊髄膜炎で失い、当時の医学は完璧ではなく、時に有害ですらあるとの結論を得たと同時に、彼は自分の無力さを痛感したのです。

医師である自分の目の前で、我が子が次々と病に倒れ、全くなす術がなかったスティルの心中を察すると、同じ子を持つ親として大変胸が痛みます。

アレクサンダー・フレミングが1928年にアオカビから見付けたペニシリンが世界初の抗生物質であるり、実用化までに10年かかっていますので、スティルの死後21年となります。

もしスティルの存命中に抗生物質があったら、彼の子供たちは助かっていたかもしれませんが、それでは、オステオパシーは存在していなかったでしょう。「必要は発明の母」といいますが、とても複雑な心境です。

スティルは自身の研究や臨床的な観察により、筋肉や骨格の仕組みが、健康や疾病に重大な役割を果たすと考えました。

その筋肉や骨格に適切な刺激を与えることで、健康を維持することが出来ると確信し、様々な手技を開発しました。

そして、身体の構造の問題を調整することで、身体の機能は適切となり、かつ自己治癒力が改善されると信じたのです。

さらに、彼は、予防医学についての考えを押し進め、医師は病だけではなく、患者の全体としての治療に注目すべきとの考えを支持した。

これらの確信は、新しい医学的アプローチを形成し、オステオパシーの基礎となりました。この思想に基づき、スティルは、オステパシーの最初の学校となる最初の学校 American School of Osteopathy(アメリカン・スクール・オブ・オステオパシー (現在のA. T. Still University) をミズーリ州のカークスビルに設立したのです。

実は日本にも、大正期にオステオパシーが紹介されているのです。1874年にスティルがオステオパシーを発表してから、50年近くたった1921年(大正10年)にオステオパシーを日本に紹介したパイオアニアで、後に整体操法制定委員会に参加した山田信一氏は、『山田式整體術講習録』(山田式整体術講習録)で、オステオパシー、プラナ療法(プラーナ療法)、精神療法を紹介し、オステオパシーは「整体術」「山田式整体術」などの名で日本に広まりました。

私があん摩・マッサージ・指圧師の国家資格を取得する際に、お世話になった長生学園も、オステオパシーにゆかりがあり、そこで行われる長生療術のルーツもオステオパシーなのです。

オステオパシーは、整体、療術、指圧などのルーツとなり、現存する日本の手技療法にも大きな影響を与えてきました。

今から100年近く前の話なので、この日本の手技療法の流れを知らないで、日々の臨床に当たっている治療家も多いと思います。

その後、日本は様々な事情で戦争に巻き込まれていき、日米間の国交が途絶えたため、オステオパシーに関するアメリカからの新たな情報が入ってこなくなりました。

この間、オステオパシーは日本で独自の進化を遂げ療術、整体、指圧の中に取り込まれていきました。戦後はGHQ(連合国軍最高司令官総司令部)によって禁止されたが、昭和30年に「あん摩師、はり師、きゆう師及び柔道整復師法」により、指圧などは法律上で認められましたが、整体や療術は認められていません。

どの療法もそれほど差が無いと思うのですが、あるものは法律で認められ、あるものは認められないとは不思議なものです。やはり政治力があるか無いかが大きかったのだと個人的には思っています。

それにしても、スティルの開発したオステオパシーが、今でも日本で形を変えて生き続けていることに、感慨深いものがあります。

まあ、スティルがいまの日本の指圧や整体を見たら、間違いなく、これはオステオパシーではないと言うでしょう。

でもこれは仕方がないことで、その治療法を伝えていくのは後の人であり、そこにはそれぞれの人たちの考えが入ってきます。国や人種、宗教も違う日本で、オステオパシーが独自の変化を遂げるのは当然の成り行きです。

これは宗教も同じで、釈迦やキリストがいまの仏教やキリスト教の教えや活動を見たらどう思うのでしょうか?

そもそも釈迦もキリストも、今ある様な宗教として、その教えを伝えたのでしょうか。個人的にはそうではないと思います。

それぞれの教えが、弟子や後の者たちによって、変えられてしまったのだと思います。釈迦やイエスの教えは一つでも、その解釈は無限なので、仏教もキリスト教も、これだけ宗派や教団が分かれてしまったのです。

オステオパシーもまた然りです。

形はどうであれ、人々の健康増進に役立つ治療法がこれからも発展していくことを願っています。

今回はカイロプラクティックのことまでは書けませんでしたので、次回のブログに持ち越したいと思います。

 

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肩こり・腰痛・坐骨神経痛・椎間板ヘルニア・ぎっくり腰・めまい・頭痛・脊柱管狭窄症・自律神経失調症・五十肩・膝の痛み、股関節の痛み等、様々な症状の根本原因を改善する整体治療院 「札幌 キネシオロジーの谷井治療室」です。

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肋間神経痛の整体治療

今回のブログテーマは、肋間神経痛(ろっかんしんけいつう)に対する整体治療についてになります。

肋間神経痛とは、肋骨に沿って走る神経が何らかの原因で痛む症状のことですが、原因そのものは不明なことが多いのです。肋間神経痛とは、坐骨神経痛などと同じく、あくまで症状名であり、病名ではありません。

人体には三叉神経痛、上腕神経痛、後頭神経痛など、様々な神経痛が起こりますが、原因がはっきりしているものを「症候性神経痛」と呼び、原因不明で起こる神経痛を「特発性神経痛」と呼びます。

肋間神経痛の症状

肋間神経痛も、様々な要因で起こりますが、その原因が不明のものが大半を占めます。肋間神経痛の症状は、背中から胸にかけての肋骨に沿った部位に肋間神経が走行していますが、この神経の痛みを肋間神経痛と呼びます。

症状として最も多いのが、針で刺された様にズキ!と痛みます。その他にも、チクチクするものや、脇腹などの皮膚が、ピリピリと痛むものもあります。

咳やくしゃみ、深呼吸、体を捻ったり、腕を上に挙げたり、体を動かしたときに痛みが出ることが多く、胸や脇腹、背中などに痛みが出るため、心臓が悪いのではないか? と、思いこんで病院に駆け込む人もいるほどです。

肋間神経痛の症状としての痛みの持続時間は、数秒から数分で、安静時にはあまり痛くありません。

肋間神経痛の原因

肋間神経痛の原因は、精神的ストレス、加齢や捻挫、骨折、打撲などの外傷、不良姿勢、運動不足などや、帯状疱疹(たいじょうほうしん)や変形性脊椎症といった加齢にともなう脊椎の退化現象が一般的に考えられる原因です。

整体治療の観点から肋間神経痛の原因をみますと、キネシオロジーテストで胸椎、肋骨、筋・筋膜などの問題が挙がってきます。骨盤や頚椎などの基本調整を済ませたのちに、胸椎や肋骨そして、その周辺の筋・筋膜などの調整を行うことで、肋間神経に対する外的なストレスが軽減し、肋間神経痛の症状も改善されることが多いのです。

これらの要素は、レントゲンなどには写らないため、病院では見逃されてしまうことがほとんどで、肋間神経痛のほとんどが、原因不明というのも、こんなところにその理由があるのだと思います。

この様に、肋間神経痛の治し方はどうしたらよいのか? と悩んでいる皆様に対して、整体治療を適切に施すことが大変有効であると考えるのです。

また、過去に外傷などで、肋骨周辺を痛めている場合は、その部分の組織に癒着や瘢痕化などが存在し、これが肋間神経にストレスを与え、結果として痛みを誘発している場合もあるので、この癒着をはがすように、可動性を付けてあげる必要があります。

肋間神経痛は、体の歪みや、こわばりなどが根底となっていますので、整体治療で歪みを正し、柔軟性を回復させることが、治療の第一義となります。

尚、解剖学書によるデルマトーム(脊髄分節)による神経支配領域によって、肋間神経痛の診断をすることもある程度の参考にはなりますが、実際の臨床においては、教科書通りの患者様ばかりではないので、こればかりに気をとられるのも注意が必要であります。

肋間神経痛の予防

肋間神経痛の予防は、緊張の持続が起こらない様に、ストレスをため込まない生活を心がけ、心身ともにリラックスする時間を設けることが大切です。

こり固まった筋肉をほぐすために、ストレッチ体操やヨガのポーズも効果が認められており、ヨガの「猫のポーズ」は非常に有効だと思います。

体を温めることも、肋間神経痛の予防には効果的で、私の住んでいる札幌は、冬場の寒さがかなり厳しいので、肋間神経痛の予防として保温対策が重要になってきます。(夏場でもクーラーや、飲食での冷えにはご注意ください)

肋間神経痛になった患者様は、異口同音に「あの痛みがいつ来るのか」と、常に不安に思っているといいます。痛みの起こりづらい快適な生活のために、整体治療を有効に活用していただけたらと思っています。

 

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ぎっくり腰とホメオスタシス

今回のテーマは、自然治癒力としての様々な身体反応についての考察です。人の体は、栄養の摂取、代謝、排泄、運動などの様々な働きを通してその営みを維持しています。これらの営みのスムーズな循環が、自然に行われていれば、人は健康でいることが多いでしょう。

実際には、これらの循環に加えて、メンタル面の問題も加味されますので、健康を維持するということは、結構大変なことなのです。

人は誰でも、いつまでも健康でいたいと願っています。しかしながら実際には様々な病気に罹ってしまいます。病気に至らないまでも、肩こり、腰痛、体がだるいなど、ちょっとした体調不良を含め、誰しもが経験していることです。

ホメオスタシス

本来人間の身体には、血圧や体温、血液のphなどを、一定に保とうとする働きが備わっております。そして、この働きのことを恒常性維持機能(ホメオスタシス)と呼びます。

このホメオスタシスの働きによって、人の体は、気温や湿度の変化、体位や運動などの外部環境の変化に対しても、内部環境を生存に適した一定範囲に保持しようとするのです。

ホメオスタシスは、アメリカの生理学者 W.キャノンが、主著『人体の知恵』 (1932) のなかで提唱した生物学上の重要概念で、私たちが日々あらゆる変化の中にあっても、生命を維持できているのはこのお蔭なのです。

それでは、人の体は毎日ほぼ一定の範囲に体温や血圧、脈拍などが保たれているのが健康であり、それが普通なのでしょうか?

確かにこの様な状態である方が自然であり、望ましいと思いますが、人は時として、発熱したり、急に血圧が上がったり、頭痛や腰痛、はたまた、ぎっくり腰にみまわれたりもするのです。

これらの現象は、ホメオスタシスが働かなかったから起きたのでしょうか?

答えはノーだと思います。

結論から言えば、ホメオスタシスが働いた結果として、頭痛や肩こり、腰痛、ぎっくり腰などが起きていると私は考えます。

身体はその内部環境を一定の範囲内に保つ上で、どうしても荒療治が必要となることがあります。急な発熱もそうです。

例えば、風邪(かぜ)をひいてしまい、内部環境を一定範囲に収めることが不可能になると、身体は様々な防御反応を起こします。

風邪はウイルスが粘膜から体内に入って感染するものですが、これにより、咳、くしゃみ、鼻水、鼻づまり、痰(たん)、のどの痛み、発熱といった症状が起こります。

体がウイルスと戦うため、粘膜内部の組織に炎症が起こり、発熱、咳、くしゃみ、鼻みず、鼻づまりなどの症状を引き起こすのです。

のどでは、のどの粘膜の炎症が起こり、咳やたんで異物を外へ出そうとします。 発熱はウイルスの侵入という異変を知らせると同時に、自分で自分の体を治そうとする免疫の働きが活発になっているサインなのです。

風邪のウイルスは、体温上昇に弱く、逆に人の体の免疫細胞は発熱することによってその働きが活発になるため、身体は風邪のウイルスを駆逐するために、体温を上昇させます。

この体温上昇は、とっても大切な免疫反応なのですが、この発熱が辛いからと、安易に解熱剤を飲んで熱を下げてしまうと、身体は、せっかく熱を上げて風邪のウイルスに対抗しようとしているのに、その働きに水を差す形になってしまうのです。

すると、熱は下がったが、風邪は完治せずに潜伏した、という形になります。症状だけ抑える対症療法では、かえって風邪を長引かせてしまったり、治ったと思ったら、またぶり返したりといったことになります。

咳、くしゃみ、鼻水、鼻づまり、痰(たん)、のどの痛み、発熱といった症状は、その症状だけに注目すると、不快で辛いものですが、大局的に人体の恒常性維持という観点から観察すると、風邪のウイルスによって、体内の環境が乱れてしまったものを、元の状態に戻そうとする補正作用の一つだとわかります。

ぎっくり腰とホメオスタシス

次に、ぎっくり腰について、考えてみたいと思います。ぎっくり腰は突然、動けない程の腰の激痛に襲われる急性の腰痛です。西洋では「魔女の一撃」と呼ばれるほど辛いもので、当院にも今までに、ぎっくり腰の患者様は、相当数ご来院下さっています。

こんなに辛いぎっくり腰と、ホメオスタシス(恒常性維持機能)とはどのような関係にあるのでしょうか?

ぎっくり腰になる方は、潜在的に腰部に何らかの歪みをもっています。この歪みが、日々の肉体的、精神的ストレスによって増加して臨界点を超えると、突然「ギクッ!」と来るのです。

この様になった後は、激しい痛みが数日続き、その後徐々に痛みも軽快していきます。腰の歪みが人体の恒常性維持の範囲を超えてしまうくらい強くなった際に、それを元に戻そうとする反応が起こるのですが、それが「ぎっくり腰」なのです。

これは、プレートの境界で起こる地震のメカニズムに似ています。

地震は地下で起きる岩盤の「ずれ」により発生する現象です。 では、なぜこのような現象が起き るのでしょうか。硬い物に何らかの力がかかり、それに耐えられなくなると、ひびが入ります。地 下でも同じように、岩盤に力がかかっており、それに耐えられなくなったときに地震が起こる(岩 盤がずれる)のです。

では、どうして地下に力がかかっているのでしょうか。これは、「プレートテクトニクス」という説 で説明されます。 地球は、中心から、核(内核、外核)、マントル(下部マントル、上部マントル)、地殻という層構造に なっていると考えられています。このうち「地殻」と上部マントルの地殻に近いところは硬い板状の 岩盤となっており、これを「プレート」と呼びます。

地球の表面は十数枚のプレートに覆われています。プレートは、地球内部で対流しているマントルの上に乗っています。そのため、プレートはごく わずかですが、少しずつ動いています。そして、プレートどうしがぶつかったり、すれ違ったり、 片方のプレートがもう一方のプレートの下に沈み込んだりしています。この、プレートどうしがぶ つかっている付近では強い力が働きます。この力により地震が発生するのです。

プレート地震

日本周辺では、海のプレートが沈み込むときに陸のプレートを地下へ引きずり込んでいきます。 陸のプレートが引きずりに耐えられなくなり、跳ね上げられるように起こるのがプレート境界の地 震です。  (出典:気象庁)

人間の身体も歪みが強くなって、その力に耐えられなくなるとぎっくり腰という現象を起こすのです。これにより内部に溜まったエネルギーが解放され、一度リセットされます。

地震も、ぎっくり腰も内部に溜まったエネルギーを解消するための反応だと考えると、ぎっくり腰は体に起きる地震といえます。地震は地球の自然治癒力が働いた結果で、ぎっくり腰は人体の自然治癒力が働いた結果なのです。

地震も、ぎっくり腰も、一度起こると蓄積したエネルギーが一気にに解放されるため、同様の歪みやエネルギーの蓄積が起こるまでは、しばらくの間は起こりません。

この様に考えると、ぎっくり腰も身体が元の状態に戻ろうとする反応だということがわかります。

しかし、地震も、ぎっくり腰も、一度起こるとその結果としてのダメージは甚大です。ぎっくり腰は、頻繁に繰り返すと、椎間板にダメージが蓄積し、将来的には椎間板ヘルニアに移行する可能性が高くなります。

この様にならないために、整体治療で定期的に歪みを正し、溜まってしまった負のエネルギーを適度に解放することが大切です。

生命現象は常に循環し動き続けることを基本としています。血液循環も、気のエネルギー循環も、停滞し、溜まってしまってはいけません。整体治療で身体のバランスを取ることは、この流れを促す作用があるのです。

「流水腐らず、戸枢螻せず」(りゅうすいくさらず、こすうろうせず)の例え通り、循環しているものは腐らず、逆に停滞したら病気になります。

体に歪みや負のエネルギーを蓄積させないために、定期的な整体治療をおすすめいたします!

 

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整体治療と良い休養の関係

新年あけましておめでとうございます。旧年中は格別のご厚情を賜り、誠にありがとうございました。 おかげさまで谷井治療室は今年開業18周年を迎えます。 「お患者様に喜んで頂く」という基本に立ちかえって、地道に、ひとつずつ、目の前のできることから取り組んで参りたいと存じます。 本年も変わらぬお引き立ての程よろしくお願い申し上げます。 皆様のご健勝とご発展をお祈り申し上げます。

新年最初のブログのお題は、「整体治療と良い休養の関係」です。

昨年は仕事も私生活も厳しい目で見たら至らぬ所はあれど、当然かなり頑張った部分もあるので、それなりに一年間の疲労が蓄積したというのは本音です。

12月30日(土)から1月4日(木)までお休みをいただきますが、今日までの3日間で、だいぶ疲れも取れ、やっぱり休養は大事だとあらためて実感しました。

忙しいという字を分解すると、「心」を「亡くす」となります。確かに体も疲れていましたが、それ以上に心が疲れていたように思います。

その証拠に、休みに入った瞬間から2日間は全く動けなくなり、心もシャットダウン状態で、何もやる気が起きなくなったのです。

テレビはもともと見ないのですが、ネットや本の情報も極力遮断して、心と体を休めました。そうしたら、徐々に活力が回復してきて、ようやく本日、このブログを書く気になったのです。

良い仕事をするためには、休養って大事ですね!神様が昼と夜をつくったのは、昼間によく働いて、夜にはよく休むためではないでしょうか?

植物も動物も生きとし生けるものは皆すべて、活動と休息のサイクルをもっています。

モーセの十戒

モーセの十戒

日本人にはあまり馴染みがありませんが、ユダヤ教やキリスト教の人たちは、「安息日」というものを大切にしています。

モーセの十戒の中に安息日についての記載があります。

1.あなたには、わたしをおいてほかに神があってはならない。

2.あなたはいかなる像も造ってはならない。

3.あなたの神、主の名をみだりに唱えてはならない。

4.安息日を心に留め、これを聖別せよ。

5.あなたの父母を敬え。

6.殺してはならない。

7.姦淫してはならない。

8.盗んではならない。

9.隣人に関して偽証してはならない。

10.隣人のものを一切欲してはならない。

以下は、旧約聖書の出エジプト記の20章8節から11節にある安息日の記述です。

8 安息日を覚えて、これを聖とせよ。 9 六日のあいだ働いてあなたのすべてのわざをせよ。 10 七日目はあなたの神、主の安息であるから、なんのわざをもしてはならない。あなたもあなたのむすこ、娘、しもべ、はしため、家畜、またあなたの門のうちにいる他国の人もそうである。 11 主は六日のうちに、天と地と海と、その中のすべてのものを造って、七日目に休まれたからである。それで主は安息日を祝福して聖とされた。(出エジプト記20.8~11)

この様に神様は、人間のために安息日を聖別され、それを人に与えたとなっています。厳格なユダヤ教徒やキリスト教徒は、この安息日を大切にしているのです。

因みに、ほとんどのキリスト教会では、日曜日を安息日としていますが、本来神は、天地創造を第1日目の日曜日から始め、第6日目の金曜日に終えられましたので、土曜日が安息日となるのが正しいのです。(厳密には金曜の日没から土曜の日没までとなります)

しかし、日本人にはこのような習慣がないので、ピンとこないのも無理はありません。また、あまりにも厳格にこれを守ろうとしたら、日常生活にかなりの支障をきたすことにもなります。

ただここで述べておきたいのは、人間にとって安息は大切であり、必要不可欠なものであるということです。これによりまた新たな働きができるのです。

整体治療と良い休息

人間の身体は、リラックスしているときや、睡眠中は体の力はある程度抜けています。

しかし、完全に全身脱力しているわけではありません。筋肉のコリは睡眠中でも存在するのです。腰痛などでも、寝すぎて腰が痛くなった経験のある方はいると思いますが、これはなぜ起きるのでしょうか?

本来であれば、寝ている間に筋肉のコリがとれて、目覚めたときにはすっかり楽になっていなくてはなりませんが、必ずしもそうはならないのです。

これは、体に歪みが残っているからなのです。骨格的に歪みを残したまま睡眠をとっても、その歪みは解消されず、それにともなう筋肉のコリも当然の結果として残ります。

睡眠中は寝返りくらいしか身体を動かすことがありませんので、かえって筋肉のコリは持続してしまい強くなります。この様な状態で長時間の睡眠をとると、筋肉のコリも長時間持続してしまい、目覚めたときの腰痛に苦しめられるという結果になるのです。

ひどい場合は、睡眠中に腰痛で目が覚めてしまうこともあります。睡眠はとっているのに疲れが取れないとか、寝起きがスッキリしないというのは、身体の歪みから来る筋肉のコリが原因なのです。

また、あまりにも体の歪みが大きく、筋肉の緊張が強いと交感神経が高ぶり、入眠障害や早朝覚醒などの睡眠障害になる場合もあります。

整体、カイロプラクティック、オステオパシー、MTS療法などで、身体のゆがみを改善すると、筋肉の緊張は極端に軽減し、コリが少なくなるため、確実に良い睡眠が確保されます。

この様に、本当の意味でのよい休息のためには、身体の歪みを正すことが大切なのです。

良く休むことは、よく働く事につながります。整体治療をうまく活用して良い休養を取ってください!

 

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身体記憶

  • このグラフは、有名なエビングハウスの忘却曲線です。人が一旦記憶したものは、時間と共に忘れていってしまうのですが、赤い線がその記憶と時間を表しています。

この忘却曲線では、何かを覚えた場合、初めのうちが一番忘れる量が多く、たった20分で42%もの内容を忘れてしまうのです。そして、1時間で58%と半分以上のことを忘れてしまいます。

その後、24時間経つと、なんと74%もの内容を忘れてしまうというのです。

その後は、記憶力減衰のカーブは緩やかになり、1週間後と1ヶ月後とはあまり差がありません。

20分後 42%忘却し、58%を覚えていた。

1時間後 56%忘却し、44%を覚えていた。

1日後 74%忘却し、26%覚えていた。

1週間後 77%忘却し、23%を覚えていた。

1ヶ月後 79%忘却し、21%を覚えていた。

この曲線からわかることは、人間は忘れる生き物だということです。この実験でわかったことは、一度覚えたことは、たとえ忘れたとしても、もう一度勉強しなおすと以前よりも早く覚えられるという特徴があるのです。

この事からも、物事を記憶させるには反復の復習が大切になってくることが分かります。

筋肉の記憶マッスルメモリー

実はこの事は、筋肉にも言えることで、例えば筋トレで筋肉を鍛えたとします。そして逞しい身体を手に入れたとしましょう。しかし、その後に何もしないでいたらどうなると思いますか? 当然の結果として、筋肉は衰え元の状態に戻ってしまいます。

上の写真は、かつてプロのボディービルダーであった米国のポール・ディレット氏です。彼はプロボディービルコンテストの最高峰であるミスターオリンピアに出場したこともあるトップビルダーでした。私はこのボディービルダーを直接目の前で見たことがありますが、すさまじいデカさに、ブッたまげたことがあります。

私が東京にいた頃、同じ治療院の兄弟子がボディービルをやっていて、ミスター神奈川&ミスター関東という大会に出場することとなり、その応援に行った時のことです。

ゲストポーザーとして訪れたのが、アメリカから来日したポール・ディレット氏でした。プリンスの曲に乗ってステージ上に現れたその姿は今でも忘れられない程のインパクトがありました。下の写真が全盛時のものです。フロントポーズだけなら、ミスターオリンピア大会チャンピオンの写真右のドリアン・イエーツに勝るとも劣らないものがあります。はっきり言って同じ人間とは思えないデカさがありました。

たまたまポールの引退後の写真を見つけたので、ビフォーアフター写真としてブログ上部に張り付けましたが、引退後の身体は全盛時と比べてかなり変わってしまいました。

その最大の理由は、ステロイドなどを使っていた現役時代から、引退後は脱ステロイドとなったからだと推測しますが、トレーニングの質の低下もあるのです。

脳も筋肉も使わなければ衰えるのです。

しかし、先程の記憶のところでもお話したように、一度覚えたものは再度訓練すると以前よりも早く回復するのです。このことを、かつてのミスターオリンピアチャンピオンのフランク・ゼーン氏がマッスルメモリーとして語っていました。

彼は、ある時期2年間も満足にトレーニングができない状況になりました。そして筋肉も筋力も落ちてしまったそうです。ところが再びトレーニングを再開したところ、驚くほど速く筋量と筋力が回復したというのです。

彼曰く、筋肉には以前の記憶が残っていて、たとえブランクがあっても適切なトレーニングを再開すれば、速やかな回復がなされるというのです。

脳の記憶も同じで、全く初めてのことを覚えるのに要した時間よりも、一度覚えたが忘れてしまったものを、もう一度学習した時の方が短い時間で覚えられるというのです。

整体治療という教育法

整体治療の効果にも似たものがあります。私は整体治療の目的とは、脳や身体への教育と考えています。教育である以上、脳や身体に健康で良い状態という情報を覚えてもらわなくてはいけません。

そのためには、やはり繰り返しの施術が必要になってきます。肩こりや腰痛の患者様には、その人なりの体の癖という記憶が残っているのです。

よく、「病気治しは癖治し」といいますが、肩こりや腰痛に至った癖を、良い情報で上書きする必要があります。その作業を整体治療を通して行うのです。

治療と治療の適切な間隔は、人それぞれで、1週間に2回の施術を必要とする患者様もいれば、1ヶ月に1回の施術でよい方もいます。

現時点での私の治療では、治療のサイクルとして、症状の改善を目的とする場合は、週に1~2回の整体治療を必要とします。この中で体の癖を正しい状態に再教育していくのです。

そして、症状が改善し治療のサイクルから予防のサイクルへとステージが上がった患者様は、1ヶ月に1回の施術をおすすめしています。何故かというと、1ヶ月に1回の施術を行っていれば、ほぼ良い状態を維持できるからです。

しかし、この間隔が伸びて、3ヶ月になると、何割かの患者様は大きくバランスを崩してしまいます。そして、6ヶ月以上経過するとほぼ100%の患者様が、バランスを崩してしまい、基本的な調整を再度取り直さなくてはなりません。

脳も筋肉もその他の身体細胞も、良い状態を記憶させるためには、繰り返しの教育が必要なのです。整体治療が健康維持のための教育として、皆様のお役に立てれば幸いです。

 

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肩こり・腰痛・坐骨神経痛・椎間板ヘルニア・ぎっくり腰・めまい・頭痛・脊柱管狭窄症・自律神経失調症・五十肩・膝の痛み、股関節の痛み等、様々な症状の根本原因を改善する整体治療院 「札幌 キネシオロジーの谷井治療室」です。

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健康と機会損失

皆様、「機会費用」や「機会損失」という言葉をご存知でしょうか? 経済学で使われる言葉ですが、健康とお金や時間を考える上で非常に大切な考えになりますので、今回はこの事をテーマにしてみたいと思います。

「機会費用」とは、人間がある行動を選ぶことによって「失われてしまう」他の選択可能な行動のうち、「最大の利益」を示す概念です。

すなわち、人が数ある選択肢のうち、何か一つを自分の意思で選択し、行動に移したとします。この時に選択しなかった他の選択肢は当然、実現されないのが分かります。

もし、この選択しなかった行動を行っていたら、仮に得られていたであろう利益を損失してしまっていることになります。

人間には、体は一つで、1日は24時間という制約があります。体も時間も有限ですので、その中で、全ての選択肢を実際の行動に移すことは不可能です。

人生は選択の連続ですので、自分の意志で何を選択するのかがその後の人生を大きく左右します。

例えば、働くための健康な肉体を持っていて、社会的にも多くの求人に恵まれていたとしても、当の本人に働く意思が全くなければ、本来であれば得ていたであろう収入面での「機会費用」を失っているということになり「機会損失」になります。

肥満と損失

健康面でも、どの様な生活習慣を選択するかで、健康な人生を送れるのか、病気で悩み苦しむのか結果が大きく異なることがあります。

例えば、アメリカの国立健康統計センターによれば、アメリカ人の3分の2が基準の体重を超えているか、肥満であるという結果が出ています。

さらにはアメリカ人の4人に3人は2020年までに体重過多か、肥満になるという予測すらあります。それでもアメリカは世界の肥満率から言えば24位なので、上には上がいるのですが…

ちなみに日本の肥満率は、4.5%で、世界で166位になります。これは世界平均の18.9%を大きく下回っていますが、肥満は人種的な問題もあるのでこの数字だけでは疾病と関連付けるのは難しいと思います。

話しをアメリカの肥満に戻すと、一生のうちで、肥満男性は年間にして約4800ドル、女性は2600ドルも余計にお金がかかるそうです。

日本円にすると、男性で約「55万円」、女性で約「30万円」もの年間費用がかかっているということになります。日本とアメリカの健康保険制度や医療費の制度が違いますので、比較が難しいのですが、肥満は明らかに損失になります。

肥満によって健康を損なった結果、短くなる「命」の費用はどの位でしょうか? これもアメリカで調査されております。先程の数字に加算すると、男性で年間約8400ドル、女性では約6500ドルにもなるそうです。

日本円にすると男性は年間92~93万円、女性では71~72万円にもなります。肥満はこれほどまでに「機会損失」を出してしまっているのです。

整体治療と機会損失

肥満だけでなく、腰椎椎間板ヘルニアや、脊柱管狭窄症、ぎっくり腰など整形外科的な領域でも同じで、様々な「機会損失」が発生します。

仮に腰椎椎間板ヘルニアで、手術をするとなると、最低でも1週間の入院は余儀なくされますし、完全復帰までは、リハビリをしても3か月くらいはかかります。

もっと軽い、ぎっくり腰でも完治までに、1週間位はかかるのが普通で、特に発症3日くらいは、強い痛みで動けないこともあります。

その他に頭痛、肩こり、めまいなどでも、作業に対する集中力は確実に低下しますので、そうでない場合と比べると、様々な機会損失が発生するのです。

当院にも、これらの症状を訴えご来院する方がたくさんいますが、目先の症状を何とかしてほしいというのが先決で、機会損失のことは頭にない方がほとんどです。

そのため、「喉元過ぎれば熱さ忘れる」の例え通り、いったん楽になってしまうと、治療を受けに来なくなり、しばらくぶりに連絡がきたと思うと、また再発ということが多いのです。

人間はよっぽどのことがないかぎり、自らを変革させようと行動に移すことをしません。そのために、食生活をはじめとした生活習慣は変えずに日々暮らしています。

以前に悪くなった状況から、良くなりたければ、以前の悪癖・悪習慣は断ち切らなければならないのですが、それができないためにまた再発を繰り返すのです。

これでは悪癖・悪習慣による「機会損失」は増すばかりです。腰痛や肩こりも決してバカに出来ない症状で、整体治療で定期的にバランスを取っておくことで、かなりの「機会損失」を未然に防ぐことができるのです。

「時間」は「命」と同じです。よく「時は金なり」と言いますが、厳密には時とお金は全く別物と言ってもいいのです。お金は失っても働けばまた入ってきます。しかし、時間だけは一度失ったものは二度と取り戻せないのです。そして、命の時間は有限です。

腰痛や肩こりなどで貴重な時間を失う前に、定期的に、そして予防的に整体治療を受けることをお勧めいたします。

 

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キネシオロジーにおける徒手筋力テスト

札幌整体治療院 谷井治療室 キネシオロジーテスト画像谷井治療室での臨床検査法の柱になるのが、キネシオロジーテスト法です。この検査法は、その発祥の原点として、AK(Applied Kinesiology.アプライドキネシオロジー:応用運動機能学)が基礎になっています。

アプライドキネシオロジー(AK)は、アメリカのカイロプラクターであるジョージ・グットハート(George Goodheart)が1964年に発表したものです。ジョージ・グッドハートはケンダル(kendall)の筋力テスト法を使って、患者の前鋸筋(ぜんきょきん)をテストして弱化を検出しました。そして、前鋸筋を触診して、起始部に筋肉の硬い硬結を発見したため、その硬結をマニピュレーションしたところ、前鋸筋の筋力が改善したのです。

この発見が、AK(アプライドキネシオロジー)の発祥とされています。先程、ケンダルの筋力テスト法について述べましたが、この筋力テスト法は、正式には徒手筋力テスト法と呼ばれるもので、一般的にはMMT(Manual Muscle Testing)と呼ばれます。

ケンダル以外にも、ダニエル(Daniels)らによって、基本的な徒手筋力テスト法が発表され、医療の現場で活用されています。

MMTの目的

徒手筋力検査の目的は、個々の独立した筋力を評価する事です。例えば、腕を挙げる筋力を測ろうとしても、人間の身体は一つの動作に対して、様々な筋肉が協調して働いてしまいます。

腕の前方挙上、すなわち肩関節屈曲(可動範囲:0~180°)に関わる主な筋肉は、三角筋前部、大胸筋上部、烏口腕筋になります。腕を挙げる力を何らかの測定器や、ダンベルなどの重りを使用して、筋力を測定しようとすると、腕を挙げる事に関係する全ての筋肉に加え、全身の筋肉が腕を挙げる動作に協調的に働いてしまいます。これにより腕の前方挙上に関わる筋力以上の力を発揮してしまうのです。

また、腕の挙げ方を工夫すれば、腕の力があまりなくても重い物を持ち上げる事ができてしまいます。 (トリックムーブメント:Trick Movement)

これでは個々の独立した筋肉の筋力を測定するといった目的から外れ、筋力検査の正確性が失われてしまいます。

そこで、これらの要素を極力排除した形で個々の独立した筋力を調べる方法として、徒手筋力テスト法が開発されたのです。

徒手筋力テスト法(MMT)には、その他の目的も含んでいます。

  1. 末梢神経損傷や脊髄損傷の損傷部位の決定。
  2. 関節、筋、神経系の障害による筋のバランスや関節変形の予想を立てたり、腱板断裂などの筋・腱損傷の判断にも役立つ。
  3. 筋トレや筋ストレッチの部位や、その方法の決定や判断に役立てる。
  4. この検査はそれ自体各関節運動になるので、筋力増強訓練として役立つ。また、PNF(神経筋促通法)にも応用できます。
  5. 治療内容が適切であったかどうかの再評価にも使えます。

MMTの判定基準

MMTの判定基準には、0~5の6段階による評価基準があります。

5:(正常)Normal 重力と強い抵抗に抗して完全に運動できる

4:(優)Good 重力と中等度の抵抗に抗して完全に運動できる

3:(良)Fair 重力に抗して完全に運動できる

2:(可)Poor 重力を除けば完全に運動できる

1:(不可)Trace 筋のわずかな収縮はみられるが、関節は動かない

0:(ゼロ)Zero 筋の収縮が全く認められない

上記のような判定基準は、医療の現場では必須のものです。しかし、我々整体治療師はこの基準を覚えることも大事ですが、別の観点からこの徒手筋力テストを行えることが最重要になってきます。

アプライドキネシオロジーでは、一般的に三角筋や広背筋、腸腰筋などを検査筋(インジケーターマッスル)として用います。この時に、徒手筋力テスト(MMT)の要領で正確に筋力テストを行えることが要求されます。

この際に用いる検査筋は、正常な機能を有する筋肉を使いますので、MMTの判定基準で5(Normal)の筋力があることを確認します。何らかの理由で筋力低下を起こしている筋肉は、疲労しやすく、エラーが出ることがありますので、検査筋には使えません。

また、筋力低下を起こしている筋肉があれば、それも把握しておく必要があります。

徒手筋力テスト(MMT)とアプライドキネシオロジーの違いは、MMTは、目的とする筋肉の筋力を検査するだけですが、キネシオロジーテストの目的は、検査筋を使って治療の必要な個所や、その調整方法などをチェックすることにあります。

たとえ徒手筋力テスト(MMT)の評価で、5(Normal)の筋力を有する筋肉でも、キネシオロジーテストでは、場合によっては筋力低下を起こします。

筋肉は脳からの命令を、神経を介して受け取り収縮しますが、キネシオロジーテストにおいて、様々な条件設定を行い筋力テストを行うと、実際に正常であった筋力が低下するのです。

この様に、人の筋力はあらゆる条件において一定ではなく、様々な条件によって強くもなれば、弱くもなります。

では、人の筋力は、どの様なことで低下してしまうのでしょうか?

  • 食事、栄養、酒、タバコ
  • 薬、食品添加物、農薬
  • 運動
  • 骨格的歪み、関節機能障害、筋肉・腱・靭帯・筋膜などの障害、内臓の問題など
  • 休養、睡眠
  • 精神、感情、ストレス
  • 環境
  • その他

これらの事に問題がなければ、人はエネルギッシュに、健康で健全な生活を送れますが、どこかに問題があると、筋力低下を起こす要因になります。

筋力低下を起こすということは、究極的には人体細胞の一個一個が活力低下をおこしているということです。すなわち生命力の低下を起こしているのです。

これらの問題個所を、キネシオロジーテストで調べ、改善させることで健康に導くのが施術の目的となります。

当然、治療だけでは補えない問題(食事、運動、睡眠など)の生活習慣の改善も必要になります。

この目的達成のために、谷井治療室では、徒手筋力テスト(MMT)や、キネシオロジーテストを活用して体の声を聴いております。

筋力低下(生命力の低下)を起こしている部位を、生命力あふれる状態に導けますようこれからも全力でサポートさせていただきます。

 

 

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治療効果

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上のグラフは、整体治療の効果と施術回数の関係を表した治癒曲線です。腰痛でも肩こりでも、だいたい同じような推移で治療効果が現れることが多いのです。

特に慢性の腰痛や肩こりなどは、治療効果が表れるのに時間がかかることがあります。腰痛でも肩こりでも、長い間悪い状態が固定化しているものは、やはり治るのにも同様に時間がかかるものです。

逆に急性の腰痛である、ぎっくり腰や、急性の首の寝違えなどは、比較的早く治ります。急性症状の場合は、患部の組織が変形や瘢痕化や癒着していることが少なく、元に戻りやすいのです。

ただここで注意しなくてはいけないのは、急性と思っても、実はその奥に慢性的な悪さが潜んでいたというときです。この様なケースでは、症状の改善までにある程度の時間がかかるケースがあります。

あとは、整体治療と言えども、正直言って万能ではありませんので、どうしても改善しないものも多いのです。不可逆的変化と言いまして、元に戻れないような組織的変化を起こしているものは、整体治療でいくらバランスを取っても、症状の改善には至らないものもあります。

では、どのような症状が整体治療で良くなり、どの様な症状が良くならないのでしょうか?

結論から申し上げますと、こればかりはやってみなければ分からないのです。整体治療でバランスを取り、その後の変化を体に委ね、次回の施術時に、またその時の状況に合わせてバランスを取る、という具合で、治療を繰り返しながら、その変化を見てゆかなくてはならないのです。

私の治療体系の中で、10回治療して何の変化も改善もなされなかったなら、私の施術の適応外と考えています。実際には10回も施術をしなくてもわかりますが、最長で引っ張って10回と言ったところになります。

余談になりますが、宮本武蔵は、『五輪書』において、13歳で初めて新当流の有馬喜兵衛と決闘し勝利し、16歳で但馬国の秋山という強力の兵法者に勝利し、以来29歳までに60余回の勝負を行い、すべてに勝利したと記述されています。

真剣勝負で、60戦無敗とは恐れ入ります。

一説によると宮本武蔵は、勝てる相手と勝負していたと言われます。これは卑怯だとかという話ではなく、相手の力量を見抜く眼力がずば抜けていたということだと思います。

相手の力量、武器の種類、戦場の地形などを総合的に判断して、勝敗を判断していたのでしょう。戦国時代に、剣の道で生き残るためには、ただ腕っぷしが強いだけでは無理です。

ある計算によると、真剣勝負で60戦全勝する確率は、0.25%になるそうです。宮本武蔵は本当に驚異的な確率で生き抜いてきたのです。

孫氏の兵法でも、彼(か)を知り己(おのれ)を知れば、百戦して殆(あや)うからず。とあります。自分と相手の力量を知ることがどれほど大切かがわかります。

少々話が脱線してしまいましたが、整体治療の場合でも、治る人と治らない人を見分ける能力が必要です。ただ、実際の臨床の場では、明らかに自分の治療の適応外のものを除いて、それ以外の患者様に対しては、治療してみないと分からないのです。

自分の力量では、難しいのでは、と思われる患者様でも、意外と簡単に治ってしまうこともあるし、逆にこれなら何とかなるのでは、と思った患者様が、なかなか治らなかったりすることも多々あります。

物事の結果が出るのには、自分の力と、それ以外の別の力が合わさって成果が出るので、自分の力だけではいくら頑張っても、全体の50%までしか達成できません。残りの50%は、自分以外の様々な要因が働かないと達成できないのです。

この様なことから、治療の結果は自分ではコントロールすることはできません。人事を尽くしてて天命を待つといいますが、自分の持てる能力のすべてを出し切り、あとは天にまかせるしかありません。

治療効果を上げるには、睡眠不足、食生活、運動不足など患者様の悪習慣の改善も必要となります。

また、患者様が抱えている精神的なストレスの度合いも、治療効果に大変影響を与えるのです。

治療で効果を出すのはそれくらい難しい事なのです。患者様は、早期の改善を望みますが、実際の治療効果が出るまでには、臨界点を超えるまでは目立った変化は現れません。

これは、コップの水に例えることができます。コップに水を入れていくと、徐々に水かさが上がり、水がコップの縁を超えたとき、はじめてあふれます。

整体治療でも、施術回数を重ねるごとに、見えないところで、その効果が積みあがっていき、それがいっぱいになったところで、大きな変化として成果が出てくるのです。

腰痛でも肩こりでも、その悪さ(器の大きさ)は人それぞれで、何回で良くなるとか、何回で効果が出ますという様な画一的な回答はできません。当然、理想と現実の差ができます。

患者様は治療効果が出るまでの間は忍耐が必要になってきます。我々施術者は、その我慢の時期に、いかに患者様に希望を与えることができるかが問われています。

どんなに名人と言われる治療家でも100%の治療効果を出すことはできません。高名な先生でも、治した患者様の数を上回る程の、治せなかった患者様の屍の上に立っているといってもいいのです。

私も100%の結果を出すことは不可能ですが、そのぶん少しでも患者様の気持ちに、寄り添えたらと思っています。

 

 

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皮膚と腰痛の関係

むかし何かのCMで「男は背中で語る」という言葉がありました。整体治療師の立場で言えることは、男だけでなく女の人も、背中は雄弁にその人の人生を語っているということです。

今回は、日々の臨床から見えてくる背中のお話しです。

次の写真を見てください。

【出典:ビブレボーテ】

 

この写真で、すぐに異常に気づいた人は、なかなか大したものです。何も気が付かなかった方は、腰部の白い横線が見えますか? この線は、一般的に肉割れと呼ばれるものです。専門的には、線状皮膚萎縮症(せんじょうひふいしゅくしょう)と呼ばれるそうです。(私も初めて知りました)

この様に肉割れが起きるのは、急激に太ったとか、妊娠した時、急に身長が伸びた時など、短期間に皮膚が引き伸ばされたことが原因となりますが、上の写真の様に腰部にできる肉割れは、本当にその様な理由だけで起きるのでしょうか?

実は、今まで一度も太ったこともない痩せた人でも、このような肉割れが起こるのです。

私が書生時代にお世話になっていた治療院では、※ニモ・レセプター・テクニックという施術をとり入れていましたので、男性は上半身裸で、女性も施術中は背中が開くガウンを着て、直接背中の施術をしていました。そのお蔭で、相当数の背中の観察をすることができたのです。

※ニモ・レセプター・テクニックは、日頃使いすぎで疲れの溜まった筋肉や筋膜の痛みが出ているところにジェルや、ローションを塗り、筋肉全体を押さえながら指や肘で滑らして伸ばしたり、持続した押圧を加えることで、筋肉の緊張を取り除き、元の柔らかく動きのいい筋肉を取り戻します。 ニモ・テクニックはカイロプラクティックの手技の中でも筋肉の症状を緩和させるのにとても有効なテクニックのひとつと言えます。また、どの年齢層でも使用する事ができる万能なテクニックです。

肉割れ発生の原因は諸説あります。しかし、上記写真の様な腰部の白い横線発生の原因は、私個人の意見としては、体質が最大の要因だと思っています。

皮膚断面図

出典:【ウィキペディア】

 

上図の様に、皮膚は表皮、真皮、皮下組織から成り、表皮はある程度は伸びることができますが、真皮や皮下組織の一部は伸びにくいのです。この張力に耐えらなくなると、弾性線維に亀裂が生じ、肉割れが発生すると考えられています。

皮膚が引っ張られることは誰でも起こりえることです。では、どうして肉割れになる人と、ならない人がいるのでしょうか?

それは、皮膚の強度に個人差があるからだと思います。すなわち、肉割れが出来てしまう人は、皮膚が弱いということです。

そして、皮膚が弱いということは、その皮膚の下にある、筋膜や筋肉、靭帯、腱、椎間板などの軟部組織全般も同様に弱いと推測します。

私がこの様な考えに至った理由は、修行時代に多くの患者様の背中を施術しながら観察してきたことです。その時気づいたことは、ぎっくり腰や、腰椎椎間板ヘルニアなどの腰痛疾患の患者様に、この様な腰部の肉割れ現象が頻発していたということです。

また、腰椎分離症を患う患者様にも、この様な皮膚の横線がよく見られますので、軟部組織だけでなく骨も弱いのかもしれません。

また、肉割れ線に並び、腰痛の患者様に多いのが、腰に濃い体毛が生えていることです。人間の身体は大切な部分や、弱い部分に毛が生えます。頭部、顔面部、脇の下、陰部などがそれです。その他にも組織的に弱くなった部分を守ろうとして、腰やその他の部分に太い体毛が生えることがあります。

私の個人的な体験ですが、私は6~7年前に左の肩を痛めてしまいました。その後しばらくしてから、その部分に太い体毛が生えるようになったのです。これも体に備わる防御反応の一つなのだと、実体験から学びました。

現在の私の治療形態では、背中を大きく露出させることはありませんが、腰痛を主訴としたり、ぎっくり腰や、腰椎椎間板ヘルニアなどの患者様の場合は、参考のために、お背中を拝見させていただくことがあります。

すうると、症状が重い人ほど、肉割れ発生の頻度が上がるのです。やはり皮膚は体の中の状態を、鏡の様に映し出しているのです。

本来は、私も一人一人の患者様の背中の状態をチェックするのがベストだとは思いますが、時間的な制約があり、現在それはかないません。しかし、本当に背中からは、様々な情報を読み取ることができるのです。

残念ながら、皮膚にできた白い横線と、腰の組織的な脆弱さは、一生消えることはありませんが、整体治療でバランスを取れば、腰痛やぎっくり腰、腰部椎間板ヘルニアなどを起こすリスクはかなり減ります。

逆にこの様な人は、バランスを取らないでいると、かなりの確率で腰痛持ちになってしまいます。

皆様! ご自身の腰にこの様な線が無いか、どうぞお確かめください。

もし、腰に肉割れの線や不自然な太い体毛が生えていたら、腰痛予防のためにも整体治療をおすすめいたします。弱点も、それを知ってうまく管理すれば怖くはないのです。

腰痛関連ページ「札幌の腰痛専門整体治療院 谷井治療室

 

 

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頚椎症性神経根症の整体治療

首の痛みや背中や肩から腕にかけての痛み、しびれを呈する疾患で、まず思いつくのが、頚椎ヘルニアです。そして次に思いつくのが、頚椎症性神経根症(けいついしょうせいしんけいこんしょう)です。

今回お伝えするテーマは、後者の頚椎症性神経根症(ちょっと舌を噛みそうな名前ですね!)についてです。

この疾患に対する当院の患者数の割合は、かなり高いように思います。年齢層としては、中年以降の方が大半です。頚椎症性神経根症は、加齢変化による頚椎症(椎間板の膨隆・骨のとげの形成)が、原因となっていることが多いので、この様な年齢層の方々に多くなるのです。

症状としては、痛みやしびれが、軽度のものから耐え難いほどの強い症状になるものまで様々です。

一般的に首を後ろへそらせると痛みが強くなりますので、上方を見ることや、うがいをすることが不自由になったり、枕を高くしないと寝られなかったりします。女性の方は、美容室でのシャンプー時に仰向けになることが多いため、この姿勢が非常にきつくなります。

頚椎を後ろに反らせると、脊髄から枝分かれした末梢神経の根元である神経根にストレスがかかり、痛みや痺れが強くなるのです。

頚椎症性神経根症を調べる整形外科テストとして、以下のようなテスト法があります。

【スパーリングテスト】 スパーリングテストは頚部の神経根刺激症状を見る検査です。頚椎を患側へ後側屈させ頭部に軸圧を加えると椎間孔が狭窄され、痛みやしびれが症状側の上肢や背部に誘発されたら、このテストの陽性所見とする。

【ジャクソンテスト】 ジャクソンテストは神経根刺激症状をみる検査です。頚椎をやや後屈位にし、頭部を下方に圧迫すると椎間孔が狭窄され、患側の上肢や背部に痛みやしびれが誘発されたらこのテストの陽性所見とする。

これらのテストで、おおよその診断を付けておき、細かい所は触診や、キネシオロジーテストで調べていきます。

当院を受診する前に、整形外科などを受診されている患者様がかなりの頻度でいらっしゃるので、その方々はレントゲンやMRIなどで、すでに画像上の診断がついています。そのため頚椎椎間板ヘルニアの有無などもわかっている場合があります。

よほど変形が強くなければ、ほとんどのケースで施術に対する反応は良好で、比較的予後はよいものです。

頚椎症性神経根症の患者様は、初診時に立位の姿勢をみますと、頚部から背部にかけて大きな歪みを持っている方が多く、ぱっと見ですぐにわかる特徴的な姿勢をしていることが多いのです。

頚椎症性神経根症の様な退化病は、いわゆる体の錆び付きがその背景にあるため、この錆び付きと関連の深い、身体の硬さと大きな歪みが特徴的です。

治療は、基本的に頚椎の調整と骨盤部の調整が効果的です。頚椎はそこだけが勝手に悪くなるのではなく、その首を下支えしている骨盤の状態も大変重要になってくるのです。そのため当院では、首からの原因でも、必ず骨盤の調整も行います。

細胞の老化にともない、日常の無理な姿勢や作業も、頚椎症性神経根症の発症を助長していると思われます。近年の傾向として、パソコン作業の増加と、スマホの普及による無理な姿勢の長時間化が、頚椎症性神経根症や、頚椎ヘルニアの増加を加速させていると推測します。

過度な飲酒や喫煙、食生活の乱れ、睡眠不足などは、身体の酸化を増加させ、その結果として、退化病である頚椎症性神経根症の発症を増加させる下地をつくってしまうと思います。

勤勉な国民性の日本人には、特にこれらの症状が多いのではないでしょうか?インターネットの普及で大変に便利な世の中になりましたが、その反作用として、人はパソコンの前に1日中縛り付けられるようになりました。ある意味これは拷問のようなものです。日本人は勤勉がゆえに、その拷問に耐えてしまうのです。その他の疾患で、後縦靭帯骨化症や黄色靭帯骨化症が日本人に多いのも同じような理由からだと考えられます。

頚椎症性神経根症の患者様にとって、長時間のパソコン作業は大変な負荷になります。情報化社会により、これから益々この様な作業が増えてくるのは間違いないので、この疾患が増加することが予想されます。

皇后陛下美智子さまの頚椎症性神経根症による痛みの報道は、皆様も良くご存知だと思います。頚椎症性神経根症は、誰しも罹る可能性のある疾患です。では、どんな人が発祥のリスクが高いかと言えば、ストレートネックで肩や首のこりが慢性化している方です。

首の骨は7個あり、椎間板も含めてそれらの老化は20歳を過ぎたら始まります。この老化のスピードを速める要素として、連続して30分以上のデスクワーク、スマホ、ゲーム、などの不良姿勢が考えられます。

この様に、生活の変化に人間の首がついていけない状況になっているのです。

当院の施術では、首や肩のこりを解消するだけでなく、頚椎の関節の動きを改善し、神経根へのストレスを取り除きます。

頚椎症性神経根症の治療と予防に、整体治療で身体のバランスを整えることを皆様に強くおすすめいたします。

 

 

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