PCRT(心身条件反射療法)とは

PCRT(心身条件反射療法)とは、脳が無意識に学習した誤作動記憶を健全な記憶に書き換える施術です

保井志之DCにより考案された治療方法で、様々な生体反応検査を用い腰痛や肩こりなどの筋骨格的な問題や、アレルギーなどの影響、イップスやジストニアなどに関わる脳の誤作動についても調べ施術することができるのです。

慢性症状はなぜ治りにくいのか?

慢性症状は治りにくいといわれますが、それは難治性の慢性症状は原因が複雑化しているためです。これには脳の誤作動記憶が関係しているのです。詳しくは以下の動画をご覧ください。(PCRTサイトから引用

なぜ治るのか

PCRT(心身条件反射療法)は心と体のつながり(心身相関)と生体エネルギーブロックに着目し、その関連学習記憶パターンによる誤作動記憶を調整する療法です。

人間は、骨や筋肉や内臓などのパーツの寄せ集めではありません。思考や感情など心をもった存在です。PCRTでは「脳=心」と考えます。

潜在意識と顕在意識

心の働きにも、表面意識(顕在意識)と潜在意識(無意識)が存在します。

体の不調の原因となるのは、無意識の心や脳の働きが関係しているのです。

脳はコンピューターに例えられますが、パソコンが誤作動を起こすことがあるように、脳にも誤作動が生じます。

腰痛(体幹ジストニア)や肩こり、アレルギー、イップス、ジストニア【眼瞼(がんけん)けいれん、痙性斜頸(けいせいしゃけい)、腱鞘炎(書痙:しょけい、音楽家の痙攣など)、心因性失声症(痙攣性発声障害)、緊張性頭痛(頭部ジストニア)、ドライアイ(眼瞼痙攣)、顎関節症(後頚部ジストニア)、頚肩腕症候群(上肢ジストニア)など】の症状にも実は脳の誤作動記憶が深くかかわっているのです。

脳の誤作動記憶には、私たちが普段意識できる表面意識的なものだけではなく、多くの場合、普段意識していない無意識の領域が関与しています。

人は価値観や信念が元になり感情が生まれてきます。この深い心の問題が脳の誤作動記憶と関係し症状を慢性化させます。

PCRTでは、生体反応検査と呼ばれる様々な検査法を用いて、症状の原因となっているエネルギーブロックを特定することができます。

これらの問題を的確に施術することで、従来の整体やカイロプラクティックオステオパシーなどではカバーできない領域まで施術範囲を深めることができるのです。

病院の医療との違い

手術を必要とする疾患や、歯科治療、救命救急など現代西洋医学が必要なケースもありますが、病院で検査や治療をしても、原因がわからなかったり、治療の効果がなかなか出ないものもあるのが現実です。

逆に慢性的に繰り返される腰痛、肩こり、頭痛、めまい、関節痛、イップス、ジストニア(眼瞼けいれん、痙性斜頸、書痙、痙攣性発声障害など)、アレルギーなど、病院ではなかなか改善しない症状も存在します。

PCRTでは、これら慢性疾患の多くには、脳の誤作動記憶が関係していると考えます。

この脳の誤作動の学習記憶を、健全な記憶に書き換えを促すよう施術していくのが特徴です。肉体的(ハード面)と肉体以外(ソフト面)の両面の問題(エネルギーブロック)を生体反応検査で特定し、ホリスティック的にバランスを整えることを目的としています。

脳の3層構造

症状の発生原因を、脳から考えた場合3つの領域に分類することができます。

脳の3層構造
  1. 脳幹脊髄系(反射系):感情や思考が関与しない「神経系の誤作動」や「内分泌系の誤作動」、あるいは、東洋医学的な経絡や、チャクラなど「エネルギー系の誤作動」などによる肉体のハード面の問題が関与します。
  2. 大脳辺縁系:感情の中枢と呼ばれる領域で、主に「潜在感情」や「信念」、「価値観」などが症状の誤作動に関与します。
  3. 大脳皮質系:この領域では主に「意味記憶」や「エピソード記憶」が症状の慢性化に関与します。

PCRTの施術において、症状に関与する部位を特定した後、これらの問題が脳の3層構造のどの領域と関係しているかを、生体反応検査を駆使して調べます。

これにより、エネルギーブロックの原因が特定され、より本質的な施術ができるようになります。

脳の誤作動と心の構造

PCRTの施術を受ける際に、「脳の誤作動」と「心の構造」をよく理解しておくことが自分自身の自然治癒力の働きに大きく関係します。

「脳の誤作動」は決して稀なことではなく、誰しも起こり得るものです。PCRTでは「脳=心」と考え、特に「無意識の心」無意識レベルの脳の働きや誤作動に注目します。

慢性的な症状が持続している場合、「意識」と「無意識」の乖離が問題になります。

「意識」とは、現在経験している自分の状態や周囲の状況などを感知している心の状態で、顕在意識や表面意識などとも呼ばれます。

一方、「無意識」は、精神分析学では意識下の領域とされ、感性的、本能的な心で理論理屈では表すことができない心で、私たちの行動のほとんどがこの無意識によって支配されています。

意識と無意識

慢性的な症状や病気の原因には、この無意識が大きく関係しています。脳の誤作動が起きる一番の原因が「意識」と「無意識」のギャップが大きくなりすぎることです。

心の構造

PCRTで治療効果を上げるためには、患者さんに心の構造や働きについての理解と、心の深い部分の認識「本当の自分の考えや欲求」に気づき、自分が何を、どのように考え、どうしたいのかがわかれば治療効果がどんどん上がってきます。

PCRTの施術を通して、自分の心に気づき、「意識」と「無意識」の統一、そして、心と体の統一がなされていくことで不快な慢性症状の改善に向けて自然治癒力が働くようサポートします。

札幌谷井治療室

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