梨状筋症候群とは?まず知ってほしい大切なポイント

梨状筋症候群は、お尻の奥にある梨状筋が坐骨神経を圧迫して起こる症状です。
腰椎椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症などの腰からくる坐骨神経痛と似た症状を示すため、見逃されたり誤診されやすいのが特徴です。
当院では、国家資格「あん摩マッサージ指圧師」を持つ院長が、進化系キネシオロジーテスト(筋反応検査)による梨状筋の直接評価を行い、腰椎由来か梨状筋由来かを正確に鑑別します。そのうえで、アクティベータ・メソッドやオステオパシー、PCRTを組み合わせ、病院検査では分からない身体の反応に基づいた根本改善をめざしています。

谷井治療室の院長は、国家資格の「あん摩・マッサージ・指圧師」の免許を保有し、札幌市保健所にも届け出済みの施術所です。
臨床経験30年以上!延べ6万人以上の実績!
梨状筋症候群の治療も安心です。
主な症状の特徴
- お尻の深部に鋭い痛みや灼熱感
- 太ももやふくらはぎにかけて広がる坐骨神経痛様の放散痛
- 長時間座位や車の運転で悪化しやすい
- 梨状筋周辺を押すと圧痛が強い
- 股関節の内旋・内転で痛みが誘発されやすい
鑑別の重要性
梨状筋症候群は、症状が腰椎椎間板ヘルニア・腰部脊柱管狭窄症・仙腸関節障害などと非常に似ています。そのため、画像検査だけでは明確に区別できないことも多く、病歴・身体所見・誘発テスト・診断的注射などを組み合わせた総合的な判断が求められます。(→ [坐骨神経痛ページ]/[腰痛ページ])
梨状筋とは?

梨状筋(piriformis muscle)は、お尻の深部にある小さな筋肉です。仙骨(背骨の下部にある三角形の骨)から始まり、大腿骨の大転子(太ももの外側にある骨の出っ張り)に付着しています。形が洋ナシに似ていることから「梨状筋」と呼ばれています。
この筋肉は股関節の外旋(脚を外にひねる動き)を担い、歩行やランニング、姿勢保持に重要な役割を果たしています。また、坐骨神経がそのすぐ下を通るため、筋肉が硬くなると神経を圧迫しやすい構造になっています。これが梨状筋症候群を引き起こす解剖学的な理由です。
梨状筋の特徴まとめ
- 位置:仙骨の前面から大腿骨大転子へ走行
- 形状:洋ナシ型の小さな筋肉(ラテン語で「梨=pirum」に由来)
- 作用:股関節の外旋・外転、安定化
- 支配神経:仙骨神経叢 (L5~S2)
- 臨床的重要性:坐骨神経が近くを通過するため、過緊張で圧迫を起こすことがある
梨状筋症候群の診断と検査
梨状筋症候群の診断には“決定的なゴールドスタンダード”は存在しません。
そのため、症状の特徴・身体所見・誘発テスト・必要に応じた診断的注射を組み合わせ、他の疾患を除外しながら総合的に判断することが大切です。
診断の流れ
- 問診(病歴の聴取)
・長時間の座位や運転で痛みが増すか
・歩行や体位変換で症状が変化するか
・腰椎疾患の既往があるかどうか - 触診(圧痛点の確認)
・梨状筋付近(坐骨切痕周囲)の圧痛を確認 - 誘発テスト
・特定の姿勢や股関節運動で症状が再現されるかをチェック
代表的な誘発テスト
- FAIRテスト(股関節屈曲・内転・内旋位で神経を牽引)
→ 臨床研究で感度88%・特異度83%と報告あり。ただし単独での確定は不可。 - Paceテスト(股関節外転・外旋に抵抗をかけて痛み誘発)
- Freibergテスト(股関節内旋で梨状筋を伸張し痛みを誘発)
- Beattyテスト(患側を下にして股関節外旋で症状を再現)
画像検査と補助的手法
- MRI:梨状筋の肥厚や坐骨神経との位置関係を把握するが、所見が出ないことも多い
- 超音波検査:筋の厚みや滑走を評価でき、診断的注射のガイドにも有用
- 診断的局所注射:梨状筋部に局所麻酔を行い、症状が改善するかを確認することで診断の補助となる
梨状筋症候群に対する一般的な治療
梨状筋症候群に対する治療は、まず保存療法(手術以外の方法)が第一選択です。生活習慣の修正やストレッチ、リハビリを中心に行い、必要に応じて注射や薬物を併用します。手術はあくまで難治例に限定されます。
保存療法(第一選択)
- 活動修正:長時間の座位や同一姿勢を避ける
- ストレッチ:梨状筋や股関節外旋筋群の柔軟性を回復させる
- 物理療法・リハビリ:温熱、超音波、神経モビライゼーションなどで筋緊張を緩和
- 徒手療法:殿部深層筋のリリース、股関節可動域改善
注射療法
- 局所麻酔+ステロイド注射:炎症を抑え、痛みを軽減する目的
- ボツリヌス毒素注射:梨状筋の過緊張を抑制する選択肢。系統的レビューでは効果の可能性が示唆されるが、エビデンスは限定的
進化系キネシオロジーテスト(筋反応検査)による鑑別診断

谷井治療室では、従来の保存療法に加えて、進化系キネシオロジーテストを応用しています。これは、従来の徒手筋力テスト(MMT:Manual Muscle Test)をベースに、仰臥位(仰向け)または伏臥位(うつ伏せ)で梨状筋の反応を直接検査する方法です。
- 梨状筋そのものの筋反応を評価し、左右差や異常収縮を確認
- 腰椎由来か梨状筋由来かを切り分ける鑑別に活用
- 検査機器では把握できない、身体が発するリアルタイムの反応を読み取れる
この検査により、「腰椎ヘルニアではなく梨状筋が原因だった」「梨状筋そのものではなく周囲筋膜や仙腸関節の影響だった」といった、病院検査では特定できない本質的原因を見極めることが可能になります。
谷井治療室の統合アプローチ
梨状筋症候群は単に「梨状筋が硬いから痛い」という単純なものではなく、骨盤・股関節・仙腸関節・腰椎の連動不全や神経系の誤作動反応が複合的に関わっています。谷井治療室では、一般的な治療に加えて以下のような統合的アプローチを行い、根本的な改善を目指します。
進化系キネシオロジーテスト(筋反応検査)
従来の徒手筋力テスト(MMT)を応用し、仰臥位や伏臥位で梨状筋の反応を直接検査。
- 梨状筋が原因か、それとも腰椎や仙腸関節が原因かを判別
- 身体が無意識に示す反応から、症状の本質を特定
- 検査機器では捉えられない「体の声」を正確に読み取る
アクティベータ・メソッド(北海道唯一の正規上級認定)


- 骨をボキボキせずに、専用器具で精密かつソフトに矯正
- 骨盤や腰椎、股関節の微細なズレを調整し、神経の働きを最小刺激で回復
- 脳脊髄硬膜や仙骨の連動まで含めて調整することで、症状改善の持続性を高める
👉院長は、北海道で唯一のアクティベータ・メソッド正規認定施術者です!
SOT・MTS・JSA手技療法



- 仙腸関節・骨盤・腰椎の連動を回復するSOTブロック療法
- MTS療法(Muscle Testing Socius)による神経機能検査と調整
- JSA手技療法で関節包内の微細なズレを修正し、梨状筋へのストレスを解消
👉院長は東京のシオカワスクール オブ カイロプラクティックの本科17期とSOT学部の卒業生です。
👉院長はJSA手技療法協会の正規教育課程で学んでおります。
PCRT(心身条件反射療法)



- 慢性的に続く痛みには、脳に刻まれた「誤作動記憶」が関与している場合があります
- PCRTは、体に負担をかけずにこの誤作動反応をリセット
- 「なぜ痛みが長引くのか」を神経・心理面から解き明かし、再発しにくい体作りをサポート
院長は、北海道で唯一の心身条件反射療法(PCRT)の正規認定施術者です!
なお当院の施術は、厚生労働大臣認可の国家資格『あん摩マッサージ指圧師』を有する院長が行います!


施術の流れと通院目安
梨状筋症候群は、症状の原因が腰椎・仙腸関節・股関節など多岐にわたるため、初回の丁寧な評価と段階的な施術が大切です。谷井治療室では以下の流れで対応します。
初回カウンセリングと評価
- 症状の詳細なヒアリング(痛みの出方・持続時間・生活習慣など)
- 姿勢・歩行・可動域チェック
- 進化系キネシオロジーテスト(筋反応検査)で、梨状筋そのものか、腰椎・仙腸関節・周囲組織の影響かを判別
検査と方針の共有
- 仰臥位・伏臥位での梨状筋MMT応用検査を実施
- 検査機器ではわからない身体の反応(誤作動の有無)を確認
- 得られた情報をもとに、施術プランを患者さんと共有
ホームケア指導
- 梨状筋ストレッチ・座位姿勢の工夫
- 長時間運転・デスクワークの際のセルフケアアドバイス
通院の目安
- 急性期:週1〜2回、集中的に施術
- 回復期:2〜3週に1回、再発防止とバランス安定化
- 慢性期・再発予防:月1回程度のメンテナンス
よくある質問(FAQ)
梨状筋症候群は「坐骨神経痛と似ているけれど原因が違う」ため、患者さんからも混乱したご質問が多く寄せられます。ここでは梨状筋症候群に特有の疑問にお答えします。
よくいただくご質問と回答
A. はい、その可能性があります。腰椎に異常がなくても、お尻の深部で梨状筋が坐骨神経を圧迫して痛みを起こすケースがあります。当院ではキネシオロジーテストで梨状筋の反応を直接確認できます。
A.
坐骨神経痛は「腰からの神経圧迫」が多いのに対し、梨状筋症候群は「お尻の筋肉による圧迫」です。症状は似ていますが、原因の場所が違うためアプローチも変わります。
A.
特徴的なのは長時間座っていると悪化することです。デスクワークや車の運転で悪化し、立って歩くと軽減する場合があります。
A.
軽い梨状筋ストレッチや、長時間座位を避ける工夫が有効です。ただし無理なストレッチは逆効果になる場合があるので、痛みが強い時は専門家にご相談ください。
A.
施術はすべて厚生労働大臣認可の国家資格「あん摩マッサージ指圧師」免許を持つ院長が行います。さらに、北海道で唯一のアクティベータ・メソッド正規上級認定者、PCRT公式認定者でもあり、安心して受けていただけます。
梨状筋症候群と症状が似ている疾患
坐骨神経痛や臀部痛などの痛みやしびれが出る腰痛関連の疾患は以下のものがあります。
症例紹介
梨状筋症候群は、腰椎ヘルニアや坐骨神経痛と見分けがつきにくいため、「長年腰のせいだと思っていたが、実はお尻の筋肉が原因だった」というケースも少なくありません。ここでは実際に当院に来院された方の一部をご紹介します。
症例の一例
- 50代女性/長時間運転で臀部〜太もも後面の痛み/腰椎MRI異常なし
→ 仰臥位でのMMT応用テストにより梨状筋の異常反応を確認。アクティベータ・メソッドとSOTで骨盤・腰椎の連動を整え、3回の施術で運転時の痛みが大幅に改善。 - 40代男性/デスクワーク後の臀部痛と足のしびれ
→ 進化系キネシオロジーテストで梨状筋の反応低下と仙腸関節の機能不全を発見。MTSとJSAで関節微調整を行い、PCRTで慢性的な防御反応を解除。 - 60代女性/歩行時の臀部深部痛/整形外科で脊柱管狭窄症と診断されていた
→ 検査で実際は梨状筋ではなく内閉鎖筋群の過緊張が原因であることを確認。オステオパシー的手法で筋膜と靱帯を調整し、歩行距離が改善。
このように、検査機器では見えにくい原因をキネシオロジーテストで見抜き、ソフトで精密な施術を組み合わせることで改善へ導いた症例が多くあります。
料金・費用
| 区分 | 金額(税込) |
|---|---|
| 初診料(初回のみ) | 3,300円 |
| 通常施術料 | 7,700円 |
| 中学生以下 | 3,850円 |
※施術時間は 約30〜45分(症状により前後します)
※完全予約制・当日予約も可能です
※お支払いは、現金かPayPayになります。
札幌谷井治療室
〒064-0809 札幌市中央区南9条西4丁目3-15AMSタワー中島1503号室
営業時間
月~金 9:30~19:30
日 9:30~17:00
定休日 水曜・土曜・祝祭日
アクセス:地下鉄南北線 中島公園駅:徒歩1分
