妊娠も出産も骨盤矯正が大切!

今回のブログテーマは、妊娠・出産に対する準備として骨盤並びに全身矯正が大切というテーマでお伝えいたします。

男女の性差はいろいろありますが、下の図のように男性と女性は骨盤の形が違います。

男女の骨盤比較

この図を見てわかる様に、女性の骨盤は外側に広がっており、妊娠出産に特化した形になっています。逆に男性の骨盤は、女性に比べて横幅が狭くなっています。

この形の違いから感じることは、女性の骨盤が横に広がっている様に、女性たちは横のつながりが得意で、コミュニティーを横に広げていく能力に長けています。口コミなども女性の得意技で、女性のネットワークの広さには驚きです!

また、横に広がった骨盤を見ていると、なんだかとっても安心感を感じます。なんか海のような広さとか、母なる大地のような大きさを感じてしまいます。

そして、優しさや、平和な気持ちの感じます。

逆に男性の骨盤は、キュッ!と絞れていて、左右の広がりがなく前後の広がりが協調されています。この形から感じることは、前へ前へと前進することとか、開拓精神、闘争と破壊、相手を征服する、戦争、厳しさなどです。

女性の骨盤は、新しい命を「創造」するイメージで、男性の骨盤は「破壊」をイメージさせます。

形態は、機能や行動特性を表しますので、骨盤の男女差からもこのような違いを読み取ることができるのです。

この違いは、男女の役割の違いといったところでしょう。

旧約聖書にも創世記にアダムとエヴァの話が出てきますが、善悪を知る木のみを食べてしまった二人は、神の怒りにふれ、エデンの園を追放されます。

そして、男には労働の苦しみが与えられ、女には産みの苦しみが与えられるようになったと記されています。

アダムとイヴ

それにしても女性が子供を産むということは、男の私から見るととんでもなく凄いことだと思います。いくら男どもが、偉そうに天下国家の事や政治経済などの事を論じても、一つの命をこの世に生み出す女性の力にはかないません!

妊娠出産という大事業を行う女性の身体は、妊娠3ヶ月からリラキシンというホルモンが子宮や卵巣、胎盤などから分泌されます。これにより骨盤の靭帯が緩み出産に向けての準備が行われるのです。

骨盤が緩むのはいいのですが、そのせいで骨に無理がかかり下の写真の様に骨に欠損(妊娠痕、出産痕)が出来てしまうことがあるのです。

妊娠痕

妊娠痕

男性の骨盤

この様な妊娠痕は、一生涯残るもので、骨から妊娠や出産の有無を判別する際の材料になるのです。

女性はこの様に、自分の身体を犠牲にしてまでも、一つの命を生み出そうとしているのです。この様な自己犠牲の姿に男としては、ただただ頭が下がる思いでいっぱいです。

この様な尊い女性たちに、私が何かお役に立てることがあるとすれば、骨盤並びに全身のバランスをとってさし上げることだと思います。

リラキシンによって骨盤が緩んでいる時は、ある意味で骨盤矯正のチャンスなのです!妊娠・出産を機に体をリセットすることが可能ですので、この時期に整体、カイロプラクティック、オステオパシーなどで適切に身体のバランスをとってあげれば、良いお産に大変役に立つのです!

リラキシンは産後2~3日くらいまでは出ているのですが、その後は減少してしまいますので、出産後落ち着いてから、早めに骨盤矯正を行うことをお勧めいたします。

産後6ヶ月を過ぎてしまうと、骨盤も元の硬さに固まってしまいますので(それでも矯正は可能ですが)やはり早めの施術が有効であると思います。

全身のバランスをとることで、女性本来の産む力を高めていくことができると思います。お産は病気ではありませんので、自然な体のバランスを維持し、自然な暮らしの延長線に自然なお産があるのではないかと思っております。

そのために我々ができることは、全身のバランスをとりながら、妊婦さんに寄り添うことだと思います。

妊娠出産はある意味で命がけです。

少しでも妊婦さんの重荷が軽くなることを目指して、施術を通しサポートさせていただきます!

================================

肩こり・腰痛・坐骨神経痛・椎間板ヘルニア・ぎっくり腰・めまい・頭痛・脊柱管狭窄症・自律神経失調症・五十肩・膝の痛み、股関節の痛み等、様々な症状の根本原因を施術する整体治療院 。あん摩・マッサージ・指圧師の国家資格取得者「札幌 キネシオロジーの谷井治療室」です。

全国どこでも遠隔施術も承ります。https://www.taniithiryousitu.com/distant-healing/
札幌市営地下鉄大通駅から徒歩3分と好アクセスです。

ご予約は 011-261-7866 にお電話下さい。

札幌市のキネシオロジーの谷井治療室のホームページ

北海道札幌市中央区南2条西5丁目6-1ロジェ札幌25-901

このリンク↓をクリックしていただけると嬉しいです!


健康と医療 ブログランキングへ

にほんブログ村 健康ブログへ
にほんブログ村

 

 

 

北海道胆振東部地震の影響

 

地震イラスト

今回のブログテーマは、「北海道胆振東部地震の影響」です。私の住む札幌でも様々な震災の爪痕がいまだに回復していない状況ですが、谷井治療室にご来院下さる患者様の体調も震災後から明らかにおかしいのです。

  • 地震酔い
  • 疲れ
  • だるい
  • 不眠
  • 集中できない
  • いつもの症状が強く出ている

この様に、北海道地震の後から体調不良を訴える患者様が激増しています。私の個人的な主観では、普段よりも20%位は筋肉のコリ(緊張)を強く感じます。

具体的にどんな人が今回ダメージを受けているかというと、全体的に敏感体質の人です。

  • 車酔いしやすい人
  • 猫背やストレートネックの人
  • 背骨の歪みの強い人
  • 胃腸の弱い人

ただし、この様な敏感体質の人だけでなく、私たち一人一人が、大なり小なり何らかの影響を受けているのは間違いありません!

私が20代の書生時代の頃、有感地震を百発百中で当てるという患者様に出会ったことがあります。この患者様は、地震の来る一週間くらい前になると、気分が悪くなって嘔吐してしまうというのです。

そして、その後に必ずと言って良いほど地震が発生するから驚きです。当時の私には、何故そのようなことになるのか、不思議でなりませんでした。

正直言ってこの患者様は、この能力のせいで相当苦しんでいました。それを何とかしてほしくて、治療院に施術を受けにきていたのです。敏感過ぎることは、生きずらいということですね!

地震予知に関する研究をしていた先生がいまして、その先生は大阪大学の故池谷元伺(もとじ)名誉教授です。

池谷先生によると、地殻が割れる岩盤破壊による電磁波の発生を指摘しています。これはいわゆる圧電効果(ピエゾ電気)の様なものだと思いますが、これによる影響で動物の異常行動が起きたり、地震雲か起きたりと様々な変化が起きるのではないでしょうか?

この影響はきずかないだけで、その地域の人はみんな受けているのです。もしかしたら、皆さんの頭痛や目まい、肩こりなども、こんな所から来ているかもしれません。

そもそも地球そのものが大きな磁石であり、北極がS極で南極がN極です。人間の身体も電気的な存在であるし磁気的な存在でもあります。

また、人の身体は受信機でもあるし発信機でもあるのです。

ここまで見えない力の影響を論じてきましたが、見えないから無いといったら、ラジオやスマホの電波話どうなるのでしょう?

もっとも見えないものを否定したら、私の仕事も成り立ちません!ハッキリ言って私の仕事は一般的な学校教育の知識から言ったら、かなりヤバいトンデモ系の仕事なのです。

私が診断で用いるキネシオロジーテスト(筋肉反応テスト)は見えないエネルギーをとらえる技法だからです。

このキネシオロジーの原点の一つに、ダウジングというものがあります。これは主に地下の水脈や鉱脈を見つけるために用いられてきました。大地からの見えないエネルギーを読み取る技法なのです。

一説によると、弘法大師空海の杖もダウジングに使われたのではないかとか、旧約聖書に出てくるモーセの兄のアロンの杖も同様の使われ方をしていたのでは?と言われることもあるほどです。

これらの一見するとトンデモなダウジングも、日本の公的な機関で使われてきた歴史があるのです!

それは、「水道局」です。

私も実際に札幌市水道局と東京都の水道局に電話をして確認したところ、28年前にはそのようなことをして地中に埋設している水道管を調べていた方々がいたという確かな情報を得ました。

さらに東京都の担当者は、この技術は眉唾ではなく、慣れた人が行うとかなり正確に調べることができるというお話までいただいたのです。

このダウジングというものは、L字型の金属の棒を両手に1本づつ持って、その棒の動きによって地下の水道管に流れている水流から来る見えないエネルギーを測定しているのです。

皆さんどうですか?天下の水道局でもこのような技法を用いていたのです。ちょっと前までは水道局にもダウザー(ダウジングをする人)がいたのです。

この様に見えないエネルギーは確実に存在するし、その影響を人は受けているのです。ただし、あまりにも過敏になって、体調の悪い人は体の軸が狂っている場合があります。コマ回しのコマや、やじろべえもそうですが、中心軸が狂っていると、うまくいきません。

人の身体も軸の狂いがあると、様々な外的影響を受けやすくなるのです。これを整体やカイロプラクティック、オステオパシーなどでバランスをとると地震の影響を最小限に抑えることもできると思います。

今回は、北海道胆振東部地震の影響であまりにも体調を崩している方が多いので、この様なテーマにしました。

 

================================

肩こり・腰痛・坐骨神経痛・椎間板ヘルニア・ぎっくり腰・めまい・頭痛・脊柱管狭窄症・自律神経失調症・五十肩・膝の痛み、股関節の痛み等、様々な症状の根本原因を施術する整体治療院 。あん摩・マッサージ・指圧師の国家資格取得者「札幌 キネシオロジーの谷井治療室」です。

全国どこでも遠隔施術も承ります。https://www.taniithiryousitu.com/distant-healing/
札幌市営地下鉄大通駅から徒歩3分と好アクセスです。

ご予約は 011-261-7866 にお電話下さい。

札幌市のキネシオロジーの谷井治療室のホームページ

北海道札幌市中央区南2条西5丁目6-1ロジェ札幌25-901

このリンク↓をクリックしていただけると嬉しいです!


健康と医療 ブログランキングへ

にほんブログ村 健康ブログへ
にほんブログ村

 

 

 

美容と健康と整体

 
ミケランジェロ ダビデ

作者 Jörg Bittner Unna [CC BY 3.0 (https://creativecommons.org/licenses/by/3.0)], ウィキメディア・コモンズより

今回のブログのテーマは、美と健康についてです。古今東西、美しくなるための方法は沢山ありますが、根本的に美しくなる方法としては、整体でバランスをとることが大切です!

化粧もドレスも宝飾品もそれを身につける人が美しくなければ台無しです。特に大切なのは、健康的に美しいかどうかということです。

その中で最重要な要素は何かといえば、バランスの良さから来る姿勢のよさです。

私は以前、仕事でTBS緑山スタジオに出入りしていたことがあります。そこでは場所柄、いろいろな芸能人をお見かけることがありました。

あるとき、スタジオ内の食堂で昼食をとっていたら、その中でひと際オーラを放つ人が一人で食事をしていたのです。よく見ると、歌手であり女優でもあるI・Mさんでした。(ご主人様は有名ロックシンガーです)

その方の食事中の姿勢の良さといったら、絵に描いたお手本のような姿で、きれいに背筋が伸びていて所作の一つ一つにまで「美」を感じるのです。

同じ人間でありながら、どうしてこれ程までに違うのだろうというほどの輝きを放っていて、オーバーに聞こえるかもしれませんが、他の天体からやって来たんじゃないかというほどの存在感があったのです。

もともと背の高い方ですので、なおさら映える部分もありますが、美しさとともに、常に周囲から見られていることを自覚して、計算されたプロ意識の様なものを感じたものです。もうあれから30年以上経ちますが、あの時の感動は今でも忘れません。

I・Mさんは、もともと国体にも出場した経験のある陸上競技経験者で、鍛えられた健康美というものがその根底にあるのではと思います。

話しは変わって、建築学の世界に「形態は機能に従う:Form Follows Function」という言葉があります。これはアメリカの三大巨匠の一人、建築家のルイス・サリヴァンのことばです。

デザインや建築の世界でよく用いられる言葉ですが、もともとは19世紀の生物学者ラマルクから生まれた考えで、生物が生涯の間に身につけた形質(獲得形質)が子孫に伝わる「要不要説」がその源流になっています。

ラマルクは動物がその生活の中でよく使う器官は、次第に発達する。逆に、はじめから存在する器官であっても、その生活の中で使われなければ、次第に衰え、機能を失うと主張しました。

この主張には様々な反論がありますが、これを拡大解釈して人間の関節に当てはめて考えると、歪みが強く動きの悪い関節は、その周辺の筋肉も衰え、関節の可動性も低下しいづれその機能も失うということになります。(これがすぐさま子孫に遺伝するとは考えられませんが…)

形態は機能に従うということは、逆に考えれば機能は形態に縛られるともとらえることができます。

もともと背骨や手足の関節や筋肉なども、それぞれの機能に合った形をしています。

しかし、加齢による変形などで、一度この関節の形態が変化してしまうと、機能もそれに伴って低下してしまいます。

この様に、形態が正しければ機能も正しく、機能が正しければ形態も正しくあるといえるのです。

これらの理由から、整体治療、カイロプラクティック、オステオパシーなどで、バランスを整え良い機能を回復させれば、自ずと形態も整い美しい姿となるのです。

どれほど華やかな衣装を着飾っても、姿勢が悪かったら台無しですよね! お化粧や宝飾品も、推して知るべしです。

美しくなるためにやらなければならないことは、まず自分の身体の機能美を高めることです!

運動も大切ですが、身体バランスの悪い状態で運動を行っても、ケガをしたり効果が出づらかったりします。

形態は機能に従うを、身をもって体現するには、整体、カイロプラクティック、オステオパシーなどで体のお手入れをすることを第一にお勧めいたします!

 

================================

肩こり・腰痛・坐骨神経痛・椎間板ヘルニア・ぎっくり腰・めまい・頭痛・脊柱管狭窄症・自律神経失調症・五十肩・膝の痛み、股関節の痛み等、様々な症状の根本原因を施術する整体治療院 。あん摩・マッサージ・指圧師の国家資格取得者「札幌 キネシオロジーの谷井治療室」です。

全国どこでも遠隔施術も承ります。https://www.taniithiryousitu.com/distant-healing/
札幌市営地下鉄大通駅から徒歩3分と好アクセスです。

ご予約は 011-261-7866 にお電話下さい。

札幌市のキネシオロジーの谷井治療室のホームページ

北海道札幌市中央区南2条西5丁目6-1ロジェ札幌25-901

このリンク↓をクリックしていただけると嬉しいです!


健康と医療 ブログランキングへ

にほんブログ村 健康ブログへ
にほんブログ村

 

 

 

身体は手入れをしないと老化する!

 

今回のブログのテーマは、「身体は手入れをしないと老化する!」です。

身体は使えば疲労するし、その結果として歪みも出ます。

また、人は一秒一秒歳をとっています。昔から諸行無常といいますが、まさしく世の中のものは常に変化をしています。老化することには抗えませんが、施術を受けバランスをとることで、そのペースを穏やかにすることは可能です。

自転車でも、自動車でも手入れをしなければ本来の性能を発揮できないし、挙句の果てには故障もします。

私は治療師になる前は、機械の保守点検業務を行っていました。研修生時代に保守の5要素というものを習います。

保守の5要素

  1. 清掃
  2. 点検
  3. 給油
  4. 調整
  5. 取替

この様に、最終段階としては部品取替えということがありますが、人の身体は原則として取替が効きません。だからこそ予防が大切なのです。

予防保全と事後保全という考えがありますが、当然予防保全の方が大切です。何か問題が起きてから対処していたのでは、時間もお金も労力もかかりますし、信用も失墜します。

人間の身体も病気になってから慌てふためいて対処するよりも、健康なうちから手入れを怠らない方がいいのです。もっとも体の事となると、一度極端に悪くしてしまうと、二度と元の状態に戻れないことは多々あるのです。

忙しく使って使って使いまくった結果、腰痛や肩こりが発生します。これは身体の声で、無視し続けるともっと悪くなってしまいます。

歪みは本当にバカにできません!

病院の入院病棟に行ったときに気づくことがあるのですが、廊下ですれ違う入院患者の姿を見ますと必ずといってよいほど、背骨が歪んでいて姿勢が悪いのです。

大きな病気で入院している方の、その病気の背景には実は背骨の歪みがあるのではないでしょうか?逆に胸を張って颯爽と歩いている患者さんは当然ですが皆無です。

私があん摩・マッサージ・指圧師の資格を取る際にお世話になった長生学園の出版物にも姿勢や背骨の歪みの事が書いてありました。これによると、相撲の力士の背骨の状態と、番付は一致するというのです。番付上位の力士は、背骨が整っており歪みが少なく、逆に番付がなかなか上がらない力士は、背骨も歪みが強いそうなのです。

私も治療業界に入って間もないころ、ある幕内上位力士の背中を施術(補助的なものです)させていただく機会がありましたが、筋肉の質が良いのには驚きました。

この様な力士でもカイロプラクティックの施術を受けて、常にバランスを調整しているのです。一流スポーツ選手は、何がしかの手入れをして最高のパフォーマンスを発揮できるよう工夫しています。

何も一流スポーツ選手だけでなく一般の方々も、体のバランスをとることは大切です!

そのために、整体、カイロプラクティック、オステオパシーなどでバランスの調整をすることをお勧めいたします。

皆さん、自分をもっと大切にしてあげましょう!

 

================================

肩こり・腰痛・坐骨神経痛・椎間板ヘルニア・ぎっくり腰・めまい・頭痛・脊柱管狭窄症・自律神経失調症・五十肩・膝の痛み、股関節の痛み等、様々な症状の根本原因を施術する整体治療院 。あん摩・マッサージ・指圧師の国家資格取得者「札幌 キネシオロジーの谷井治療室」です。

札幌市営地下鉄大通駅から徒歩3分と好アクセスです。

ご予約は 011-261-7866 にお電話下さい。

札幌市のキネシオロジーの谷井治療室のホームページ

北海道札幌市中央区南2条西5丁目6-1ロジェ札幌25-901

このリンク↓をクリックしていただけると嬉しいです!


健康と医療 ブログランキングへ

にほんブログ村 健康ブログへ
にほんブログ村

 

 

 

 

坐骨神経痛を整体治療で治すには!

 

今回のテーマは、坐骨神経痛です。整体治療の観点から坐骨神経痛のアプローチを考えていきます。

結論から言いまして、整体やカイロプラクティック、オステオパシーで、かなりの率で坐骨神経痛を改善できるということです。

谷井治療室でも過去に多くの坐骨神経痛の患者様がご来院くださいましたが、治癒率は悪くないと思います。

もっとも、正確に統計上の数値を管理しているわけではないし、一度しか来なかった患者様や、途中で施術をやめてしまった患者様もいますので何とも言えませんが、それでも坐骨神経痛に関しては当院の施術の有効性は高いと思います。

坐骨神経痛画像

坐骨神経痛ってどんな病気なの?

この様に思われる方も多いと思いますので、ちょっと補足説明させていただきます。

実は坐骨神経痛は、病名ではなく症状名なのです。坐骨神経は第4、第5腰神経と第1~第3仙骨神経(第4含むことあり)からなり、人の体では最大の直径と長さを持つ末梢神経で、その枝は足底にまで及びます。

坐骨神経 札幌坐骨神経痛専門整体治療院 谷井治療室

この坐骨神経が何らかの原因で刺激されることで出る神経痛のことを坐骨神経痛といいます。最も多い原因が、腰椎椎間板ヘルニアによるもので、そのほかの原因として最近増えているのが、腰部脊柱管狭窄症によるものです。

以下のように若い人と高齢者では坐骨神経痛の原因が違ってくることが多いです。

  • 若い人 → 腰椎椎間板ヘルニア
  • 高齢者 → 腰部脊柱管狭窄症

若い人は、椎間板もみずみずしく張りもあるため、逆に無理がかかるとヘルニアとなりやすいのです。

一方高齢者の場合は、椎間板自体がその厚みを失い、委縮しているため外側に飛び出してくる力も弱くヘルニアにはなりずらいのです。

例えは悪いですが、若い人の椎間板をみずみずしい大根だとすると、高齢者の椎間板は、しなびた大根や、たくあんの様に考えるとわかりやすいと思います。

この様に若い人の坐骨神経痛の原因は、腰椎椎間板ヘルニアが多いのですが、ヘルニアになりやすい人には特徴的な共通項があります。

最近の若い人たちは、体格が良くなり見た目は大きい体をしているのですが、その体を支えるだけの筋力が十分に備わっていないのです。

つまり食糧事情はよくなり、身長体重は増加したのに、子供のころから遊びの中で体をつくってくることをしていないので、体を支える基本的な筋力が足りていないのです。

または、野球やサッカー、水泳などと特定のスポーツだけを習わせて、偏った体の使い方や、過剰に使いすぎた結果として、ヘルニアになっている人もいます。

次に高齢者の坐骨神経痛の原因として多い腰部脊柱管狭窄症ですが、ズバリ体の堅い人に多いという特徴があります。

人の柔軟性は年齢とともに低下していきます。私も体は堅い方なので偉そうなことは言えませんが、やっぱり体はある程度柔軟性があった方が坐骨神経痛にはなりずらいと思います。

その他の坐骨神経痛の原因としては、変形性腰椎症、腰椎分離症やすべり症、梨状筋(りじょうきん)症候群、外傷による圧迫などがあります。

またこれらの疾患や原因がなくても、発症することがあります。

坐骨神経痛と似た症状として、閉塞性動脈硬化症(へいそくせいどうみゃくこうかしょう)がありますので、この疑いがあったら病院で精密検査をお勧めします。 さらに、坐骨神経痛とともに膀胱障害や直腸障害が出ているものは、緊急的に手術が必要になることもあります!

坐骨神経はその枝まで含めると、腰部から足先まであります。これを川の流れに例えますと、次のようになります。

  • 上流の問題・・・腰椎椎間板ヘルニア、腰部脊柱管狭窄症、変形性腰椎症、腰椎分離症やすべり症など
  • 中流の問題・・・梨状筋症候群、仙腸関節の問題、股関節の問題、臀筋群(お尻の筋肉)の問題など
  • 下流の問題・・・ハムストリング(太ももの裏側の筋肉)の問題、膝関節の問題、下腿三頭筋(ふくらはぎの筋肉)の問題、足首の問題など

この様に坐骨神経痛の範囲は大変広いので、様々な原因が考えられるのです。冒頭でお伝えしたように、坐骨神経痛は病名ではなく症状名なので、その症状の背景には様々な原因が存在します。

これは、ある意味で治療家の技量が試される症状とも言えます。

治療家にはそれぞれバックボーンがあり、ある先生は骨や関節を中心に施術し、別の先生は筋肉や筋膜を中心に施術します。また別の先生は、経絡、経穴(ツボ)を中心に鍼やお灸で施術します。

これらの施術はそれぞれが効果があり、それぞれが真実なのですが、どの施術法にも長所と短所があります。坐骨神経痛のように広範囲で原因が様々な症状には、一つの理論や施術法に固執してしまうと、そこから外れたものは治らないということになります。

私もカイロプラクティック出身ですので、どうしても骨や関節を重視してしまう傾向がありますが、やはり引き出しは多い方が良いと思います。

ただし骨をボキボキ鳴らす強い刺激の施術は、あまりおすすめいたしません。下手すると逆に悪化することもあるのです。私も20代のころ、カイロプラクティックのボキボキ施術で腰椎を矯正してもらった直後に、左の足の親指にしびれが出たことがあります。

幸いすぐに回復しましたが、皆様もどうぞご注意ください!

最後になりますが、坐骨神経痛は我慢しない方がいいです。神経は一度ダメージを受けると回復しないことがあります。特に長期間ダメージが続くとその傾向が強くなりますので、脚の痛みやしびれを感じたら、早めの施術をお勧めいたします。

 

================================

肩こり・腰痛・坐骨神経痛・椎間板ヘルニア・ぎっくり腰・めまい・頭痛・脊柱管狭窄症・自律神経失調症・五十肩・膝の痛み、股関節の痛み等、様々な症状の根本原因を施術する整体治療院 。あん摩・マッサージ・指圧師の国家資格取得者「札幌 キネシオロジーの谷井治療室」です。

札幌市営地下鉄大通駅から徒歩3分と好アクセスです。

ご予約は 011-261-7866 にお電話下さい。

札幌市のキネシオロジーの谷井治療室のホームページ

北海道札幌市中央区南2条西5丁目6-1ロジェ札幌25-901

このリンク↓をクリックしていただけると嬉しいです!


健康と医療 ブログランキングへ

にほんブログ村 健康ブログへ
にほんブログ村

 

 

 

ぎっくり腰の整体治療とは?

 

ぎっくり腰治イラスト 札幌ぎっくり腰専門整体治療院 谷井治療室

最良のぎっくり腰治療は、身体のバランスをとることです!

ぎっくり腰は、なった人にしか分からない大変辛いもので、魔女の一撃などと形容されるほどの激しい症状ですが、いったいその原因は何なのでしょうか?

一般的には腰部捻挫とか急性腰痛症などと呼ばれ、その原因は腰部筋肉や筋膜の損傷、腰椎の椎間関節を包む関節包の捻挫、椎間板の問題などといわれます。

私の臨床では、ぎっくり腰にはある程度の個人差はあれど、治療法としては大差がないのです。問題個所をキネシオロジーテスト(筋肉反応テスト)で診断し、そこを調整してあげれば改善していきますし、再発の予防にもなります。

私の妻も小学5年生から、ぎっくり腰には大変悩まされてきました。器械体操をしていて、無理なストレッチがきっかけでなったと聞きます。

その妻も、私が施術をするようになって以来、20年以上ぎっくり腰にはなっていません。やはりバランスをとることは大切です!

妻もぎっくり腰歴は長かったですが、私が見た最年少の患者さんは小学校低学年の男の子でした。お父さんに連れられてきたのですが、その原因はお父さんに脅かされてびっくりしてその瞬間にぎっくり腰になったというのです。

もう一人同様のケースがあるのですが、谷井治療室に来た患者様で、奥様とケンカして怒りがこみあげた瞬間にぎっくり腰になった方がいます。その方いわく、以前にも似たようなことがあったそうで、大学生の時に、たまたま泥棒を見つけて、義憤にかられ追いかけようとした瞬間に、ぎっくり腰になったというのです。

これらのケースでわかることは、感情的な問題でもぎっくり腰になるということです。よく時代劇などでも、暗闇から突然刺客が現れ、ビックリして腰が抜けて動けなくなるというシーンがありますが、これなども同じ原理です。

さらに言えば、怪談物などで幽霊や妖怪に出くわしてビックリして腰が抜けるのも同じで、恐怖とか驚きというのは、腎経の気を損なうことにつながります。この腎経の気は腰痛と大変関係が深いのです。

腰を支える筋肉といえば、普通は背中側の筋肉を思い浮かべますが、実はお腹側の筋肉も大変重要で、実際には腰椎を取り囲む筋肉全てが施術の対象になります。

重量挙げの選手が腰にベルトをしますが、あれは筋肉だけでは支えきれないものを、外側からベルトできつく固定して腹圧をかけるのです。そうすると腰骨が安定してケガの予防になるのです。

一般人はここまでの事は必要ありませんが、腰を痛めた際のコルセットなども同じ原理です。

先程ぎっくり腰の原因は諸説あるといいましたが、日本腰痛学会誌では、椎間板性の疼痛がその最右翼と考えられています。

皆さん、金属疲労をご存知ですか?針金を曲げ伸ばししていると、亀裂が入り折れてしまうあれです。実は椎間板にも同じ現象が起きるのです。

 

そして、椎間板に亀裂が入って損傷した際の痛みがぎっくり腰だと説明されていて、その数は全体の70%に上るそうです。結構な割合ですね。

それでは、この椎間板性疼痛が、ぎっくり腰の原因なのでしょうか?

それは違うと思います。椎間板性疼痛は結果であり原因ではないのです。なぜ椎間板性疼痛になったのかの原因があるのです。

それはやはり体のバランスが悪いからなのです。アンバランスだと、一点に無理な圧力がかかり、そこが結果として損傷していきます。その結果として椎間板の繊維輪などに亀裂が入るのです。

これらの理由から、カイロプラクティックやオステオパシー、整体などでバランスを調整することが大切であることがわかります。

私はぎっくり腰の患者様に「痛める前に前兆予兆はありませんでしたか?」と必ず聞きます。すると、ほとんどの方が「腰が張っていた」「腰が重かった」「少し腰が痛かった」などの前触れを感じていたのです。

この様にぎっくり腰になる前にコップの水はいっぱいになっており、何かをしてギクッとなったというのは単なる引き金(トリガー)にすぎません。

谷井治療室でぎっくり腰の施術を行うには、骨をボキボキ鳴らすような強い刺激の施術は一切行いません。苦痛の少ないソフトな方法で全身のバランスを整えるのです。

これによりぎっくり腰の早期改善と再発の予防につながります。

具体的には、骨盤の仙腸関節がポイントになります。個々のバランスが整うか否かで、回復が全然違うのです。

谷井治療室では骨盤ブロックという道具を使い、。この仙腸関節を無理なく調整いたします。

ほとんどのぎっくり腰は、何もしなくても1~2週間で激しい痛みは改善されます。しかし根本的なバランスは治っていませんので、また無理をして再発を繰り返すのです。

ぎっくり腰を繰り返すと、椎間板ヘルニアに移行するケースがあります。そして椎間板ヘルニアから、いずれは脊柱管狭窄症へと移行する確率が高いのです。

そのようにならないためにも、適切なバランス調整が必要です!

ぎっくり腰もそうですが、予防に勝る治療はありません。

ぎっくり腰でお悩みの方、札幌 谷井治療室にぜひご相談ください。

 

================================

肩こり・腰痛・坐骨神経痛・椎間板ヘルニア・ぎっくり腰・めまい・頭痛・脊柱管狭窄症・自律神経失調症・五十肩・膝の痛み、股関節の痛み等、様々な症状の根本原因を施術する整体治療院 。あん摩・マッサージ・指圧師の国家資格取得者「札幌 キネシオロジーの谷井治療室」です。

札幌市営地下鉄大通駅から徒歩3分と好アクセスです。

ご予約は 011-261-7866 にお電話下さい。

札幌市のキネシオロジーの谷井治療室のホームページ

北海道札幌市中央区南2条西5丁目6-1ロジェ札幌25-901

このリンク↓をクリックしていただけると嬉しいです!


健康と医療 ブログランキングへ

にほんブログ村 健康ブログへ
にほんブログ村

 

 

 

整体治療で効果が出ない人の特徴

 

今回のブログのテーマは、「整体治療で効果が出ない人の特徴」についてお話していきます。

結論から言って、整体治療を行っても結果が出ないのは、回復力の差が原因のことが多いのです。

長年にわたり臨床の現場に立って多くの患者様を診させていただき感じることは、一見同じようにみえる腰痛症状でも、施術をしてすぐに結果が出る人と、なかなか結果が出ない人がいることです。

元気な女性 札幌整体治療院 谷井治療室

その原因は、地力の差にあります。

それでは、その地力とは何なのでしょうか?

それは生命力といってもよいし、細胞一個一個の活力といってもよいでしょう。私の施術では、キネシオロジーテスト(筋肉反応テスト)という診断法を用います。その時に同時に患者様の筋力をチェックするのです。

Oリングテスト

例えば親指と小指を合わせてチェックするO(オー)リングテストというものがあります。これを行うと明らかに筋力の低下を示す方がいます。実はこの筋力というのは、様々な要因で低下するのですが、それぞれの要因を考慮しても、なおかつ筋力低下を起こしている患者様がいるのです。

この筋力はある意味で、生命力の現れととらえても過言ではありません。

  生命力=回復力

生命力とは同時に回復力ですので、実は治る治らないの差はこんなところにあるのです。

あとは、たとえ治ったとしても治療効果の持ちがぜんぜん違います。生命力の強い人は、数ヶ月は、ある程度のレベルを維持できますが、そうでない方はすぐにバランスを崩してしまいます。

それだったら、施術で生命力(地力)を上げればいいじゃないかというかもしれませんが、これがなかなか難しい問題です。実は治療で補えないものが3つあります。

  1. 睡眠
  2. 食事
  3. 運動

これらの生活習慣の問題は、患者様お一人お一人の問題であり、日頃の不摂生の尻ぬぐいを治療で補うことは不可能です。

まず寝不足があったら、確実に生命力はダウンします。(睡眠負債

また食事は身体をつくる材料ですので、粗悪な食事(材料)でできた身体は細胞レベルで質の低下を起こします。これらのことを、キネシオロジーテスト(筋肉反応テスト)でチェックすることもできます。

患者様に様々な食材を手に持ってもらい、キネシオロジーテスト(筋肉反応テスト)を行うと、筋力が強くなる物と、逆に筋力が抜けてしまう物があります。

筋力が強く保持されるものは身体に良いもので、逆に筋力が抜けるものは身体に悪いものです。インスタント食品、スナック菓子、コンビニ弁当など添加物の多いものは筋力が抜けるものです。

あとは、化学薬品や漢方薬でも、筋力低下を起こすものが多くあります。

酒やタバコなどの嗜好品や栄養ドリンク剤なども、量の問題もありますがエネルギー低下を起こすものは確実にあります。

私がカイロプラクティックを教わっていたある先生は、ぎっくり腰で全く動けない植木職人の患者さんが担ぎ込まれてきた際に、その人が大酒飲みと知ると、「あなたの腰が良くなるまで、自分も酒をやめるから、あなたもそれに付き合いなさい」と指導していました。そして患者さんもその迫力に押され素直にそれに応じたのです。

私にはこんな迫力はないので、こういう指導法はできませんが、飲食に対し小々耳の痛い話をしなくてはならないこともあります。

食品や薬品は相性もあり、もともと地力の強いタフな人は案外と様々なものに適応範囲が広いのですが、生命力の落ちている人は、あらゆるものに拒絶反応を示すこともあります。

治療で補えない最後の運動に関しても、やはり適度に運動の習慣を持っている方の方が、元気度が違います。運動をしている人の身体は、気の通りがよく細胞一個一個の活性が高い感じがします。

逆に普段運動の習慣がない方は、気の流れが悪く、どこかよどんだ感じで細胞の活力も低い感じです。

細胞内にあるミトコンドリアは、エネルギー生産工場であり、人間の活動には欠かせません。実は運動によってこれらミトコンドリアの数が増えるのです。逆に運動をやめてしまうと、1ヶ月くらいで元の数に減ってしまうといわれています。

この様なことからも、やはり継続した運動習慣が大切かと思います。

その他にも精神的ストレスも大変生命力を落とします。

生命力が落ちてしまう要因の一つに、骨格的な歪みや機能障害があります。骨盤や背骨が歪みますと、神経伝達も悪くなり、生命力が極端にダウンします。逆にこれらが正しく整うと生命力や治癒力がぐんとアップします。

これら骨格的なバランスの専門家は、カイロプラクティックやオステオパシーの治療家になりますので、信頼できる先生がいるのであれば、その先生に骨格的なバランスを調整してもらうのもいいと思います。

患者様が各自で気を付けてもらう生活習慣と、整体治療などで体のバランスをとることが、車の両輪の如く機能すれば生命力あふれる健康体になることも不可能ではありません。

そのためにはちょっと努力も必要ですので、皆さんも頑張ってください!

 

================================

肩こり・腰痛・坐骨神経痛・椎間板ヘルニア・ぎっくり腰・めまい・頭痛・脊柱管狭窄症・自律神経失調症・五十肩・膝の痛み、股関節の痛み等、様々な症状の根本原因を施術する整体治療院 。あん摩・マッサージ・指圧師の国家資格取得者「札幌 キネシオロジーの谷井治療室」です。

札幌市営地下鉄大通駅から徒歩3分と好アクセスです。

ご予約は 011-261-7866 にお電話下さい。

札幌市のキネシオロジーの谷井治療室のホームページ

北海道札幌市中央区南2条西5丁目6-1ロジェ札幌25-901

このリンク↓をクリックしていただけると嬉しいです!


健康と医療 ブログランキングへ

にほんブログ村 健康ブログへ
にほんブログ村

 

 

 

腰痛の根本的治療はバランスをとること!

谷井治療室にはお蔭様で、札幌市やその近郊から多くの患者様にご来院いただいておりますが、どんな症状の方が多いのかといえば、一番が腰痛や肩こりだと思います。

その他にも坐骨神経痛、ぎっくり腰、頭痛、吐き気、めまい、自律神経失調症など数え上げたらきりがありませんが、やはり腰痛・肩こりが主訴の代表格です。実は現代医学では腰痛の85%は原因不明なのです。このお話はまた後でしますね!

腰痛の85%は原因不明

最初は腰痛や肩こりで来た患者様も、後になってから、「実は〇〇も調子が悪いのです」などと打ち明けてくれるケースもあります。

例えば医者として、それらの症状すべてに対応するとしたら、整形外科、内科、耳鼻科、皮膚科、脳神経内科、心療内科など全ての知識がなければ対応できません。

私は医者ではないし、それだけの知識すべてを勉強することなど絶対無理です。

しかし、私には医者とは違うアプローチがあります。人の体にはもともと治る力が備わっているのです。

ヒポクラテス

医学の父、古代ギリシャのヒポクラテスは、「身体には自ら不調を治す働きがある」と指摘しています。

また「『病気』というのは失われたバランスを身体が取り戻そうとしている状態なのだ」とも述べ「この働きの有無が生きているものと生きていないものを区別するのだ」といっています。

これをふまえヒポクラテスは「自然こそが最良の医者である」という方法論を提示しました。

昔の医者はこの様な考えが根本にあったのですね。

しかし、今の病院では表面的な症状に対する、対症療法(たいしょうりょうほう)が主になっているように思います。

私も、整形外科に勤めていたことがありますが、腰痛の患者に対して、レントゲンやMRIなどで骨折、脱臼、変形などの変化が見つからなければ、原因不明ということで、痛み止めの服用か、湿布、物理療法(電気をかける、温めるなど)などの対症療法しかありませんでした。しかし、対症療法のみを繰り返していくと、身体はどんどん悪くなっていきます。

谷井治療室では、キネシオロジーテスト(筋肉反応テスト)、徒手筋力テスト、可動性検査などを駆使して、レントゲンやMRIなどには写らない真の原因を探求していきます。

カイロプラクティックの世界にも、イネイトインテリジェンス(先天的知能、先天的治癒力)という考えがあり、この働きを邪魔している椎骨をアジャストすることで、後はイネイトが働いて治ると信じられています。これをメジャー治療といいます。

逆に、うわべの症状に対する治療は、マイナー治療となります。

東洋医学でも、「気」の概念をもとに、本治(ほんち)と標治(ひょうち)という考え方があり、本治とは病気の本質を治療することで、標治とは病気の表面的な症状に対して治療をすることです。

「急なれば即ちその標を治し、緩なれば即ちその本を治す」と言い、治療を急ぐ時には標治を施し、急がないときには本治を施しなさいとされています。

東洋医学においては「病を治すには必ず本を求む」と言いまして、最終的には必ず本治を行わなければいけないと言っています。

古代のヒポクラテス医学も、カイロプラクティックも東洋医学も、ともに人間本来の自然治癒力を働かせることで、根本的に健康に導こうとしています。

変な例えになりますが、現代西洋医学と私の施術をマンガに例えると、ブラック・ジャックと、北斗の拳といったところでしょうか。

ブラックジャックは、華麗なメスさばきなどの技術を駆使し、自らの力のみで結果を出していきます。(作者の手塚治虫さんは 大阪帝国大学附属医学専門部を卒業し、医師免許を取得しています)

かたや、北斗の拳は経絡秘孔(けいらくひこう)という謎の?ツボを使って活殺自在に活躍します。こちらは、生かすも殺すも経絡秘孔に刺激を加え、後は身体に仕事をさせるのみです。

とはいっても、ブラック・ジャックの手術も、最終的に傷が治っていくのは、自然治癒力の働きなのです。

ただ私の施術は、メスや注射や薬を使えませんので、外から刺激を与え、その後は自然治癒力にまかせるかたちになります。

お蔭様で、この施術により過去に多くの患者様が健康を取り戻しています。

しかし、これで全てが良くなるといっているわけではありません。以前ある治療家が、次の様なことを言っていました。

一流の治療家とは、治るものとそうでないものを見分ける能力で決まる

すなわち、自分の施術の適応かどうかを見極める能力が大切だということで、治るべきものを治しているということです。

宮本武蔵

一流の剣豪の一人である宮本武蔵も、相手の力量を見極める能力に長けていたと思います。60余回の真剣勝負に一度も負けたことがなく、戦乱の時代を生き抜いてきたということがそれを証明しています。

ただ、そんな武蔵も超人でも無敵でもなく、島原の乱では、一揆軍の投石によって負傷しているのです。この様にある意味、人間的な一面を持つ武蔵が真剣勝負に負けなかったということは、やはり勝てる条件の中で戦っていたといえるでしょう。

孫氏の兵法にある様に、彼れを知りて己を知れば、百戦してあやうからず。(敵情を知って味方の事情も知っておれば、百たび戦っても危険がない)ということです。

では実際の臨床の現場ではどうかというと、確かにある程度の見極めは必要ですが、最終的にはやってみないと分からないというのが本音です。

なぜならば、施術後は自然治癒力にまかせるということで、自分の力量だけでは推し量れないことが多すぎるからです。人事を尽くして天命を待つ心境です。

だからこそ、病名や症状にとらわれることなく、自分の土俵で勝負することが大切で、先程、現代医学では腰痛の85%は原因不明といいましたが、レントゲンやMRIなどの映像上、明らかにこれが原因ですとわかるものが、15%しかないのです。

実際は15%よりもっと少ないと思います。画像診断で問題個所を特定して、実際にそれをもとに手術をしても、腰痛が改善しないことも多々あるのです。

この様に多く見積もっても15%しか原因が特定できない腰痛の、残り85%に我々治療家は果敢に踏み込むのです。

この85%に踏み込むには、ちょっとした水先案内人が必要になります。それは、現代科学の粋を結集した測定機器ではなく、人間の持つ原始感覚の応用です。

この原始感覚を使って腰痛などの原因を調べる方法が、先程お伝えしたキネシオロジーテスト(筋肉反応テスト)なのです。

根本的な治療をするということは、生命の根本的な部分にコンタクトしなければなりません。そこにはレントゲンやMRIなどの測定機器が入り込む余地はありません。

そして、東洋医学的な本治(根本的な治療)やカイロプラクティックなどの目指しているゴールは治すことではなく、バランス(調和)をとることなです。この様な全身のバランスもレントゲンなどの画像には写りません。

このバランスを感じる能力も、身体の中の原始感覚を用いたキネシオロジーテスト(筋肉反応テスト)が有効に活用され、検査→治療→再検査と患者様の身体の声なき声を聴きながら施術を進めるのです。

これができなければ、せっかくの治療も闇夜の鉄砲の様に単なる暴力になってしまいます。

この様に我々治療家は、本質的なバランスを取ることが治療の目的であり、治すのは患者様の自然治癒力なのです。そして、ここに原因不明の腰痛85%に踏み込む鍵があるのです。

 

================================

肩こり・腰痛・坐骨神経痛・椎間板ヘルニア・ぎっくり腰・めまい・頭痛・脊柱管狭窄症・自律神経失調症・五十肩・膝の痛み、股関節の痛み等、様々な症状の根本原因を施術する整体治療院 。あん摩・マッサージ・指圧師の国家資格取得者「札幌 キネシオロジーの谷井治療室」です。

札幌市営地下鉄大通駅から徒歩3分と好アクセスです。

ご予約は 011-261-7866 にお電話下さい。

札幌市のキネシオロジーの谷井治療室のホームページ

北海道札幌市中央区南2条西5丁目6-1ロジェ札幌25-901

このリンク↓をクリックしていただけると嬉しいです!


健康と医療 ブログランキングへ

にほんブログ村 健康ブログへ
にほんブログ村

 

 

 

科学者はなぜ神を信じるのか 2

 

今回は、前回のブログに引き続き、三田一郎 著、「科学者はなぜ神を信じるのか」の後編です。

前回は、コペルニクスとキリスト教会との関係を中心にお伝えしましたが、今回はガリレオ以降のお話になります。

ガリレオ・ガリレイ

ガリレオ・ガリレイ

ガリレオといえば、知らない人はいない程の有名な科学者で、皆様ご存知のように、彼もまた教会の圧力によって、不遇な晩年を送るはめになったのです。

それは、ガリレオの唱える地動説が当時の教会の教えにとって、都合が悪かったためです。今の時代の人からすれば、教会の考えはバカげていると思えますが、当時はガリレオの方が異端者として罰せられたのです。

ガリレオは、「宇宙は第二の聖書である」という趣旨の言葉を残していますが、目の前の現象を丹念に観察し研究した結果、この宇宙という第二の聖書の言葉を解読していったのです。

しかし教会は、紙の聖書と自分たちの権威に固執し、現実を見失いました。

ガリレオ裁判などでも思うのですが、当時の教会の聖書に対する理解や解釈の誤りは、今の常識からは明らかです。

しかし、当時は今よりも科学水準が低かったため、教会の人間は、その知識の範囲内で聖句を解釈し、また自分たちに都合のいいように理解してしまいました。

そういう意味では、ガリレオは教会の人たちよりも、はるかに真理に対して進んでいたのですが、教会の思惑がその障害となってしまったのです。

治療の世界でも、カイロプラクティックなどの治療法は、アメリカ医師会の弾圧に遭い、多くのカイロプラクターが投獄されました。獄中で死亡したカイロプラクターもいたほど大変な弾圧でした。

逮捕されたカイロプラクター

逮捕されたカイロプラクター

新しいものが世に出ると、それに困る人たちが、抵抗勢力として必ず妨害してくるというのは、いつの時代にも起こるものです。

次に、カイロプラクティックの診断法の一つに、キネシオロジーテストというものがあります。これは、見えないエネルギーをとらえる技法で、「氣」を調べるテスト法といってもよいでしょう。私も診断法として活用している大変便利なものです。

しかし、カイロプラクターを標榜する治療家でも、このキネシオロジーテストには拒絶反応を示す人も多いのです。もともとカイロプラクティックの一派から生まれたものなのに、自分達で理解できなかったり、うまく使いこなせないなどの理由で「インチキ」の烙印を押すものもいるのです。

このキネシオロジーテストの中にも様々な流派があり、狭量な治療家による他流派への批判や足の引っ張り合いもあります。こういうところは、人間の愚かなところで、なんだか宗教間の争いとよく似ています。

キネシオロジーテストとは、見えないエネルギー(氣)をとらえる技法で、実はこのエネルギーは今の科学では測定できないものです。

このエネルギーを聖書から読み解くと、次のような箇所に行き着きます。

主なる神は、土(アダマ)の塵で人(アダム)を形づくり、その鼻に命の息(Breath of life)を吹き入れられた。人はこうして生きる者となった。(創世記の2章7節、新共同訳)

この様に神が「命の息」を入れて人は生きる者となったとされていますが、このエネルギーは、同じく現代の測定機器では測れないものです。

キネシオロジーテストは、この命の息の一部をとらえているのではないかと考えています。

このエネルギーを人はいろいろな表現を使って表しています。『氣(中国)』、『オルゴン(ライヒ)』、『生命場・ライフフィールド(ハロルド・サクストン・バー)』、『プラーナ(古代インド)』など。これらはいずれも、生命の本質を表しているのです。

因みに、日本の神話の神様である生産日神【いくむすひ(び)】の「イク」は「イキ」(生き、息)と同根で、霊魂を生き生きと活動させる徳のある神様の意味だそうで、聖書と不思議な共通項を感じます。

話しを書籍に戻すと、著名な科学者の中には神を信じる者がほとんどだそうです。

アインシュタイン

アインシュタイン

アインシュタインは、一般的に無神論者だと誤解されていますが、間違いなく神を信じていました。彼は若い頃にキリスト教会に失望し、彼独自の神の概念を持ちました。ただし、彼自身の信じる神とは、擬人化され、人格化された、人間を大きくした様な神ではないそうです。

ホーキング博士

ホーキング博士

今年お亡くなりになった、ホーキング博士も、自らが無神論者だと公言してしていたそうですが、それは彼の表面的な部分で、実際は彼も自分自身の信じる「神」をもっていたと、著者は述べています。

しかし、ホーキング博士と、カトリック教会の関係はちょっと微妙で、教会はビッグバン理論を「神の存在証明」として歓迎しました。ホーキングが、特異点を証明したことを教会は、神の存在を確かなものにした功労者として最大級の賛辞を送ったのです。

しかし、この本によると、ヨハネ・パウロ2世は、ホーキングに対し次のように言ったそうです。

ビッグバン以降の宇宙の進化を研究するのはおおいに結構です。しかしビッグバン自体を探求してはなりません。それは創造の瞬間であり、神の御業だからです

ヨハネ・パウロ2世といえば、1979年に、ガリレオへの謝罪の言葉を述べ、科学と宗教の融合を宣言した教皇です。その教皇が、この様に教会に都合の悪い研究はしないよう、ホーキングに圧力をかけたのです。

これでは、ヨハネ・パウロ2世の、ガリレオに対する謝罪は、単なるパフォーマンスで、本質的には何も変わっていないと受け取られます。ホーキングが既存の宗教を信じなくなるのもわかるような気がします。

私も治療師の立場から神を信じるか否かと問われれば、信じると答えます。ただし、ここで言う「神」とは何でしょう?

著者は、神と宗教についてこう述べています。「宗教という言葉は往々にして、『神』と『教会』と『宗教』を混同しています。神は信仰者が崇拝する相手です。教会は神を礼拝する人間の集まりです。宗教は人間が神の教えを伝える手法です。教会や宗教は、人間がやることですからしばしば間違いを犯します。しかし、神は間違わないと定義されています」

現在の宗教も同じで、キリスト教も、イエス様とイコールではないし、仏教もお釈迦様とイコールではなく、儒教も孔子様とイコールではないのです。

そもそも、聖書(新約)も、仏典も、論語も、その作者は創始者達ではなく、後の者たちが書いたものなので、創始者オリジナルではないのです。

続けて著者は、「『教会』や『宗教』の活動に熱心に参加することと、『神』を自分の心の中で信じることは、イコールではありません」と述べています。

究極的には、一人一人が信じるものを「神」と呼んでいるのではないかと思います。故に神が人をつくったと同時に、人が神をつくったとも言えるのではないでしょうか。

話しを治療家と神に戻すと、ほとんどの治療家の先生方は、生命エネルギーの偉大さを、臨床の場から直接感じ取っていると思います。身体の歪みが治るのも、痛みや痺(しび)れが治るのも、治療家が治しているのではなく、何か大いなる力が働いた結果だと思うからです。

確かに、自分が治してやろうなどと考えて施術をしたら、まず自分が疲れてしまいます。やはり大いなる力に委ねる部分が必ずあります。最終的には施術という行為が、祈りへと昇華されていくのかもしれません。それぐらい治療家はある意味、無力で、その無力さを知るが故に、「神仏」に祈るのではないでしょうか。

西洋の諺に、「神が治し、人が金をとる」というものがありますが、まさしく言い得て妙です。

私が国家資格を取る際にお世話になった専門学校は、浄土真宗長生派が母体の学校で、仏教の教えの中から、「霊肉救済」ということに重きを置いていました。この長生療術も阿弥陀様のご利益が、見えない形で働いていると信じて施術をしているのです。

目に見えない生命エネルギーを含めた全人的治療を行う上で、最終的には大いなる存在に対しての感謝や畏敬の念を抱くのは自然な成り行きです。

著者は言います。「不思議な現象に出会ったときに最初から『神様がお作りになったのだ』と言う人は、絶対に科学者ではありません。科学者のくせに神を持ち出す卑怯な態度である」

確かにあらゆるものに「神様」を持ち出すと、これはどうしてなのだろう?なんでなんだろう?という疑問や探求心も失われ、思考停止状態に陥る可能性もあります。

臨床の現場でも、なぜ痛みが出ているのか?なぜ筋肉に緊張があるのか?なぜ治ったのか?などについて、それは「神様」がそうしたのだから・・・と言ってしまったら、元も子もありません。

神を信じることと、何でも神様神様と他力的、依存的になることとは違うと思います。目の前のコップの水を飲みたければ、祈ることよりも、自分の手で口元にコップを持ってくることです。

著者は言います。人間には神をすべて理解することは永遠にできません。しかし、一歩でも神により近づこうとすることは可能です。近づけばまた新たな疑問が湧き、人間は己の無力と無知を思い知らされます。だからまた一歩、神に近づこうという意欲を駆り立てられます。

この様に考えると、全ての科学者は、疑問、回答、疑問、回答の中で、何かに近づこうとしていたのではないでしょうか? そして、その何かとは「神」だったのかもしれません。

治療家も同じで、施術を通して、生命や宇宙の法則に触れることで、「神」や「仏」などへの畏敬の念が芽生え、そこに一歩でも近づこうとしているのではないでしょうか。

最後にに私の大好きな金子みすゞさんの詩をご紹介します。

『蜂と神様』      金子みすゞ

蜂は お花の中に   

お花は お庭の中に   

お庭は 土塀の中に   

土塀は 町の中に   

町は 日本の中に   

日本は 世界の中に   

世界は 神様の中に   

さうして さうして 神様は   

小ちゃな 蜂の中に。

この様な考え方は、一神教の原理主義の人にはないかもしれませんが、我々日本人の中には、DNAの中に深く根付いているのではないでしょうか。

実は、アインシュタインの宇宙観、宗教観とも似ていると思います。原子の中に宇宙があり、宇宙の中にも原子がある・・・このフラクタルな世界観は、小さな蜂から大きな宇宙まで、その全てに神様が宿るという金子みすゞの世界観と相通ずると思います。

そして、こうした考えであれば、もっともっと世界が平和になるのかもしれません。

 

================================

肩こり・腰痛・坐骨神経痛・椎間板ヘルニア・ぎっくり腰・めまい・頭痛・脊柱管狭窄症・自律神経失調症・五十肩・膝の痛み、股関節の痛み等、様々な症状の根本原因を施術する整体治療院 。あん摩・マッサージ・指圧師の国家資格取得者「札幌 キネシオロジーの谷井治療室」です。

札幌市営地下鉄大通駅から徒歩3分と好アクセスです。

ご予約は 011-261-7866 にお電話下さい。

札幌市のキネシオロジーの谷井治療室のホームページ

北海道札幌市中央区南2条西5丁目6-1ロジェ札幌25-901

このリンク↓をクリックしていただけると嬉しいです!


健康と医療 ブログランキングへ

にほんブログ村 健康ブログへ
にほんブログ村

 

 

 

睡眠負債について

今回のブログテーマは、「睡眠」についてです。

ここ最近よく聞かれる言葉に、「睡眠負債」というものがあります。これは、2017年6月18日にNHKスペシャル「睡眠負債が危ない~ ❝ ちょっと寝不足 ❞ が命を縮める~」と題して番組が放送されたことが大きかったと思います。

今回睡眠について参考にした書籍も、このNHKスペシャルの取材班がまとめた「睡眠負債」という本です。

人は誰しもが毎日一定の睡眠を必要としています。この睡眠が何らかの事情で不足することが寝不足ですが、この寝不足が徐々に溜まって睡眠負債(Sleep Debt)となるのです。

この睡眠負債が続くと認知症の原因となる物質が脳に蓄積しやすくなったり、がん細胞の増殖を加速するというのです。

睡眠負債については、レム睡眠発見者の一人、スタンフォード大学睡眠医学研究所のウイリアム・C・デメント初代所長が早い段階から睡眠負債についての概念を提唱していたそうです。

睡眠不足が徐々に溜まって睡眠負債となりますが、自分自身でほとんど自覚のない僅かな寝不足でも、ボクシングのボディーブローのように徐々に効いてしまうのです。

国立精神・神経医療研究センターの北村真吾室長によると、日本人の6割が、睡眠負債を抱えているという実験結果が出ているそうで、私もこの6割に入っているのは間違いありません。

それでは、人は一体、一日に何時間寝ればよいのでしょうか?

米ペンシルバニア大の実験で7~8時間の睡眠が必要との結果が出ています。

人は睡眠不足になるとどの様になるのでしょうか。

1997年に7日間、被験者の睡眠を5時間に制限して、簡単な課題に対する反応ミスの回数を調べる実験をしました。

実験2日目から、基準日の3倍の反応ミスが発生、7日目にはさらにミスが増えるという結果が出たそうです。(D.F.Dinges,F.Pack,K.Williams et al.,Sleep)

そこで、日頃の睡眠不足を長時間睡眠(寝溜め)で解消しようと考えますが、人には覚醒システムがありますので、連続して24時間とか15時間などと寝続けることができません。長時間睡眠の実験では、初めのうちは10時間以上眠れるが、次第に睡眠時間が短くなり、最終的には8時間位で落ち着くそうです。

日本国民の約4割が1日6時間未満の睡眠だそうで、睡眠不足による日本の経済損失は年間15兆円に上ります。

また、睡眠負債は子供の成長や情緒に影響し脳の機能低下に関係するそうです。昔は子供は8時に寝なさいと言われていました。今の子供たちは大変忙しく、習い事や塾通いなどで就寝時間が遅くなっているようですが、そのしわ寄せが健康面や情緒面で現れないかと心配です。

睡眠負債の兆候として、日中の眠気と、マイクロスリープがあります。良い睡眠がとれていれば、日中に眠くなることはそれ程ありません。

マイクロスリープとは、1秒~10秒程度の短い眠りのことをいい、睡眠負債から脳を守る防御反応だそうです。もしこれが車の運転中に起きたらと考えたらちょっと怖いですね。

先程、米ペンシルバニア大の実験で7~8時間の睡眠が必要との結果が出ていましたが、これによると6時間位の睡眠の人が実は最も危ないと言えるのです。6時間寝れていると人は寝不足を自覚しませんが、注意力の低下は確実に存在するのです。

睡眠負債が引き起こした事故では以下のものがあります。

1989年3月24日、米アラスカ州のプリンス・ウィリアム湾での原油流出事故で、巨大タンカーが「エクソン・バルディーズ」号が座礁し、およそ1100万ガロンの原油が流出、環境に甚大な被害を与えました。

この事故の調査の結果、操舵していた3等航海士の睡眠不足(事故前の48時間で睡眠6時間)が原因と判明しました。

私は治療家になる前に、三菱電機ビルテクノサービスという会社で、エレベーター、エスカレーターなどのメンテナンス業務を行っていました。1年目の研修生時代に、三菱電機稲沢工場に研修に行った際に「フェーズ3」というキャッチフレーズを目にしました。

フェーズ3とは、意識明瞭な状態で作業をしましょうという意味で、フェーズ2や1はボーとしていたり、ウトウトしている状態になります。工場のラインでは、常に労働災害の危険性がありますし、ヒューマンエラーによる不良品発生のリスクもあります。それを防止する意味でフェーズ3という標語が使われていたのです。

ただ、いくら立派な標語を掲げても、人は睡眠不足には抗えません。努力・根性・気合だけではどうにもならないのが睡眠不足なのです。

これを考えると「毎日7~8時間の睡眠をとりましょう!」のほうがより効果的だったかもしれません。

睡眠負債が認知症のリスクを高める

私たちが眠っている間、脳は単に休息をとっているわけではない。脳にはリンパ管が存在せず、老廃物を含んだ組織間液(ISF:interstitial fluid)が、脳脊髄液(CSF:cerebrospinal fluid)に灌流されます。

脳は身体の中で最も活発な臓器で、老廃物も多く、その多くは覚醒時に生産されます。日中もその除去は行われますが、主に睡眠中にまとまった除去が行われます。

脳脊髄液は、グリア(ニューロンを支える細胞)を介して流動的に脳の組織内に入り込み脳の清掃を行います。この脳でのリンパ管に代わる灌流システムを「グリシパティック」とよばれ、睡眠中に10倍も活動を高めるそうです。

認知症の多くを占めるアルツハイマー病は、脳にこの老廃物であるアミロイドβが蓄積することが主な原因と考えられています。

睡眠時間が長いほどアミロイドβは減少します。(スタンフォード大学教授 西野清治氏)

日中の活動により発生したアミロイドβが、眠っている間に脳から排出されるが、睡眠負債が続くとアミロイドβがプラークの様に蓄積し、脳の老人斑の様に不可逆的変化を起こします。

因みにオステオパシーやカイロプラクティックには、クラニアル(頭蓋骨調整)という手技があります。これは脳脊髄液の循環にも関係しますので、有効であると思います。

フィンランドで約2000人を対象に行われた調査(Virta JJ et al.SLEEP 2013)では、睡眠時間7~8時間の人に比べて7時間未満の人は認知症のリスクが1.59倍高くなりました。

東北大学でも以下のような実験が行われました。

男女それぞれ2万人以上について7年以上にわたる追跡調査を行いました。睡眠時間が7~8時間のグループと6時間以下のグループでは、前立腺がんの罹患リスクが1.38倍、乳がんが1.67倍になりました。

米シカゴ大の実験では、睡眠負債でマウスのがん細胞の大きさが2倍以上の重さになりました。

2017年4月、ハーバード大学の発表では、僅か15秒間、強い光を見ることで、体内時計のずれを改善できるそうです。十分な量の光が目から入ると、視交叉上核という場所が刺激され、体内時計がリセットされるというのです。朝日を浴びる健康法がありますが、効果があるのですね!(目を痛めますので、直接太陽は見ないでください)

整体治療の立場から寝不足と身体の状態について言えることは、寝不足の方は体が硬いということです。特に背中の左右の肩甲骨の間の筋肉が異常に硬い人は、寝不足の可能性が高いのです。この場合は、筋肉が古タイヤのゴムの様に硬くなります。

日中起きている時には、ある意味で緊張の持続となります。睡眠とはその逆で、弛緩(リラックス)ということになりますので、睡眠が足りないと体はリラックスできないため、筋肉も関節もこわばってしまうのです。首や肩のこりなども実は寝不足が原因だということもあるのです。

そしてこの緊張が、更に睡眠に対して悪影響を与えるのです。そういった意味でも、整体治療で体のバランスを取り、筋肉をリラックスさせることは、良い睡眠への補助になるでしょう。

その他に、睡眠の質と量は、活動(運動)の量と、筋肉量に比例しますので、体を良く動かす習慣がある人ほど良い眠りに導かれます。

早寝早起きで、朝日を浴びて、一日よく体を動かしていれば、良い睡眠のサイクルになり、睡眠負債とは無縁の生活となります。

この様にまずは基本的な生活習慣の改善が、健康のために大切かと思います。

 

================================

肩こり・腰痛・坐骨神経痛・椎間板ヘルニア・ぎっくり腰・めまい・頭痛・脊柱管狭窄症・自律神経失調症・五十肩・膝の痛み、股関節の痛み等、様々な症状の根本原因を改善する整体治療院 「札幌 キネシオロジーの谷井治療室」です。

札幌市営地下鉄大通駅から徒歩3分と好アクセスです。

ご予約は 011-261-7866 にお電話下さい。

札幌市のキネシオロジーの谷井治療室のホームページ

北海道札幌市中央区南2条西5丁目6-1ロジェ札幌25-901

このリンク↓をクリックしていただけると嬉しいです!


健康と医療 ブログランキングへ

にほんブログ村 健康ブログへ
にほんブログ村