―脳と神経の誤作動にアプローチする専門整体―

「投球時に腕が動かない」「演奏中に指が勝手に曲がる」――。
このような“自分の身体なのに思うように動かない”不思議な現象でお困りではありませんか?
それは、単なる筋肉疲労や精神的な緊張ではなく、**脳と神経系の“誤作動”によって引き起こされている可能性があります。
このページでは、「イップス」や「ジストニア」と呼ばれる現象の正体、
そして、従来の医療では見逃されがちだった原因に対し、
私たち谷井治療室が行っている心身条件反射療法(PCRT)という独自アプローチについて詳しくご紹介します。
【1】イップスとは?~無意識に動きが止まる謎の症状~
イップスとは、スポーツや演奏など一定の動作を繰り返す場面で、突然身体が動かなくなる、震える、力が入らないといった現象です。
▸ こんな症状がイップスかもしれません
- 野球での投球時、腕が途中で止まる
- ゴルフでパターを打とうとすると手が硬直する
- テニスでサーブが怖くて振り出せない
- 書道や手術など、精密な作業時に手が震える
多くの場合、過去の失敗体験や極度の緊張状態を契機に症状が現れ、反復することで慢性化します。
【2】ジストニアとは?~職業性ジストニアに多い“無意識の筋収縮”~
ジストニアは、自分の意思とは関係なく、筋肉が勝手に動く、硬直する、ねじれるなどの症状を指す神経系疾患です。
「書痙(しょけい)」や「音楽家ジストニア」など、職業性のものが多く報告されています。
▸ よく見られる局所ジストニアの例
- 書痙:字を書こうとすると手が震える・指が硬直する
- 音楽家ジストニア:ピアノやバイオリン演奏時に指が勝手に曲がる・動かない
- 美容師・医師・調理師など:精密作業中に局所的なけいれんや異常運動が出る
▸ 原因は“神経の誤作動記憶”
ジストニアの発症メカニズムはまだ完全には解明されていませんが、近年では、脳の運動制御に関わる領域の“誤作動”が関係しているとされます。
【3】イップスとジストニアの共通点とは?
一見まったく異なるように思えるこれらの症状には、以下のような共通点があります:
共通点 | 内容 |
---|---|
無意識 | 意識していないのに発症する・止められない |
運動麻痺 | 一部の動作が極端に困難になる |
心因性要素 | 緊張やトラウマの影響を受けやすい |
身体の異常は見られない | 筋肉や骨に異常はなく、レントゲンなどで異常が出ない |
これらはすべて、「脳と神経系の誤作動」によって引き起こされている可能性があるのです。
【4】従来の治療法とその限界
多くの方がまずは整形外科や精神科などで診察を受けますが、以下のような限界があります:
🔹 整形外科での対応:
- 異常なしと診断される
- リハビリ・ストレッチ・湿布などが処方されるが効果が乏しい
🔹 精神科・心療内科での対応:
- 精神的ストレスが原因とされ、抗不安薬やカウンセリングが中心
- 無意識レベルの“誤作動”にはアプローチできない
つまり、脳の「自動運動回路」や「条件反射」に介入するアプローチが存在しないのです。
【5】心身条件反射療法(PCRT)とは?
谷井治療室で導入しているPCRT(Psychosomatic Conditioned Reflex Therapy:心身条件反射療法)は、
無意識下で作動している脳と神経の「誤作動記憶(条件反射)」に着目した施術法です。
✅ 特長
- 意識では制御できない“脳の誤作動”に対して施術
- 問診・筋肉反応テスト・神経調整によって誤作動記憶を解除
- 施術はソフトで身体に負担がない
✅ アプローチの流れ
- 症状が出る場面・動作・記憶を確認
- 筋肉反応検査を通じて神経系の反応パターンを特定
- 無意識下の条件反射をリセット
- 再検査で改善の可否を確認
【6】PCRTはなぜ効果があるのか?
イップスやジストニアは「脳の運動学習」や「恐怖記憶」といった無意識のルートで発生します。
たとえば――
- 投球時の失敗 → 恐怖記憶 → 緊張 → 体が勝手に止まる
- 指が動かない → 不安 → 避けたい → 神経が命令を出さなくなる
これらの「無意識に勝手に作動する誤作動回路」を筋反射や神経学的評価で可視化し、 その誤作動を修正していくのが、PCRTの最大の特徴です。
【7】谷井治療室の特長 ― 北海道で唯一のPCRT専門施術 ―

当院は、北海道・札幌で唯一、心身条件反射療法(PCRT)を正式に導入した治療室です。
院長は、心身条件反射療法(PCRT)のプラチナ認定者ですので、安心して施術を受けられます!
▸ 対応実績のある主な症状
- 野球・ゴルフ・テニスのイップス
- 書痙・音楽家ジストニア
- トラウマに由来する身体症状
- 緊張による首・肩・腰の異常動作
▸ 当院が選ばれる理由
- 原因不明の症状に対し、脳神経の専門アプローチを実施
- 丁寧なカウンセリングと検査によるオーダーメイド施術
- 医師・専門家・プロ選手からの推薦多数
【8】症例紹介(実際の改善事例)

事例1:野球の送球イップス
- 30代男性。キャプテンとしてチームをまとめ、投手として活躍するも、送球時に腕が引っかかる。
- PCRTにより「チームリーダーとしての立場と家庭の両立」というプレッシャーが条件反射として発動していたことを発見。
- 初回から筋緊張や肩の引っ掛かりがが改善し、5回でほぼ症状が消失。
事例2:演奏ジストニア(サックス)
- 30代男性。右手中指と薬指が思うように動かず、演奏困難に。
- 「上手くなるためには練習を怠ってはいけない」という信念が筋緊張を生み出していた。
- 感情記憶の解放により、10回の施術で改善傾向へ。
【9】よくある質問(FAQ)
- Qイップスとジストニアの違いは?
- A
イップスもジストニアも神経系の持続的な筋収縮が主体です。共通点は、どちらも“無意識が関連する脳の誤作動”です。
- Qどのくらいで改善しますか?
- A
個人差がありますが、3〜5回程度で変化を感じる方が多いです。
- Q他の治療と併用できますか?
- A
可能です。医療やカウンセリングと並行しながら安全に受けていただけます。
【10】ご予約・お問い合わせ
「もう治らないかもしれない…」とあきらめる前に、ぜひ一度ご相談ください。
あなたの“無意識の中にある鍵”を一緒に見つけましょう。
👉 詳しくは「心身条件反射療法(PCRT)とは」のページもご覧ください。
【11】なぜPCRTが有効なのか?
医学やカウンセリングでは盲点だった「心と体の無意識連動」
従来の治療法は、“体の異常”か“心の問題”か、いずれかにアプローチするものでした。
しかし、PCRTは、
- 「体の異常な反応」
- 「心の記憶・思い込み」
- 「環境刺激への反応パターン」を一体として読み取り、心身相関をリアルタイムで修正します。
機械的なコーチングや反復練習では解決しない
多くの選手や音楽家が、技術練習や意識改革で克服しようとしますが、
- 「努力しても治らない」
- 「誰にも理解されない」と感じるケースが少なくありません。
PCRTは、努力や理性の限界を超えた“無意識領域”に直接アプローチすることで、短期間での改善を可能にします。
【12】谷井治療室の特徴と地域的な優位性
北海道で唯一のPCRT施術提供施設
札幌に拠点を置く谷井治療室は、北海道で唯一、正式なPCRT施術を受けられる治療院です。
豊富な臨床経験と症例数
スポーツ選手、音楽家、学生からビジネスパーソンまで、幅広い層のジストニア・イップス症状を扱い、数多くの改善実績を蓄積しています。
完全予約制・個別対応
症状の根本にある心身のパターンを丁寧に評価し、1人1人に最適な施術を行う体制を整えています。
【13】最後に:本当に変えたいなら「無意識の反応」を変えるしかない
イップスやジストニアは、技術や知識では解決できない「脳と心と体の誤作動記憶」の問題です。
それを解除し、本来の能力を取り戻すには、無意識下の心身反応をリセットするPCRTという選択肢が、これまでにない可能性をもたらします。
北海道でPCRTを受けられる唯一の場として、谷井治療室はあなたの力になります。
料金
・初診料・・・3300円
・施術料・・・7700円
・中学生以下・・・3850円
札幌谷井治療室
〒064-0809 札幌市中央区南9条西4丁目3-15AMSタワー中島1503号室
営業時間
月~金 9:30~19:30
日 9:30~17:00
定休日 水曜・土曜・祝祭日
アクセス:地下鉄南北線 中島公園駅:徒歩1分