頭痛の分類|一次性と二次性の違いとは?

頭痛のイメージ画像

一次性頭痛
→ 脳や血管などに明確な異常が見つからないタイプの頭痛。緊張型・片頭痛・群発頭痛などが含まれます。
※当院で対応できるのはこの一次性頭痛です。

二次性頭痛
→ くも膜下出血・脳腫瘍・外傷など、命に関わる疾患が原因の頭痛。医療機関での精査が必要です。

頭痛の分類としては、一次性頭痛と二次性頭痛の二つに分けられます。

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一次性頭痛の種類と特徴

緊張型頭痛とは

  • 頭を締めつけられるような痛み
  • 原因:長時間の不良姿勢、ストレス、運動不足
  • 首や肩こり・めまい・耳鳴りを伴うことも多い

片頭痛(へんずつう)とは

  • ズキズキと脈打つような痛み
  • 前兆あり/なしがある(閃輝暗点・視野障害・しびれなど)
  • 誘因:月経周期、疲労、睡眠不足、特定の食品(チーズ・赤ワイン・チョコ・亜硝酸塩など)
  • 吐き気・光や音への過敏症状が特徴

群発頭痛とは

  • 目の奥がえぐられるような激痛が数週間~数か月間続く
  • 夜間に多発/片側だけが痛む
  • 随伴症状:涙・鼻水・まぶたの腫れなど
  • 飲酒・喫煙が誘因になりやすい

後頭神経痛とは

  • 髪の毛に触れるだけでピリピリ痛む
  • 原因は首の筋肉の過緊張や頚椎の歪み
  • 調整対象:小後頭神経・大後頭神経・筋緊張と頚椎のアライメント

頭痛と首・肩こりの深い関係

  • 実際の臨床では、90%以上の一次性頭痛に首こりが関与していると考えられます※
  • 関連する筋肉:頭板状筋、僧帽筋、胸鎖乳突筋、斜角筋、咀嚼筋群など
  • 頭部の筋肉も含め、全身の緊張バランスが関係しています

※【参考文献】
A. Netoら, Cervical musculoskeletal impairments in migraine and tension-type headache: A scoping review,
Musculoskeletal Science and Practice, Vol. 65, 2023
https://www.sciencedirect.com/science/article/abs/pii/S2468781223000899

頭痛に関与する深部筋と脳硬膜

上位頸椎と後頭下筋群

首の後部深部筋
首の後部深部筋

大後頭直筋、小後頭直筋、上頭斜筋、下頭斜筋などは頭蓋骨の動きに関与し、第1・第2頸椎の歪みと頭痛に直結します。

脳硬膜の影響

脳硬膜
脳硬膜
  • 脳を覆う硬膜には痛覚受容器が存在し、偏頭痛や頭蓋内の痛みに関与
  • クラニオセイクラル(頭蓋仙骨療法)ではこの硬膜の緊張を調整対象とします

谷井治療室における頭痛への整体アプローチ

  • アクティベータ・メソッドによる頚椎・後頭骨の正確な調整
  • 心身条件反射療法(PCRT)で自律神経やストレス反応の誤作動記憶にアプローチ
  • 筋反応検査(進化系キネシオロジーテスト)により、本質的な頭痛の原因を特定

頭痛を悪化させる食べ物・和らげる食習慣とは?

頭痛、特に片頭痛(偏頭痛)や緊張型頭痛には、首や肩の筋肉の緊張だけでなく、日常の食べ物や生活習慣が深く関わっていることが分かっています。

実際に、ある特定の食品をきっかけに頭痛が誘発される方も少なくありません。
ここでは、頭痛を引き起こしやすい食べ物と、予防・軽減に役立つ栄養素や生活習慣についてご紹介します。

頭痛を誘発しやすい食べ物とは?

特に片頭痛体質の方は、以下のような食品に注意が必要です。
これらの食品に含まれる化学物質が脳血管を収縮・拡張させ、神経を刺激して頭痛を誘発することがあります。

偏頭痛を引き起こす可能性のある食品(チーズ・赤ワイン・チョコレートなど)
食品含まれる成分誘発のメカニズム
熟成チーズ(チェダー、ブルーチーズなど)チラミン血管を収縮させるアミン類で片頭痛を誘発
赤ワイン、ビール、日本酒ヒスタミン、アルコール血管拡張・脱水作用により頭痛が出やすい
チョコレートフェネチルアミン、カフェイン神経を刺激して頭痛を引き起こす
加工肉(ハム、ソーセージ、ベーコン)亜硝酸塩、保存料血管拡張作用があり、特に群発頭痛の方は注意
インスタント食品やスナック菓子グルタミン酸ナトリウム(MSG)過敏な方では頭痛を誘発する可能性あり
人工甘味料(アスパルテーム)脳の神経伝達に影響を及ぼす可能性が指摘されています

これらはすべての人に影響があるわけではありませんが、頭痛日記などをつけて食習慣と症状の関係を可視化することは予防に役立ちます。

頭痛を和らげる栄養素や飲み物とは?

頭痛予防に役立つマグネシウムを多く含む食品(バナナ、ほうれん草など)

一方で、頭痛を予防・緩和する作用があるとされる栄養素や飲み物もあります。

  • マグネシウム
    → ほうれん草、アーモンド、玄米、バナナなどに多く含まれ、脳の神経過敏性を抑える効果が期待されます。特に、月経前の片頭痛に有効とする研究もあります。
  • ビタミンB2(リボフラビン)
    → 卵、納豆、レバー、ヨーグルトに含まれ、頭痛の頻度や強度を軽減する作用が報告されています。
  • オメガ3脂肪酸
    → サバ・イワシなどの青魚、亜麻仁油、えごま油などに多く含まれ、炎症抑制作用によって慢性頭痛に有効です。
  • カフェイン(適量)
    → コーヒーや緑茶などに含まれ、血管収縮作用により片頭痛を緩和することがあります。ただし、摂りすぎや急な断ち方でリバウンド性頭痛(カフェイン離脱頭痛)を招く場合もあるため注意が必要です。
  • 十分な水分補給
    → 脱水はそれ自体が頭痛の原因になります。1日1.5〜2Lの水分摂取を意識しましょう(利尿作用のあるコーヒーやアルコールは除外)。

谷井治療室では「体」と「生活」をセットで整えます

谷井治療室では、整体による構造的なバランス調整(頚椎・筋肉・脳硬膜)に加えて、頭痛を引き起こす生活習慣にも丁寧に目を向けた施術・助言を行っています。

特に、当院で用いている進化系キネシオロジーテスト(筋反応検査)では、体に問いかけるようにして、体に合わない食べ物やストレス因子を検出することが可能です。

また、心身条件反射療法(PCRT)では、無意識に刷り込まれた誤作動記憶(ストレス反応)が頭痛を再発させている場合に、脳と自律神経系の誤反応を調整する独自アプローチを行います。

ただ単に「痛みを和らげる」のではなく、頭痛を繰り返さないための体づくりと生活改善こそが当院の目的です。

個本的な筋骨格バランスは、アクティベータ・メソッド、仙骨後頭骨テクニック(SOT)、オステオパシー(頭蓋骨調整)などで確実に頭痛関連の問題個所を調整いたします。

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まとめ|食生活の見直しも立派な頭痛対策

頭痛に悩む方にとって、整体による調整だけでなく、食生活や生活リズムの見直しがとても重要なセルフケアとなります。

特定の食品や栄養素が頭痛に関与していることを正しく理解し、自分の体の反応を知ること(=気づくこと)が、根本改善への第一歩です。

谷井治療室では、体の構造と脳・自律神経の誤作動の両面からアプローチし、患者さま一人ひとりに合った改善サポートを行っています。

よくある質問(FAQ)

Q. 薬を使わずに頭痛を改善する方法はありますか?

A. はい、あります。
頭痛の多くは、首や肩のこり、姿勢の崩れ、自律神経の乱れなどが関係しており、薬だけでは根本的に改善しないケースも多く見られます。
当院では、アクティベータ・メソッドやPCRT(心身条件反射療法)などを用いて、身体の歪みや神経系の誤作動記憶を調整し、薬に頼らない自然な改善を目指します。

Q. 天気や気圧の変化で頭痛が起きるのはなぜですか?

A. 気圧の変化によって自律神経が乱れたり、脳の血管が拡張したりすることで、片頭痛などが誘発されやすくなります。
当院では、自律神経の安定と血流バランスを整える施術を行い、気圧に左右されにくい身体づくりをサポートしています。

Q. 首や肩のコリが強くなると頭痛も悪化しますか?

A. はい、密接に関係しています。
頭痛の90%以上は「首こり」が原因であるという研究報告もあるほどです。
首や肩の筋肉が硬くなると、頭部への血流が悪くなったり、神経が圧迫されたりすることで、緊張型頭痛や後頭神経痛が起こりやすくなります。
首の深部筋や頚椎の歪みに対してアプローチすることで、頭痛の根本改善が可能です。

Q. 整体で頭痛は本当に治るのですか?

A. 一次性頭痛(緊張型頭痛・片頭痛・群発頭痛など)においては、整体によって症状の緩和・予防が可能なケースが多くあります
特に、姿勢や頚椎の歪み、筋緊張、自律神経の乱れなどが原因となっている場合、構造的・神経的アプローチによって改善が期待できます。
谷井治療室では、国家資格保有者による安全で効果的な頭痛整体を提供しています。

Q. 頭痛体質なので一生付き合うしかないと思っていました…

A. そのように思い込んでいる方は少なくありませんが、頭痛は「体質」ではなく「反応の癖」であることが多いです
たとえば、特定のストレスや食べ物、姿勢の崩れに対して、脳や神経が過敏に反応している場合、それは「誤作動記憶」として無意識に繰り返されている可能性があります
PCRT(心身条件反射療法)によってその誤作動にアプローチすることで、「頭痛を繰り返す体」から卒業できる方も多くおられます

症例紹介|実際に私が施術した頭痛の改善例

私(谷井)はこれまで、さまざまなタイプの頭痛に悩まれる患者さまと向き合ってきました。
ここでは、実際に私が施術を担当した3名の症例をご紹介します。すべて一次性頭痛(緊張型・片頭痛・気象痛など)に対して、構造と神経系の両面からアプローチを行い、改善が見られたケースです。

症例①:20代女性/事務職/月経前の片頭痛

来院時の状態
この患者さまは、毎月の月経前に決まって片頭痛が出るというお悩みで来院されました。
痛み止めを常用する生活から抜け出したいという強い希望を持っておられました。

施術者としての所見と対応
私の臨床経験上、このような月経周期に関連した頭痛では、頭蓋頚椎移行部(後頭骨〜第1頚椎)の歪みが関与しているケースが多く見られます。

進化系キネシオロジーテストにて検査した結果、第1頚椎にメジャー反応を確認。
第1頚椎は後頭骨と関節し、後頭下筋群ともつながる重要な構造であり、片頭痛の引き金になりやすいポイントです。

そこで、アクティベータ・メソッドを用いて第1頚椎を安全かつ正確に調整。全身の構造バランスも整えました。

◆結果と経過
2回目の施術後には「今回、月経前でも頭痛が出ませんでした」と報告があり、その後も月経に関連した頭痛は出なくなりました
現在は、再発予防のため月に1回のメンテナンス施術を続けておられます。

症例②:50代男性/エンジニア/慢性片頭痛とカフェイン依存

来院時の状態
この方は、疲労が蓄積すると片頭痛が出る体質で、長年コーヒーを飲んで症状を紛らわせていたとのこと。
しかし、徐々にその効果も薄れてきており、「頭痛の根本を治したい」と来院されました。

施術者としての所見と対応
私の臨床経験では、このような慢性片頭痛の場合、クラニアル領域(頭蓋骨)の調整が非常に効果的です。
特に、蝶形後頭底結合(後頭骨と蝶形骨の連結部)の歪みは、脳硬膜の緊張と脳脊髄液の流れに大きな影響を及ぼします。

オステオパシー的手技を用いて蝶形後頭底結合を調整し、頭蓋リズムの再構築と硬膜のねじれ解消を図りました。

また、重要な要所である頸静脈孔(けいじょうみゃくこう)にも注目しました。ここには内頸静脈のほか、舌咽神経・迷走神経・副神経が通過し、僧帽筋や胸鎖乳突筋の過緊張にも関与します。

結果と経過
3回の施術で片頭痛は完全に消失し、「もうコーヒーに頼らなくても大丈夫になりました」とご本人も驚かれていました。
現在は月1回のメンテナンス施術を継続しています。

症例③:50代女性/個人事業主/気象痛(天気痛)

来院時の状態
この患者さまは、天気の変化(特に気圧の上下)によって、激しい頭痛・めまい・吐き気を伴う「気象痛」を訴えておられました。
「一人で仕事をしているので、寝込むわけにいかない」と、根本からの解決を強く希望されていました。

施術者としての所見と対応
私の長年の臨床経験から、こうしたケースでは骨盤(仙腸関節)の不安定性が頚部の過緊張を引き起こしていることが多くあります。

身体の重心を支える仙骨・腸骨に不整合があり、それを補うために無意識に首・肩の筋肉が過緊張を起こしていました。

  • SOT(仙骨後頭骨テクニック)で骨盤の安定性を4回にわたり調整
  • 頚椎のアライメントには、MTS療法(Muscle Testing Socius)を適用しました。
    MTSとは、「筋肉(Muscle)の力をテスト(Testing)することにより、身体の働きを読み解き、機能異常の原因部位を特定し調整する」という考えに基づいた施術法です。
    「Socius(ソキウス)」はラテン語で「仲間・共同体」を意味し、身体の各器官や構造が互いに協調しながら働くべきであるという理念が込められています。
    正常に働けていない部位を特定し、アジャスト(調整)することで、本来の機能を回復させることを目指します。
  • その他の部位はアクティベータ・メソッドで安全に微調整

結果と経過
4回の施術を経て、気象の変化による頭痛・めまい・吐き気はすべて改善
「雨が降っても、天気が急変しても平気になった」と笑顔でお話しくださいました。
現在は、体調維持のため月1回の定期施術を継続中です。

実体験に基づく頭痛改善のサポートを行っています

これらは、私自身が実際に担当した症例のほんの一部です。
一見、同じ「頭痛」に見えても、原因となる構造・神経・心身反応は患者さまごとに異なります

谷井治療室では、問診と筋反応検査、そして30年の臨床経験に基づいた判断により、最適な調整ルートを導き出します
あなたの頭痛も、適切なアプローチによって「繰り返さない体」に変えていくことが可能です。

料金

区分金額(税込)
初診料(初回のみ)3,300円
通常施術料7,700円
中学生以下3,850円

※施術時間は 約30〜45分(症状により前後します)
※完全予約制・当日予約も可能です
※お支払いは、現金かPayPayになります。

👉料金詳細はこちら >>

〒064-0809 札幌市中央区南9条西4丁目3-15AMSタワー中島1503号室

TEL 011-211-4857

営業時間

月~金 9:30~19:30
日   9:30~17:00
定休日  水曜・土曜・祝祭日 

アクセス:地下鉄南北線 中島公園