オステオパシーの有効性

オステオパシーには、いったいどのような効果が期待できるのでしょうか。結論から申し上げますと、救命救急などの緊急的な手術を要するものや、救命的な薬物療法、歯科治療以外のほとんどの疾患、症状にオステオパシーは効果を発揮します。

オステオパシーが効果的な症状

腰痛、肩こり、首こり、頚椎椎間板ヘルニア、頭痛、めまい、吐き気、耳鳴り、ぎっくり腰、腰椎椎間板ヘルニア、坐骨神経痛、脊柱管狭窄症、腰椎分離症・すべり症、肋間神経痛、四十肩・五十肩、産後の骨盤矯正、生理痛、自律神経失調症、スポーツ障害、内臓機能障害、ストレス性の症状など

オステオパシーは、創始者のA.Tスティルが、我が子を次々と髄膜炎で亡くし、この辛い経験から、当時の医学の限界を直視し、新たなる治療法を開発し発表したものです。

日本にもオステオパシーは大正時代に紹介され、私の母校「長生学園」の「長生療術」もその源流はオステオパシーなのです。

そのため長生療術は、オステオパシーと言ってもいいのではないかと思います。長生療術の古い文献には、当時の日本で猛威を振るっていた「肺結核にも大変有効であった」との記載があります。

現在では、抗生物質で結核菌に対して対処することが主流となりますが、その当時は抗生物質すら存在していません。

A.Tスティルの子供たちの命を奪った髄膜炎も、抗生物質があったなら回復したのかもしれません。

しかし、それらの薬剤が十全にそろっていなかったがゆえに、オステオパシーという人間本来の自然治癒力を手技によって発動させる西洋医学とは違う方向の治療法が生まれたのです。

オステオパシー治療

オステオパシーは、人間の体を個々のパーツの集まりとしてとらえるのではなく、統合されたシステムとしてとらえます。

そのため、オステオパシーには頭から足の先まで全てに対して治療法が用意されています。

頭にはクラニアル(頭蓋骨調整)、背骨や骨盤には直接法や間接法による矯正法、内臓には内臓マニュピレーション、筋肉や筋膜、靭帯などの軟部組織にはリリーステクニック、上肢・下肢には四肢のテクニックがあります。

また、生命エネルギーを調整する治療法も存在します。

オステオパシーの施術を受けると、筋肉や骨格のバランスが整い、血液やリンパの流れが改善します。また、脳や脊髄神経、末梢神経の伝達も良好になり、全身の神経システムがスムーズに働きます。

そして、内臓の機能も改善し消化吸収や代謝などの体内の生化学的変化も本来の働きを取り戻す方向に働きます。

人間の体には自然治癒力が存在し、病気やケガが治るのも自然治癒力のおかげです。オステオパシーの手技は自然治癒力の働きを助ける効果があります。

自然治癒力の可能性が無限大であるならば、オステオパシーの可能性もまた無限に広がるのではないでしょうか。

世界のオステオパシー

1874年にアメリカで発祥したオステオパシーは、約150年の年月を経て現在世界中に広がりを見せています。その主な国は次の通りです。

  • アメリカ
  • イギリス
  • フランス
  • カナダ
  • オーストラリア
  • ニュージーランド
  • イタリア
  • ドイツ
  • スウェーデン
  • 日本

もし、オステオパシーに全く治療効果がなければ、まず150年という歳月の中で淘汰されていたでしょう。世界中でオステオパシーが必要とされているということは、その効果が認められているということです。

西洋医学は、基本的に症状に対して薬や手術などを行う対症療法です。それとは逆にオステオパシーはホリスティック医学的要素を持つ体全体を見る自然療法です。

近代までは医学に5系統がありました。

  • ナチュロパシー…自然療法
  • ホメオパシー…同種療法
  • オステオパシー…整骨医学
  • サイコセラピー…心理療法
  • アロパシー…逆療法・対症療法(現代西洋医学)

どの治療法にもそれぞれ効果があり、相補的に補い合い助け合っていけば、素晴らしい治療効果を発揮すると考えます。

札幌 谷井治療室でもオステオパシーの素晴らしい効果を多くの方々にお伝えできればと思っております。

オステオパシーの本

「癒す心治る力」にも著者のアンドルー ・ワイル氏がオステオパシーについて紹介しています。

著者の ロバート・C. フルフォード 博士は、おステオパシーのドクターであり、一般の方に分かりやすくオステオパシーの宇宙観、人間観を説明している名著です。

TEL 011-261-7866

オステオパシーの効果を体験できる札幌 谷井治療室