アクティベータ・メソッドとは

アクチベータ・メソッド神経系のバランス調整

アクティベータ・メソッドは、体中をコントロールしている「神経系」の機能障害をピンポイントで適切に調整することで、「自然治癒力」を最大限に発揮させ、症状を改善することができる、とても安全でソフトな治療法です。

アクティベータ・メソッドは、カイロプラクティックのテクニックの一つで、その効果と安全性から、多くのカイロプラクターに用いられ、赤ちゃんからご高齢者まで幅広い患者さんの健康改善に寄与しています。

脳(中枢神経)と全身の神経系(末梢神経)の神経伝達が正常なら人は健康に生活できます。

しかし、何らかの理由でこの神経系に誤作動(サブラクセーション、神経関節機能障害、神経生理学的誤作動)が起こると、筋骨格系、内臓系、ホルモン系、免疫系など全身の機能が影響を受けます。

すると身体はコリや痛み、しびれなどの症状を出すことで、それらの異常を私たちに知らせます。この様に不快な症状の背景には、必ず神経的な誤作動やエネルギーブロックが存在するのです。

カイロプラクティックの創始者のD.D.パーマーも次のような言葉を残しております。

『神経の緊張の程度が健康か病気かを決める。病気とは、機能の過多か過少によって生じる状態をいう。』

-D.D.パーマー(カイロプラクティックの創始者)-

適応症

どのような症状の患者さんが当院にご来院しているかというと、一般的に腰痛、腰椎椎間板ヘルニア、腰椎分離症・すべり症、肩こり、首こり、首の痛み、頚椎椎間板ヘルニア、頭痛、めまい、手のしびれ・痛み、脚のしびれ・痛み、背中の痛み、ぎっくり腰、坐骨神経痛、脊柱管狭窄症、頚椎症性神経根症、四十肩・五十肩、股関節痛、膝痛、自律神経失調症など、様々な症状にお悩みの患者さんが当院のアクティベータ・メソッドを受けに来ています。

検査法

ANJのホームページはこちらから >>

アクティベータ・メソッドの治療効果を左右する最大の要因が、神経系の誤作動を調べるための検査になります。

患者さんの下肢長分析(脚の長さの左右差)を行うことで、腰痛や肩こりなどの原因となっている神経伝達の不具合個所を調べます。

身体は受信機でもあり、発信機でもあります。よって、特定の条件において患者さんのからだにプレッシャー(負荷)やストレスをかけることで、身体はその信号を受け取り(受信)、その結果、神経系の誤作動が増幅され筋肉の緊張にもアンバランスを生じ、両下肢の長さに差が生じるのです(発信)。

これらの検査の精度を高めるためには、施術者の熟練度が大変重要になってきます。そのために、当院の院長もアクティベータ・メソッドの技術を日本で学べる、唯一の公認団体である「アクティベータネットワークジャパン」のセミナーに参加し、研鑽を重ねております。

さらに、院長は北海道で唯一のAMI社公認アクティベータ・ネットワーク・ジャパン認定試験に合格し、その資格を維持し続けている施術者です。治療技術は常に進化しているため、正規公認団体のセミナーで学ぶことで情報のアップデートをすることは施術者の責務だと考えます。(アクティベータ・ネットワーク・ジャパン認定者 >>

尚、アクティベータネットワークジャパンは、アクティベータ・メソッドの正統な技術を学べる、日本で唯一の「米国アクティベータ・メソッド・インターナショナル社」公認団体です。

アクティベータ機器

アクティベータ機器

アクティベータ・メソッドで用いる器具は、上の写真に掲載しているものになります。写真上部の白い機器が「アクティベータⅤ」で、下の赤い機器は「アクティベータⅣ」になります。

私がカイロプラクティックを学び始めた30年以上前には、アクティベータⅠしかありませんでした。

アクティベタⅠから進化して現在のⅣとⅤになり、その治療効果と操作性が格段に向上しました。

アクティベータⅤは、電動式の器具で、アクティベータⅣは手動式になります。どちらも神経的な誤作動部位を的確に調整することができ、安全で効果的な治療を可能にしています。

調整

アクティベータ・メソッドの調整は神経的に誤作動を生じている部位に、アクティベータ器を使って瞬間的な刺激を加えることで、滞った神経の流れが回復します。

身体は適切な刺激に対して、適切に反応するのです。これによりコリや緊張が整い、痛みやしびれも改善の方向に向かいます。

アクティベータ・メソッド治療の流れ

  1. 各種検査・・・整形外科的な検査や筋肉の圧痛、関節可動性検査、マッスルテスト(筋肉の反応を用いた検査)、アイソレーションテスト、ストレステスト、プレッシャーテスト、下肢長分析(反応性短下肢)などを調べることで、神経系の誤作動を起こしているポイントを調べます。
  2. アクティベータ器で調整・・・異常反応の個所をさらに細かくチェックします。治療ポイント、角度、方向、絞り、深さ、振動刺激強度、治療目的の明確なマインド設定などを瞬時に決め、アクティベータ器を使ってアジャスト(矯正・調整)します。
  3. 施術効果の確認・・・神経系の誤作動が改善されると神経伝達が正常になり、その結果、筋肉の異常な緊張が緩み、全身の筋肉のバランスは適切な状態になります。患者さんの両脚の長さのアンバランスが改善され、弱化していた筋力も正常に戻ります。

アクティベータ治療はなぜ効果が出るのか?

正確なアジャスト(矯正)

下の画像は神経系のエネルギーブロックが、アクティベータ器の刺激により改善するイメージを示したものです。(出典:ANJのホームページ>>

アクティベータによる矯正

アクティベータ治療は、神経系の誤作動を起こしている問題個所を正確に調整することができます。目的の個所にアプローチするためには、方向。角度、深さ、強度、スピードなど様々な要素が必要になります。

それらすべてを実現するために最も適している治療法の一つがアクティベータです。アクティベータ器の繰り出すスラスト(瞬間的な矯正)のスピードは、人の手によるスラストの200倍以上になります。

また、その力学的な力の伝達波形も人体に適した波長になっており、より効果的に神経系を活性化します。

神経は全身をつなぐネットワーク。

アクティベータで神経の誤作動を改善!

神経、免疫、ホルモンはお互いに関係するので、神経系の情報の流れが正常になると、全身の機能もアップ!

安全なアジャスト(矯正)

アクティベータ器は、安全にアジャスト(矯正)を行えるように設計されており、矯正個所や患者さんの体形などに合わせて振動刺激の強度も自在に変えることができます。

カイロプラクティック発祥の地、本場アメリカにおいても、7割以上のカイロプラクターが使用するほどその安全性には定評があるのです。

系統的に体系化されたアクティベータ・メソッド

アクティベータ器がいくら優れたものであっても、それを使いこなせなくては宝の持ち腐れだけでなく、患者さんに無益であるばかりか、有害になる事すらあるのです。

「どこを治療するのか?」「いつ行うのか?」「どのように治療するのか?」「いつやめるのか?」などを体系的に学ぶ必要があります。アクティベータ・メソッドは、より効果的な治療を行うための検査法や治療法が体系化されており、これによりアクティベータ器の利点を最も効果的に活用することができるのです。

この様な患者さんにおすすめ

アクティベータ・メソッドは安全、確実でソフトな治療法ですので、次のような患者さんにおすすめします。

  1. 骨をボキボキしない治療を探している
  2. 強いマッサージなどは、もみ返しが起こって後から痛くなるので受けたくない
  3. コリや痛みなどの原因を根本的に治したい
  4. 本物のアクティベータ・メソッドを学んでいる認定施術者の治療を受けてみたい

札幌谷井治療室

〒064-0809 札幌市中央区南9条西4丁目3-15AMSタワー中島1503号室

TEL 011-211-4857

営業時間

月~金 9:30~19:30
日   9:30~17:00
定休日  水曜・土曜・祝祭日 

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