糖質制限ダイエット 2

 

前回のブログ、「糖質制限ダイエット」の続編です。参考書籍は、「薬に頼らず血糖値を下げる方法」水野 雅登著、アチーブメント出版です。

糖尿病が予備軍も含めて、2000万人以上いるこの日本で、患者さん自身も治らない病と半ば諦めているか、「糖尿病など病気ではない!」などと、たかをくくっているか、いずれにしても糖尿病患者が難民と化している現代に、糖質制限食は一条の光となるに値するものと考えます。

世界糖尿病デー

【世界糖尿病デー ブルーライトアップイメージ】

世界の流れも、糖尿病の患者数の増加に歯止めがかからないといったところです。著者も、2型糖尿病は、糖質の過剰摂取がなければ起きないと断言しています。

こうなると糖尿病との闘いは、欲望との闘いとなります。糖質制限食とは、欲望制限食とも言えるでしょう。ご飯もダメ、パンもダメ、めん類もダメ、フルーツもダメ、お菓子もダメ、ジュースもダメとなると、そのストレスは相当なものです。

スイーツ

エデンの園のアダムとエヴァの様に、人間はダメといわれてもそれを守れない哀しい性があるのも事実です。

アダムとイヴ

特に食欲は、人間の欲求の中でも強く、生命維持のための根源的な欲求ですので、それに抗うのは難しいものです。

ただし、ここで取り上げた糖質を食べたいという欲求は、単なる生存のための欲求でなく、一種の快楽に結びつく欲求だと考えます。

それじゃあ糖質をやめられの?

ん”~ん・・・

昔、植木等さんのスーダラ節に、「わかっちゃいるけどやめられない」という歌詞がありました。この歌詞には、次のような逸話があります。

人間の矛盾をついた真理で、親鸞の教えに通じる」「必ずヒットするぞ」と浄土真宗の僧侶である父の植木徹誠から励まされたというのです。

人間は本当にわかっていてもやめられないのでしょうか?

中途半端にわっかっているだけでは、やめられないけど、本当の意味で理解したら、もしかしたらやめられるのではないかと、淡い希望をもって、私もこのブログを書いていきたいと思います。

著者も、糖質依存には以下の様な精神的依存もあると述べています。

  • 主食は健康に欠かせない。
  • 糖質をとらないと力が出ない。
  • 糖質抜きでは頭が働かない。 

精神的依存というよりも、糖質に対する固定観念がしっかりと出来上がってしまっているといったところでしょう。

世界的な糖尿病の増加を見れば、やはり糖質過多なのは間違いないのです。普通の1日3食の食事で合計200g以上の糖質を摂っていることになるそうです。これは、角砂糖に換算すると66個分になります。それ以外におやつなどの間食や、清涼飲料水、日本酒やビールなどが加われば、糖質はさらに増えるでしょう。

食品の角砂糖換算

上の図は、食品に含まれる糖質を角砂糖換算で表したものです。知らず知らずのうちにこれだけ多くの糖質を摂取していたのですね。これでは太るわけです。

世界では、以下に示すような、めずらしいソーダ税などがあります。各国とも肥満を含めた生活習慣病から来る医療費の増加に頭を痛めているようです。

ソーダ税

2型糖尿病では、糖質の取り過ぎによる内臓脂肪の増加も、血糖値を上げる原因の一つと著者は述べています。

皆さん、インシュリン抵抗性という言葉をご存知でしょうか?

これは、インスリンは十分な量が分泌されているけれども、その効果を発揮できない状態をいいます。肥満がその原因の一つです。

著者は、インスリンが効きづらいケースを以下のように説明しています。

  1. 糖質を摂取してインスリンが多量に出る
  2. 食べた物が内臓脂肪になる
  3. 増えた内臓脂肪がインスリンを効きづらくする
  4. 血糖値が下がらないからさらにインスリンが分泌される
  5. 多量のインスリンがさらに内臓脂肪を増やす

この1~5がループになって、2型糖尿病になるそうです。内臓脂肪の影響が大きく、その中にある「悪玉アディポサイトカイン」が血糖値を下げる邪魔をするので、肥満は大敵です!

この様なことから、肥満そのものを病気とする考えがあるのもうなずけます。

肥満と内臓脂肪

前回のブログ同様、BMI(肥満指数)を以下に示しますのでご参考にしてみてください。

肥満とBMI

【肥満とBMI】

BMI自動計算>>

人類の歴史の大部分が、狩猟採集の生活だったのは事実です。

人類の起源は諸説ありますが、約600万年前とすると、農耕や牧畜が始まったのが約1万年前くらいです。1万年前といっても、全人類に農耕や牧畜が広まるのに数千年以上かかりますので、人類が穀物を食べるようになった歴史は非常に浅いということです。

日本でも稲作が始まったのが縄文後期から弥生時代にかけてなので、たかだか数千年前です。

狩猟採集と農耕の歴史

狩猟採集の歴史は、飢餓との闘いです。現代社会で肥満や糖尿病に苦しむ人たちは、実は飢餓に強い優秀な遺伝子を持った人たちなのではないでしょうか。

飢餓の歴史が長かったことを表す証拠が人類の生理機能にも表れています。血糖を上げるホルモンは5種類もあるのに、血糖を下げるホルモンはインスリン1種類のみなのです。

犬の糖質(デンプン)消化についての論文があります。

2013年に英科学誌ネイチャーは発表した論文(The genomic signature of dog domestication reveals adaptation to a starch-rich diet)によると、犬は狼より効率的にデンプンを消化できる能力を持っていると発表しています。

犬はこの能力によって、人と共に生活できるようになったといわれていますが、人類と生活する前からデンプン消化能力が高かったのか、それとも人と生活するようになったから、その能力が高まったのかは分かりません。

人類もこれから長い時間をかければ、糖質に適応できるように体が変化するかもしれませんが、現時点では、やはり人間の身体は野生のままで、現代の食生活には順応していません。

そのため糖質制限などで、こちらから身体に歩み寄らないと、このままでは糖尿病が増加し続けることになると思います。

 

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健康と機会損失

皆様、「機会費用」や「機会損失」という言葉をご存知でしょうか? 経済学で使われる言葉ですが、健康とお金や時間を考える上で非常に大切な考えになりますので、今回はこの事をテーマにしてみたいと思います。

「機会費用」とは、人間がある行動を選ぶことによって「失われてしまう」他の選択可能な行動のうち、「最大の利益」を示す概念です。

すなわち、人が数ある選択肢のうち、何か一つを自分の意思で選択し、行動に移したとします。この時に選択しなかった他の選択肢は当然、実現されないのが分かります。

もし、この選択しなかった行動を行っていたら、仮に得られていたであろう利益を損失してしまっていることになります。

人間には、体は一つで、1日は24時間という制約があります。体も時間も有限ですので、その中で、全ての選択肢を実際の行動に移すことは不可能です。

人生は選択の連続ですので、自分の意志で何を選択するのかがその後の人生を大きく左右します。

例えば、働くための健康な肉体を持っていて、社会的にも多くの求人に恵まれていたとしても、当の本人に働く意思が全くなければ、本来であれば得ていたであろう収入面での「機会費用」を失っているということになり「機会損失」になります。

肥満と損失

健康面でも、どの様な生活習慣を選択するかで、健康な人生を送れるのか、病気で悩み苦しむのか結果が大きく異なることがあります。

例えば、アメリカの国立健康統計センターによれば、アメリカ人の3分の2が基準の体重を超えているか、肥満であるという結果が出ています。

さらにはアメリカ人の4人に3人は2020年までに体重過多か、肥満になるという予測すらあります。それでもアメリカは世界の肥満率から言えば24位なので、上には上がいるのですが…

ちなみに日本の肥満率は、4.5%で、世界で166位になります。これは世界平均の18.9%を大きく下回っていますが、肥満は人種的な問題もあるのでこの数字だけでは疾病と関連付けるのは難しいと思います。

話しをアメリカの肥満に戻すと、一生のうちで、肥満男性は年間にして約4800ドル、女性は2600ドルも余計にお金がかかるそうです。

日本円にすると、男性で約「55万円」、女性で約「30万円」もの年間費用がかかっているということになります。日本とアメリカの健康保険制度や医療費の制度が違いますので、比較が難しいのですが、肥満は明らかに損失になります。

肥満によって健康を損なった結果、短くなる「命」の費用はどの位でしょうか? これもアメリカで調査されております。先程の数字に加算すると、男性で年間約8400ドル、女性では約6500ドルにもなるそうです。

日本円にすると男性は年間92~93万円、女性では71~72万円にもなります。肥満はこれほどまでに「機会損失」を出してしまっているのです。

整体治療と機会損失

肥満だけでなく、腰椎椎間板ヘルニアや、脊柱管狭窄症、ぎっくり腰など整形外科的な領域でも同じで、様々な「機会損失」が発生します。

仮に腰椎椎間板ヘルニアで、手術をするとなると、最低でも1週間の入院は余儀なくされますし、完全復帰までは、リハビリをしても3か月くらいはかかります。

もっと軽い、ぎっくり腰でも完治までに、1週間位はかかるのが普通で、特に発症3日くらいは、強い痛みで動けないこともあります。

その他に頭痛、肩こり、めまいなどでも、作業に対する集中力は確実に低下しますので、そうでない場合と比べると、様々な機会損失が発生するのです。

当院にも、これらの症状を訴えご来院する方がたくさんいますが、目先の症状を何とかしてほしいというのが先決で、機会損失のことは頭にない方がほとんどです。

そのため、「喉元過ぎれば熱さ忘れる」の例え通り、いったん楽になってしまうと、治療を受けに来なくなり、しばらくぶりに連絡がきたと思うと、また再発ということが多いのです。

人間はよっぽどのことがないかぎり、自らを変革させようと行動に移すことをしません。そのために、食生活をはじめとした生活習慣は変えずに日々暮らしています。

以前に悪くなった状況から、良くなりたければ、以前の悪癖・悪習慣は断ち切らなければならないのですが、それができないためにまた再発を繰り返すのです。

これでは悪癖・悪習慣による「機会損失」は増すばかりです。腰痛や肩こりも決してバカに出来ない症状で、整体治療で定期的にバランスを取っておくことで、かなりの「機会損失」を未然に防ぐことができるのです。

「時間」は「命」と同じです。よく「時は金なり」と言いますが、厳密には時とお金は全く別物と言ってもいいのです。お金は失っても働けばまた入ってきます。しかし、時間だけは一度失ったものは二度と取り戻せないのです。そして、命の時間は有限です。

腰痛や肩こりなどで貴重な時間を失う前に、定期的に、そして予防的に整体治療を受けることをお勧めいたします。

 

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